12月8

記憶が飛んでる初めてのエッチ

大学2年の時、教養課程(今は基盤教育とかいうみたいだけど)の同じクラスになったY(名前のイニシャルです)とお付き合いを始めました。
あとで聞くとYは入学直後から僕に一目だったとのことで、思い返せばそういう行動もしていたのですが、Yも中高一貫女子校の出でうまく男性に表現ができず、僕は僕で男子高卒業で女の子のことなんて分からずで、1年以上時間がかかりました。しかも急接近したキッカケも、2人で組む演習で僕らがペアになったところから。

演習で彼女によく接するようになり、彼女のすべてが好きになって告白したのですが、彼女からすると1年越し。帰り道で告白した瞬間、「え、本当なの・・・」と言ったが最後、そのまま僕に顔をうずめて何を言ってるか分からないぐらい大泣きしていました。

そんな彼女を抱き抱えて、頭や背中を撫でたりして「もう泣かないで」と言ってたのですが、彼女のぬくもりを手に受けるうちに、僕の下半身まで反応してしまいました。

泣き止むまであまり人がいないところで話をしつつ、初めてのキスもしました。そのキスで彼女の柔らかい唇に触れたら、もうダメで。告白したばかりなのに、言いました。

「ねぇ、このまま二人で一つにならない?」
「二人で一つ?え。もしかして・・・」
「うん、Yちゃんとセックスしたい」
「・・・」
「ごめん、さすがに早すぎだよね」
「ううん。嬉しい。今日はいろいろなことが起きて、整理できずに混乱しちゃった。いいよ。私も大好きな人と一つになりたい。でもね・・・私経験がないの。」
「僕もYちゃんが初めての人。どうやってセックスするのかも正直知らないけど、二人で頑張ってみようよ」

そのまま大学の近くのラブホへ。
入るなりお互い何かを急ぐように裸になって抱き合ってキスをすると、僕のが勃起して彼女の下半身に当たっていました。彼女の手を僕のに伸ばし、逆に僕の手を彼女のに伸ばしながら、さらに深くキスをしました。僕の手には彼女のアソコが少し湿った感触が伝わってきて、それに興奮してさらに彼女の体全体を愛撫しているともう我慢できません。

「ねぇ、入れたい」
「ここに入れるんだよね。仰向けに寝たら入りそうだね」
彼女は仰向けに寝て、「たぶんここだよ」と言い僕を誘導するので、彼女の言う場所に僕のを当てて入れようとするが入らなくて。焦ったけど、色々探っているうちににゅるっと先が入り、そのまま奥まで押し込みました。

「!!!」
「あ、痛かった・・・よね・・・」
「痛いけど、Kくん(僕)が入ってきた痛みだから大丈夫。Kくんがおなかを貫いてるみたい」
「このまま抱きしめてもいい?」

僕は正常位で挿入したまま彼女に覆いかぶさり、この日何度目か分からないキスを繰り返しました。口を離すと、彼女から吐息が漏れているのも分かり、さらにきつく抱きしめて。
そのとき異変が。

「あ・・・」
「Kくん、どうしたの」
「Yちゃん、気持ちいい。Yちゃんの中で僕のが凄く膨らんで・・不思議な感覚。あ、やばい。ウッ・・うわっ・・・」

僕は腰を振ることもなく、彼女に入れたままじっとしているだけで射精に至りました。そして僕の記憶は、そのまま死んでしまったかのように、出したところでいったんプツンと切れています。一方彼女の記憶はクリアで、ホテルからの帰り道に苦笑いで話してくれました。

僕は射精すると「アー、アー、ンー」と声を漏らしながら、彼女のさらに奥に僕の精子を送り込むように腰を動かしつつ、その日初めて彼女のおっぱいを「きれいだよ・・・」と言いながら揉んで吸い付いたようです。その後、だんだん前後に動きが激しくなってきて、奥に突き刺したところで「Yちゃん!!」と言って彼女の胸をわしづかみにし、うめき声とともに僕のアレが大きく何度も脈打ち、僕は挿入したまま彼女の上に崩れ落ちたそうです。

愛する相手への本能でセックスしたのかなと思いましたが、記憶がないことを相手が明確に覚えているのはかなり恥ずかしかったです。

話を戻します。

「大丈夫?Kくん、大丈夫?」「ねぇ、Kくんてば!」
僕の記憶が復活するのは、その彼女の声を聞いてからです。
「あ、Yちゃん・・・」
「激しく動いてたのに、いきなり倒れこんで動かないから心配したよ。」
「ごめん、夢中になっちゃった。途中から覚えてない・・・」
「ありがとう。Kくんが激しく一生懸命動くのを見て、本当に愛されてるんだって思えて嬉しかった。」
「え、僕そんなに動いてたの・・・あ、抜くね」

抜いても少し水っぽい濁ったのが少量出てきただけで、血も出ていなくて彼女のアソコは意外に汚れていませんでした。ただ、ホテルからの帰り道で出てきてしまったようで、彼女は慌ててお店のトイレに行き、処置をして出てきました。

「もう、Kくんの愛情が私のパンツの表面まで染みてたよ!」
「え、そんなに出てたの?」
「だって・・・」と続けてくれたのが、上に書いた僕の意識が飛んでいる間の話です。

その後何度となくエッチはしたけど、一番最初が最も印象深くて最高に気持ち良かったです。
経験を重ねるほどエッチは上手になる一方、あの頃の純粋さにはもう戻れないなと思います。

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