工場の仕事を終え、帰宅する駅の階段を下りた雄二は、いつもの様に「モンブラン」
と書かれた喫茶店に入った。
そこに勤める玲子と、その彼女を目当てに入る客たちを見るためだ。
大学生の玲子は、肩まである栗毛色がかった髪を横にピンで留め、愛くるしい笑顔を
振りまいている。
その美しさは、モデルになれるほど際立っていた。最近のテレビに出てくるタレント
などより美しい。
他の客との会話から、実家は静岡で、東京の大学に通うためアパートに一人住まいを
していることが分かった。
一時間ほど店にいた雄二は、アパートに帰ると風呂の用意をして銭湯へ行った。
帰りにラーメン屋でビールを飲み食事をし、アパートへ帰る途中、前を歩く見覚えの
ある女性に目が行った。
(玲子ちゃんだ)
どこに住んでいるのか気になった雄二は、所々にしか街灯のない道を、サンダルの音
を忍ばせて付けて行く。
5分ほど歩いて、「青葉荘」と書かれたアパートの中に玲子は入った。
少し離れて窓を見ていた雄二は、1階の右から2番目の部屋の電気がつくのを確認し
た。
カーテンに玲子らしい影が映る。
しばらく電柱の影から中を窺っていると、カーテンが開き、洗濯物を取り込む玲子が
見えた。
雄二はあわてて陰に隠れる。
開いた窓の隙間から部屋をのぞくと、1Kの様だ。
窓が閉められると、雄二はアパートに帰り、今まで女性と付き合ったことがない男特
有の妄想にかられた。
(あの子と付き合いたい)
玲子の体を想像しながら布団に入った。
寝床で思ったのは、何とか部屋に忍び込めないだろうか?
彼女が寝ている間に、裸を見ることが出来ないか?
そして、触ることが出来ないか?だった。
雄二の仕事は、塗装関係の仕事だ。
仕事柄、色々な薬品を使う。その中に催眠作用や麻酔作用を引き起こす薬品も含まれ
ている。
これを使って何とかならないかと、雄二は考えた。
翌日、エーテルを入れたコーラのビンと、防毒マスクをバッグに入れ、帰りに昆虫標
本用の注射器を購入し、帰宅した。
深夜になるのを待った。
2時になり、雄二は行動を開始した。
「青葉荘」の前まで来ると塀の横から庭に入り、玲子の部屋の窓の隙間にエーテルの
入った注射器を差込み、部屋の中に飛ばし入れた。
これを10回ほど繰り返し、20分待った。
次に入り口に回り、鍵に針金を差し込む。
これは以前、仕事仲間から教えてもらった簡単な技術だ。
すぐに開いたドアから中に入る。
防毒マスクをバッグから出して被る。
バッグの中に用意したハンカチにエーテルを浸し、玲子の鼻に近づけて1分ほど待った
。
薄がけの布団から出た腕を触る。
反応がない。
次に肩を揺するが、同じく反応がない。
今度は強く肩を揺すって見たが、反応がない。
薬が十分効いているようだ。
部屋の明かりを点ける。
薄がけ布団をはがすと、薄い黄色のパジャマが現れた。
横向きの体を仰向けに直し、体を真っ直ぐにする。
深く眠っているようだ。
雄二はパジャマの前のボタンを外しにかかった。
下から順番に。
中には何も着けていなかった。
一番上まで外し終わって、それを両側に開くと、見事な乳房が現れた。
喫茶店の片隅で、いつも憧れて眺めていた玲子の乳房が、目の前にある。
雄二はいとおしそうに、両手をそれに近づける。
両側から包み込むように触れた。
やわらかい。
乳首を指でつまむ。雄二は興奮した。
激しく鷲掴みになった。揉みまくっても目を覚ます気配はない。
しばらく乳房に触れたあと、パジャマのズボンを脱がす。
下におろすと、白い下着が見えた。
その下着の上から手で触れる。少しザラっとした毛の感触。
両側に指を入れ、ゆっくりと下げ、足から抜き取る。
玲子の全裸が現れた。
雄二はしばらくそれを眺めていた。
眺めるというより、何も出来ないでいた。
それほど感動していた。
下の毛に指で触れる。つまんだり挟み込むようにして撫でる。
膝の裏に手を入れ、足を開いていく。
すると、閉じられた玲子の秘部が現れた。
なおも足を開く、膝を持ち上げるように。
玲子の秘部は少し開いた。
雄二は足で膝を押さえながら、玲子の秘部に指をあて、そこを開く。
上にある突起を指で触る。皮をめくった。
小豆大のピンクの小さなふくらみが現れた。
それを指先で転がす。眠っている玲子に反応がない。
秘部をなおも広げ、その奥を観察した。
小さく閉じられた花びらを見つけ、ゆっくり指を入れる。
入った。処女ではないようだ。
雄二は会社から借りてきたポラロイドカメラで、何枚か撮った。
全身、乳房のアップ、秘部、等々。
我慢が出来なくなった雄二は、窓を半分明け、ドアも少し開けて換気した。
5分ほど開けたあと、それらを閉め、防毒マスクを外した。
部屋の中はまだ薬臭い。長時間は無理だ。
雄二は、玲子の足の間に体を入れると、両膝を持ち上げ腰を浮かせ、その下に枕を入
れた。
足を大きく開かせ、秘部を突き出させるようにして、そこに口を押し付ける。
やや女性臭のする秘部に舌をこじ入れ、突起から小さな穴、そして閉じられた花びら
の中にも舌を入れる。
肘で足を押さえ、周りのヒダを引っ張ったりしゃぶったり、咥え軽く噛み、吸い付い
たり、思う存分弄んだ。
次に体を起こし、背後からその膨らみを現した乳房を両手に包む。
首筋に激しく舌を這わせ、両乳首を指でつまみながら揉んだ。
清楚な美人の体を、思う存分堪能した雄二は、分身に防具をつけて、最後の仕上げに
入る。
ゆっくり押し込むと、かなり窮屈だった。
全く反応を示さない玲子を見下ろしながら、その結合している部分を写真にとる。
カメラを置いて、乳房を掴み、乳首をつまんでしばらく後、雄二は激しくいった。
その余韻を味わって、後始末をする。
下着とズボンをはかせ、パジャマの上を着せてボタンを閉じる。
そのパジャマの上からもう一度体を触り、満足して、布団をかけた。
部屋の中を元通りに確認して、ドアを閉める。
アパートに帰った雄二は、ポラロイド写真を眺めて、2回抜いた。
翌日、いつもと同じように「モンブラン」に寄る。
いつも通り隅の席に座るとバッグから写真を取り出し、玲子と見比べる。
玲子の様子は普段と変らない。
全く気がついていないようだ。
昨夜寝てる間に、雄二に体を弄ばされた事など、全く気づかないように。
そんな玲子の明るさを見ながら、写真を見る。
これで味をしめた雄二は、その行動をだんだんエスカレートさせていった。
ある日雄二は、小道具を用意した。
同じように裸にしたあと、指を二本入れて中を広げる。
その指を三本にして深く入れる。
次に、とうもろこしに防具をつけて、その表面に潤滑液を塗り、入れた。
さすがに窮屈そうだ。
なおも強引に押し込むと、花びらの表面から少し血が出てきた。
裂けたのだろう。
まだそんなには経験していないはずだ。
さすがに苦しそうな顔をした。
その姿を写真に撮る。
うしろの穴に、キュウリを入れる。
なかなか入らない。
潤滑液を多めに塗ってもダメだった。
次にボールペン。
これは入った。奥まで入れてかき回す。
これも写真に撮る。
引き抜くと、特有の臭いがする。
ボールペンは小さなビニール袋にしまった。
そのあと、いつもと同じように弄び、部屋をあとにした。
そのあと、いつもと同じように弄び、部屋をあとにした。
こんな事を2ヶ月ほど続けた。
そんなある日、同じように部屋に入ると、二人寝ているのが見える。
友人が泊まっているようだ。
ハンカチとティッシュに薬品を浸し、それぞれに5分ほどあてがう。
友人は髪をショートカットにしたボーイッシュな子だ。
胸はかなり大きい。
ショートパンツにTシャツで寝ている、友人から先に脱がす。
ボタンを外し、短パンと一緒に下着を下ろす。
下着で押さえつけられ、薄く寝たヘアが見えた。
Tシャツを上に捲り上げる。
Tシャツの上からでも、その大きさが分かるくらい十分に熟れていた。
腕をTシャツから抜き取る。
背中に布団や枕などを当て、体を起こし、その大きさを現した胸を楽しんだ。
下に垂れずに、張りを持って前に突き出ている。
最高の乳房だ。
しばらく、その胸の膨らみを、手でもてあそぶ。
防毒マスクの中が息苦しくなるほどだ。
体を戻し、足をゆっくりと開く。
硬く閉じ、柔らかなヘアで薄く覆われた秘部が現れてきた。
膝を折り、大きく開く。
強引に開けられたそれは、ややグレーに近い濃い茶色だった。
表面をやわらかく撫でると、ヘアが起き上がりだす。
中央の筋に指を這わせ、上にある突起をつまむ。
皮をむくと、突起との間にわずかに恥垢が付いている。
そこの臭いをかぎたくなった雄二は、いつもと同じように換気をした。
しばらくしてマスクをはずし、友人のそれに舌を這わす。
特有の臭いを強烈に嗅いだ雄二は、一気に興奮した。
その状態で、自分のものにティッシュを巻きつけると、数秒で頂点に達した。
目眩がするほどの快感が、全身を貫く。
息苦しくなるほどだ。
しばらく放心状態がつづいた。
やや落ち着くと、目の前にある新しい女の秘部にまた舌を這わす。
恥垢をきれいに舐めとり、その下にある小便が出るところも丁寧に舐める。
全体を十分舐めたあと、小さく閉じている穴に指を入れた。
トウモロコシなど、大きなものまで入るようになった玲子と比べ、友人のそれは、一
本指でも窮屈な感じだ。
カメラを取り出した雄二は、周りのヒダを指で大きく広げ、何枚も撮った。
玲子と同じように、持参したものを入れた写真も撮る。
友人の体を思い残すことなく楽しんだ後、裸にした玲子の体に指を入れながら、友人
の体で激しくいった。
雄二はしばらく動くことが出来なかった。
それほどの快感だった。
気が戻り、いつもより時間が長いと思った雄二は、もどかしく友人と玲子の寝巻きを
元通りにする。
忘れ物や戻し忘れが無いか確認して、最後に友人の大きな胸をもう一度揉みしだく。
この胸に、次はいつ会えるか分からないと思った雄二は、また自分のものにティッシ
ュを巻きつけると、片手で胸を鷲掴みにして、勢いよく擦った。
快感が全身を覆うと、雄二は気が遠くなりだした。
ボンヤリした頭で、引き上げなくては、と思っても、体がだるくなっていく。
もどかしく後始末をし、電気を消して部屋を出るそのとき、玲子の足を踏んでしまっ
た。
換気をしてから1時間ほどが経っていた。
玲子は「ウッ」と声を上げ、体を起こそうとした。
雄二は慌ててドアを閉め、一気に外へ出た。
表から玲子の部屋を見ると、電気が点けられている。
雄二は急いでアパートへ帰った。
部屋に着くと、気が付かれた恐怖と、友人の体の余韻で興奮していて、中々寝付けな
い。
もう行くことは出来ないだろうか?
玲子は、侵入者がいたことを分かったのだろうか?
重い頭の中で、雄二は考えた。
翌日、いつものように「モンブラン」に行き玲子を見ると、浮かない顔をしている。
客の前ではいつものように明るく振舞っているが、一人のときの表情に陰りがある。
雄二の手元には、ポラロイド写真が100枚ほどになった。
写真代は高いが、その価値は計り知れない。
下の毛も毎回摘み取って、かなり貯めた。
数日後、店に行くと玲子の姿が見えなかった。
客の話を聞いていると、玲子は辞めたらしい。
友人が来ていた晩、新しい興奮に気が緩み、失敗したことを後悔した。
もう玲子に会うことは出来ない。
あの体を好きなように楽しむことは、もう有り得ないのだ。
それからの雄二は、玲子の写真を宝に、寂しい時間を過ごしていた。
2年ほどして、テレビを見ていると、見覚えのある子が写っている。
バラエティのカバーガールで、番組の中で準レギュラー的な子だ。
玲子だった。
間違いなく玲子だった。
月が経つごとに出演が増えていき、1年後には有名人になっていた。
雄二は、テレビの中の玲子に、また感動した。
あの○○(芸名)の体を俺は知っている。
ここに、全ての写真がある。
部分のアップもある。
トウモロコシを入れたものや、後ろにボールペンを入れた写真もある。
そのボールペンと、摘み取ったヘアも持っている。
雄二は○○の大ファンになり、テレビ欄で名前を見ると、可能な限り見た。
そして、写真を広げテレビと見比べて、自分の世界へと入っていった。
oshimai
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