ずいぶんまわりが楽になりました。気がつくと、あの男もいなくなっていました。
そして私はママのお尻の下に手を入れたまま、ジッと立っていました。 私の指先は、ママの一番敏感な場所に入りこんでいました。 それがわかっていながら、私は身体が動かせないままでいました。
ママが手を伸ばして、私の手をそっと引き抜きました。 私の指先には、私が産まれてきたところの道筋の感触が残っていました。
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プレビューの時点ではちゃんとなってた文章だけど、処理中にラストの部分が消えてしまってた。