01月11

大切な奴ら

俺にはとても大切なイトコが3人いる。
お袋の妹(二女のおば)の同い年の義男と
そのまた妹(三女のおば)の双子の真紀と由紀。

この2人は1つ年下。子供の頃は一卵性なのでそっくりだった。
ぱっと見た感じでは見分けがつかないが、長年見ているとすぐ分かる。

みんな子供の頃から仲が良く、家も近所だったのでいつも4人で遊んでた。
俺と義男は風呂も2人で入るくらい仲良しだった。

俺たち4人の人生が狂ったのはホントちょっとしたことが
きっかけだった。

中2になったある日のこと。いつものように団地の狭い風呂に
一緒に入ってると義男がオレに話しかけてきた。

「なあ、啓志。お前精子出たか?」
「おう、もう中1の時から出てるぞ。」

「早えなあ。俺、1ヶ月前に初めて出たんだ。ビックリしたよ。」
「お前遅えな。でも気持ちよかったろ。」

「おう、すげえよかった。今も毎日出してるよ。お前は?」
「俺も毎日出してるよ。」

「なあ、毛生えるのもお前が早かったよな。」
「おう。」

「同い年なのに何でいつも啓志の方が早いんだ?」
「知らねえよ。たまたまだろ。」

「なあ啓志。ちょっと精子出してみねえか?」
「何?ここで出すのか?」

「おう。どっちが早く出るかやってみようぜ。」
「そんなの男同士で見せ合うの恥ずかしいだろ。」

「いいじゃん。俺、啓志なら別に恥ずかしくねえけどな。」
「しゃあねえなあ。よし、やってみるか。」

俺たちは自分のチンチンを握った。
「おい、お互いのチンチン握った方が面白いんじゃねえ?」
「え?お前のチンチン握るの?」

「だって、お互いいつ出るかわかんねえから面白そうじゃん。」
「そうだなあ。でも自分意外の触るの何かやだなあ。」

でも好奇心には勝てなかった。
俺たちは向かい合って、お互いのチンチンを右手で握って
競争することにした。

最初は抵抗があったが、そのうちに慣れてきて
相手のチンチンを触ることができるようになった。

「ボディシャンプーでもつけた方がいいんじゃねえか?」
「うん。」

そのままで触られるより、泡に包まれる方が気持ちよかった。
互いのを洗い合ってるみたいで何となく気持ちもなごんできた。

チンチンを触って勃起させ、カチカチになったところで
始めることにした。

「いいか、よーいドン。」
お互いに夢中に相手のチンチンをしごいた。
自分はこうしたら気持ちいいということを相手にやってあげた。

ものすごい気持ちよかった。自分でするより数倍気持ちよかった。
「あ、ちくしょう。出そうになってきた。」
最初に言ったのは義男。
俺はしごく思いっきり速度を早くした。

「あ、あ、出る。」
泡の間からビューッと義男のチンチンの先から精子が出て、
俺の腹にかかった。ものすごいたくさんの精子が出た。

それを見た途端、俺もイキそうになってきた。
「あ、俺も...」
俺の腰が変な感じになり、思いっきり射精した。
義男の腹に俺の精子が飛び散った。

「ちくしょう、負けた。10秒くらいの差だったな。また今度勝負な。」
「おう、いつでもかかってきな。」
俺と義男は風呂に入る度にこんなことをやって遊んでた。

ある夏の暑い日、夏休みだったため一日中野球やってた俺と義男は
汗だくになったので、また一緒にシャワーを浴びることにした。

その日は一日中親たちが出かけていた。
真紀と由紀も夕方から遊びに来ていた。
どうやらここにしかないゲーム機が目的のようだ。

俺と義男が風呂に入りしばらくすると、真紀と由紀が服を着たまま
足元のすそをまくり上げて入ってきた。
「な、何だよお前ら。」
「いいじゃん、イトコ同士なんだし。」

俺たちはあわててチンポを手で隠した。
「出てけよ。恥かしいだろ。」
「あんた達、男同士でもっと恥ずかしいことしてんじゃん。」
「何だよそれ。」

「精子の出し合いっこ。」
「義男、お前言ったな。」
「ごめん。言っちゃった。」
「...」

「ねえ見せて。それ見に来たんだから。」
「やだよ。」

「えー、いいじゃん。見せてよー。」
「じゃあ、お前ら何でも言うこと聞くならやってやるよ。」

「何よそれ。」
「考えとくよ。」

「えー今、言いなさいよ。」
「やだ。じゃあ、見たくねえのか?」
「見たい...」

「じゃあ、言うこと聞けよな。」
「わかったよ。早く見せてよ。」

「よし、じゃあ始めるぞ。」
「何か緊張するな。」

いつもは二人だが、今回はギャラリーがいる。
それも少女が2人だ。もうすぐにでも出てしまいそうだった。

せまい風呂だったので男2人がお湯の入ってない湯船に入り、
女2人が外から観戦する形となった。

俺たちは向かい合い、泡をつけてそれぞれのチンチンを握った。
真紀と由紀はかたずを飲んでそれを見ていた。

「わあ、すごーい。こんな大きくなるの?オチンチンって。」
「いいか、ちゃんと見てろよ。」

「よーい、ドン。」
俺たちは夢中で相手のチンチンをしごきまくった。

「あっ、ダメだ。出る...」
やはり先にギブアップしたのは義男だった。
ビューッビュッと大量の精子がまた俺の腹にかかった。
義男が唇をかんで快感に耐えている。

「キャーっ、出たあー。」
しかし、それから10秒もしないうちに俺も射精してしまった。

「ひゃーっ、啓志も出たよー。」
俺もたくさんの精子を義男の腹にかけてしまった。

「どうだ?すげえ戦いだったろ?」
「うん、男の子ってすごいね。」

「さて、じゃあ言うこと聞いてもらおうかな?」
「え?何するの?」

「そうだなー、どうする?義男。」
「うーん、俺たちと同じことしてもらおうか。」

「えー、何よそれ。」
「お前らだって、オナニーしたことあんだろ?」
「したことないもん。」
「ウソつけえ。2人とも中学生だからないわけないじゃん。」

「真紀はあるんだろ?正直に言えよ。」
「うん、ある...由紀だってあるじゃん。」
「あ、由紀、ウソついたのかよ。」
「だって、恥かしいもん。」

「じゃ、決まり。お互いに俺たちと同じことやれよ。」
「えー、いやだよお...」

「お前らが何でも言うこと聞くって言ったんだぞ。」
「それはそうだけど...」

「裸になるの?」
「当然だろ。俺たちと同じことするんだから。」
「あんたたちはイトコだからいいけど私たちは姉妹なんだよ。」

「そんなの理由になんねえよ。な、義男。」
「うん、ちゃんと言うこと聞けよ。約束したんだから。」

2人は一度、風呂場の外に出て服を脱ぎ始めた。
その様子が曇りガラスに透けて見えた。
俺たちはドキドキして待っていた。

「...」
風呂場の戸が開いて真紀が恥ずかしそうに入ってきた。
続いて由紀も入ってきた。2人とも手で胸とマンコを隠してる。

手をどけろって言いたかったが、どうせ俺たちと同じことを
やり出せば見えるはずだから、あせらなくてもいいと思った。

「お互い向かい合えよ。」
「ねえ、私たちは座ってもいい?」
「おう、いいぞ。」

床をお湯で濡らして真紀と由紀はお互いに座って向かい合った。
何かものすごい照れていた。お互いの顔をまともに見れないようだった。

俺たちは知らないうちにチンチンが立っていた。
双子の姉妹がお互いのアソコを触り合ってイカせ合うのだ。
これから起こる出来事に心臓がドキドキしていた。

中1の割りに2人ともおっぱいが成長していて大きかった。
割れ目の上に生えてる毛も同じくらいの量だった。

「せっけんつけるか?」
「うん、ちょっとだけ。」

お互いの右手がお互いに割れ目にセットされた。
「いいか、よーいドン。」

お互いの右手が動きだした。
泡でよく見えないが指先で、クリらしきものを触りあっている。
お互いの息がどんどん荒くなって行く。
俺も義男も射精しそうになるほど興奮していた。

「あっ、あっ..気持ちいい。」
俺たちは生唾を飲み込んだ。
そのモゾモゾした光景がかなり長い間続いた。

やがて、由紀の顔が上を向いてきた。
「あっ、真紀ダメ..イッちゃう。」

その後、由紀の体が小刻みに震えた。
どうやら真紀が勝ったらしい。

俺たち2人は興奮の絶頂にいた。
つい先ほど射精したのも忘れ、自分のチンチンをつかんでいた。

「もう俺、ガマンできねえ。」
「俺も。」

俺たちは自分のチンチンをしごいて
また浴槽に大量の精子を放出した。
今度はその様子を真紀と由紀が見ていた。

このやり取りがなければ、俺たちの関係は違ってたかもしれない。
この日を境に好奇心が旺盛だった俺たちのスケベな関係は加速して行った。

全員でオシッコの見せ合いしたり、
オナニーの見せ合いしたりと、まさにやりたい放題だった。

俺たちが高校にあがってすぐに、俺は由紀と
義男は真紀と初体験した。

それから全員、親が仕事でいないのをいいことに学校から帰ると
俺のところに集まり毎日のようにやりまくった。
1回だけお互いの女を入れ替えてやった。

双子なのでマンコの色や形はそっくりだったが、
お互いの感じるツボは少し違っていた。

俺は由紀のためを思ってゴムをつけてしていたが、
義男は外で出すからとゴムをつけずにやっていた。
真紀は義男のことが好きだったのでそれを受け入れていた。
勉強そっちのけで俺たちの乱交パーティーは続いた。

しかしそんな高校生にあるまじき蜜月時代が長く続くわけがなかった。
ある日、義男が顔をボコボコに腫らして来た。

「どうしたんだ?」
「オヤジに殴られた。」

「何で?」
「真紀を妊娠させた。」

「えっ?」
「...」

義男の家で、赤ん坊をおろす費用を出して
今後一切、義男は真紀に近づかない約束になったらしい。

「お前と由紀の関係もバレてる。」
「...」

「じゃあ、俺帰るわ。」
俺もその日から由紀の顔を見ることはなくなった。

俺が高校時代で義男を見たのはその日が最後だった。
義男の家族はその後にどこかに引っ越してしまった。

さらにその後、真紀と由紀の家族も引っ越した。
俺も親にこっぴどく怒られ、ひとりっきりになってしまった。

とてつもなくさみしかった。
しかし、俺はこっそり由紀とメールのやり取りだけは続けた。
真紀と由紀がどこに引っ越したかは教えてもらえなかった。

俺は19歳になった。大学には進学せず小さな工場で仕事をし、
中古車だが車も手に入れた。

なぜか無性に由紀に会いたくなった。
メールで引っ越し先の場所を聞いたがなかなか教えてくれない。

何度もメールして誠意を示し、やっとのことで教えてくれた。
俺の家から車で30分くらいの隣町にいることがわかった。

由紀のオヤジの仕事の関係上、あまり遠くに行ってないことは
わかっていたのだが思ったより近くにいて驚いた。

親に内緒で由紀とこっそり会うことに決めた。
由紀は高3になってた。
久し振りに見た由紀はとてもキレイになってた。

傷心の真紀は高校に入学せず、遠い町に引っ越して行った。
それ以来、まったく連絡がないらしい。
親もいつか帰ってくるのを信じて黙って待っているようだ。

双子とは言え、絆が切れてしまうのはあっけないと思った。
義男の行方も聞いたがその時はわからなかった。

俺は由紀を車に乗せ、久し振りに昔よく遊んだ場所に向かった。
車の中で昔話に花が咲いた。

由紀は真紀のことが心配で、心労がたたりここ数年でそうとう
やせてしまったようだ。前はぽっちゃりしてたので、
それでキレイに見えたのかもしれない。

真紀に会いたいと言って由紀は泣き始めた。
俺も会いたかった。義男にも会いたくなった。

俺と由紀はその日から内緒で付き合い始めた。
俺が仕事を終えると車で由紀を迎えに行き、デート重ねた。

俺が21歳、由紀が20歳になった時、親にもようやく承諾をもらい
結婚した。幸せな日々が続いた。

そんなある日、由紀の携帯が鳴った。真紀だった。
由紀はいつか真紀から連絡があることを信じて、ずっと携帯の番号を
変えずにいた。

久し振りに由紀の声が聞きたくて電話してきたらしい。
由紀は4年ぶりの真紀の声に涙を流した。

「真紀、会いたい...」

長時間の説得の結果、真紀と久し振りに会うことになった。
真紀がついに住所を教えてくれた。東京に住んでいた。

俺と由紀は車でその場所に向かった。
早朝に出発したが到着したのは昼を過ぎていた。

真紀は小さなアパートに1人で住んでいた。
呼び鈴を鳴らしたらすぐに出てきてくれた。

「由紀!」
「真紀!会いたかった。」

2人は泣きながら抱擁した。
真紀は実際の年齢よりもかなり老けて見えた。

俺と由紀が結婚したことを伝えると、真紀は喜んでくれた。
結婚式はまだあげてないことを伝えると参列するので呼んで欲しいと言った。

真紀は親ともようやく和解したようだ。
仕事もうまく行かないので小声で地元に帰りたいと言った。
東京に来てかなり苦労していたらしい。

俺はかなり迷ったが、義男の話を切り出すことにした。
真紀の顔が一瞬曇ったが、小さな声で話を始めた。

真紀は高校を中退した義男の後を追いかけて東京に来たらしい。
何度か真紀と会ったが義男はそれ以上の接触を持とうとしなかった。

義男は暴力団に関係のある仕事につき、かなりやばいこともしているようだった。
俺は義男の連絡先を聞いた。

真紀はなかなか教えてくれなかったが、どうしても連絡を取りたかったので
食い下がった。

それでも教えてくれないので真紀の前で土下座した。
根負けした真紀がようやく教えてくれた。

俺はすぐに義男の携帯に電話をかけた。
なかなか出ない...
2?3分コールした後、やっとつながった。

「もしもし...」
「義男か?俺だよ、啓志だよ。」

義男はすぐに電話を切った。
俺は何度もかけ直した。

「義男、今何の仕事してるんだ?」
「啓志には関係ねえよ。」
「何で言えないんだよ。人に言えない仕事なのか?」
「ほっといてくれよ。」

そう言うと電話は切れた。
俺は直接、義男と会うことにした。

真紀に聞いた場所へ行ってみた。
そこは何と暴力団の事務所だった。心臓がドキドキした。
俺は義男が姿を現すのをじっと待った。

2時間くらい待った頃、中から義男らしき男が出てきた。
幸いにも一人だった。

髪の毛が金髪になり頬もこけているように見えた。
しかし間違いなく義男だ。
俺は義男にかけよった。

「義男、俺だよ。啓志だよ。」
「来るなっ。」

義男は走って逃げた。俺は必死で追いかけた。
捕まえたが、その時に義男に思いっきり殴られた。

俺は道路に転がった。
そのまま義男はどこかに逃げてしまった。

俺はまた翌日、事務所の近くで義男が出てくるのを待った。
義男が出てきた。俺は追いかけた。

「義男、こんな仕事やめて、地元に帰って来いよ。」
「うるせえって言ってんだろ。」

俺はまた義男に殴られた。
こんなやり取りが数回続いた。
何回も何回も殴られた。

俺の顔はボコボコに腫れた。
しかし、俺はやっと義男に話を聞いてもらうところまでこぎつけた。

小さな喫茶店に義男と2人で入った。
見た目は変わってしまったが、目の前にいるのは間違いなく義男だ。

俺は必死に義男を説得した。
真紀の気持ちも伝えた。
義男は少し時間をくれと言い残してその場を去った。

俺と由紀は義男から連絡があるまで真紀のアパートに世話になることにした。
1週間を過ぎても義男から連絡はなかった。
俺と由紀はあきらめて地元に帰ることにした。

それから1年が過ぎた。

俺は22歳になった。
毎日汗だくになって働いた。
真紀からの連絡もいつの間にか途絶えていた。

ある日、真紀から突然連絡があった。
すぐに出てきて欲しいと言う。

俺と由紀は呼ばれた場所に向かった。家のすぐ近くだった。
そこにいたのは真紀と義男だった。

「お前ら..どうしたんだ?」
「啓志に言われたから...あっちの仕事やめて帰って来たよ。」

「ホントか!?」

俺は涙が止まらなかった。
かけよって義男をありったけの力で抱きしめた。
義男も泣いていた。

暴力団と完全に手が切れるまで、丸一年かかったらしい。
堅気に戻った義男は真紀と結婚するという。

「義男、小指あるよな。」
「あたりめえだよ。馬鹿ヤロー。」

すぐに子供を作りたいと言っていた。
10代の時におろした子供の分まで幸せにしたいと言う。

俺たち4人はすぐに思いついたことがあった。
みんな同じ考えだった。

4人を乗せた車は近くの温泉に向かった。
行き先は大きな浴槽のある家族風呂だった。

みんなで裸になり、風呂に飛び込んだ。
懐かしい光景だった。

義男の体には刺青が入っていた。
真紀はリストカットの跡が何本か左腕にあった。

でも義男は何も変わってなかった。
真紀も何も変わってなかった。

みんな泣いた。

うれしくて泣いた。

裸のまま泣いた。

抱き合って泣いた。

ボロボロに泣いた。

そして泣きながら笑った。

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