最近、不倫関係の修羅場話が少ないよね。
妄想だらけの創作が増えて、現実味が薄れてきてるからかな。
というわけで、妄想にだまされないよう修羅場の現実をおさらいしておこう。
【サレ夫の性格】
・妄想
サレ夫は風俗通いの常習。チャンスがあれば浮気もしたいがモテない。
古女房は当然ほったらかし。夫婦間のエッチなんて盆と正月かそれ以下。
ろくに愛情表現もしてなかったくせに、嫁の心が離れると慌てる。
・現実
サレ夫はマジメで浮気や風俗とは無縁。妻子の幸せを願い一生懸命働く毎日。
夫婦の愛の時間も大切にしてたが、汚嫁が不倫に走って拒否されるようになる。
愛情表現は欠かさず、自他共に認める愛妻家で子煩悩。
【汚嫁との話し合い】
・妄想
汚嫁はサレ夫に愛想を尽かしており、離婚を突きつけるとあっさり応じる。
間男との関係を問いただしても、頑として口を割らない。
・現実
汚嫁はサレ夫を愛しており、「離婚しないで」「寂しかったの」「あなただけ」と
テンプレ通りの懇願。許してもらえるならと、間男との関係を洗いざらい喋る。
【義両親との話し合い】
・妄想
義両親は汚嫁の味方。形だけ謝ることもあるが、サレ夫の愛情不足をなじる。
汚嫁にも説教するが、サレ夫の前ではしない。サレ夫に愛想を尽かしてるため、
むしろ離婚を勧める。サレ夫の家を出た娘と孫は喜んで実家に引き取る。
・現実
「こんな良い旦那さんを裏切りおって」とサレ夫の目の前で義父が汚嫁に蹴り。
義両親でサレ夫に土下座し謝罪。汚嫁も義父に頭を地面に押し付けられ土下座し
3人して離婚を思いとどまるよう懇願。サレ夫の家を出た娘は勘当状態に。
【間男との話し合い】
・妄想
サレ夫との直接対決を避け、慰謝料などの交渉は弁護士を通じて淡々と。
書面で謝罪の意思を伝えることもあるが、揚げ足を取られるようなことはしない。
間男家庭でも修羅場が起きてるはずだが、サレ夫側に内容は伝わってこない。
・現実
会社バレ、嫁バレを恐れ土下座して謝罪。どんな制裁でも受けると泣いて懇願。
罪の意識から弁護士を立てない。そもそも引き受けてくれる弁護士がいない。
最終的に間嫁も事実を知り、間男家庭が崩壊する様子は逐一サレ夫に伝えられる。
【間男への肉体的制裁】
・妄想
怒りのあまり間男を殴打すれば、直ちに被害届を出され暴行傷害で立件される。
治療費はサレ夫持ち。不倫の慰謝料は暴行の慰謝料でほぼ相殺される。
・現実
殴打しても間男は被害届を出さず、病院でも「自分で転んだ」と主張。
治療費は間男の自腹で、慰謝料も請求しない。どれもこれも罪の意識から。
【慰謝料】
・妄想
弁護士同士の示談で相場に落ち着く。折り合いが付かなければ裁判だが、
判決前に和解勧告が出て、どちらにせよ相場で決着がつく。
・現実
汚嫁と間男は弁護士を立てず、示談は弁護士付きのサレ夫が圧倒的優位。
特に間男は裁判を避けるため、相場を大幅に上回る慰謝料請求ものむ。
【職場不倫の場合の会社の対応】
・妄想
就業規則に反しない限り、雇用主に社員を処罰する権限はない。
ただし、同じ職場だとやりづらいとの訴えがあれば、異動させることもある。
処分なしなら経歴に傷はつかないが、周りから奇異の目で見られて鬱陶しい。
・現実
対外イメージ悪化を恐れた会社は、職場の風紀を乱した罪で特に間男を懲戒解雇。
会社の幹部が迷惑料を持ってサレ夫を訪れ、穏便に済ませるよう頭を下げる。
間男は退職金もなく、不倫による解雇歴で再就職もままならず路頭に迷う。
【子供たち】
・妄想
虐待や育児放棄がなければ親権は母親。浮気してても子供は母親を選ぶ。
不倫で汚嫁だけでなく子供も奪われ、奈落の底に落ちるサレ夫。
・現実
子供は100%父親の味方。サレ夫と一緒に汚嫁を「不潔」と口汚く罵り叩き出す。
一貫してサレ夫に養育されることを望み、離婚後は母親との面会を断固拒否する。
【汚嫁・間男の末路】
・妄想
汚嫁は子供と一緒に実家に身を寄せることが多い。とりあえず生活は大丈夫。
間男が離婚した場合、汚嫁と再婚して案外幸せになったりすることも。
間男は離婚しなければ夫婦関係の修復に苦労するが、サレ夫には知る術がない。
・現実
家を叩き出され、子供に見捨てられ、実家からも勘当された汚嫁。
サレ夫への愛情は変わらず、贖罪のため風呂に転落して慰謝料をコツコツ稼ぐ。
間男は仕事も家族も失いホームレス化。全情報はサレ夫に「噂」として伝わる。
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