10月11

家長 1

私、美香子28歳、結婚して5年目です。

主人、孝弘30歳、子供は男2人と女2人(双子です)の4人で主人の実家で同居しています。

実家には主人の両親、義父60歳と義母58(後妻)と長男、敏夫32歳と長男の嫁、多恵29歳と子供5人がいて3家族全員で15人、大変にぎやかです。

実家は大きくて母屋には両親と長男家族が、私たち夫婦は敷地内に建ててもらった離れに住んでいます。

家の家長でもある義父の権限は絶対で長男は義父の言うがまま、次男の主人はおっとり型で、それでも23歳に嫁いできた私に気遣ってとてもやさしいのです。

5年前、私と主人は同じ職場で知り合い結婚しました。

隣村の林業で生計を立てている父の小さな家で育った私と森林組合長を務めている義父の元で育った主人の結婚は身分が違うと当時は噂になりました。

ご両親にも反対されたと思います。

しかし、普段は父の言う事しか聞かなかった主人が私をどうしてもと説得してくださったのです。

結婚式も盛大な物でした。

主人の家でしたのですがほとんどが主人の親戚や知り合い友人で、私の方は両親と兄と職場の友人だけ。

それでも家が大きいせいか披露宴は二日にわたって行われたのです。

それが終わると2週間の新婚旅行で、大変幸せな時でした。

主人とは結婚前に2度ほど性交渉があったのですが、1年くらいは子供を作らなく二人で過ごそうという事で新婚旅行の時も主人はコンドームを着けていました。

それでも愛している主人の物が私の中に入っていると思うととても幸せで何度も感じていました。

家では離れと言っても夕食だけは母屋でみんな一緒に食べるというのが家のルールみたいで、私もその頃になると母屋に行って手伝っていました。

それと離れにもお風呂はあるのですが私が大きなお風呂の方が好きで母屋でいつも入っていたのです。

義母も義姉も大変親切でどこにどんなお皿が入っているとか、家の味やしきたりなどを丁寧に教えてくれていました。

結婚をして2ヶ月くらい経った頃でしょうか、幸せな時期を過ごしている中いくつかの疑問が起き始めました。

それは夕食を終えて後片付けの終え主人と母屋に帰ろうとしていた時、義父が「そろそろ私も休むとするか。」と言うと、義姉の多恵さんの手を引いて2階へ上がってしまうのです。

義母と義兄がそれを横目で見ながらテレビを見ているんです。

2度ほどそんな場面があり離れに帰って主人に聞いてみると、「2階で何か用事があったんだろ。」と、その時はそれで納得してしまいました。

そして結婚してからちょうど3ヶ月が終わると食事のあと私は義母と義姉からお風呂へ誘われたのです。

義父と義兄と主人はすでにお風呂も済ましており、お風呂も3人が入っても十分な大きさでした。

お風呂に入りながらいろいろ世間話をして体を洗おうかとすると、義母と義姉がタオルの石鹸をつけ私の前と後ろから体を洗ってくれるんです。

「お義母さん、お義姉さん、自分で洗いますから。」と言っても聞いてもらえません。

それでも二人は私の体を洗おうとするので少しだけ怒ったように言うと、「美香子さん、孝弘から聞いていないの、今日は結婚して4か月目、結婚して3ヶ月が過ぎたんだから今晩からは主人と一緒に寝てもらいます。」と、、

あとで主人に聞くと、本来は結婚した当日(初夜)から家長である義父と一緒に寝床を共にするそうで、それは跡継ぎの男の子ができるまで続くそうなんです。

しかし、最近はこのご時世で3ヶ月は新婚気分を持ってもらおうという事で4ヶ月目からに代わったそうです。

私が見た義父が義姉の手を引いて2階へ上がっていったのも義父と義姉が寝床を共にするためで、当時義姉は跡継ぎの男の子を生んでいるにもかかわらず義父の誘いがあると一緒に寝てセックスをしていたのです。

「美香子、すまなかった。少しだけ我慢をしてくれ。美香子が男の子を生んだらあとは自由に出来るんだ。離れで二人だけで済むことも別に家を借りて住むことだって。それまで家長の親父には逆らえないんだ。」と、、

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