妻のすずとは、結婚して7年経つ。付き合っていた期間から数えると、もう14年も一緒にいる。でも、これまでほとんどケンカする事もなく、仲良く過ごしてきた。
そして妻も32歳になり、そろそろ子供を作ろうという話が出ていた。そんな中、マンネリ防止という意味合いで始めた軽い露出プレイが、結局エスカレートしてしまい、今自宅のリビングでは、恐ろしく露出の高い格好をした妻と、大学生の甥の雄太が二人きりでいる。
雄太はソファの上で座りながら、妻のことを膝枕にしている。彼がガチガチに緊張しているのが、ネット型の防犯カメラ越しにもわかる。でも、一番ガチガチになっているのは、雄太のペニスのようだ。妻の顔のすぐ横には、そそり立ったペニスが天井を向いている。それは、本当に妻の顔の長さくらいありそうで、私は敗北感を感じながらも、無性にドキドキしていた。
雄太は、勇気を振り絞るようにして妻の胸を服の上から揉んでいる。
『どう? どんな感じ?』
妻は余裕があるような口調でそんな事を言うが、私には妻がひどく緊張しているのがわかった。
「柔らかいです……。大きくて、凄く興奮します……」
雄太は、少しビビりながらも妻の胸をソフトに揉み続ける。
『どうしたい?』
妻は、そんなざっくりとした質問をする。多分、妻自身どうしていいのかわからず、雄太に丸投げしたんだと思う。
「な、生で見たいです!」
雄太は、うわずった声で言う。
『え? 生? 直接見たいって事?』
妻は生の意味がピンとこないようで、そんな風に聞き返す。確かに、生で胸を見たいというのは、言葉としてはおかしいのかもしれない。
「はい! 見たいです!」
雄太は力強くうなずきながら答える。すると、妻はブラウスの胸の部分のボタンを外し始める。すると、まず胸の谷間が姿を見せる。白い清楚なブラウスから、そんな風に胸の谷間が見えている姿は、胸が丸見えになっているよりもいやらしい感じだった。
妻はあえてボタンを外さずに、ブラウスを左右に広げるようにする。すると、谷間だけではなく乳首まで丸見えになる。OLモノのAVのような格好で胸をさらす妻。素直にブラウスを脱がないのは、30歳を超えて多少胸が垂れてきたことを気にしてなのかもしれない。
でも、雄太は妻の胸を凝視している。カメラの角度で、表情は見えないが、本当に穴が空くほど見ている感じだ。
『そんなに真剣に見ないの。恥ずかしいわよ……』
妻はそんな事を言うが、胸を隠す様子もないし、声がうわずって興奮している感じだった。
「舐めてもいいですか?」
雄太は、少し震える声で聞く。
『いいわよ。優しくしてね♡』
それに対して、甘えた声で言う妻。妻は、当然のことながら私が見ていることを知っている。それでも、妻は躊躇することなく雄太に胸を舐めさせようとしている。
雄太は、ブラウスからこぼれ落ちている妻の大きめな胸に口を近づけていく。Eカップくらいあるので、多少垂れてきているかもしれないが、それでもとても良い形をしているし、綺麗な胸だと思う。
それは、私しか舐めたことがないはずの胸だ。それが今、私以外の男に舐められようとしている。自分で仕組んだこと、自分で望んだことなのだが、さすがに後悔も感じていた。
最初は、妻が他の男に恥ずかしい姿を見られた事に興奮して、徐々にエスカレートしてこんな事をしてしまったが、さすがにやりすぎなのでは? そんな後悔を感じていた。
でも、後悔を感じていながらも、さっき手も触れずに射精してしまったばかりなのに、もう限界まで勃起していた。
『アン♡』
私が色々な感情で混乱している中、妻の可愛らしいあえぎ声が響いた。画面の中では、雄太が妻の乳首を口に含んでいた。そして、そのまま舌で転がすように舐めている感じだ。
『ふ、ぅうんっ、そう、ぅあぁ……上手よ♡ 吸ってみて』
妻は、震えるような声であえぐ。そして、妻と画面越しに目が合ってしまい、私は一瞬目をそらしてしまった。妻は、カメラに向かってあえぎ続ける。私を挑発しているような感じだ。
「あぁ、凄い……。固くなってきました……」
興奮した口調で雄太が言う。
『もう片方も、指で触ってみて……』
妻は、カメラを見たまま甘い声で言う。私は、凄く不思議な気持ちになった。こんな画面越しに見ているが、これはリアルタイムで今起こっていることだ。それを止めもせずに見ている私は、おかしいんだと思う。
画面の中では、雄太が妻の指示通り、舐めているのと逆側の乳首を指で触り始めた。
『ンんっ♡ そう、うぅあぁ……。もっと強く摘まんでぇ♡ あぁアンッ』
妻は、相変わらず画面を見つめたまま気持ちよさそうにあえぎ声を出している。そして妻は、雄太に乳首を責められながら、雄太のペニスを握り始めた。ブラウスから胸をはだけさせながら、手で雄太の大きなペニスをしごいている姿は、本当にOLモノのAV嬢のようだ。
「すずさん、下も見せて下さい……」
雄太は、緊張気味の声で言う。
『エッチだなぁw いいよ、見せてあげる』
妻はそう言うと、ソファの上でM字開脚の格好をして、Tバックのショーツを丸見えにする。マイクロミニのスカートは、めくれ上がってしまっていて、何の役にも立っていない感じだ。でも、ブラウスと一緒で、ショーツだけの姿よりも、スカートがまくれ上がっている今の姿は、OLモノのAVそのものだ。
『脱がせてくれる?』
妻は、緊張した声で雄太に指示をした。雄太は、返事をせずにうなずくだけで、やっぱり緊張しているのがわかる。
雄太は、すぐに妻のショーツに手をかける。そして、妻も腰を浮かせて脱がせやすくしている。この姿が、私にとっては強烈なインパクトだった。
妻がキスをしたり、ペニスをくわえたり、精液を飲んでしまったことも強烈なインパクトだったが、他の男にショーツを脱がされて、しかも脱がせやすいように腰を浮かせる姿は、信じられないくらいに衝撃的だった。そして、その衝撃と同じくらいの興奮も味わっている私は、完全に性癖がおかしくなってしまったようだ。今の私には、妻が寝取られる姿を見たいという思いしかなかった。
ただ、妻に露出の高い格好をさせてみたり、エッチをしている姿を他人に見せつけたりするというだけではなく、実際に妻を抱かせる……。少し前の私なら、想像もしていない事だった。出会ってから今まで、ずっと好きという気持ちを保ち続けている妻のことを、他人に指1本触れさせたくないと思っているほどだった。それが、いくらよく知っている甥の雄太とは言え、ここまでやられてしまうと、不安な気持ちも強くなる。
そして、雄太は妻のTバックを脱がせると、
「凄い……。溢れてます……」
と、ささやくように言った。
『ば、ばかっ! 変な事言わないの!』
妻は、顔を真っ赤にして言う。本当に恥ずかしいようだ。
「でも、お尻の方まで垂れてます……」
雄太は、さらに追い打ちをかけるように言う。意外と、Sっぽいところもあるのかもしれない。
『あ、あなたがこんなの見せるからでしょ!』
妻は、耳まで赤くなっているようだ。
「こんなのって? どんなのですか?」
雄太は、少し落ち着いた感じで言う。多分、余裕を見せていた妻が、溢れるほどあそこを濡らしているのを見て、妻が口で言うほど余裕がないことに気がついたのかもしれない。
『こんなのって……その……。大きなおちんちんだよ』
絞り出すように言う妻。何となく、一瞬で攻守が逆転したように見える。
「僕のって、大きいんですか?」
雄太が、不思議そうに聞く。
『多分……大きいと思う……』
妻は歯切れが悪い。
「多分って、どういう意味ですか?」
雄太は、無邪気に聞く。
『あんまり他のって見たことないから……。パパのよりは大きいと思う……』
妻は、言いづらそうに小声で言う。私は、見てわかってはいたが、あらためて妻の口からそんな事を聞かされると、やっぱり凄く落ち込んでしまう。
「大きいの好きなんですか?」
雄太は、ド直球で聞く。
『そ、そんなことないよ! そんなに大きいと、痛そうだし……。でも、凄いなとは思うよ……』
「ありがとうございます!」
素直にお礼を言う雄太。可愛らしいなと思う。妻は、じっと雄太のペニスを見つめている。なにを考えているのかはわからないが、雄太のペニスを見つめる妻の顔は、妙に色っぽくて興奮しているように思えた。
「触って良いですか?」
雄太は、さっきまでのおどおどした感じがなくなって、しっかりした口調で聞く。妻は、勢いに飲まれたように、
『良いよ』
と、短く答えた。すると、すぐに雄太の手が妻のあそこに伸びていく。
『んっ、ンうぅん……』
妻は雄太にあそこを触られ、軽くうめき声を漏らす。
「凄い……。熱くて、グチョグチョです……」
雄太は、感動したような口調で言う。そして、そのまま触り続ける。
『ン、ふぅ……んっ! そこ……。ぷっくりしてるとこ、触って……』
妻は、雄太に指示をする。雄太は黙ってうなずき言われた通りにする。
『ンふぅ♡ そう、あぁっ! 気持ちいいぃっ! そこ、気持ちいいよぉっ!』
妻は乳首を責められた時よりも、かなり大きなリアクションであえぐ。ほとんどの女性がそうだと思うが、妻もクリトリスが凄く感じる。でも、妻はクリトリスも感じるが、膣中も感じる。どちらかといえば、膣中派だと思う。
『あっ! あぁんっ♡ そう、うぅあっ! もっと強くて良いから! そう! うぅああぁっ! 気持ちいいぃっ! 気持ちいいよぉ!』
妻はソファの上で、M字開脚のまま腰を持ち上げるようにしている。そして、天井を向くくらい上を向き、深い快感を味わっているようだ。
リビングに響く妻の嬌声……。結婚して以来、リビングでセックスをしたことなど一度もない。私は、公認とは言え、妻の浮気の現場を見ながら狂おしいほど興奮していた。
雄太は、我慢出来なくなったように妻のあそこにむしゃぶりついた。
『あぁっ! ダメぇっ! そんなとこ、うぅあぁっ! 汚いから、ダメぇっ! ホントにダメぇ! ンンッふぅ♡』
妻はいきなり雄太にクンニをされて、慌てて彼を押しのけようとした。妻はセックスが好きで、どちらかというと淫乱の気があるような女性だと思う。それでも、あそこを舐められることには強い抵抗を感じるようで、私も過去に一度しかしたことがない。その時も、すぐに押しのけられてしまったので、実質経験がないと言えるかもしれない。
でも、雄太は妻が押しのけようとしても、どくことなく舐め続ける。
『イヤァッ! 恥ずかしいぃっ! 本当にダメっ! 許してぇっ! ダメ、うぅあぁっ! ダメなのにぃ……気持ち良くなっちゃうっ! イヤァぁっ! ヒィうぅっ!』
妻は雄太にアソコを舐められつづけ、次第に抵抗が弱くなっていく。今の妻にはまったく余裕もないようで、ただ感じさせられている一匹の牝のようになっている。
私は、妻が雄太の髪をグチャグチャにしながら、背中をのけ反らせるようにして感じている姿を見て、もう我慢の限界だった。そして私は、ズボンの上から自分のペニスをまさぐり始めてしまった。妻が他人にクンニされている姿を見て、オナニーを始めてしまった私……。でもそれは、禁断の快感と言えるほどの強烈な快感だった。
『ダメぇぇーっ! イッちゃうぅ! イクっ! んンッフゥッ!! くぅぅっ!!』
妻は一際大きく背中をのけ反らせると、オルガズムに至ったようだ。
「イ、イッたんですか?」
雄太は、嬉しそうに聞く。
『……イカされちゃったw 童貞くんにイカされるなんて、なんか悔しいw』
妻はおどけたように言うが、顔は信じられないほどにとろけてしまっていた。妻とは14年一緒にいるが、一度も私に見せたことのない顔をしている。そして私は、私の知らない妻の顔を見て射精していた……。
こんな公園の片隅の車の中で、いくら辺りが暗いとはいえオナニーをしてイッてしまった私……。しかも、オカズは妻の不倫動画だ。自分自身に嫌悪感を感じてしまう。
「も、もう我慢出来ないです!」
雄太は、切羽詰まったような、切ないような声で言う。
『……待ってて』
妻は、覚悟を決めたような顔で言う。そして立ち上がると、サイドボードからコンドームを取り出した。最近では、子作りを始めたこともあって、私とのセックスでは使っていないコンドームだ。
私は、信じられない気持ちだった。今日は、妻との事前の打ち合わせでは、雄太に露出プレイを仕掛けて興奮させて、手で抜いてあげる……。でも、場合によっては、フェラくらいまでは……という程度の内容だったはずだ。セックスをするなんて承諾もしていないし、妻もそのつもりはなかったはずだ。
すぐに電話をして止めなければ……。でも、私は魅入られたように動画から目が離せない。
妻はコンドームの袋を開けると、中身を取り出して雄太に装着しようとする。私は、自分の妻が他の男にコンドームを装着する姿が、こんなにも胸をえぐるとは思ってもみなかった。
『あれ? これ、裏なのかな? 意外と……難しいね』
妻は不器用ではないと思うが、コンドームをつけるなんて初めてなので、上手く出来ないようだ。
『こんなにキツいの? なんか、破れちゃいそう……。そっか、大きすぎるのか!』
妻はそんな事を言いながら装着をする。私は、また敗北感を感じてしまった。そう言えば、コンドームにもサイズがある。私が買う時、横にLサイズとかキングサイズとかが置いてあるのを見たことがある。私は、手に取ったことすらない。
妻は納得しながらも、さらに頑張って装着しようとする。
「あ、あぁっ! ダメ、すずさん、ごめんなさいぃっ!」
雄太は、泣きそうな声で叫ぶ。
『うわっ! イッちゃったw すっごーい! こんなの見たことないよ! こんな風になるんだね!』
妻はコンドームの中に射精してしまった雄太に、場違いに明るい口調で言う。
「ご、ごめんなさい……。でも、すぐ回復しますから!」
雄太は、必死で言う。
『ふふw 回復って、もうカチカチだよ♡ このままいける?』
妻は、痴女のような顔で言う。私は、もう無理だった。すぐに携帯を取り出すと、妻に電話をした。
画面の中では、電話が鳴って慌てる二人が見える。
『パパからだ……』
そう言って、携帯を見る妻。雄太は、途端にビビったような顔になる。
そして電話に出た妻。
『もしもし〜。もう帰ってくるの?』
妻は、普通の感じで話し始める。とても、他の男のペニスを受け入れる寸前だったとは思えない感じだ。
「い、今帰るから!」
と、焦って言う私。
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