仕事でとある地方都市に鉄道で向かった。仕事は問題なく終わり、駅に着くとその駅は時間によって無人になるらしく、駅員の姿は見えなかった。時刻表を見ると次の電車まで2時間くらいあってそれまで時間を潰すべく、近くの商店で雑誌や菓子を買ってホームの待合室で摘みながら待っていると、近くの中学生だろうか、おとなしそうな見た目の女の子が2人ホームの方へ歩いて行った。
よく見ると2人は固く手を繋いでいてその繋ぎ方が恋人繋ぎだったのでなんとなく察しがついた。
女の子の見た目は2人とも似たような長さのポニーテールで1人は身長が高めで制服越しにも分かるくらい大きな胸の持ち主で口元に黒子が見えた。胸には名札がついていて田代さんと言うようだ。もう1人は田代さんより小柄で貧相な体つきだった。胸の名札から市川さんと言うようだった。
待合室の中から2人の様子を見ると待合室くら数歩の所にあるベンチに座って顔を近づけて何かを話していたと思った途端、2人は目を瞑り唇を合わせてキスをしているようだった。市川さんが攻め側らしく積極的に田代さんの体を弄っていて時々田代さんがビクビクッと体を震えさせているのが生々しく感じれた。2人は息継ぎのために何度か顔を離していて、その時に見えた表情は発情期の牝のようだった。
1時間程2人のいちゃついている様子を眺めていたところ、私が乗る方向とは逆の電車が来る放送が流れて2人はホームに入ってきた電車に手を繋いで乗り込んで行った。