03月26

ハナコの闇

ハナコは克雄に、タブレットの画面を示した。
そこにはキャンドルを灯した部屋で、激しいダンスを踊る カホリとハヤワカが映っていた。

ハナコと克雄、カホリとハヤワカは第三学校に通学する同級生だ。
ある日の放課後、克雄はハナコに手を引っ張られて、ハナコの父親が営業する不動産店が持つアパートの一室に連れて行かれた。
「カホリちゃんとハヤワカさんの、いい動画を撮っちゃったのよ。」

動画に登場した二人が身につけているのは、ショーツ一枚だった。
まだ平べったい胸のカホリにくらべ、ハヤワカの胸は少しふくらんで、激しいリズムに合わせて揺れを見せていた。

クラスの「同率一位」の少女二人のヌードを見てしまった克雄の股間はすでに固くなっていた。
画面の奥の二人は踊り疲れたのかキャンドルの前に座りこんだ。
ハヤワカがランドセルから小さなポーチを出し、カホリに何かを手渡した。

それは短いホルダーをつけたタバコだった。
同じものをハヤワカも手にすると二人はそれをくわえ、一緒にキャンドルの炎に顔を寄せてタバコに火をつけた。
二人の唇から、白い煙がたちのぼる。

突然、カホリは股を拡げてショーツをずらせると股間に指を差し込んだ。
「ヴェッへッへ……」ハヤワカが日頃のしとやかさからは考えられない下品な笑い声を、煙とともに吐いた。「カホリのヤツ、いきなりスイッチ入ってやがんの。おいおい、のっけから指三本も突っ込んでさ~、だいぶガバマンになってんじゃね?」

(……違う。カホリちゃんもハヤワカさんも、いつもの二人じゃない。)
克雄が画面の向こうの二人の異様な言動を見ていると、ハナコが言った。
「わかるでしょ。あの二人が吸ってるのは幻覚草なの。父ちゃんの友達が私に時々くれるのよ。私はああいうの似合わないから、あの二人に試してみたら効果テキメンだったのよ~。不思議な草でね、幻覚のキキメが終わったら、吸ってた事も覚えてないのよ。」

克雄はそんなハナコの説明よりも、画面の向こうの二人に夢中だった。
「ヴェッへッへッへ…… カホリ、いいんだろ。指よりど太いのがいいんだろ!」
そう言って ハヤワカはカホリの股間にキャンドルを入れてグリグリ出し入れしていた。単1電池ほどの太さがあるキャンドルは、なめらかにカホリの股間を行き来していた。
「あ…… あ~っ ああ──ッ…… 欲しい、欲しいよぉ~ 男のチNポの本物が欲しいよぉ───ッ!」

「ヴェッへッへッへ……」ハヤワカは自分のショーツを脱ぐと、カホリの顔をまたいで、股間を口元に寄せた。
「ほら、カホリ。調子こいてないで、アタシのマNコをお慰めしな!」
カホリは舌を伸ばして、その先でハヤワカの股間の溝をたどった。
ハヤワカはくわえっぱなしにしたタバコの煙を深く吸い込んでは、毒々しい言葉を吐いていた。
「ヴェッへッへッへ…… クラスの男子たちの憧れのマトが、マNコにキャンドルぶっこんでアタシのクソの穴をイヌみたいに舐めてるなんて、すっごい絵ヅラじゃねぇか。カホリ、すぐにアンタの好きなアタシの小便かけてやるからな!」

  ───

それから数週間後のある日の午後。
そこは まだ入居が始まっていない、新しいマンションの一室だった。

ハナコがその玄関を開くと、柔らかい匂いの煙とともに、
「ヴェッへッへッへ………」
という、異様な笑い声が聞こえてきた。

「ヤッホー、やってる~?」
ハナコは部屋の引き戸を開いた。
煙に白く曇った部屋の中には、床に脚を拡げてあお向けに寝たハヤワカ。そしてハヤワカの股間に顔を寄せていたカホリの姿があった。

「誰よ。」ハヤワカがハナコに言った。「その変なヤツは誰よ!」

ハヤワカが目を向けた先には、パンツ一丁で、レスラー風の覆面をかぶり、アイマスクをつけた男が立っていた。

ハナコが男の肩に手をかけて言った。
「ドレイを連れて来たの。」
「ドレイ?」カホリとハヤワカが揃って言った。
「そう。時にはプレイに変化を持たせないとね。」

言うまでもなく、それは克雄だった。
アイマスクをして見てないフリをしてはいるが、アイマスクには細かい穴がいっぱいあいていて、カホリとハヤワカの全裸姿はまる見えだった。

カホリが無言で近づいてきて、克雄のパンツをいきなり引きずり下ろした。
「ヴェッへッへッへ………」ハヤワカがくわえたタバコを落とさんばかりに大笑いした。「ガ、ガキじゃない。つ~か、ガキのチNポじゃない!」

カホリはタバコの煙を吹きながら、そのチNポをじっと見つめていたが、
 パクリッ!
とそれを口にくわえてしまった。
(アアッ!)
克雄は危うく声をあげる所だった。二人は煙の幻覚からさめれば記憶が残らないとは言え、確実な保証がないため、克雄は声を出すことを避けていたのだ。

克雄のチNポは、カホリの口の中で最大級の勃起をした。憧れのカホリからこんな快感を与えられるとは思っていなかった。
あまりにも速攻だった。まだカホリのヌードに酔うひとときもないうちに、カホリのフェラチオは克雄を溶けさせた。

カホリはチNポを口から出した。
「アタシ、このチNポ欲しい……」
ハヤワカは克雄のチNポをつついた。
「ヴェッへッへッへ……… こんなのダメでしょ! カホリのマNコじゃ、こんなのスカスカでしょ!」

カホリはその言葉を気にもとめず、四つん這いになった。
「ほら、ドレイくん。」カホリは指で尻の穴を示した。「アンタならわかるでしょ。この穴にチNポ突っ込むのよ。」

ハヤワカは手を打って、
「ヴェッへッへッへ…… さすがカホリね。ケツの穴を小さいチNポ用にとっておいたなんて。」と笑うとタバコをくわえなおし、克雄の腰を支えてチNポの先をカホリの尻の穴に導いていった。

「ハ、ハ、キャハハハハハハハ…………」
カホリは尻の穴に克雄のチNポの先が入るにつれて、陽気な笑い声を響かせはじめた。
「面白~い。キャハハハハハハハ!マNコの方はデカイの突っ込まれる方がいいけど、尻の穴は……キャハハハハハハハハハハ!」
克雄が少し腰を動かしただけで、カホリは過敏に反応してバカ笑いする。
「尻の穴は小さいヤツでも、ファンタジー感じるぅ~ ハッピーキラキラするゥ~ キャハハハハハハハハハハ!」

これまでずっとカホリと幻覚を楽しんできたハヤワカも、戸惑うほどの乱れぶりだった。
しかし克雄は、尻の穴であろうと カホリをこれだけ狂わせた能力が自分のチNポにあった事に、大きな喜びを感じていた。

  ───

「克雄く~ん。」
「いっしょに帰りましょう。」
学校がすんで、カホリとハヤワカが克雄を誘いに来た。

「あ、ゴメン。ちょっと先生に呼び出されてるんだ………。」
克雄が困惑した顔で言った。
「え~、何したのぉ──?」
「宿題忘れたとか、いたずらしたとか?」
やつぎばやに聞いてくるカホリとハヤワカに、
「うん、先生に叱られること、もう色々たまってるから、とうとう爆発しちゃったんだ。」
克雄はそう言って、職員室に向かっていった。

しかし、克雄がやって来たのは職員室の近くの非常階段だった。
「職員室の近くに、みんな近寄ろうとはしないからね。」
「さすが克雄くん、悪いヤツの心理をついてるのね。」
非常階段に待っていたのは、ハナコだった。

ハナコはスカートをめくりあげた。すでにショーツを脱いで待ちかまえていたハナコの股間に、克雄はためらう事なく舌を這わせた。
「克雄くん…… そんな……お尻の穴まで舐めちゃダメよ。」
「何言うんだよ……あんな、幻覚ボケしたカホリやハヤワカのマNコなんかダメさ。……ハナコさんの……きれいなマNコも、お尻の穴も、ボクが淫らに愛してあげるからね~」

ハナコの尻の穴を舐めながら、マNコを指でいじる克雄。
ハナコの悶える声を聞く彼の胸の中には、牙を向いた邪心がうごめいていた。

「このハナコを味方につけておけば、これからもっと面白い体験が出来るに違いない…………」

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