の続き
特定されるのも困るので妄想と思ってくれ。
のぼせてきたのだろうか…
ドクンドクンと自分の血流を感じるようになった。
(そろのろ出ないと湯あたりしそうだな・・・)
湯船に浸かりながらボーッと妹が髪を洗うのを見ていた。
俺「おーい、俺そろそろ出るわ。」
妹は俺に背を向けており、振り返らず答えた。
妹「え、もうちょっと居てよ。」
俺「ダメ、そろそろ出ないと湯あたりしそう。」
妹「え?、ちょっと待って!」
手早く泡を流し、タオルを頭に巻いた。
妹「じゃ、出よっか。」
俺「お前、もう全く隠さないのな…」
妹「今更でしょ。」
俺「まあ確かにな…」
逆に堂々とされればぜんぜん異性と感じない。
やはり家族とはこういうモノだろうか?
それでも下着を着けるトコロは見られたく無いらしい。
我に返ると言うことなのだろうか?
その感覚はよくわからん。
妹が髪を乾かすのを待ち、俺たちは一緒に脱衣所から通路に出た。
タイミング悪く、ちょうど団体客が風呂に向かう途中らしい中高年の集団に、奇異の目で見られた。
その中の一人が妹をニヤニヤ見ながら俺に「ぐあいいがったが?」と声を掛けてきた。
最初よく聞き取れなかったが、湯加減の事と思い
「良かったですよ」と答えると更にニヤニヤされた。
俺は?と思い、何と聞かれたか頭の中でリピートさせた。
(ぐあいいがったが……具合良かったか!)
…エロおやじ共め!
キョトンとしている妹をジロジロ見るおやじが印象的だった。
俺は妹の手を引き、逃れるように浴場から離れた。
戻る途中、涼めるような休憩場があったので、
そこのソファーに腰を下ろした。
ともに一息つく。
妹「温泉の気持ちよさって涼んでる時も、普通のお風呂と違うきがするね?」
俺「そーだな?」
確かに家での湯上がりとはひと味違う感覚。
徐々に冷めていく感覚が心地よい。
俺「夕飯まで時間あるな?」
妹「探索しようよ!古いゲームあるかもよ。」
俺「古いって・・・お前も妙なものに目覚めたな・・・」
妹「ほら、行ってみようよ。」と手を引いてくる。
俺「お前一人で行けよ。俺部屋で休んでるから・・・」
妹「いーから!行こ!ほら!」
俺「はいはいはい・・・引っ張んなよ。」
半ば強引にソファーから立たされた。
実は平静を保っていたが、先ほどのじゃれ合いで妙に股間がムズムズする。
そこにオヤジの余計な一言が忘れかけた感覚を蘇らせた。
そういえば、連休前の追い込みで毎日クタクタだったせいで、
最近抜いていない。
たまっている感覚は無かったが、ムラムラが冷めにくい感じ。
部屋で一人で抜こうか・・・と思っていた目論見は崩されてしまった。
まあ、妹で・・・という下心が無い訳でも無かったが。
ロビーの案合図によると一応ゲームコーナーは有るらしい。
妹がホテルのゲームコーナーに何を期待していたかはわからないが、
たどり着くと俺の予想以上にショボいまさに「コーナー」であった。
景品ゲーム3機と数台のゲーム…
そのほとんどが、今時のモノではない。
一世を風靡した格闘モノが多かったがその中にゼロ2が有った。
妹「これウチにあるじゃん!」
妹がイスに座り、バーをガチャガチャやり始めた。
俺「あー懐かしいな、どこにしまったっけな。」
その昔、32ビット機の土星全盛のころにかなりハマった奴だ。
ちなみに俺のはV土星、純正にない微妙な色合い。
仲間内では俺だけだったなあ・・・
妹「あれ、私の部屋に有るよ。」
俺「何!いつの間に。」
妹「覚えて無いの?前の大掃除の時、お母さんに捨てていいって言ったのに。」
俺「あ、あーあの箱か。あの中に入ってたのか。」
妹「中探ったら入ってたの。」
俺「おいおい・・・人のもの探るなよ、まあ別に良いけど。」
妹「対戦してみない?私自信有るよ。」
何を言い出すかと思いきや、当時の俺を知らないのか。
あの頃の俺、いや友人を含めた俺たちは日々技を磨き合った。
実戦を退いたといえ、最近かじった程度の女子供に負けるはずがない。
身の程をわからせてやろうか。
俺「しょうがないな、やるか。」
妹「よし、じゃあお金。」
俺「あんだよ、もってねーのかよ。」
対戦台では無いため、妹の横に並んで座る。
イスも二人まで座れるベンチみたいな奴だ。
でも狭い、妹と腿が密着する。
俺「お前、何使うんだよ。」
妹「この子、赤パンツ。」
俺「赤パンツ?・・・ああコイツか。」
心の中でブルマだろ、と突っ込みつつ俺は我流の人にした。
まあ、お手並み拝見とハンデの意味で。
俺「よし、勝負」
・・・
・・・
・・・あれ、負けた。
妹「ほらね!上手いでしょう。」
俺「・・・まあまあだな。じゃあキャラ変えてやってみるか」
と、俺コイン投入。
今度は眼鏡軍人・・・あれ?
次はマイベスト(本気)、赤道着。
・・・おいおい。
勝てねえ、なんだコイツ。
妹「コントローラーじゃないから、技出にくいな・・・」
なんてブツブツ呟いてる。
まあ、こっちもリハビリ無しで挑んだから復調とは言えないが、
(ぶっちゃけ技も忘れてたけど、つーか反撃のイメージはできているんだが反応できない…)
ここまでとは・・・恐るべし。
俺を三度叩き伏した妹は、CPUを淡々と破っていく。
他にやりたいゲームも無かったので妹をボーと見ていた。
こいつ、このままクリアしそうだな・・・。
ただ見てるのも暇なので、いじってみる事にした。
先ずは、脇を指でつんっ。
妹「ちょっ!何?」
俺「いや、接待プレイも出来ない奴にお仕置きをな。」
妹「今はやめてよ!」
俺「今じゃないと意味ねえ。さて何処まで耐えられるかな?」
立て続けに耳に息掛けたり、背中指でナゾったり・・・
妹「わ、ちょっと、やめてよ!」
赤ブルマの攻撃に乱れあり。もう一息か。
俺「よく我慢した。」
妹「え?もう止めてよ!」
俺「褒美にお前の体にコマンドを覚えさせてやる。」
と言って、イスから立ち妹の背後に立った。
おもむろに妹の脇から両手を差し込み、掌で胸を掴んだ。
妹「っ!何!ちょっと!」
俺「これが波○拳、これで昇○拳だ!」
と言って左乳で方向キー、右乳攻撃ボタンのようにコマンドと同じ動作をした。
妹「何してんの!ちょ!止めてって!あははは!」
妹の操作するキャラの動きが乱れ始めた。
俺「百○脚?!」と無造作に揉みまくる。
妹「ーっ」
さすがに胸をガードする妹、無防備にボコられる赤ブルマ。
そして、無言で俺をにらみつける妹・・・。
やばい、やりすぎた。
ここで1ラウンド落とした妹だったが、
この後会話もなく、クリアまで負けることは無かった。
俺はそれを大人しく見ているしか無かった。
少々溜まっているせいか、暴走すると歯止めが利かない。
気をつけないと、と思っていると
妹のプレイをじーっと見ている少年が居ることに気がついた。
何時から居たのか・・・バカな所を見られたかもしれない(汗)
この後エンディングを迎え、無言で立ち去る妹についていき、廊下で怒られた。
部屋に戻った俺たち2人。
妹はそのまま部屋のテレビをつけ、見始めた。
俺もその後ろで見ていたが、何気に伸びをしてみると思いのほか心地よい。
長時間の運転でコリが溜まったんだろうか?
俺はそのままストレッチを始めた。
俺「ふっ、うーーっ、ぷは!はっ、う?ヴ?」
妹「・・・。」
俺「はぁ、はぁ、むっ、うーー。」
奇声に振り返り、
妹「何してんの?柔軟?」
俺「あ?あぁ?、ん、ストレッチ。」
妹「お兄、その声キモイ。」
俺「だって、声出ちゃうんだもん。」
妹「…キモイ。ってお兄、体硬ったよね。」
俺「うるせー、お前がやわすぎんだよ。」
コイツは体質なのか女だからなのか知らんが昔から体が柔らかい。
かく言う俺は、自称人並みながら中学のときの体育で「ロボット」の称号を取ったことがある。
断っておくが、運動音痴ではない。
妹「ふふ、手伝ってあげる。」
俺「やめろ!こういうのは自分のペースで、あだだだだ。」
妹が背中に体重をかけてくる。
妹「うり、うりうり。」
俺「おい、マジやめろ、(筋が)切れる、切れるって!」
妹「そんなに力かけてないよ?…て、ホントに硬いね。」
俺「はあ、はあ、男はこんなモンだろ。」
妹「そっかな?、今度足開いて見てよ。」
素直に従う俺。
俺「ゆっくりな、やめろって言ったらやめろよ。」
妹「わかってるよ、じゃーいくよー。」
俺「…優しくしてね。…あだだだだ!」
妹「変な事言うな。これでも湯上り状態なの?」
俺「ふー、悪いかよ。俺は充分ほぐれた!お前にもやってやるよ。」
俺はガサゴソと自分の荷物を探りながら言った。
妹「私はいいよ。」
嫌な予感がしたのか拒絶された。
俺「いーから、いーから。」
膝の裏側に痛みを感じつつ、妹を座らせて背中を押してみた。
俺「ほら脚閉じて、押すぞ?」
何の抵抗も無く頭が膝付近に触れる…
俺「うわっ、キモ!手ごたえねーし!」
妹「キモイゆーな!ね、必要ないでしょ?」
俺「しかしすごいな、もう一回やってみろよ。」
妹「ほっ」と言いながら再度上体を倒す妹。ほくそえむ俺。
俺「隙ありぃ!」と叫びながら妹の背中に覆いかぶさった。
妹「何!?何!?」
俺の体重で起き上がれない妹。
俺「どうだ、苦しかろ?、苦しかろう。」
妹「くっ、…残念ながらそうでもないよ。」
でも、苦しそうな妹。
俺「負け惜しみを…、これならどうかな?」
その体制のまま両手をわさわさと動かす。
妹「ちょっ、やめっ…あははははは!」
俺「ほれほれ、どーだ!兄の力を思い知ったか!」
妹「あははははは、や、くくくく、やぁーーー。」
俺「降参か?降参?じゃなきゃこのマジックで『エスパー伊藤』って書いてやる。」
何とか自力で起き上がろうとする妹。
俺「無理だって、降参?」
妹は爆笑しながらコクコクと頷く。
俺が力をかけるのを止めた瞬間、俺を押しのけ畳の上に大の字になり、
ぜーぜー息をしている。
妹「は?、は?、ずるいぃ?。私に欲情して触りまくってんじゃないでしょうね。」
と息も絶え絶えにそんな事を言ってくる。
俺「乳は好きだがお前は好かん、さあ額出せ。」
妹「ふ?、ふ?、何かムカつく・・・て出すか!」
俺「ちっ…まあいい、勝った。おいおいブラもパンツも丸見えだぞ。」
着崩れたその姿は中々色っぽい…が、大の字はそそらんなぁ。
妹「ふ?、ふ?、見せてんのぉ?。どう?そそるか、変態。」
俺「ほほう、誘ってんのか。しかし大の字で言われてもなぁ。
お前、ホントに体軟いな。もしかしたらハイキックできるか?」
妹「はいきっく?」むくっと起き上がる。
俺「相手の頭とか蹴れるんじゃないか?俺は絶対無理だし…」
むかし、友人とじゃれ合ったときよく蹴りがどこまで届くか競ったものだった。
格ゲーやらK1やらはやった影響だったが…
因みに俺はせいぜいミドルキック、友人にはローキックと言われていたが。
ガンプラキックとも呼ばれたな。
妹「試した事ないよ。なんでそんな事するの?」
俺「上段蹴りは男の憧れだからな。」
妹「男子ってそういうところ、いつまで経ってもガキだよね?。」
心底あきれたように立ち上がった。
俺はその辺の座布団を丸め、顔の高さに構えた。
俺「ここ!ここ蹴ってみろ!」
妹「やだよ、パンツ見えんじゃん。」
俺「散々見せてその感覚がわからん。もはやお前のパンツなどパンツではない。見せたくなければパンツ脱げ。」
妹「あほ。しょうがない、じゃあいくよ。」
やれやれといった感じで顔の高さに構えた座布団…の隣の俺の顔を蹴った。
妹「あ。」
俺「イテ!」
一瞬の静寂…ぐらつく視界。
威力は無いものの、最初何が起こったかわからなかった。
妹「…わざとじゃ」俺「わざとかーーー!『ジョー東』って書いてやる!」
…この後も俺のくすぐり地獄が炸裂した。
一汗?掻いたのでまた湯につかった。
今度はそれぞれ別、というか妹が俺を警戒して近づかない。
俺「じゃあ、先に上がった方がここで待ち合わせな。」
妹「…待ち伏せじゃないよね。」
俺「こんな処でしねーよ。…して欲しい?」
と、手をコチョコチョと動かした。
妹「いや、絶対いや!」
湯から出る頃は丁度夕食時だった。
料理も美味いがビールも最高。
普段あまり飲むほうではないが、全身に染み渡る感覚がたまらない。
やはり、今の体に冷えたビールは旨すぎる。
妹も普段はビールを飲まない癖に、(一応未成年だし)2、3杯は空けていた。
こいつ、新歓飲み会で潰れて帰ってきたのを覚えて無いのか?
俺「おい、おまえ酒強いのか?」
妹「え?わかんないけど。」
俺「おいおい、チョットはペースを考えろよ。」
妹「大丈夫だよ、まだ気持ち悪く無いし・・・」
俺「顔赤いぞ?」
妹「んー。ちょっと耳が聞こえにくいかな。」
俺「回ってる、回ってるぞそれ。」
そうこう言いながらも確かに潰れることは無く、
むしろテンション急上昇で部屋に戻った。
妹「おーし、勝負しよ、勝負!」
俺「はあ、またゲーセン行くのか?」
妹「これこれ。」とバックからdsを取り出す。
俺「なんだ、持ってきたのかよ。」
俺も自分の鞄を引き寄せ自分のdsを出した。
相変わらず渋いぜ、俺の初代グレー。
俺「で、何でやる?」
妹「カート!」
俺「望むところじゃー!」
…一時間後。
俺「ふあ?、もう眠みい。」
妹「ちょっと!勝ち逃げ無しだからね!」
現時点では俺のほうが勝率が高い。
何とかさっきの雪辱を晴らすも、急激に眠気が襲ってきた。
部屋の温度が下がってきたのか体が冷えたのか、肌寒い感じがする。
妹はまだまだテンションが高い…つーか酔ってる。
段々と言動がおかしくなってきた。
しかしレースゲームは目にくる、それに運転疲れも出てきたような…
俺「限界、ちょっと寝る!」
妹「えー!何で!」
俺「何でって疲れたんだよ、ちょっと横になる」
と言い、四つん這いで敷いてある布団に潜った。
妹「こんの、オヤジィ!」布団の上から馬乗りでのっかってくる。
ぐはっ、重い。
俺「はいはいはい、少し休んだら相手してあげるから」
妹「じゃあDQやってる…」
俺「寒くなってきてるから体冷やすなよ。」
妹「暑いんじゃー。」
俺「あ、そう。」
すごすごと帰っていく妹。
座敷のほうでdsを始めた。
ほっとして目を閉じると落ちるように眠りについてしまった。
・・・
カチャッカチャッと音がし、部屋が暗くなった
どれくらい経ったのか、布団がめくられる感じがした。
瞬間、つめたい物が足に絡みついてきた。
一瞬何が起きたかわからなかったが「ジョリジョリ暖ったけぇ。」
と間近で妹の声が聞こえた。
部屋の電気も消えており、妹が俺の布団に潜り込んでいた。
あれからどれだけ経ったのか分からないが、確かに妹の体は冷えきっている様だ。
絡みついている妹の足が冷たい。
俺「おい、自分の布団で寝ろよ。」
妹「冷たい布団やだ、お兄がそっち行け。」
どうやら、まだ酔っぱらい中らしい。
俺「バカ言え、俺だって寒みーよ!狭めえって!」
妹「そんなら、私を暖っためろー!」
と冷たい手を浴衣の胸元から突っ込み、俺の背中に手を回してきた。
ゾクゾクッとする俺。
妹は俺の肩に頭くっつけて「暖ったかー」と言っている。
俺「ツメテッ!何しやがる。」
妹「気が付いたら体が冷えてた。」
どうやら妹もゲームしながら畳の上で寝てしまったようだ。
妹「お兄あったかいのズルイー!」
俺「はあ?何で怒ってんだよ…」
妹「知らん!」
この酔っ払いが…と思ったが、以下の言動はどう考えても俺も酔っていた。
俺「お前なあ、これ以上ひっついたら子供できちゃうぞ。」
妹「…」
しばしの無言…ドン引きさせたかぁ?と思っていると、
妹「…じゃあ名前は○○にしよ!」
俺「はあ?誰のだよ。」
妹「子供の名前に決まってんじゃん。」
いつまでこの暴走は続くのだろうか…ジョリジョリ?といいながら足を絡めてくる。
こいつ誘ってんのか?
妹「種は小栗君のが良いなあ?。」
俺「種とか言うなよ、いい加減にしないと俺の種まくぞ!」
妹「溜まってんすか?さっきからセクハラばっかしちゃってさ?。
私に欲情してんの?変態ニイ」
俺「してっかよ、お前の顔見てると勃たねーよ。」
妹「ひどい!これでも(某女優)に似てるっていわれんだよ?。」
確かに否定はしない、それ系の顔だ。そのせいで、(某女優)が
美人とか可愛いとか思えない。
俺「俺様は(某女優)の顔では興奮できない体なのだよ、君。」
妹「って、硬いじゃんかー!」
どうやら、脳の指令関係なしに体が反応してた…みたい。
俺「寝起きだぞ。朝立ちにきまってんだろ。」
容赦なくパンツの隙間に手を入れてきた。
妹「なにそれ。まだ夜だよ。」
俺「つーか、掴むな!…引っ張るな!」
妹「お兄こそ、さっきから何触ってんのよ。」
俺「この乳とケツは俺んだし。」
妹「…わ・た・し・ん・だ!」
暫しの無言、お互いの体のあちこちを触り、弄りあった。
暗い部屋の布団の中。
口を開くといつもの罵り合い、しかし体温と鼓動が高くなっていくのを感じた。
興奮している中にも冷静な自分がいる。
妹もそうなのだろうか、体にキスはできても唇には求めてこない。
妹「あれ?何で私裸になってんの?」
俺「ふっ、食べる為に剥いたのさ。」
妹「寒い言ってんでしょ!」といって俺のをぐっと握ってきた。
妹「こうして持つと、ラケットのブリップみたい。」
俺「おい…テニス握りすんなよ。」
妹「いやいや、バドミントン。」
俺「わかるかよ。」
妹「いやいや、サイズが。」
俺「ぬう…よーし、わかった。お前にこのバドミントンラケットを突っ込んでやる!」
妹「…!」
俺「俺を侮蔑した罰だ。覚悟しろ!バトミントンじゃないっちゅーの!」
手の甲で妹の肩あたりをぺしっと叩いた。
妹「…はあ?」
俺「どうだ、俺の突っ込み!」
妹「…何?」
俺「あれー?違ったのかなー?何を想像したのかなー?」
妹「はぁ?あれよアレ。めっんどくさいな?」
上体を起こした妹は俺に跨った。
自分の手で俺のをあてがい、そのまま腰を下ろした。
真っ暗な中、俺の股間がネットリと熱いものに覆われていく。
俺「…おまえな、少しはもったいぶれよ。」
妹「なに?したくなかったの?」
俺「女なら恥らえって話だ、それじゃ遊んでる女みたいだぞ。」
妹「お兄の前で女っぽくしてもしょーがないでしょ。」
こいつ、性格変わってやがる・・・
腰を動かし始める妹。
悔しいが、何なんだこいつの体は…やはり若いからなのか、
腰が砕けそうになる程の快感だ。
…つーかまた生じゃねーか。
俺「(妹)さん、ちょっと(妹)さん。」
無言で腰を動かし続ける妹…以前暴走中のようだ。
このままでは俺が暴発しそうだ。
俺は目の前にぶらさがっているであろう乳を、手で探り当て強めに掴んだ。
妹「いたっ!何!」
俺「何も着けてねーけど大丈夫なのか?」
妹「アレ飲んでるっていったでしょ。」
なら大丈夫なのだろうが…やっぱ抵抗あるなぁ。
妹「もしかして、もう出そう?激しすぎた?」
声に含みがある言い方だ、なんかムカつく。
俺「夢中で盛っている奴に言われたかねーよ。遊びまくって病気もってねーだろーな!」
妹「失礼ね!アレから誰ともしてないよ!お兄こそどうなの!」
俺「俺だって忙しくてそんな暇無かったよ。
つーか生でやらせるバカはお前くらいなもんだ。」
妹「私だって生はお兄が初めてよ。前だって散々出しまくって何よ今更!」
俺「開き直るな遊び人!何人騙してきやがった!」
妹「お前でまだ二人目だバカ!回数はお前が一番だ!盛ってんのはどっちよ。」
あ、怒った。
俺「そういえばお前、前のときはイキまくってたよな。ビクビク痙攣しやがって。」
妹「お兄だって出してるクセに何も無かったように動かし続けてたでしょう?。
しかも何度も。」
ちっ、ばれてたか。
俺「よーし、じゃあ先に寝たほうの負けだ。」
妹「勝ったほうは?」
俺「負けた方は寝てんだ。何されても文句は言えないよな?」
妹「・・・よし。」
黙々とまた動き始める妹。
時折「ん、ん・・・」と声がもれて聞こえる。
流れ的には先にイッた方が負けなんだろうが、生でする刺激に勝てる気がしない。
つーか酔ったコイツ怖い・・・初めて「お前」呼ばわりされた。
こえーなーと大人しくしていると、程なくして一人でいったようだ。
時折伝わってくる痙攣と妹の息遣いが物語っていた。
・・・実はすでに途中で俺はイッテタンダケドナ。
俺はまだまだヤル気満々。
しかし、妹は俺の上に崩れてきた。
俺「ん、どうした?」
妹「はー、はー・・・」
俺「おい、おい!大丈夫か!」
妹「うるさい、寝んの?。」
俺「・・・は?」
妹「眠いから寝んの!文句あっか。」
俺「いや・・・じゃあ俺の勝ち・・・ですよね。」
妹「はぁ?バカじゃないの?」
とキレて「一生起きてろよ・・・」と文句呟きながら寝息を立てはじめた。
俺「・・・」
妹「すー、すー。」
妹を横にどかし(俺も寝ようか・・・)と思ったが股間はまだギンギン。
起しても良いや、と思い妹で一発させていただきました。
この時明かりをつけてヤッタけど、顔を見ると萎えそうになった。
顔の上に毛布をかけて体だけ見えるようにヤッタらえらく興奮してしまった。
結構激しくて、一人でオナっている感覚だったな。
それでも妹は全然起きなかったけど。
スッキリしたら何かムカついたから一筆したためてから寝た。
―翌朝。
目が覚めると、まだ妹は起きていない。
全裸のまま、小便に起きた。
便器前で自分の股間を見て声を失う。
『えのきの棒』とへその下に書いてあった。
俺「なんだこりゃ!」
急いで用を足し、妹を蹴り起こす。
妹「ヴ、うー、なにー?」
俺「てめえ、これなんだよ!」
妹「あら可愛い!」しぼんだ息子に手を添えていった。
俺「そっちじゃねーよ!」
妹「ぐっすり寝てたからねー、書いてあげたの。」
俺「ふ・ざ・け・ん・な。」
妹「ちょっと、よく自分のこと棚に上げれるね。」
俺「・・・何だよ。」
妹「私のおなかに何?『オスマントルコ』って書いてあったんだけど?」
ちっもうばれてたか・・・
俺「それはお前、先に寝たし。オリエントって書かれなかった事に感謝しな。」
妹「オリ?何?」
俺「寝たほうの負け。}
妹「はあ?夕べそんな事・・・あったな。」
俺「だろー。」
妹「・・・何してんだろうね、私たち。」
お互い全裸で腹に落書きされた姿。
昨夜の戦歴も残っており体を流したい状況だが、このまま温泉に入るわけにもいかず
また二人で家族風呂に入った。
俺「おい。」
妹「ん??」
俺「俺とお前は夫婦な。」
妹「はい?」固まる妹・・・
妹「プロポーズ?」
俺「ちげーよ、またシーツ持って帰るの面倒だろ。」
妹「?・・・あ?。ガビガビ。」
俺「とりあえず、俺を兄と呼ぶな。」
妹「なんか今更って気もするけど・・・了解。・・・あ・な・た」
俺「・・・きめーよ。」
妹「オイ(怒)・・・じゃあシャチョさん。」
俺「お前はパブの人か、つーか何処のお国の人だよ・・・」
妹「じゃあ、(俺)くん。」
俺「・・・・・・」
妹「??」
俺「なんだよ、かーちゃん。」
妹「・・・それは嫌。」
何はともあれ、その後朝食を食べチェックアウト。
妹の運転で帰るも、「折角だから・・・」と道の駅めぐりをして帰った。
家に帰れば旅行でのバカップルぶりも消え、お互いあのテンションは何だったのか?
と首をかしげる始末。
さて、次は何処に行こうか・・・
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