06月22

私の初めて

家の近所に公衆浴場があって小さな頃からよく通っていた。家にも風呂はあったのだが、狭くて古く、対して浴場は広くて綺麗で入湯料が安く、露天風呂があって混浴だったので週に4回くらいは同級生とよく入りに行っていた。
私が小学5年生の時、親が何かの用事で2人とも夜遅くまで家にいない日があった。自分の夕飯を作らないといけなかったので慣れない料理をして食事をして片付けをして終わった頃にはいつも浴場に行っている時間を過ぎていて急いで入りに行った。記憶にある限りだと22時は過ぎていた。いつもよりも遅かったので他のお客さんはおらず、貸切状態だった。入湯料を払って中に入り、ルンルンで服を脱いでいるとドアが開く音がして男の人が入ってきたが、私は気にせず裸になって浴場へ入った。男の人も後に続いて入ってきて私が体を洗っているシャワーの隣に座った。私は少し違和感を感じながらも頭を洗い始めた。
すると胸を触られたような感覚がしたので洗うのをやめようとしたところ、首に手をかけられて軽く絞められた。怖くなり、逃げようとしたが、首を絞める力が少しずつ強くなって動けなくなった。
なんとかして背後の様子を見ると男の人が私の首に左手をかけている様子が鏡で見えた。私がじっとしていると首にかけられた手の力はそれ以上強くならなかった。右手は私の胸を撫で回すように動いていた。私はそのまま髪を洗い続けるしかできなかった。
15分ほどその状況が続いた後、首にかけられた手と胸を触っていた手は離されたので私は大急ぎで髪を拭いて立ち上がって逃げようとしたが、男の人が立ち塞がって声を上げる前に口をロングタオルで押さえられてしまった。そしてそのまま露天風呂の方へ連れて行かれた。
露天風呂の奥の方にベンチがあって、そこに寝かされて上に跨られた。身動きできない恐怖で私は失禁してしまったが、男の人は気にせず何かをしているようだった。そして急に下半身に激痛が走った。何が起きているのかわからないままで痛みに耐えていた。チラリと見えたのは男の人の股から伸びた大きなペニスが私の股に刺さっている状態だった。
そして男の人な私の上で上下に動き始めた。お腹の奥を抉られるような感じでただ痛みに耐えた。そして男の人が「うっ」と声を出した瞬間、お腹の奥に何かが放出された感覚がした。その後も同じようにお腹の奥を抉られるような感覚がする行為を続けてされて途中からは気絶していたようだった。気づいた時には浴場の近所の公園のトイレに裸で放置されていた。近くには私の荷物と小さなメモがあって「この事を誰かに言ったらお前は死ぬ」と書いてあった。私は急いで服を着て家に帰って家の風呂に入り直した。股からはドロドロのピンク色の液体が出てきて痛かった。それから死にたくないから親や先生、友達にも自分がされたことは黙っていた。

それから2年後に浴場は閉鎖されてなくなった。詳しい理由は知らないが、なんとなく聞いた感じだと私がされたようなことを他の人もやられたららしく、それが原因らしい。

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