私とお兄ちゃんは、ずっと仲が良かった。
思えば、私はお兄ちゃんが無防備な時に抱きつくのが好きだった。
よく玄関に向かう時とか家の中を歩いてるお兄ちゃんを狙い、突然に抱きついたものです。
が、お兄ちゃんはお兄ちゃんで抱きつかれないようにすぐに凄く警戒するようになり、スキがなくてなかなか抱きつけない日もありました。
お兄ちゃんのやる気がない日は、簡単に抱きつけて楽しかったなー。
高校生になった頃のお兄ちゃんには、うちのお兄ちゃんてイケメンだったんだなーって思った。
それからはもっとお兄ちゃんに抱きつくチャンスをうかがうのが、楽しくてしかたがなかったな。
なかなかなかったけど。
なんか、男物の香水かなんかの残り香が離れたあとも香ったりして、背も高くなって、そんなお兄ちゃんがいて嬉しかったんです。
ある夜、両親から、実はお互い再婚で、血縁がない事を聞かされました。
小さすぎて、全く覚えてない。
えってなったけど、本当だった。
「二人のことを大事に思ってるよ。これからもずっと、仲良く過ごそうな。」
て、両親に言われ、もちろんそのつもりだった。
その日から、お兄ちゃんに抱きつけなくなってしまった。
あいかわらず、仲もいいんだけど好きなんだけど、
なんていうか意識してしまうようになった。
家の中でも私はだらしない格好はムリになり、ノーブラもムリになった。
抱きつこうとしても、緊張して、できなくなってしまった。
お兄ちゃんと目が合うと、ドキッとする。
お兄ちゃんがリビングにいる時は私もリビングにいるようになり、お兄ちゃんの姿をこっそり見るようになっていた。
2年くらいたち、お兄ちゃんが一人暮らしをするために家を出ることが決まった。
すごく寂しくなり両親がいないときに、リビングにいたお兄ちゃんに話しかけた。
「一人暮らし、いいなー。お兄ちゃん。部屋で彼女といたりするんでしょー。いいなー、いいなー。」
「そのうちできたらな。」
「え!お兄ちゃん彼女いないの?」
「いないな。もてないからな。」
「そーなんだー。じゃー私は?私、好きなんだよね。お兄ちゃんのこと。イケメンだし。」
って、サクッと言ってみた。
あっさりフラレました。
そしてしばらくして、お兄ちゃんは引っ越してしまいました。
楽しかった毎日を思い出したり、ふられて落ち込んでそういう日々が続き、でも、忘れようってひたすら忘れようと頑張っていた。
でも、つい、お兄ちゃんを想うと、なぜかエッチな気持ちになってしまっていたな。
抱きついたときの感じを細かく思い出して、もっと偶然を装い胸とかにくっつきたかったって思ってた。
お兄ちゃんの体ってがっちりしてたけど、弾力があって、肉付きが良くて、思い出すとたまらない気持ちになってしまってた。
月日は過ぎて、お兄ちゃんのアパートに行く用事ができた。
もう、お兄ちゃんの事は忘れてるし、部屋には絶対に入れてもらうつもりで行った。
そのあとしばらく部屋で話しをして、近くを歩いていた無防備なお兄ちゃんに抱きついた。
「あはは。これ懐かしくない?」
ってお兄ちゃんに抱きつきながら話した。
もっと緊張するかと思ったけど、大丈夫だった。
そしたら、はじめて腰と肩にお兄ちゃんの手が触れてきて、私も抱きしめ返された。
一気に緊張してしまい、初めての出来事に戸惑ってしまった。
暖かい季節だったから二人とも割と薄着で、私の体でもお兄ちゃんの体のあったかさとがっちりさと質感まで感じる。
昔、香った香水みたいなのの香りもした。
思わずたまらない気持ちになってしまった。
黙ったまま、もったいないので離れたくなく、ずっとくっついてた。
そしたら頭も撫でられた。
顔にも触れてきて、手で、顔をお兄ちゃんの顔の方に向けさせられた。
私は抵抗する気もなく、お兄ちゃんを見ると私の唇にお兄ちゃんの唇が当たった。
舌も、私の唇に触れた。
「口あけて。」
て、小さい声で言われ、私は口をあけた。
そしたら、お兄ちゃんの舌が入って来て、私の舌を舐めたので私もお兄ちゃんの舌を舐めた。
お兄ちゃんの舌を甘く感じる。
お兄ちゃんの気まぐれかもしれないと思ったけど、どうしてなのか分からないけど、もうどうでも良くなった。
長いキスが終わったあと、せっかくなので、首くじにちゅ、ちゅ、とゆっくりキスして舌でもゆっくり舐めた。
お兄ちゃんの体も手でもゆっくり撫でまわし、胸やお腹にずらしていく。
下腹部も触ると、ズボンが浮き上がっていて、固いものが手の甲に当たった。
指でその固いものの先端にまず触れた。
指でそのままゆっくりと根本までずらし、先端までずらすのを繰り返した。
お兄ちゃんの息の仕方で、私の指の動きに反応してるのが分かる。
お兄ちゃんの上着を胸の上までゆっくりずらし上げて、胸にもキスしたり舐めたりしながらまた、固いものを指先でゆっくり上下にずらし続けた。
そしたら、お兄ちゃん、ズボンの前を開け始めてトランクスをずらして、ペニスを出した。
私の手をペニスに持っていくので、お兄ちゃんの胸をゆっくり舐めながらペニスの先端に優しく触れた。
ゆっくり先端を指で撫で回したあと、ペニスを握った。
太くて、固くて、あったかくて、弾力があった。
お兄ちゃんは、どこも肉付きがいい。
たまらない気持ちは止むことがなく高められていった。
顔が触られ、ペニスの方へ下げようと優しく動かされて、私は、お兄ちゃんのペニスの先端にキスをした。
我慢汁が出ていたので指で拭き取り、ぺろぺろとゆっくり、先端周りからぐるぐると舌でなめ回した。
舌をだしたままでぐるぐるしたり、ペニスのくびれ近くまで口に入れてぐるぐるするのをゆっくりと繰り返した。
しばらくじっくりと続けていると、お兄ちゃんがイクところを見たくてたまらなくなってきた。
私はペニスを握って、ゆっくり上下にも動かし始めた。
先端まわりは口に入れたままぐるぐるしておいた。
そうしながら、そのままのペースでしばらく続けていると、お兄ちゃんがの手が私の顔に触れた。
頭にも触れてきた。
もしかして、イキかけてる?とピンときた私は、とにかく先端まわりはぐるぐると舌で動かしながら、ペニスを握る力を強めて上下に激しく擦った。
とにかく、お兄ちゃんにたまらない気持ちなっていてイクところが見たかった。
お兄ちゃんは息が荒くなり、しばらくすると体の筋肉がぐっぐっとしたのがわかった。
射精がびゅっ、びゅっとはじまったけど、ずっと私は先端周りを口に入れたままぐるぐる舌で愛部しながらペニスを激しくこするのはやめなかった。
射精が終わったあと、舌での愛部はやめてゆっくり先端まわりにキスだけし、ペニスを擦るペースを緩めていってようやくやめてあげた。
お兄ちゃん、かわいくてかっこよくて大好きって思った。
結論からいうと、そのあと付き合えることになって嬉しかった。