嫁の梨花とは結婚して5年ほど経った。まだ二人ともぎりぎり20代ということもあり、子作りはもう少し後かな? と思っている。梨花と知り合ったのは、大学で上京していたときのバイト先だ。お互いに一目惚れみたいな感じだった。
そして、結婚を機に俺の田舎まで嫁いできてくれたので、俺はなんとなく申し訳ない気持ちで、尻に敷かれがちな日々を過ごしている。でも、毎日梨花と一緒に過ごせるのは、幸せだなと思う今日この頃だ。
梨花は小柄で胸が大きい。今どきの基準だと、巨乳と言うには少し足りない気はするけど、デカすぎるのも気持ち悪いと思っている俺には、ちょうど良い大きさだと思う。
「こんな田舎に来てくれて、本当にありがとうな」
こんな風に、梨花にお礼を言うのが当たり前になってしまった感じがある。
『全然平気だよ。人混みもないし、すっごく住みやすいよ!』
梨花は、申し訳ないと持っている俺に気を使ってくれているのか、いつも明るくそう言ってくれる。でも、実際に梨花は楽しそうに毎日を送っている感じはある。ヨガ教室に行ったり、野菜を育てたり、充実した毎日を送っているように見える。俺の仕事が結構特殊で、収入が良いのもプラスに働いているのは間違いないと思う。
そんな俺の楽しみは、やっぱり梨花とのセックスだ。梨花は、下ネタを振るのがためらわれるようなタイプの、清純系のルックスをしている。それなのに、セックスはかなり積極的だ。テクニックがそれほどあるわけではないけど、喜ばせようと一生懸命にしてくれる。
『ねぇ、気持ち良い? ここは?』
そんな事を言いながら、俺のペニスを舐めている梨花。カリ首や尿道口、睾丸なんかも舐めてくる。とにかく、俺のことを気持ち良くさせたい……そんな風に思ってくれているのが感じられる。俺は、気持ち良いということと、それ以上されたらイッちゃうよということを言って攻守を交代した。
すでに下着だけになっている梨花をベッドに寝かせると、潤んだ目で俺を見つめてくる。結婚して5年、交際期間を含めると7年経つのに、いまだにこんな目で俺を見つめてくれる梨花。本当に、良い子と結婚出来たなとあらためて感謝する瞬間だ。
俺は、彼女のことを見つめながらキスをする。梨花は、唇が触れる瞬間にスッと目を閉じる。そして、俺が舌を絡めていくと、少し遠慮がちに舌を絡めてくる。しばらく梨花とキスを続け、ブラの上から彼女の胸を揉み始める。柔らかくて、ずっしりとした感触にドキドキしてしまう。
『ンッ、ふぅ……。タカ君、舐めて欲しい……』
梨花は、そんな風におねだりをしてくる。奥手で恥ずかしがりなクセに、ちょっとの愛撫ですぐに火がついてしまう。そんな二面性も、俺はたまらなく好きだ。
俺はブラを外さずに、わざと乱暴に下に引き下げた。すると、梨花の胸がブルンと剥き出しになる。
『あっ、うぅっ』
梨花は、興奮したような声を上げる。少し乱暴にされると、興奮してしまうようだ。俺は、そのまま梨花の乳首にむしゃぶりつき、すでに固くなっている乳首を舐め始める。同時に、剥き出しになった胸を少し強めに揉み始める。犯している、とまではいかないけど、ちょっと荒々しいやり方だ。梨花は、すっかりと顔をとろけさせている。
ドMというか、レイプ願望があるというか、彼女のキャラクターからはギャップがある性癖だと思う。
でも、俺もすっかりと火がついてしまい、強引に彼女を四つん這いにし、ショーツを乱暴に引きずり下ろしていく。
『うぅあぁ、ダメぇ、タカ君、もう欲しいっ!』
梨花は震える声でおねだりをしてくる。俺は、慌ててペニスを剥き出しにし、コンドームをつけた後、梨花のアソコに押し当てた。すると、腰を俺に向かって押しつけてくる梨花。もう、早く入れて欲しくてしかたないみたいだ。俺は、可愛い梨花がこんなにもはしたない行動を取る瞬間が、たまらなく好きだ。
俺は、少し焦らした後、一気に根元まで挿入した。梨花は、背中をのけ反らせるようにしながら、
『んふっ! うぅあっ、入ってきたぁ』
と、梨花は気持ちよさそうにあえいでくれる。俺は、梨花のお尻を鷲づかみにして荒々しく腰を振り続けた。
『あっ、あっ、激しいっ、ダメっ! 気持ち良いっ! もっと、お尻叩いてっ』
梨花は興奮しきった声でそんなおねだりをする。俺は、平手でピシッと梨花のお尻を叩く。
『んぐっ、うぅっ! 気持ち良いっ。もっと、もっとしてっ!』
梨花のお尻は叩いて赤くなってしまっているが、興奮は倍増したみたいだ。強烈に締めつけてくる膣の気持ちよさに逆らえず、俺はあっけなくイッてしまった。
『うぅっ、イクッ! うぅあっ!』
俺がイクのに合わせて、梨花もイッてくれた。いつもの事ながら、本当に嬉しいなと思う。気持ちが一つになったような気持ちだった。
『凄く気持ち良かったよ』
梨花は、俺に抱きついて甘えた声で言う。俺は、俺も気持ち良かったよと言って、梨花を抱きしめた。
こんな風に、結婚して5年経っても、いまだにラブラブな日々を送っている。
そんなある日、テーブルの上に手紙が置いてあるのを見かけた。それは、梨花の高校の同窓会の案内だった。出欠の返事もせず、置きっ放しになっているみたいだ。
「同窓会、行かないの?」
俺は、夕食の時に梨花に聞いてみた。
『えっ? あ、うん。だって、遠いし、お金かかっちゃうし』
梨花は、歯切れが悪い。行きたいのに、あきらめたという感じがする。俺は、気にせずに行って来なよといった。
『でも、タカ君の夕ご飯もあるし、離ればなれは寂しいよ』
梨花はそんな事を言ってくれる。
「いや、たまには実家にも帰らないと。2?3泊してきてもいいよ。おじいちゃんのところにも寄りなよ」
そんな会話をして、結局梨花は里帰りをかねて同窓会に行くことになった。
でも、あれだけ積極的に行けと言っておきながら、いざ梨花が同窓会に行くと決まると、心配な気持ちも湧いてきてしまった。元カレとかはいないんだろうか? 昔好きだった人と会ったりしないのだろうか? そんな、よくある寝取られ話みたいな展開を想像してしまった。
梨花に限ってそんな事はあり得ないと思うけど、男心なのか、そんな心配が頭から離れない。
そんな心配をよそに、あっという間にその日は来てしまった。梨花は、涙目で俺に抱きついてくる。考えてみれば、梨花と離れるのは1年ぶりくらいだ。俺も、少し涙目になってしまった。
『毎日電話するね。浮気しちゃダメだよ』
梨花は、真面目な顔で言う。たかが3日間なのに、まるで遠距離恋愛にでもなるみたいな感じだ。俺は、するわけないじゃんと言って、彼女にキスをした。
そして、本当にその日の夜に電話がかかってきた。無事に実家について、おじいさんの家にも行って来たそうだ。家を出るときの泣きそうな感じは消えていて、楽しそうだ。なんだかんだ言っても、いざ実家に戻ればそれは楽しいと思う。俺も、久しぶりの一人の夜を、ゲームをしたりエロビデオを観たりして過ごした。
2日目も、朝と昼に電話がかかってきた。浮気してなぁい? と、可愛らしく聞く梨花。俺は、家でゆっくりしているよと言った。実際に、家でゴロゴロするだけの休日だった。
そして、夕方同窓会に行ってくるという電話があり、俺は心配な夜を過ごし始めた。でも、夜の10:30くらいに電話があり、少し酔っ払った感じはあったけど、同窓会終わったよ?と、電話があった。
俺は、ホッとしながらも、少し拍子抜けしていた。
「気をつけて帰りなよ」
と言う俺に、
『うん。明日、駅まで迎えに来てね!』
と、甘えた声で言う梨花。俺は、可愛いなと思いながら、了解と答えた。
そして、俺はホッとしたのもあってか、すぐに寝てしまった。ふと真夜中に目が覚めた。一瞬、梨花がいないのに焦ったが、里帰りしていることを思い出して苦笑いをした。スマホを見ると、とくに着信もlineもなかった。俺は、とくに何も考えずにそのまま寝た。
ハッと目が覚めると、もう11:00を過ぎていた。いくら休みの日とは言え、寝過ぎたなと思いながらスマホを見る。すると、梨花から何の連絡もなかった。俺は、梨花も寝過ごしているのかな? と思いながら、少しイヤな予感がしていた。
電話をかけると、結構コールが鳴った後、寝ぼけた声で梨花が出た。
『ん……おはよ。ごめんね、いま起きた』
「俺もさっき起きたところだよ」
『へへ。同じだね。浮気してない?』
起きてすぐ言う言葉じゃないなと思いながらも、俺は可愛いなと思った。そして、するわけないじゃんと答える。
『よかった……。じゃあ、夕方ね』
まだ眠そうな声の梨花。俺は、寝ちゃダメだよと言って電話を切った。
そして、夕方になり、駅まで彼女を迎えに言った。梨花は、駅で俺に会うなり駆け寄ってきて抱きついてきた。まるで、何ヶ月も会っていない恋人同士みたいだ。
『会いたかったよ』
梨花は泣きそうな声で言う。俺は大げさだなと思いながらも、俺もだよと言って、彼女の手を握って歩き始めた。
『帰ったら、浮気してなかったかチェックするからね』
ニコニコと上機嫌で言う梨花。俺は、今夜は激しいセックスになりそうだなと期待した。
そして、帰ってそれぞれお風呂に入り、寝室で抱き合ってキスをした。
『ごめんね。生理になっちゃったから、お口でチェックするね』
そう言って、俺のものをフェラチオし始める梨花。少しガッカリはしたが、梨花が一生懸命にしてくれると、あっという間にイキそうになってしまう。
そして、俺がイキそうと言うと、梨花は俺のものを口から出して手でしごいてくれた。すぐに、強烈な快感とともに射精をした。
『いっぱい出たね。浮気はしていないみたいだね』
と、梨花は笑顔で言い、ティッシュで拭いてくれた。
これで、久々の里帰りと同窓会は終わったはずだった。それが、1週間ほどしたある日、偶然、梨花がデータ用のブルーレイディスクを引き出しの奥の方に隠しているのを見つけてしまった。
俺は、見つけた時は、何だろう? 映画とかドラマかな? くらいにしか思わなかった。そして、梨花が買い物に出かけていていないこともあり、何の気なしにリビングのレコーダーにセットして再生を始めた。
すると、画面いっぱいに、制服を着た梨花が映った。
『ちょっと、恥ずかしいって! なに撮ってんの!?』
と、カメラに向かって言う梨花。一瞬、昔の動画かな? と思ったが、顔も髪型も今の梨花だ。
かなり使用感のある制服。多分、高校の時のブレザーだと思う。それを着た梨花が、画面に向かって少し照れたような顔でしゃべっている。俺は、理解が追いつかなかった。
「似合ってるって。記念だよ、記念」
「制服着てると、まだ現役でもいけそうだな」
「梨花って、こんなに可愛かったっけ?」
少なくても3人の男性の声がする。すると、カメラが動いて男が2人座っているのが映る。その男性2人も、制服を着ていた。でも、2人とも結構な大人……というか、たぶん梨花の同級生だ。
『そう? でも、ちょっとキツいかな? こことか、ここが苦しい』
そう言って、ウェストと胸を指さす梨花。男3人と梨花1人なんだろうか?
「そうだよな? やっぱりおっぱいデカくなったよな?」
「太った?」
男達が言う。
『失礼な! でも、ちょっとだけ太ったかも』
梨花は、楽しそうだ。口調や顔の赤さで判断すると、結構酔っ払っているように見える。
『裕子達まだかな? 遅いよね』
梨花はそんな事を言う。
「もうすぐ来るでしょ」
「先に始めてようぜ」
そんな事を言って、テーブルの上のビールを開け始める男達。そして、カメラはどこかに置いたのか、固定アングルに変った。
何となく状況がつかめた。同窓会後の2次会を、誰かの家でしている感じだと思う。そして、昔の制服を着ようというノリになったのだと思う。まだ梨花の女友達は合流していないみたいだ。
俺は、少しホッとした。男3人の中に、制服を着た梨花が1人でいるという状況を見たときには、乱交でも始まってしまうのかと肝を冷やした。
俺は、それでも続きが気になってしまったので、動画を止めることなく見続けた。4人は、楽しそうにローテーブルを囲んで、床に座って飲んでいる。
会話も、昔話ばかりだ。俺は、昔の梨花はこんな感じだったのかな? と、軽い嫉妬を感じながら見続けた。
「そういえばさ、旦那とはエッチしてる?」
『えっ? そりゃしてるよ。夫婦だもん、当たり前でしょ? 健吾は? まだ子供いないんでしょ?』
「してるよ。たまにこいつらも呼んで盛り上がってるぜ」
『まだそんな事してるの? ていうか、奥さんを?』