今から30年ぐらい前の話。
父の仕事の都合で東京から五年生の春に全校児童が25人ぐらいの田舎の小学校に転校した。
五年生は男子は一人だけで女子が二人のクラスだった。
一人だけの男子『タケシ君』は今でずっと肩身が狭い思いをしてきたのか、転校当日からすぐに仲良くなった。身長は僕とあまり変わらないけど、色黒で坊主頭の『野生児』って感じだった。
「一度、同級生と『連れション』してみたかったんだよ。トイレを案内するから一緒に行こ!!」
といきなり僕の腕を引っ張ってトイレに行き、並んでオシッコをした。
「ケータ君のチンコおっきいな!!東京の人ってみんなおっきいの?」
「(笑)ケータでいいよ。そんな事ないって」
「同い年のチンコなんて見たことないからさ~、それに先っちょがムケてるし」
「タケシ君、トイレの外まで声が聞こえてる(笑)恥ずかしいよ」
「俺もタケシでいいよ。スゲェなぁ。東京の人ってみんなそうなの?」
「東京は関係ないから(笑)」
タケシはまじまじと僕のチンコをズボンにしまうまで見ていた。
転校初日から行動を共にして、放課後は毎日タケシの案内で山や川を探検した。
その週末にはタケシの家にお呼ばれされて一緒に風呂にも入った。
「トイレでも見たけどやっぱりケータのチンコデカいなぁ!!」
タケシは触ろうとする。
「やめろよ~!!(笑)ところで、タケシって日焼け跡がないけど、どうしてるの?」
「夏は『ひみつ基地』で裸でいるからかな。日焼けにはまだ早いけど今度一緒に行こうよ」
「うん!!」
そんな会話をしながら風呂に入った。僕は同級生と風呂に入るなんてしたことなかったから楽しかった。
同い年の友達が居なかったタケシの母さんが本人以上に喜んで、その夜はタケシの家に泊まる事になった。
タケシの家族七人と一緒の夕飯。
『何もごちそうが無くてゴメンねぇ』
ってタケシの母さんが言ってたけど、こんな大人数でご飯を食べたことがないから楽しかった。
食べてる最中に作業服の若い男の人が入ってきた。
「これ、兄ちゃん!」
「おいタケシ、兄貴に対してこれはないだろ(笑)」
って笑ってた。12歳も年上だそうだ。そのお兄さんの部屋にある本から『色んな知識』を吸収してるらしい。
「君がケータ君?タケシから聞いてるよ。仲良くしてやってね」
と僕の肩をポンポンと軽く叩いた。優しそうなお兄さんだ。
夜、タケシの部屋で枕を並べて『これまでのふたり』を話した。僕は東京の話、タケシはクラスで『この四年間、2対1でいかに苦労してきたのか』の話とか。
タケシは押入れから何か本を取り出してきた。
「これさ、兄貴の部屋から持ってきたマンガ本なんだけど」
差し出された本を見たら男の子同士がえっちな事をしている本だった。
「タケシのお兄さんってソッチの人なの?」
「いや、フツーに女の人の裸の本もある。どっちでもいいみたい(笑)」
「え~!!(笑)」
かわいい絵柄なのにチンコを舐め合ったりお尻に入れたりもしている。
見てたら何かムズムズしてきた。
タケシがニヤニヤしながら
「もしかしてこのマンガ見てボッキしてんじゃないの?」
「(えっ)・・・・・・」
「ちょっと触らせてくれよ。俺『上手い』んだぜ」
「おい、タケシやめろよ」
という間もなく布団をはぎ取られ、トランクスも脱がされた。
トランクスを脱がされる時、ボッキしたチンコがバネ仕掛けみたいにピョンとなってお腹を叩いた。
あまりうるさくすると隣りの部屋で寝ている人に感づかれる。これで気まずい関係になるのも何かイヤだ。抵抗するのをやめて敷き布団の上で仰向けになる。
「ケータ、スゲ!!デカい!!」
タケシがチンコに顔を近付ける。
「恥ずかしいからあまり見るなよ」
「ちょっとさわるぞ。ケータのボッキしたチンコすごく熱い・・・」
とタケシは僕のチンコを両手で上下にしごき出した。タケシもブリーフ越しにボッキしていた。
「タケシ、あまり皮を下に下げないで。ちょっと痛い」
「あ、ごめん。ケータはセーシ出るの?」
「いや、まだ・・・タケシは?」
「俺もまだ。でもケータの先っちょがヌルヌルしてクチュクチュいってるよ。俺の手、気持ちいい?」
「うん・・・タケシの手、気持ちいいよ」
タケシはいつの間にかブリーフを脱いで右手で僕の、左手で自分のチンコを触ってる。
「ごめんケータ、やっぱガマンできない!!」
とタケシは僕のチンコにシャブリついてきた。びっくりしたり、タケシの熱くてヌルヌルした口の気持ちよさに頭の中がパニックになった。
口の中でムグムグとしてるだけなのに体験したことない快感と男同士でこんな事してる異常さに興奮しきっていた。
「タケシ、ダメっ!!変になっちゃう!!」
タケシは離してくれない。少し露出した亀頭をナメたり、チュウチュウと吸ったりしてる。あっと言う間の出来事だった。
「アッ、アッ!!『何か出そう!!』」
僕は身体を硬直させてチンコから『何か』が出るのを感じ取った。
ビュッ!!ビュッ!!ビュッ!!
すごく濃い精液は勢いよくタケシの顔に飛び散った。
「ゴメン、顔を汚しちゃった」
タケシは顔についた精液を指ですくって
「俺、ケータを『男』にしちゃったね」
と笑いながら精液をナメた。
「タケシ、汚いよ・・・」
「汚くないよ。『親友のセーシ』だもん。スゴくいやらしい匂い・・・でも変な味(笑)」
残りの精液を自分のチンコになすりつけてヌチャヌチャといやらしい音を立てながらオナニーしてタケシは身体をビクっとさせた。
「早く俺もケータみたいにセーシ出したいなぁ」
お互いのチンコをティッシュで拭きあって、その夜は寝るまで手を繋いで色々話した。
朝、タケシの家族とご飯を食べてから僕は一旦家に帰った。
母は
「いきなり友達の家にお泊りするなんて。タケシ君のお母さんから電話貰ってビックリしちゃった。タケシ君の家に迷惑かけなかった?」
「うん。大丈夫だよ(違うのはかけちゃったけど)昼過ぎにタケシと約束があるんだ」
「そう?危ないトコにいっちゃ駄目よ。一週間も経たないのに随分と『田舎の子供』になっちゃったね(笑)』
母は笑った。
お昼ごはんを食べてから自転車に乗って待ち合わせの農協前まで行く。
「ケータおそい!!」
タケシは先について笑ってた。
自転車は農協に置いて二人で歩いた。
「ひみつ基地は近いの?」
「うん。ここから崖を降りて割とすぐ。」
農協の裏手は急な崖になっていて、誰かがつくったらしい丸太を埋めただけの階段がある。降りた先はヤブだったが、ヤブをかき分けるとそこそこ開けた場所に出た。昔田んぼか畑だったような場所だった。
さらに少し降りた場所には沢が流れてる。
「あそこが『ひみつ基地』だよ」
とタケシが指をさしたのが農機具置き場だったような小屋だった。
「ケータに見せたいものがあるから行こ!!」
タケシに腕を引っ張られてひみつ基地に入った。