06月19

萌ちゃん 終










受験が終って、見事にふたりとも志望校に合格した。
萌ちゃんは自分の合格より、僕の合格を泣きながら喜んでくれた。

学校からは僕の方の合格は難しいかもしれないと言われてたから
なおさらうれしかった。

卒業式も無事終えて、高校入学までの自由な時間を楽しく過ごしていた。

「はー、雄太君が合格してくれてよかった。お茶入れるからそこ座って。」
「いつまで喜んでんの?もうすぐ入学だよ。」

「はい、お茶とぽっぽ焼き。」
「またぽっぽ焼き?もうあきたよーこれ。他のおやつないの?」

「おいしいじゃん。いらないなら私食べるからいいよ。」
「ちぇ。」

「ねえ雄太君、春だねー。」
「うん。」

僕は萌ちゃんの部屋の窓から外を見た。
窓から見える景色にも春らしいものを発見できた。

「ねえ、萌ちゃんどっか行こうよ。」
「どっかって。」

「どこ行こうかなあ?」
「古町でも行く?フリマやってるみたいよ。」

「うーん、遊園地とかがいいなあ。」
「遊園地?いいねー。」

「どこの遊園地行こうか。」
「デ○ズニーランドとか?」

「お、それいいね。でも日帰りはきついね。」
「じゃあ、どっか泊まっちゃう?」

「うん。泊まりで行こうか。」
僕も萌ちゃんも親に特別に許可をもらい、デ○ズニーランドに行くことにした。

そして旅行当日...

「萌ちゃん早く早く。」
「雄太君、待ってえ。もう息が切れるー。はーはー...」

「電車行っちゃうよー。」
「はあはあ。」
僕らは新幹線に飛び乗って2階への階段を駆け上がった。

「席空いてたー。」
「よかったー。はあはあ。」

「やっぱり2階席は見晴らしいいね。」
「うん。ふーふー。」

「めずらしいよね、萌ちゃんが寝坊するなんて。」
「うれしくてなかなか眠れなかったのよ。ホントにごめんね。」

「弁当買えなかったね。」
「あ、お母さんがサンドイッチ作ってくれてたんだ。」

「ホント?」
「うん、はい。」

「よく萌ちゃんのお父さんとお母さん許してくれたね。」
「うん...実は...」

「ウソついちゃった...」
「え?マジで?」

「女の子の友達と行くって...」
「そうなのか...」

「でもね、お母さんは雄太君と行くって薄々わかってるみたい。」
「それでも許してくれたんだ...何か後ろめたいな。」

そんなやり取りがあって、目的地に到着した。
「こっちは暖かいね。」
「いい天気だなあ。」

「ひさしぶりー、ここ来るの。」
「さ、行こう。」

ここでちょっと驚くことがあった。
ホ○ンテッドマンションに行こうとすると萌ちゃんが嫌がった。

「え?何で?」
「私、ああいうのちょっと...苦手なの。」

「大丈夫だよ。行こうよ。」
「雄太君、私がどうなっても驚かない?」

「ちょっと恐がるくらいならOKOK。」
「...」

しかし...

「イヤー!!!キャー!!恐ーい!!」
「萌ちゃん、まだスタートしたばっかりだよ。」

「ギャー!!!イヤー!!!何ー!!!恐いってー!!!」
「萌ちゃんうるさいって。」

僕は鼓膜が痛くなってきた。
「萌ちゃん、目つぶっててよ。僕、鼓膜破れそう。」
「ゴメン...そうする。」

やがてゴールへ。

「萌ちゃん、立てる?」
「無理...」

「おしっこ漏らしたりしてないよね。」
「それは大丈夫...」

僕は萌ちゃんをお姫様ダッコして移動した。

「ずっと目をつぶってたんじゃなかったの?」
「私、それでもダメなのよ。ゴメン...」

「まあ、誘ったのは僕だしなー。もしかしてお化け屋敷とかもダメなの?」
「ダメダメダメダメダメダメ。絶対ダメ。」

「萌ちゃんって恐がりなんだね。」
「うん...ゴメンね。」

「でもそこが可愛いんだけど。」
「雄太君...」

僕らは一日遊んだあと、宿泊予定のビジネスホテルへ向かった。

「あそこが受付かな?」
「フロントっていうんじゃない?」

「身分証明書は...あった。」
「ママからちゃんと連絡が入ってるかなあ...」

エレベーターで宿泊する部屋へ。

「じゃあ、あとでそっちの部屋行くね。」
「うん、じゃあ待ってる。」

そして僕は萌ちゃんの部屋へ。

「はー、楽しかったねー。」
「でも、萌ちゃんの以外な一面見ちゃったな。」

「雄太君、たくましくなったね。私を軽々と抱き上げて。」
「うん?でも思ってたより萌ちゃん軽かったよ。」

「小学校の時はこんなふうになるの想像できなかったなー。」
「お猿って言われたよね。」

「キャハハハ。」

そして時間は経過し...

「お風呂入ろうかなあ。」
「あ、僕も入る。」

「え?いっしょに入るの?」
「ダメ?」

「ダメじゃないけど。」
「まだお風呂っていっしょに入ったことなかったじゃん。」

「じゃあいっしょに入ろうか...ところで服ってどこで脱ぐの?」
「そこのドア開けたらいきなりお風呂だから...ここで脱ぐんじゃないの?」

「え?ここで脱ぐの?」
「だって脱衣所ないじゃん。」

「そうだけど...ホテルってそうなの?何か...恥かしー。何ー?この恥かしさ。」
「そんなふうに言われると僕も恥かしいよ。」
僕らはモジモジしながら服を脱ぎ、お風呂に入った。

「けっこう狭いね。」
「ユニットバスっていうんだっけ?これ。」

「洗い場にトイレがあるのって何か変だね。」
「うん。」

「私、トイレ見てたらおしっこ行きたくなっちゃった。」
「目の前にあるからしたら?」

「え?ここでするの?恥かしいよ。」
「だって、ここでしかできないじゃん。」

「そうだけど...雄太君が目の前にいるし。」
「え?ダメなの?」
トイレを前に萌ちゃんはモジモジしている。

「さすがにおしっこするとこ見られるのは恥かしい...」
「このカーテン閉める?」

「うーん...でもお...音とか...聞かれちゃうし。」
「じゃあ、こっちおいでよ。」

「そっち行くの?」
「うん。」

萌ちゃんが浴槽をまたいでこっちに入ってきた。
「ねー、どうするの?」

「何かおしっこがまんしてる萌ちゃんって可愛いね。」
「早くしてー。」

「僕が見えなかったらいい?」
「うん。あと音も。」

「じゃあ、こうやってシャワー出して...体にかかるようにして...」
「それで?」

「ふたりで抱き合っているうちにおしっこするってどう?」
「えー、新鮮。考えもつかなかった。」

「これなら出ること見えないし、シャワーのお湯が流れてるからいつ出てるかわかんないし。」
「うん、してみる。」

シャワーがちょうどふたりの体にかかるように位置を調整して、僕らは抱き合った。
「いつでもしていいからね。」
「ねえ、キスしてもいい?」

「キスしながらおしっこするの?」
「うん。何かそういうのしてみたくなっちゃった。」

僕と萌ちゃんはキスをした。
しばらくするとちょっと温度の違う液体が僕の足を流れて行った。

「ん...」
「うん...」

少しだがおしっこの匂いがする。

「終った?」
「うん、わかっちゃった?」

「うん、わかった。」
「恥かしい。ちょっと匂うね。」

「萌ちゃんお風呂でおしっこするの初めて?」
「あの...」

「ん?」
「雄太君は?」

「え?僕?」
「うん、教えて?」

「することあるよ。弟と入ってる時もするよ。」
「そうなの?どうやって?」

「さっきみたいにシャワーしながら。」
「気づかれない?」

「たまに気づかれることあるよ。兄ちゃん今おしっこしただろって。萌ちゃんは?」
「実は...たまにしてる...」

「シャワー浴びて?」
「ううん、排水口に向かってしゃがんで。」

「え?そんなふうにしてるの?」
「うん、したあとはすぐシャワーで流しちゃうけど。」

「学校で一番人気の美少女がお風呂でおしっこってすごいね。」
「そんなこと言わないでええ。恥かしいよお。」

「今度そのおしっこするとこ見せて。」
「だーめ。」

お風呂もあがってまったりした時間が過ぎた。

「ねえ、ボチボチ寝ようか。」
「うん。」

「ねえ、雄太君...このままこっち泊まってく?」
「いいの?」

「うん...いいよ。」
「ベッド狭そうだけど。」

「いいよ。くっついて寝よ。」
「うん...」

「...」
「...」

僕らはベッドにもぐりこんだ。
風呂あがりの萌ちゃんのいい匂いがする。

「じゃあ、電気消すよ。いい?」
「うん。」

部屋が暗くなった。
僕らはヒソヒソ話のような声で話を始めた。

「やっぱりこのベッド、シングルだから狭いね。」
「萌ちゃんの部屋にあるのはシングルじゃないの?」

「うん。あれはセミダブル。」
「おっきいの買ってくれたんだ。」

「おさがりなの。パパとママが昔使ってたやつ。」
「ふーん。」

「...」
「...」

「さっきねえ、ちょっと興奮しちゃった...」
「さっきって?」

「お風呂で...おしっこした時...」
「え?興奮してたの?」

「だって...いつもはお風呂もひとりだけど、今日は雄太君といっしょだし。」
「そうだったんだ。」

「それにキスしながらおしっこって...初めてだし。」
「僕もちょっと興奮したよ。」

「そうだよね。硬くなってたもん。」
「ははは。」

「...」
「...」

「ねえ雄太君...約束の...しようか...」
「え?いいの?」

「うん...」
「ま、マジで?」

「雄太君、キス...して...いい?」
「うん。」
萌ちゃんと濃厚なキスをした。一気に僕のチンチンが勃起してしまった。

「何か、恥かしいね。」
「うん。萌ちゃん...約束のやつ...今日でホントにいいの?」

「うん...いいよ。」
「ホントに?じゃあ、しちゃうよ。」

「あ、ちょっと待って。」
「どうしたの?」

「シーツ汚しちゃうといけないから。」
「バスタオル敷くの?」

「うん、もしかしたら...血とか...出ちゃうかもしれないし。」
「そっか。萌ちゃんも初めてなんだ...」
萌ちゃんは使っていないバスタオルをベッドに敷いた。

「じゃあ、パジャマ...脱ごうか...」
僕と萌ちゃんはゴソゴソとパジャマを脱いだ。

「ねえ、直前みたいのは何度もしてたのに...すごく緊張するね。」
「うん...僕も...」

「あ、避妊!!」
「一応、用意してあるよ。」

「ホント!?」
「一応、この前ドラッグ行って買っておいた。すごく緊張したけど。」

「雄太君、こういう時は準備がいいね。」
「こういう時はって何だよ。」

「付け方とかわかるの?」
「一応、予習しといた。3枚くらい無駄にしたけど。」

「ふふふ。」
「何がおかしいの?」

「うん?雄太君も大人になったんだなあって。」
「萌ちゃんは小学生の時点で大人みたいだったからね。」
僕はカバンの中から避妊具を取って枕元に置いた。

「萌ちゃん、ブラ取って...いい?」
「うん。」
薄明かりの中で僕は萌ちゃんのブラを外した。
ポロンと大きな萌ちゃんの大きなおっぱいが現れた。
僕は両手で萌ちゃんのおっぱいを揉んだ。萌ちゃんの息がはずんだ。

「乳首舐めていい?」
「うん...」
乳首を口に含んだ途端に萌ちゃんの口から声が漏れた。
気持ちよさそうなので、もう1個の乳首は指で転がしてあげた。

「うん...」
萌ちゃんの体がビクっと動いた。
僕の舌は萌ちゃんの乳首を愛撫したあと、下に降りて行った。

ヘソのくぼみにたどり着いた。僕はそこを舐めてみた。
何か苦いようなしょっぱいような味がした。
「ヘソなめるの?」
「どんな味かなあと思って。」

「どんな味?」
「うーん、変な味。」
そのあと僕は太ももやひざの裏などを舐めたあと、また上に向かった。

「なんか全身舐められるのって変な感じ...」
「気持ちいい?」

「うん、変な感じだけどすごく気持ちいい...」
僕の顔はまた下着の上空に来た。

「ねえ、ここさわってみていい?」
「うん、やさしくね。」

僕は股間のところをやさしくさわってあげた。
薄い生地があっても何となく形ややわらかさがわかる。

「ううん...」
萌ちゃんの声がちょっと大きくなった。
生地の上からいろんなところを指でさぐった。

「ねえ、これ...脱がしていい?」
「うん。」
生地のをつまんで引き降ろすと、萌ちゃんはちょっとお尻を持ち上げてあげてくれた。
スルスルっとパンツが脱げて萌ちゃんは全裸になった。

僕は萌ちゃんの足を開かせた。
「何か...今日は特別な日だと思うと...恥かしい。」
僕はひさしぶりに萌ちゃんのアソコを舐めてあげた。
ベチョベチョに濡れていた。

「萌ちゃんすごい濡れてる。」
「恥かしい...」
僕はちょっと硬いところを舌で刺激してあげた。

「ああん、いやあん気持ちいい...」
「萌ちゃん、声おっきいんじゃない?隣の部屋に聞こえるよ。」

萌ちゃんは手で口をふさいだ。
「んー...んー...」

それでも喘ぐ声が聞こえてくる。
「ダメ...いっちゃう。もういいよ。」
「萌ちゃん早いね。」

「私ねえ、ダメなの。そこ弱いの...ねえ、私も雄太君の舐めてあげる。」
「うん...」

「脱がしていい?」
僕は立ちひざになって萌ちゃんにパンツを脱がしてもらった。
萌ちゃんはいきなり僕のを口に含んで、下の方を握りしめて上下に動かした。

「うう...萌ちゃんダメだったらすぐに出ちゃうよ。」
「雄太君も早いよお...」

「ねえ、萌ちゃん...入れてみていい?」
「うん...やさしくね。」
僕はゴムを一枚出して装着した。

「萌ちゃん、ここに寝て足開いて。」
萌ちゃんの足を開かせて僕はその間にもぐりこんだ。
僕は自分のものをつかんで萌ちゃんのアソコに当てた。

「じゃあ、入れるよ。」
「うん...」

「この辺?」
「うん...その辺。」
僕は腰を前に出した。ニュルっていう感じがチンチンの先に伝わってきた。

「もっと...ゆっくりやって...」
「うん...」
ゆっくりゆっくり萌ちゃんの中に入って行った。

「大丈夫?痛くない?」
「ちょっと...痛い...」

「じゃあ、一度止めるね。大丈夫になったら言って。」
「はあ...はあ...」

暗くてよく見えないが萌ちゃんが苦しそうな顔をしているように見える。
電気をつけていたら萎えたかもしれない。

「雄太君、いいよ。ゆっくり入ってきて...」
「うん。」
僕は再び挿入を開始した。ようやく頭の部分が萌ちゃんの中に入った。
僕の体から汗が噴き出してきた。

「どう?痛い?」
「うん...大丈夫。もっと入るの?」

「まだ頭の部分しか入ってないよ。」
「え?まだ頭の部分なの?もっと入ってると思ってた。」

「もっと入れるよ。」
「うん。」
やがて半分くらい萌ちゃんの中に入った。

「萌ちゃんの中ってすごい温かいね。」
「はあ...はあ...雄太君のも熱いよ。」

「もっと入れていい?」
「もっと入るの?」

「うん。」
「じゃあ、ゆっくり入れてね。」

「い、痛い...もっとゆっくり。」
「う、うん。」

僕は最後の挿入に全神経を集中させた。ゆっくりゆっくり進んでやがて全部が
萌ちゃんの中に飲み込まれた。

「全部入ったよ。」
「うれしい...ぐすっ」
萌ちゃんは泣いているようだった。

「僕...もういきそう...ちょっとだけ動いてもいい?」
「痛いからダメ...動かないで...」

「ダメ?」
「このままだと雄太君、気持ちよくなれないね...ごめんね。痛くって。」

「ねえ、こっち来て。」
萌ちゃんが僕の頭をつかんでキスをした。そして萌ちゃんに抱きしめられた。
それで僕は一気に興奮した。

「うう...出る。」
僕は萌ちゃんの中で思いっきり発射した。
「すごい...ビクビク動いてる。」
少し時間が経過した。

僕はちょっとやわらかくなったものを萌ちゃんの中から抜いた。何とも言えない匂いがした。
萌ちゃんはゴムをゆっくり外してくれた。

「ねえ、こんなにたくさん出たよ。」
「はあ...気持ちよかった...あ、萌ちゃん、大丈夫?」
「うん。でも中がちょっとヒリヒリしてる。」

「もしかして...」
僕は枕元の灯りをつけた。
バスタオルに少し血のようなものがついていた。

「わ、血がついてる。」
「バスタオル敷いててよかった...」

「ごめんね。中途半端なセックスで。」
萌ちゃんが涙ぐんでいた。
「いいよ。すごいいい思い出になったから。」

僕らは全裸のままふたたびバスルームに飛び込んだ。

「そういえば萌ちゃんは気持ちよくなってないけどいいの?」
「いいの。私は少しずつ大人になって行くから。」

僕らはまた長い長いキスをした。
ビジネスホテルの一室はふたりにとって大切な初体験の空間になった。

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