2014年にサービスを終了したYahooメッセンジャーというアプリを覚えている人はいるだろうか?
名前の通りYahoo!が運営したコミュニケーションアプリであるが、かつてMSNメッセンジャーとならんでかなり流行したツールだった。
使い方は、すごく簡単でアプリを起動すると様々なチャットルームがあり、その日の気分や、いつもの部屋という感じでその場で見知らぬ者同士がチャットできるのである。
利用目的もただ単に同じ趣味の者同士でのおしゃべりや、同じ地域に住む者同士で、あそこはどうだ、いやいやあっちの方がいいだとかご当地の話題で盛り上がったりと、なかなかリアルな話題もありで結構楽しかった記憶がある。
さてそのヤフーメッセンジャーであるが、ちょっと考えればわかる通り男女の出会いツールとしても大変に利用価値のあるツールだったのである。
一般的な利用方法は同じチャットルーム内で気になる異性がいたら内緒でPMと呼ばれる方法で、その相手にメッセージを送ることができるのであった。
これは、その相手以外には知られることがないのである。
メッセージを送られた方も送ってきた相手のプロフィールを見て返事するかどうか決めることができるのである。
こうして双方の意思が合えばそのまま内緒で個人的にチャットができるのである。ここからは2人の世界だ。
そうやってうまくいけば携帯の番号などを交換してリアルで会うことができるようになるのだ。
これはいいですね。ワクワクしますね。(^0^)
しかし、このヤフーメッセンジャーの本当の実力はそんなことではないのである。
このメッセンジャーアプリには、高度な検索機能があってその利用者はヤフーにプロフィールを登録してIDをもらうのであるが、そのプロフィールをもとに検索して自分の住んでいる町や、その近くの町に住んでいる人の年齢や、趣味、性別、などを調べてこの人と思う人が見つかったらいきなりメッセージを送ることができるのである。
しかも、タダで。
これが今の出会い系サイトなら、一メッセージ50円程かかるところだ。
それが故に女性はこのアプリを開くとすぐに何人もの男性から個人的にメッセージがきたはずである。
かなり便利なネットでのナンパツールとして夜ごとご近所の女性にメッセしていた男性は多いはずだ。
まさしく男女の出会いのためにあるツールと言って間違いない。
大昔にあったテレクラをもっと便利にしたようなものである。これもインターネットの発達がもたらした恩恵と言えると思う。
なんと言っても自宅でどこへも行くことなくナンパし放題だったのだから。
リアルでは勇気がなくてナンパなどできなかった気弱な男でも、どうどうと女性に声を掛けられるのだから普及するのもうなずけよう。
そして、時代は今はやりのスカイプであるが、そのスカイプの元になったのがヤフーメッセンジャーなのである。
しかしながら、そのスカイプには利用者を検索する機能がないわけではないもののヤフーメッセンジャーと比較すると、その機能はお粗末なものだ。
もっともスカイプは知らない者同士をつなぐことが目的で作られたわけではないから当然ではあるけど。
当然ではあるけれども、なんか時代はつまらない方向に進んでいるような気がする。
最後にヤフーメッセンジャーで出会ったある人の事を書こうと思う。
当時30代だった私は、年上好きということもあって確か52歳だと言っていた女性とリアルに会ったことがある。
会う3.4日前にメッセンジャーで声をかけていたら返事をしてくれた人だった。
実際に会った感じ52歳といっていたが、もう少し上だったのではないかと思っている。
やはりメッセンジャーでよく声をかけられるそうで、どうして返事してくれたのかと尋ねたら「さあね、どうしてでしょうねー。まあなんとなくかな?」と言っていた。
たまたま私が近くに住んでいて、多少欲求不満が溜まっていたのかも知れないと今は思っている。
その人とは、初めてチャットしてから3日後に会った。
約束通りイ○ンの駐車場で待ち合わせて向こうの車に2人で乗って朝からホテルに入った。
大人の女性は、話が早くていいなと思った。
その人とはその後だんだんと疎遠になってしまって今はもう会うこともないが、なにげに体の相性はなかなか良かったみたいで、会っている間は大人の女の人の味をしっかり教えてくれた。
できることならもう一度会いたいと思わせてくれる女性だった。
このような出会いツールはなくなってしまったが、その代わり出会い系のSNSがものすごい勢いで普及してきているのでそういうのを上手に利用すれば、良い出会いもきっと見つけることができると信じている。
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