11月30

知らなければ良かった妻の真実第1編

事実は小説より奇なりとはこの事でしょうか。
あの夏から妻は、変わってしまいました。いや、もともと変わっていた事に気づいてしまったのです。
今、これを書いている時も、妻は色々な男や女とありとあらゆる変態プレイを楽しんでいることでしょう。

現在、私は47歳、妻も同い年で21歳と19歳の娘がおります。妻とは学生時代の頃から交際しており、24歳で結婚しました。お金持ちの家で育った妻は、真面目で大人しく、それでいて芯の強い女性でした。小中高と女子校であったため私が初めての交際であると、言っておりました。
私の方はと言うと、中高大とそれぞれ1人ずつの交際経験がありました。しかし、私がリードしたかと言うと、決してそんな事はなく、むしろどちらかと言うと妻がリードしていました。
背は160cmと少し高め、胸もやや大きく、スリムな美人でした。しかし、それ以上に自分というものをしっかりと持っている妻が好きでしたし、尊敬していました。
子供が出来てからは、少し太ってしまいましたが、何故か女性としての魅力はむしろ増しているように見えました。

ただ、子供が出来た頃から私は気付いていました。そう、妻が不倫をしていることに。こういう時って、男の勘もあてになるものです。
私達夫婦は共働きで、特に子供が大きくなってからは、いつも妻の方が遅く帰っていました。妻は帰ってからすぐシャワーを浴びるのですが、一緒に寝る時、精液の匂いが微妙にするのです。また、休日1人で出掛ける時は何故かウキウキしており、しかもいつもより綺麗になっていました。その時の服装も派手で、冬でもマイクロミニスカートを履いて行っていました。

しかし、私は少しも腹が立ちませんでしたし、妻を問い詰めることもしませんでした。妻も女を楽しんでいるんだなあぐらいに考えていました。交際相手が私しかいないと言っていたので、青春時代に出来なかったトキメキを経験したいのだろうとも思っていました。その代わり私も不倫をしていましたが、その事が却って夫婦生活を潤していたと思います。何より、妻の感度が良く。週に2回ぐらいは、狂ったようにセックスをしていました。

しかし、5年前の夏、私はセックスとオナニーをしないことにしました。仕事で、大事なプロジェクトがあり、それを成功させるためです。妻にはその事をきちんと話し、納得してもらいました。スーパーサイヤ人となった私は、大車輪の活躍をし、プロジェクトは見事成功。念願の昇進も果たしました。今思えば、その時の私は天狗になっていました。

昇進後、妻とのセックスを解禁したのですが、妻が明らかに変わったことに気付きました。まず、家ではなく、近くの海沿いのモーテルでするようになりました。どうしてかと疑問に思っていましたが、すぐにわかりました。もともと、感度が良かった妻ですが、更に良くなり何度も絶叫、痙攣、失神しました。おまけに、あそこの毛を永久脱毛していました。妻は処理が面倒くさいから剃ったと言っていました。お尻の穴にも入れて欲しいと懇願された時は、流石にひきました。結局入れたのですが、マンコに入れた時以上にヨガリまくっていました。セックスが終わった後も、バイブをマンコとお尻の穴に入れ、絶叫、痙攣しながらイキまくっていました。
ーどうりで、家では出来ないわけだ。
私は納得しました。

その後、私は3回ほど、妻とセックスをしましたが、妻の余りの、もの激しさについていけなくなってしまい、その後、1年ぐらいはセックスをせず、時折風俗店で遊んだりしていました。少し胸騒ぎもしましたが、特に変わった様子もなく、まあ新しい不倫相手でも出来たんだろうなぐらいに考えていました。

その翌年の夏、私と妻、絵都子さん夫妻、優子さん夫妻で1泊2日の温泉旅行に出掛けました。絵都子さんと優子さんは上の娘の同級生の母親です。私にとって、絵都子さんは、上品で大人しい人、優子さんは活発でセクシーな人と言った印象でした。
温泉街は静かで、隠微な雰囲気を醸し出しており、木々の隙間からホタルが飛んでいました。泊まった宿は旅館というより、高級ホテルリゾートという雰囲気でした。その夜はとにかく、楽しみました。夕食後は、私と絵都子さんの夫ある倫太郎さん、優子さんの夫である孝俊さんと、ワインを飲みながら談笑していました。最初は、最近の経済情勢の話をしていたのですが、高尚な話は徐々に野卑めいたものになり、ついには猥談に。
「勇太さん。実は、優子、不倫しているんですよ。」
孝俊さんが真顔で言います。
ーまあそうなんだろうな
と思いました。
「そうですか。実は、うちの妻の直美も、不倫しているみたいなんですよ。」
「まあ、仕事をちゃんとしてくれれば別にいいけどね。おかげで、こっちも風俗通いが出来るわけだ。」
私と孝俊さんが、盛り上がっていると、急に倫太郎が、神経質そうな顔でまくし立ててきました。
「不倫はダメですよ。」
「どうしたんですか?」
私が尋ねると、
「うちの絵都子も不倫しているんです。私に隠れて。」
「別にいいじゃありませんか。それに絵都子さんに限って、そんなことは。」
「良くない。それに1人や2人じゃないみたいなんだ。絵都子のやつ、俺が忙しいことをいいことに。」
倫太郎さんが涙目になっています。
「証拠はあるんですか?」
孝俊さんが尋ねると、
「ない。男の勘て奴だ。」
「じゃあ、あてになりませんね。」
孝俊さんは笑います。
「長年一緒に住んでいるんだ。それぐらいわかるさ。」
倫太郎さんは、メガネを外し、手で涙を拭います。
「まあ、青春を楽しんでいるってことで。」
「青春?そうじゃない。アイツは、ただ、男のウィンナーが好きなだけなんだ。」
倫太郎さんは、とうとう癇癪を起こしました。
私と孝俊さんは何とか倫太郎さんをなだめました。
ー倫太郎さん。仕事で疲れているんだろうな。
あの上品な絵都子さんに限ってそんなことはないと思いました。

深夜、ホテルで大浴場に浸かろうとした時のことです。考えごとをしながら、脱衣場に着いた時、何か様子がおかしいことに気づきました。しかし、まあいいやと思い、服を脱いでいました。
すると、隣のカゴから

ぷ?ん

と精液のような匂いが私の鼻に付いてきました。おそるおそるカゴを取り出し、中を覗いて見ると、精液まみれになった紫色のTバックと、黒のマイクロミニスカートがありました。精液の量は膨大で、1人や2人の量ではないとすぐに分かりました。

ーしまった女性風呂の方に入ってしまった

私は、慌てて服を着て、出入り口の暖簾の色を確認します。しかし暖簾の色は青く、男性風呂だとわかりました。
私はホッとしましたが、ではあの精液まみれの下着とミニスカートは何だったのかと考えましたが、おそらく誰かの悪戯だろうと結論を出しました。
私は、服を再び脱ぎ、扉を開けました。するとそこには、とんでもない風景が。

浴槽の近くの、石畳の上で、1人の女性と1人の若い男が駅弁スタイルで繋がっているのが見えたのです。私は扉をすぐに閉めました。

ーなんだバカップルか。

そう思いながらも、助平心が生じ扉を少し開け覗いて見ます。
「気持ちいいですか?」
セクシーな男の声がします。
「おっ。おっ。腰が下がって、ゲヅマンゴがギモヂイいわ?!」
少し低い声でしたが、絵都子さんの声だとわかりました。少し遠かったので、詳しいところまでは見れませんでしたが、絵都子さんは女を楽しんでいると言うより、メスの欲望を満たしているといった様子でした。隣には別の女性が、バックで男としているのが見えました。他にも、いるようですが、石垣に隠れて見えません。

私は扉を一旦閉めました。しかし、やはり様子が気になり、再び扉を開けました。すると、絵都子さんが四つん這いになって、お尻を突き出している様子がうっすらと見えました。
「は、ハヤグ、エヅゴのガバガバゲヅマンゴにヅギのヂンボをいれデェ。」
「了解です。入れます。」
「ゴボッ。ゴボッ。ゴホホ」
絵都子さんの喘ぎ声の他に何故か鈴の音も聞こえてきます。

私は扉を再び閉めました。
ーあの上品な絵都子さんが何故?するとあのTバックはまさか。

私は、ドキドキしながら、部屋に帰ります。部屋の鍵は開いていましたが、妻はいませんでした。
ーどうしたんだ。鍵もかけずに。危ないだろ。
そう思いながらも、やがて睡魔が襲い私は寝てしまいました。

あの温泉旅行から数日後の夜のことです。その日はいつもより、一層むせ返るような熱帯夜でした。いつも、10時には寝る私ですが、金曜日でしたので、夜ふかしをし、リビングで永井荷風の小説を読んでいました。娘2人は、部活の合宿に行っていたので、私1人な家にいました。
妻はようやく12時頃に帰ってきました。
玄関で、妻の顔を見た時です。

ーん?

私は妻の異変に気付きました。妻の顔は恍惚としており、眼の焦点が合っていません。黒い髪は汗でビショビショで、白い粘液が付いています。口からは涎が鼻からは鼻水が垂れています。そんな妻はいつもよりどこかエロチックでしたが、同時に獣くさい恐ろしさもかんじました。
服ははだけ、下腹部には何か赤い文字が落書きされているのが見えました。
私は、妻に声をかけます。
「た、ただいま。どうした?」
「うんうん。なんでもない。」
カラオケにでも行ったのでしょうか。妻の声はしゃがれていました。
妻の体からは、強烈な汗と精液の匂いがします。
妻はフラフラと廊下を歩いてきます。妻の股間からは、ネバネバした液がポタポタとたれ、廊下を汚します。そして、鈴のような音が聞こえます。妻がリビングに入ると、そのまま、リビングのソファーに仰向けに倒れ込んでしまいました。

「ガーガー」

妻は寝込むと、いつになくいびきをかきます。口は半開きで、涎がだらし無く垂れており、目は半開きで白目を剥いています。おそるおそる妻のミニスカートをめくると、そこには強烈な光景が目の前に横たわっていました。パンツを履いておらず、クリトリスと両ラビアにそれぞれ1つずつ、ピアスがはめられ、ピアスの下には鈴がぶら下がっていました。さらに赤い蝶の刺青がされていました。また、極太のプラグがマンコとお尻の穴に刺されていました。しかし、もっと驚いたのは、その上の恥丘に

「淫乱熟女」
そしてさらにその上には、
”I need many penises everyday.”

との大きな赤い文字がくっきりと彫られていたことです。1年前、妻とした時にはなかったのに。

私は、プラグをマンコから抜いてみます。プラグは太くてなかなか抜けなかったのですが、抜くと、中から大量の精液が堰を切ったようにダラダラと流れてきました。

すると、どういうわけか、私の中の吐き気が急に性欲へと変化し、自分の体を妻の体の上に覆い被せました。そのまま、妻の中に私の一物を入れると妻が

「おっおっ」

と低い声で喘ぎ出し、しまいには

「おーーーーー!!ゲヅマンゴイグわあ。ギモヂいいわーー!!」

と叫びながら泡を吹き、白目を剥きながら気絶。かと思うと、再び起き上がり私に接吻をし、また

「おーーーーー!!ゲヅマンゴイグわあ。ギモヂいいわーー!!」

と、聞くに耐えない下品な科白を叫びながら気絶しました。こんなことをまるで寄せては帰る波のように繰り返し、私はクタクタになってしまいました。娘二人は部活の合宿でいなかったことが、せめてもの幸いでした。
黒いソファーは、筋状に白く変色しリビングいっぱいに色々な男の精液と汗、そして小便の匂いが立ち込めていました。
最後に妻は

ブピーー!!

水しぶきを上げて、失神しました。妻の顔はまるで魂を抜かれた廃人のようでした。体はピクリとも動きませんでしたが、それと対照的にあそこだけはヒクヒクと生き物のように蠢き、時折、精液とも本気汁ともつかぬ、白い粘液をダラダラと吐き出していました。
その時、私は気づきました。

ー今夜、妻とやった男は1人や2人ではない。5人、10人いやそれ以上かもしれない。

そしてこうも考えました。

ーあの日、温泉で乱交していた女性達の中に妻もいたはずだ。

私は確信しました。妻は女を楽しむ為に不倫をしていたのではない、雌の欲望を満たす為に男達を漁っていたのだと。考えてみれば、1人や2人とのセックスで精液の匂いが体から漂ってくるはずがありません。そうです。妻は、10年以上前から色々な男を漁り毎日のように乱交を楽しんでいた。そしてここ1年は、誰かの影響で変態プレイに目覚めてしまった。
私は、知らなければ良かった真実に気付いてしまったのです。
私の耳の奥で、五月蝿くしかし静かなる蝉の咽びが聞こえてきました。

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