女子大で准教授をしている。
毎年、入学式から一週間以内に学科の新入生を対象に新入生オリエンテーションキャンプが行われる。オリエンテーションとは名ばかりでゲームをしたり、BBQをして数十人程度の新入生の交流を深めようという行事である。小学校の林間学校のようだ。
参加するのは新入生と学科の教員全員と10名程度の上級生である。上級生が大学生活について発表を行ったりアドバイスに乗るために毎年役員会に所属する子たちが参加してくれる。
1泊2日。
1日目は教員の自己紹介や上級生の発表、花見を兼ねたBBQ、スタンプラリー、ドッチボール、夕食、肝試しと一通りのイベントを終え何事もなく終わった。肝試しの後は教員と上級生で会議をした後は就寝という流れになっていた。
事件は夜に起こった。
キャンプでは宿泊施設に学生と女性教員は6ー12人ごとに集まって畳に布団を引いて雑魚寝をする。(一部、二段ベットがある部屋もあった)
男性教員は3名しかいないため、年配の学部長は個室で俺は俺より少し年上の先輩教員と二段ベットがある部屋で同室ということになっていた。しかし、先輩は義父が亡くなったそうで引率できなくなり、俺も個室になった。
二段ベットの下段で寝ていると、引き戸が開いて目が覚めた。よく小中学校の林間学校に使われる山奥の施設のため、各部屋に鍵がないのだ。貸切のため、何か事件があっても犯人は施設の職員か学生か大学教員に限られるため、これまでそれでトラブルが起こったことはない。
女子学生、ここではA川さんとしておく。A川さんという2年生の女の子が侵入したのだ。何か用でもあるのかと思ったが異性と2人っきりはまずいだろうと判断して「どうしたの?」「話があるなら外に出ようか」と声をかけた。
するとA川さんが無言で自分が着ている大学のパーカー(上級生と分かるために上級生は全員大学のオープンキャンバスでスタッフが着用するパーカーかTシャツを着ていた)を脱いだ。下はショートパンツのみだ。
「な、何するん!?」
「先生、Hしましょう。」
「え?」
驚いているとショートパンツまで脱いで完全に下着姿になってしまった。
「ちょっ…!服を着て!服を着なさい!何やってる!!?」
「声立てないでください。」
「いやあの不味いって!」
密室に下着姿の学生と妻もいる39歳。さすがにまずい。
「先生、Hしましょう?してくれなきゃ悲鳴あげるから。」
「妻がいるから…。」
「子供は?」
「いない…。」
「いないならいいじゃん。」
そう言って俺のベットに上がりこむと強引に俺が着ていたジャージを脱がせた。
さすがに抵抗したが声を出すとほかの人に聞こえてしまう。
そういう事情で体力的に有利なはずなのにほとんど抵抗できず、全裸にされてしまった。
「先生、私のおっぱい触っていいんですよ?」
誘惑されたが別に勃ちはしない。
A川さんは美人だと思うし年配の女性教員が「A川さんスラッとしてて綺麗ね。」「モデルになれば良いのにね」と冗談混じりに言っていたほどだが学生云々の前に不健康そうな身体に恐怖感も覚えて、性欲の対象としてとても見れる相手ではなかったのだ。
それにA川さんは身長が女性にしては高い分、大人びていた。講師に間違われて事務員に挨拶された、1年の時に4年生に間違われたなど本人もネタにしていた。
時刻は夜の2時。
教員の年齢層が高いのでほかの教員も寝ているとは思うが裸の教員と女子学生がいるところを見られたら確実に俺がレイプしたと思われるだろう。
レイプは大げさかもしれないが、付き合っている、不倫していると誤解をされたら非常にまずい。
合意の上であれば年齢的には問題ないが学生と教員の恋愛は禁止だ。例え、社会人入学の同年代の独身の学生であっても手を出したらクビだ。
そこで穏便にA川さんを刺激しないようにA川さんの要求には可能な限り乗ることにした。
「何したらいい?」
「私のブラジャー外して。パンツも脱がせて。」
そう言って背中を向けたのでブラジャーのホックを外した。自分は巨乳が好きで妻も胸が大きい人なのだが、A川さんの胸のサイズは大きくはなかった。
「何カップくらいあるの?」
「Cかな?○○(下着店)行ったらDって言われたけど多分Cだと思ってる。」
A川さんは俺の手を取って胸を触らせた。何もしないでいると手を動かして胸を揉まされた。
抱きつかれたので抱き返すと口づけされた。キスはまずいなと思いつつ受け入れると舌を入れられた。
「うぐっ…うっ…!」
妻の顔がよぎったが、A川さんの肌が柔らかくて気持ちよくて勃起してきた。
「嫌がった癖にこっちは正直なんですね。ほら?入れたら?」
「他の先生とか学生に言わない?」
「そしたら私が要注意扱いされるでしょう。言いません。」
「なんでこういうことするの?」
「先生が好きだから。」
「老け専だったりするの?」
「いいえ。年上とヤりたかっただけ。」
「A川さんより19上だよ?」
「うん。身近な年上の異性だと先生が1番良かったもん。中田先生(学部長)は愛妻家だしジジイすぎるでしょ、工藤先生は昔のヤンキーみたいで論外だし。」
「彼氏とか作ったら?」
「いますよ。けど、いろんな人とやりたいじゃん?先生、そういう話はいいから入れてください。」
「避妊は?」
「真面目ですね。しなくて良いのに。」
「妊娠したら責任とれないし首になる。妻と別れたくないし。」
「一応持ってきましたけど。」
コンビニもないような山奥にそんなものを持ってくるとは用意周到だなと考えてしまった。
コンドームを装着して「入れるよ。」と声をかけてA川さんに入れた。
「うっぐ!」
「あっ…あっ!逝く!」
声を立てるなというA川さん自身が母を立てていた。
俺たちは入れるごとにキスを繰り返した。
「気持ちいいっ…!」
「普段はセックスしないの?」
「しますよ。年下は嫌いだし同年代も飽きてきたから先生とヤりたいなと思ったの!」
「そんなこと堂々と…。」
話している間もA川さんは俺の手を尻の上とかに置かせて体のどこかに触れさせてきた。
「赤ちゃんプレイしたい」とまで言われて乳首も吸わされた。
「気持ちいい?おっぱい美味しい?」
「美味しいです。」
「ママ」とか呼ばされるのかと思ったがただ単に吸わされるだけでただの乳吸いじゃんとは思った。
時間にして2時間半くらい。
「もっと」とねだってこられたが他の人に気づかれたらまずいからと服を着て出て行かせた。
次の日はふつうに何事もなく終わった。帰りのバスでは隣に座ってきて股間を触ったりしてきたが、バレたらまずいのでそのたびに押しのけた。
最終的には手を繋いでおいた。
今もそれをネタにたまに関係を迫られるが研究室でたまにおっぱいを触らせてもらうか吸わせてもらう程度にしている。バレたら仕事クビにだろうなり