8月の上旬。午後2時30分。地下鉄の車内は比較的空いていた。
冷房の心地よく効いた車内には、立っている人もまばらで、ただ地下鉄の走行音のみが轟々と響いていた。
新聞を読む中年男性、居眠りをする婦人たち、学生、そしてOL風の娘ら……。
それは、ごくありふれた地下鉄車内の光景であった……。
と、その中へ、連結部の向こうから少女たちの話し声がガヤガヤと近付いて来た。
何やら騒々しい少女たち……。
ドアが開いて、騒々しさが一気に増した。
乗客たちは顔を上げ、声のする方を見た。
するとそこには、カジュアルな私服を着た少女らが5人ほどいた。
今時にしては保守的な感じの、比較的真面目そうな少女達であった。
彼女らはワイワイと声をあげながら、1人の少女を隣の車両から連れ込んだ。
その少女の姿を見た瞬間、乗客たちの顔には皆、驚きの様子が露(あらわ)になった。
桃色のドレスを着た、髪の長い色白の美少女。
それは、殺風景な地下鉄の車内では異様な光を放って浮き立つ、目も覚めんばかりに華やかなドレスを着た美しい少女だった……。
「じゃ、この辺でやってもらおうかな……?」
連結部のドアを閉めた少女たちは、美少女に向かってそう言った。
美少女は何やらうつむいて、悲しげに顔を曇らせ立っていた。
黒髪の後ろには白いレースのリボン……。ドレスはヒラヒラとフリルのふんだんに使われた、膝丈の愛らしいミディドレスだった……。
「早く見せてよ……。」
「駅着いちゃうでしょう……?」
「早く見ーせて……?」
少女らは周りから美少女に意地悪い笑みを向けつつ、何やら急かすように責め続けていた。
乗客たちは彼女らの様子を、皆黙って見つめていた。
美少女は少女らに急かされる中、悲しげにうつむいていた。
しかし、間もなくのこと、彼女は諦めたように、顔を伏せたまま地下鉄の車内へと足を踏み出して行った。
乗客たちは美少女を目で追った。
美少女は、近くにある座席横の手すりへとしがみつき、そして左手を顔の前に持って行った。
「……!!」
「……!?」
乗客たちは、その一瞬の後(のち)、美少女を見たまま驚きに目を見開いた。
何と美少女は、その左手の人差し指と中指とを、自らの両鼻の穴へとズブズブと埋め込んでしまったのである……!
乗客たちは怪訝な顔をして美少女を見つめた。
愛らしく小さかった美少女の鼻の穴に、今や何と2本の指が、無理矢理ズッポリと押し込まれてしまったのだった……。
美少女の鼻は、まるでゴム製ででもあるかのように柔らかく広がり、その2本の指をパックリとくわえ込んだ……。
美少女の鼻は、今や大きく無様に広がってしまっていた……。
美少女は顔じゅうを羞恥に歪め、耳までを真っ赤に染めて行った。
乗客たちは怪訝な顔をしたまま、じっと美少女を見続けていた。
その彼らの目の前で、美少女は何と、両鼻の穴に指を入れたまま、今度は股間を銀色の手すりへと押し付けるような格好を取って行った。そして彼女は、それから「ミーン、ミーン」と妙な鳴き声をあげるなり、両脚を広げて深々と屈伸し始めたのだった……。
「ミーン、ミンミン……。」
美少女の股間が、銀色の手すりで音もなく擦れた……。
美少女は鼻声で「ミンミン」と鳴きながら、大股を広げて腰を低い位置まで落とし、そしてまた上げて行った……。
「ミーン、ミンミンミン……。」
手すりに押し付けられているドレス越しの股間は、また音もなく擦れて行った……。
美少女は右手で手すりを握ったまま、再び両脚を広げ、腰を落として行った。
ドレスの股間は、また手すりへと擦りつけられた……。
美少女は両鼻の穴に指を突っ込んだまま、乗客たちの見つめる中、この恥ずかしい屈伸運動を繰り返して行った……。
「ミーン、ミンミン……。」
「ミーン、ミンミンミン……。」
連結部の付近では、私服姿の少女たちがクスクスと鼻に手を当て笑っていた。
美少女は泣きながら、大股を開き、深々と屈伸を繰り返していた……。
「ミーン、ミンミンミン……。」
「ミーン、ミンミンミン……。」
美少女の股間は、ドレス越しに銀色の手すりへと往復して擦りつけられた……。
美少女は両鼻の穴に指を突っ込んだまま、人々の前で屈伸運動を繰り返し行っていた……。
「ミーン、ミンミンミン……。」
「ミーン、ミンミンミン……。」
美少女の声は、両鼻の穴が塞がれているために、ひどく鼻声であった。
彼女の瞳からは大粒の涙が頬へと次々に伝わって流れ落ちていた……。
黒髪の後ろをレースのリボンで飾ったとびきりの美少女は、大股を開いて深々と屈伸しつつ、両鼻の穴に指を突っ込んだ恥ずかしい姿で、ドレス越しの股間を手すりへと強く擦り付け続けていた……。
「ミーン、ミンミンミン……。」
「ミーン、ミンミンミン……。」
「ミーン、ミンミン……。」
「ミーン、ミンミンミン……。」
地下鉄は轟音をたてて暗闇の中を走り抜けて行った……。
美少女はやがて屈伸をやめると、ヒクヒクと泣きじゃくったまま、じっとしてしまった。
両鼻の穴には左手の指を埋め込んだまま、右手では手すりを握りしめている。
美少女の顔は羞恥に歪み、耳までが真っ赤に染まっていた……。
と、美少女の足下から、突然、床の上へと水たまりが広がって行くのが認められた。
見ると、白いストッキングに覆われた美少女のふくらはぎには、液体が伝っていた……。
美少女は、何と放尿をしてしまったのである……。
車内の乗客たちは、どよめいて美少女を見つめた。
私服の少女たちは顔を真っ赤にして声を殺し、笑っていた……。
「間もなく、新宿3丁目……。新宿3丁目……。」
車内にはアナウンスが流れた。
すると美少女は、まるでそれが合図であったかのように鼻の指を抜き、手すりから離れた。そして今度は両腕を広げ、何やら羽ばたくような動作をしながら「バタバタバタバタ……!」と大声で言い、車内を歩き始めた。
「バタバタバタバタ……!」
美少女は顔を真っ赤にして泣きながら、乗客たちの前を小走りに羽ばたいて回った。
「バタバタバタバタ……!」
「バタバタバタバタ……!」
美少女は愛らしい泣き声で叫びながら、ポロポロと涙を落としつつ、羽ばたいて回った。
どうやら、彼女はセミが放尿してから飛び去る様子を、模写しているらしかった。と、すれば、先ほどの放尿は、失禁ではなく、自らの意志による故意の放尿だったのか……。
地下鉄は減速をして行き、やがてホームに滑り込んで行った。
「バタバタバタバタ……!」
美少女は依然、乗客らの前を羽ばたいて回り続けていた。
と、その時である……。
私服姿の少女たちは、突然パラパラと美少女のもとへと駆け寄って行った。
美少女は彼女らに四方から取り囲まれた。
少女らは、すると美少女のスカートに周りから手を伸ばして行き、そして一気に、そのスカートを両手でめくり上げてしまった……!
「きゃああっ……!」
美少女は思わずスカートを押さえ込み、腰を落とした。
しかしスカートは、真っ白なパニエごとバッサリとめくられてしまっていた。
尿まみれの白いパンティーが前後とも丸見え。
白いパンティーストッキング越しに、美少女の下半身が丸出しにされてしまっていた……。
「いやあ、ん、いやあ……!」
美少女はスカートをめくられたまま、どよめく乗客たちの前で必死に身をくねらせた。
すると少女らのうち2人は美少女のスカートから手を放し、美少女のパンストとパンティーとに前後から手をかけた……!
「んあ、いや……!
「い……、
「いやああああああああああん……!」
美少女の悲鳴が車内へと響き渡った。
と同時に乗客たちがどよめきをあげた。
何と、2人の少女たちは美少女のパンティーを、前後からズルリ!と、パンストもろとも引き下ろしてしまったのである……!
美少女は下半身を丸出しにされてしまった。
美少女の白い尻が、そしてその黒々とした股間の茂みが、全て乗客たちの目の前に露(あらわ)となってしまった……。
美少女はその直後、スカートを放され、その場にスカートを押さえ込みつつしゃがんだ。
と、その時、地下鉄は止まり、ドアが開いた。
少女らは「キャーキャー」と笑いつつ、ホームへと駆け降りて行った。
美少女はスカートを両手で押さえたまま、顔を真っ赤にして床にしゃがみ込んでいた。しかし、彼女はドアの方へと顔を向けるなり大慌てで立ち上がって行き、腰を落として両手でパンティーを上げながら、乗りかけた乗客たちの間へと駆け出して行った。
乗りかけた乗客たちは驚いて立ち止まり、美少女を目で追った。
車内の乗客たちも、また同様であった。
美少女は顔を真っ赤に染めて泣きながら、哀れにも腰を落としてパンティーを上げつつ、乗客たちの間をホームへ駆け降りて行った。
髪の長い、とびきりの美少女が、何とも無様な恥ずかしい姿……。
美少女は車内の乗客たちからだけではなく、ホームを歩く人々全てから視線を浴びせられる中、ヨタヨタと無様にパンティーを上げながら、惨めな格好で走り去って行った……。
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