12月18

妻の選択

妻の奈緒は大学の同期で今年32歳になる。
清楚な美人で学内でも憧れの存在だった。
そんな奈緒が非モテの自分と付き合って結婚してくれたのは奇跡と言っても過言ではない。

真面目で、婚約するまで体の関係は嫌がっていた。当然、男は自分しか知らない。結婚して10年になるが、今でも月に数回セックスはしており嫌いなわけではないようだ。胸は小ぶりだが、感度は良く乳首を愛撫されながらピストンされると「ダメ、気持ちいい!!イっちゃう」と絶叫しなが体を震えさせる。そんな奈緒の姿に自分も興奮が収まらず二回戦になることも少なくない。以前より寝取られ願望があり、奈緒が他の男に犯されながら感じる姿を見たいと思っていたが、こんな美人の妻を貰ったのに罰当たりだと心の奥底に封じていた。

そんな自分に転機がきたのは、今年の春頃のことだった。大学の同期の翔太から連絡があり久しぶりに会うことになった。
翔太は大学卒業後一流企業に就職したが、自分と同じように非モテで全く女性と縁が無かった。おそらく低身長で体毛が濃く猿顔で原始人に似た見た目が原因だろう。ムードメーカーで男友達からの人気は高かった。実家暮らしでよい給料を貰っていたこともあってかヲタ活に勤しみ、女は風俗で十分と言って月に数回は高級ソープに通っていた。

コロナ禍もあり、2年ぶりの再会であったが、以前よりもかなり痩せていた。居酒屋に行くか尋ねると酒も煙草も止めたと言い、学生時代に隠れ家として利用していた喫茶店で話をすることになった。いつもと違う翔太に何かあったことはすぐにわかった。

神妙な面持ちで翔太にあった出来事について話し始めた。体調が優れず病院で検査をしたところ、良くない病気が見つかったとのことだった。手術の成功率は低く、もし成功しても障害が残ると言われたそうだ。手術は治療をしながら数ヶ月後を予定しているとの話で、それまでにやり残したことをしたいと思っていると打ち明けてくれた。悪友の話しにショックを受けたが、自分に出来ることがあるなら力になりたいと思った。すぐにそう話すと一つ頼みたいことがあると返事があった。何か尋ねると「奈緒とデートがしたい」とのことだった。キャバクラの同伴で女性と食事に行ったことはあるが、金銭を介さない関係でデートをしたことが一度もないそうだ。死ぬまでに一度でいいから普通のデートがしてみたいとの頼みだった。奈緒も翔太のことは知っており、この状況を知れば協力してくれるのではないかと思った。
「わかった」と返事をしようとする前に翔太からもう一つ願いがあった。「奈緒ちゃんがいいって言ってくれたら、彼女とセックスがしたい」とのこと。突拍子のない希望に思考が停止した。それは無理だと断ったが、大学時代からずっと惚れていたこと、奈緒が嫌がれば諦めることなど必死に話していた。何を言っているんだと思う一方で、この醜男に美人の奈緒が犯される姿を想像して勃起している自分がいた。デートの件は奈緒に相談することにし、もう一つの件は2つの条件を付けた。一つは奈緒が嫌がったらすぐに諦めること、もう一つは全て報告すること。必ず約束するとのことでその日は別れた。

家に帰ると子どもたちを寝かしつけた奈緒が待っていた。翔太の病気のことを話し、死ぬまでにデートがしてみたいと言っていたことを相談した。「おばさんになった私で良ければ力になるよ」と二つ返事で受けてくれた。もう一つの方はデートで翔太から頼むと言っていたので自分からは何も言わなかった。翔太と奈緒のデートは次の連休に行われることになった。

デート当日、萌葱色のワンピースを着た奈緒を見て、子どもたちが「ママ可愛い」と喜んでいた。自分でない誰かのために着飾った姿を見て、表情の曇る自分がいた。奈緒はデートに出かけ、自分は実家に子どもたちを預けに行った。
奈緒からは逐一連絡があった。「水族館に着いた。今度は子どもたちと来たいな」「これからイルカショーが始まる」など自分を安心させるために気を遣ってくれているのがわかった。その後も何を食べた、何の映画を見るなど写真付きで連絡が来ていた。夕方には帰ると連絡があり、これでデートも終わるのかと安心していた。

しかし、奈緒から「飲みに行くことになりました。遅くなるので先に寝てて。ごめんなさい」と連絡があった。その直後に翔太からもメールが来ていた。メールを開くと「奈緒ちゃんに病気のこと、ずっと好きだったこと、死ぬまでに一度でいいから好きな人とセックスがしたいことを告白しました。それさえ叶えば何も思い残すことなく逝けると涙ながらに話すとかなり困って考え込んでいたけど絶対に夫に内緒にしてくれるならとOKしてくれました。本当にありがとう。必ず全て報告します」と書かれていた。あの奈緒が受け入れたのかと嫉妬でおかしくなりだった。しかし、きっとこうなるだろうと期待していたところもあった。奈緒は困ったひとを見捨てられない性格で自分が犠牲になることを厭わない。そんな彼女なら死にゆく友人の願いを叶えずにはいられないと分かっていたのだ。その後は嫉妬と興奮で自慰行為が止まらなかった。気付くと2時間以上が経過していた。すると数枚の画像が翔太から送られてきた。それは全裸でベッドに横たわる奈緒だった。見た瞬間に射精していた。乳房は唾液で濡れており、髪も出かけた時と違って乱れていた。ベッドにはわざと並べられた使用済みのコンドームが2つ並んでいた。他の画像は首のキスマーク、脱ぎ捨てられた萌葱色のワンピースと白のブラジャーとパンティだった。そして最後の画像は奈緒のおまんこから精液が流れ出ているものであった。その時には嫉妬は消え去り、寝取られが成就した興奮しかなかった。翔太から送られてきた画像で数えきれないほど抜きまくった。

結局奈緒が帰ってきたのは夜中の2時過ぎだった。念入りにシャワーを浴びてから寝室に入ってきた。自分は寝たふりをしていた。罪悪感からか奈緒は泣いているようだった。次の日の朝、奈緒はいつものように明るく朝食を作っていた。襟付きの服を着てキスマークが見えないようにしていた。その後は子どもたちを迎えに行き、いつもと変わらない休日を過ごした。昨日のことは嘘だったのではないかと思い、トイレで浮気セックスをした奈緒の画像を見て抜いていた。その日の夜に誘ってみたが、明日は仕事があるからとやんわり拒否されてしまった。おそらく翔太との生々しいセックスのあとを見られるのを嫌がったのだろう。

翌週に翔太からお礼がしたいと連絡があり、会うことになった。表情は明るくなり病気が分かる前に戻っているようだった。食事を終えて別れる前に一枚のDVDを渡された。「約束のもの。それがすべての報告だから」とのことだった。すぐに何か分かり、ネットカフェに走った。個室のブースですぐにDVDを再生した。やはりあの日のラブホテルの動画だった。用意周到にカメラを設置していたようだ。翔太がカメラを起動した姿が映ったあとにバスローブを着た奈緒がやってきた。緊張した表情をしているのがわかった。ベッドに倒されて全身にキスをされてはじめはくすぐったいと笑っていたが、だんだんと艷やかな声に変わって感じているのが分かる。乳首を甘噛みされると小さく喘ぎ、いつものようにペニスを受け入れる準備が出来ているようだった。動画に映った翔太のペニスは自分のものより明らかに大きく太かった。風俗で培ったテクニックに生娘同然の奈緒は感じまくっていた。クンニをされると「ダメ汚いから」と拒否していたが、気持ち良かったのかすぐに抵抗を止め「ダメダメダメ」と繰り返すだけだった。執拗なクンニが続き、腰を浮かせて痙攣しているのが見えた。醜男のクンニで奈緒がイッた瞬間だった。その後すぐにペニスを挿入され奈緒は狂ったように叫んでいた。「嫌、ダメ、へんになっちゃう」「なんか変、こわい」とはじめは言っていたが、徐々に喘ぎ声だけになりパンパンというピストンの音とあんあん言う奈緒の声だけが聞こえた。翔太が果てるのに合わせて奈緒もまた達したのか翔太にしがみついていた。愛液で濡れたおまんこを拭く翔太に照れながらお礼を言う奈緒はまるで恋人同士のようだった。

ベッドで少し話をした後、今日のデートで着ていた服に着替えて第二回戦が始まった。1日を振り返りながらのプレイのようだった。朝この服を着た時には翔太の前で脱ぐことになるとは想像もしていなかっただろう。翔太の好みなのか服を着たまま、すき間から手をいれて乳房とおまんこを愛撫しているようだった。充分に濡れたのか奈緒に壁に手を付くように言って、バックから挿入した。自分とする時はほとんど正常位のため、立ちバックの経験などなかった。いつもと違う角度で突かれもはや言葉も出ずにただただ喘いでいた。清楚な印象のワンピースがはだけて乳房が露出していて一層卑猥に見えた。感じすぎて腰が砕けた奈緒を抱えてベッドへ移動させバックで腰をふり続けていた。もはや獣の交尾といった感じであった。

翔太がコンドームを外すとそのまま奈緒とキスをして、三回戦が始まった。言葉も交わさずに本能のままに貪りあっていた。69の形になり翔太の巨根を必死に咥える奈緒は自分の知っている妻ではなかった。音を立ててペニスにしゃぶりついており、自分が浮気セックスをしていることを完全に忘れているかのようだった。クンニでイッた奈緒は潮を吹いて翔太の顔をビショビショにした。
翔太から「奈緒愛している。今だけは僕だけのものになってほしい」と言われると小さく頷き、自ら生のペニスを受け入れ翔太にまたがって腰を降り始めた。「中に出していいよ。今日は大丈夫な日だから」と言って二人は目合い続けた。感じる奈緒にどこに出すか翔太が尋ねる。中でいいと答えるが、わざとどこの?と聞いていた。きっと卑猥な言葉を言わせたかったのだろう。奈緒が素直に「おまんこ、おまんこの中に出して」と息も絶え絶えに言うとすぐに射精をした。その後、奈緒は疲れて眠ってしまったようだった。その時に撮ったのが送られてきた画像であった。

気がつくとブースにあるティッシュを使いきる勢いでものをしごいていた。スマホには「遅くなりそう?」と心配する奈緒からのメールが来ていた。もうすぐ帰ると返信して、自宅に帰った。
寝室に入るとすぐに奈緒を抱いた。いつもよりも丁寧にキスや愛撫をすると前よりも激しく感じるようになり、セックスにも積極的になっていた。他人に抱かれて変えられてしまった事実により興奮した。

また翔太からメールがあった。「もし奈緒ちゃんがいいって言ってくれたら、手術まで恋人として付き合ってもいいか」と書いてあった。「奈緒がいいって言うならな。もちろん報告は忘れるなよ」とだけ返信した。

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