08月30

思ってもいなかった野球拳(続)

S子が先週に投稿したので、下名Bがその後を小説風に掲載する。

 慰労会での再出発の誓いをもとに、全社員が金の工面に日々奔走したが、
金を貸してくれる金融会社は皆無であった。
社員が意気消沈する中で、Bに一つの名案が浮かんだ。
T社の社長の大のお気に入りであった元社員のS子を撒き餌として、融資を得られることはできないだろうか。
BはさっそくT社の社長と席捲したが、’何度来社されても、この経営状況では・・’
話題をS子に切り替え、融資してもらえれば、S子の裸姿を融通すると悪魔の提案をした。
T社の社長は、数分考えた後、それが可能なら融資を考えてみるとの結論に至った。
後日、その裏取引きを知らない当社の社長が、S子宅を訪問し、
’T社に評判が良かったS君の力をぜひ借りたい’と哀願した。
S子は夫の不手際が事の発端なので、’私がお力になれれば’と快諾した。

 S子はT社を2年ぶりに訪問した。’いくらS子さんの頼みでもね~’
’そこを何とか、お願いできませんでしょうか’
長い間を置き、’そうだな、君の女の姿を見せてもらえれば考えなくもない’
S子は、一瞬何のことかわからなかったが、社長の意図することを察して狼狽した。
’な、なにを言うの社長、バカなこと言わないで下さい’
’今すぐの返事とは言っていない。もし決心がついたら、また訪問してくれ’
S子は数日間苦悩した。連日、深夜に帰宅する疲労困憊の夫の顔。
私の裸姿で皆を救えるなら。私さえ、がまんすれば・・

 数日後、S子はT社のオフィスにいた。
’決心してくれたか。決して悪いようにはしない。約束する’
’では、さっそく、服を脱いでもらおうか’
S子は下着姿になった。そして、息を整えた後、手で隠しながら、ゆっくりと下着を脱いだ。
その時だった。ドアが開き、元同僚のBが ’遅くなりました’と言って入ってきた。
S子は、慌ててしゃがんで、’B君、何で、あなたが来るの!’
’会社の人間が同伴するのは当然のことだろう’
押し問答が繰り返される中、社長が、’私も忙しい身なんだ。’と一喝した。
’そこのローテーブルの上に座って、股を開いて見せてくれ’
S子は、真っ赤になって、狼狽えた。女の姿を見せるとは、服を脱ぐだけではなかったのか。
しかも、こんな明るい昼間のオフィスで。元同僚もいる前で・・・
’B君、席を外しなさい、卑怯よ!’
社長が、これでも飲めと度胸付けのためのブランデーを差し出した。
S子は、ブランデーを飲んだ。お酒の力を借りたかった。

'数分が経過した。S子は観念した。
'いいわ、お見せしますわ。’ テーブルの上に座り、徐々に足を開脚していった。
’手で隠すのはダメだよ’ 
沈黙の後、恐る恐る手をはずし、女の秘部がヘアの下に丸見えになった。
’ほお~、これが夢にまで見たS子のオマン×か・・’
顔から火が出るとはまさにこのことだ。S子は左右に顔をそむけた。
’こ、これでいいでしょう’

社長 ’では最後だ。そこで自慰をして我々に見せてくれ’
’えっ!!’耳を疑った。そんなことできるわけない。いくら何でも。
’聡明なS子さんならわかるだろう、女の姿を見せるとは、そういうことだよ。
ただの女の裸ならネットでいくらでも見れる時代だろう’
S子は、目の前が真っ白になった。そんな姿は、夫にも見せたことがない。
また、長い沈黙となった。
’それをすれば、本当に融資はお約束していただけるの?’
’これが最後だ。約束する。但し本気でやらないとダメだな’
’お酒をもう一杯いただけます?’といって、二杯目のブランデーを飲み干した。

'わかりました。やりますわ’
目をつぶり、右手を下腹部に下し、指でゆっくりと豆を擦り始めた。
生まれたままの姿で、異性の目の前で足を開脚し、秘部をまさぐっている。
’S子、クリトリスが膨張してるぞ’
’お願い、言わないで’

’わあ~、S子、濡れてるぞ’
S子にもわかっていた。ご無沙汰だったせいもあるのだろう。
’S子さん、本気でと言ったはずだが’
S子は、少し躊躇したが、何も言わずに、指を割れ目に入れ、上下に動かしだした。
’あ~恥ずかしい、こんな格好’
言葉とは反対に、体は正直に反応していた。
机につけたお尻にまで、女液がつたっている。
’くやしい~、こんな姿・・’

S子のファンでもある男2人も、さすがに興奮を隠しきれなかった。
成熟した女のフェロモンが、部屋中に漂っている。
右手の動きが激しくなった。2本の指を下品な音を立てながら出し入れしている。
’あの知性豊かなS子さんが、こんなことをするなんて’
’あ~、言わないでください’
もう後戻りはできなかった。理性が消えていくのを遠くに感じた。
豊満な胸をもんでいた左手は、下に移り、同時にお豆をまさぐっている。
'はあ~、気、気持ちいい~。おかしくなりそう’
いく姿は見せまいと必死にがまんしている。が、崩壊に向っていることは明らかだった。
そして、その時は来た。
’あ~見ないで、恥ずかしい~、お願い見ないで~、
S子の、これが女の、いっちゃいます、あ~、ダメっ、いっくっ~’
お尻を机から上げ、ブリッジ姿勢となり、全身をたゆませて、S子は果てた。

長い静寂が流れた。’これで・・、これで満足でしょ、社長さん’
’S子さん、女の一番恥ずかしい姿をよくぞ見せてくれた。ここまでやってくれるとは。合格だよ’
’あ、ありごとうございます。’
S子は、泣き崩れて、長い間、嗚咽が止まらなかった。

その後、当社は紆余曲折があったが持ち直し、今日に至る。
なぜ、立ち直ったかを知っている者は、会社では下名Bだけである。

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