いつも、興味深く拝見させていただいているので、お礼の意味も含めて
ドーピング検査の実態を。。。
まず、私の知っている分野は競泳、しかも、日本国内ではないことをご了承ください。
ヨーロッパのある国でのドーピング検査の実態です。
この国では、かなりの低年齢、日本で言えば全中(全国中学生〇〇選手権)クラスからドーピング検査はあります。
方法は、JADAとほぼ同じ、性器丸出しの放尿ガン見です。
残念ながらドーピング検査は、着替えが終わってからなので、全裸では有りませんが、試合直後からシャペロンという監視人がずーっと放尿まで付き添いますので、シャワーや着替えなどで、全裸を見せる状態にはなります。
まあ、競泳の選手だと同性同士でシャワーを浴びるなど日常茶飯事なのでなんということはないと思います。
さらにドーピング検査を受ける場合付き添いが一名認められており、母国語が外国語であれば通訳、さらに18歳未満の選手には採尿する際の付き添いも認められています。
この、シャペロンという人間、医者でも看護師でも医療関係の学生でもなく、一定期間の教育を受けたボランティアが担当することがほとんどです。
これはかなり上のクラス(世界選手権クラス)でも同様です。
もちろん、ドーピングオフィスの責任者は医療資格者です。
さて、肝心の放尿シーンですが、ドーピング経験がない選手はともかく、何回か経験のある選手は、立場逆転というか「今日は優勝おめでとうございます」とか「自己ベストでしたね-」とか、ご機嫌とっておかないと、「全然でないなあ」(受付さえしてしまえば、尿意を感じるまで時間制限なし)とか、「シャペロンが変に緊張させた」とか意地悪されてしまうので、こちらもかなり気を使います。
性器のガン見にしても「てめえ変態か!!!」とどつかれる寸前までいったり、逆に「恥ずかしい思いをしてるのに、もっとちゃんと見ろ!!」と言われたり。。。。
女性の場合はもっと陰湿で、負けた選手のドーピングのシャペロンは、そうとう、ご機嫌取らないと、もろに小便をひっかけられたり、シャワーのノズルをわざとこちらに向けて、水浴びさせられたりと男性より苦労が多いようです。
ドーピングが初めての選手も必ずといって良いほど、親か、全幅の信頼をおいているコーチが付きますからねえ。
「あのひと(シャペロン)はただの人形だから」とか「あの人が、お前のおしっこ、ほしがってるから出しておやり」とか言われてるそばで愛想笑いしてるしかないです。。。。。
なので、選手としては恥ずかしいことは恥ずかしいとは思いますが、それほど採尿に関しては自存心を傷つけられることはないように思います。
なんてったって、選手からしたらシャペロンはムシ以下の存在ですから。。。
と言うわけで、萌えさせるどころか、萎えさせてしまってすいません。