「誰だろ?こんな時間に・・・」
電話の呼び出し音で、目覚めた僕が時計を見ると、午前1時を回っていた。
携帯の画面を見ると、そこには「ゆき姉ちゃん」との表示。
「ゆき姉ちゃん」とは、母の妹の娘で、僕より2つ上の従姉弟である。
互いの実家が近い為、幼い頃は一緒に遊んだり、高校も同じ学校だったので、最初は一緒に通ったり。
僕が就職の為、東京で一人暮らしをはじめた際も、東京の寮にいた姉ちゃんが、引越しの手伝いに来てくれた。
「もしもし?」
僕は眠いのもあり、ちょっと不機嫌で電話に出る。
「ひろく?ん♪」
かなりご機嫌な声。酔ってるのが分かる。
「寝てた??」
「当たり前だろ!今何時と思ってんのよ?」
僕は尚も不機嫌に答える。
「ごめんね?今○○駅の前なんだけど?電車もなくなっちゃったし?お金もないし?泊めてくれな?い?」
「はぁ?」
「あたし酔ってるしさ?このままだったら、悪い男にさらわれちゃうよ?それでもいいの??」
「カード位持ってるっしょ?どっかホテルでも泊まったら?」
「ひろくん・・・冷たい・・・」
電話の向こうから、すすりなく声・・・(汗)
「わ、分かったよ・・・今から迎えに行くから・・・そこで待っててよ」
ウソ泣きだった・・・
「ありがとー♪ひろ君好き♪じゃ、さらわれないように、いい子で待ってるからね?♪」
姉ちゃんはそう言うと、電話を切った。
「迎えに行くって言ってもな・・・」
○○駅は、僕の家からだと、バイクで行っても30分もかかる。
今は11月の末で、この時間は肌寒い。
「かったるいな?・・・」
そんな思いがふつふつと・・・
「でも、酔ってるとは言え、ゆき姉ちゃんも寒いだろうな・・・」
「仕方ない・・・迎えに行くか・・・今度何か奢ってもらおう♪」
僕はそう呟き、ヘルメットとバイクのキーを持って家を出ようとした。
「あ゙っ!」
急な事で忘れていたが、部屋が汚かった・・・(汗)
とりあえず、脱ぎ散らした服を洗濯機に入れ、回したまま家を出た。
30分後・・・
○○駅に着くと、ゆき姉ちゃんはご機嫌だった。
男二人と、大きな声で笑いあってる・・・(汗)
「なんだよ?連れがいるなら、送ってもらえばいいのに・・・」
僕はかなりムッとして、姉ちゃんに近付いた。
「おっ!ひろく?ん♪」
僕をみつけて、歩み寄ってくるゆき姉ちゃん。
しかし、その足元はフラフラ・・・
「だ、大丈夫かよ?」
「大丈夫♪大丈夫♪私、そんなに酔ってないから?」
息が酒臭い・・・(汗)
とりあえず、連れの男性に挨拶をしようと思ったが、既に二人の姿はない・・・
「あれ?あの二人、姉ちゃんの連れじゃなかったの?」
「ん??知らない人?」
呆れた・・・
本当にさらわれるとこだよ・・・
僕はそう独り言を言いながら、姉ちゃんを抱えてバイクの側へ。
さっと跨った僕に対し、ゆき姉ちゃんは何度もトライ・・・
ここまで飲まなくてもね?(汗)
僕は何度も姉ちゃんに、「ちゃんと掴まってろよ!」と言うと、バイクを家に向って走らせた。
途中、ゆき姉ちゃんの寮まで送って行こうかと思ったが、寮は家とは反対側。
どんなに急いでも30分。
送り届け、そこから僕の家まで1時間。
「ないな・・・」
すぐさま僕は、自分の考えを否定し、自宅に向った。
途中、姉ちゃんが手を離すんじゃないかと、気が気じゃなかったけど、無事に自宅に到着。
「ここ、どこ??」
能天気な事を言ったかと思えば、玄関先で寝る姉ちゃん・・・(汗)
「ちょっと?、こんな所で寝るなよ?」
僕はそう言うと、姉ちゃんを抱えて部屋まで運ぶ。
ベッドで横にし、このまま寝るかと思いきや・・・
「化粧、落とさなきゃ・・・」
半分寝惚けた声で姉ちゃんは言うと、むくっと起き上がった。
「シャワー浴びてい?い?」
「あぁ」
僕はそう言うと、箪笥からバスタオルを出し、姉ちゃんに渡そうとした。
「あ゙っ」
姉ちゃん、僕がいるにも関わらず、その場で服を脱いでるし・・・(汗)
ジーンズは既にヒザまで下ろされ、白いショーツがはっきり見える。
そして今まさに、タートルネックを脱ごうと、裾に手をかけてる姉ちゃん。
「ちょっと、ちょっと?!」
僕は慌てて声を上げた。
「ここで脱がないで、向こうで脱ぎなよ?」
僕は姉ちゃんの背中を押しやり、浴室の前まで連れて行き、部屋に戻ってドアを閉めた。
「なに照れてんの??昔は一緒にお風呂に入ったでしょ??一緒に入る??」
ドアの向こうから聞こえる、姉ちゃんの声を無視し、僕はテレビのスイッチをつけた。
ガシャン
浴室のドアが閉まる音がして、シャワーの音がかすかに聞こえ出した。
ぼくはやっと、一息つく事が出来た。
「お待たせ?♪」
シャワーの音がやみ、ドアが開き、能天気な姉ちゃんの声がする。
「別に待ってないし・・・」
そう呟いて声の方を見た瞬間、僕は固まってしまった・・・
姉ちゃん、タオルを首に巻き、髪を拭きながら出て来たのはいいが、身体丸見えだし(汗)
言葉を失い、ただただ姉ちゃんを凝視する僕を尻目に、「もう寝るね?」と姉ちゃんは言うと、そのままベッドに入った。
入ったと言うよりは、うつ伏せに倒れこんだって感じ・・・
そしてその瞬間から、寝息を立ててるし・・・
「ちょっと、姉ちゃん!風邪ひくよ?!」
僕が声を掛けても、起きる素振りなし・・・
真っ白いヒップを目の当たりにし、ムラムラした僕。
「いかん、いかん!姉ちゃんに何欲情してんだ!」
僕は自分にそう言い聞かすと、姉ちゃんに布団を掛け、自分はタオルケットにくるまり、ベッドの下で横になった。
しかし姉ちゃんの裸を見た為か、妙にドキドキして眠れない。
目はギンギンとするし、どうも落ち着かない。
それでも暫くして、やっとウトウトしかけた頃、ガバッと頭の上で、布団を跳ね上げる音。
時計は見てないけど、だいたい4時位か・・・
見ると姉ちゃんがベッドに座り、キョロキョロと辺りを見回している。
「どうした?」
僕が聞くと姉ちゃん、「え?ひろ君?ここ、どこ?」
「はぁ?ここは俺んち!姉ちゃん、終電なくなったからって、俺を呼び出したんじゃん!」
僕は呆れて、そう答えた。
「ひろ君の家か・・・で、私、なんで裸なの?」
不安そうに聞く姉ちゃん。
僕は呆れ返って、言葉が出ない。
「ひろくん・・・もしかして・・・」
「ん?」
「あたし・・・
「なに?」
「ひろ君と・・・その?」
ピンと来た僕。
深夜に迎えに行って、床で寝るはめになった僕は、ちょっといじめてやろうと思った。
「姉ちゃん、激しかった?♪食い付いて離さないんだもん♪」
「きゃっ」
姉ちゃんはそう言うと、布団を被る。
ますます面白くなった僕は、尚も続ける。
「こんなにやったの、いつ以来かな?♪はじめてかも?」
「もう言わないで?」
布団の中から、姉ちゃんが叫ぶ。
「ま、そう言う事だから♪寝て、忘れちまえ!」
僕はそう言うと、また横になった。
暫く沈黙が続いたが、姉ちゃんが口を開いた。
「ひろく?ん・・・お母さんには言わないでね・・・」
「あぁ、分かったよ。じゃ、叔父さんや直幸(従兄弟)には言っていいんだね♪」
「いやっ!ダメっ!誰にも言わないで?お願?い」
「はいはい。分かったよ。誰にも言わないから、もう寝な」
僕がそう言うと、「約束だよ・・・おやすみ・・・」
姉ちゃんはそう言い、ベッドで横になる気配がした。
僕はちょっと笑って、そのまま眠りについた。
妙な感覚で目が覚めた。
体の上に、何か乗ってる。
寝惚け眼をあけると、目の前に白い物体。
よく見ると、それはお尻。
そして股間には、ヌメヌメした感触が・・・
「ね、姉ちゃん?」
僕が声をかけると、ヌメヌメした感覚が、一気にスピードを増した。
「うっ・・・ね、姉ちゃん・・・何やってるの・・・」
そう言いながらも、僕は快感に負け、動く事が出来ない。
「ね、姉ちゃん・・・ウソだよ・・・ウソ・・・やったって言ったの・・・ウソだから・・・」
「エッ?」
姉ちゃんは驚いた顔と、涎で濡れた口を僕に向けた。
「ウソって?」
「だから昨夜、姉ちゃんとはやってないって!」
僕がそう言うと、姉ちゃんの顔は真っ赤になった。
「従姉弟だろ?やるわけないって!裸だったのは、姉ちゃんがシャワー浴びて、そのまま寝たからだよ!」
僕がそう言うと、「信じられな?い」と言い、顔を手で覆った姉ちゃん。
「ねっ?だから、もう下りてよ・・・」
僕がそう言っても、ショックの為か、うつむいたまま動こうとしない姉ちゃん。
「泣いちゃったかな?」
僕もショックに陥り、動く事が出来なくなった。
沈黙・・・
裸の姉ちゃんは、僕の上に座ったまま、動こうとはしない。
僕もまた、裸の姉ちゃんに座られては、動く事が出来ない。
と、姉ちゃんは、顔を覆った手を下ろした。
で・・・
ペロペロ継続!
「ちょ、ちょっと姉ちゃん!」
僕が言っても、まるで無視。
思いのほか、かなりしつこい舌技。
僕に絡みつき、体の力が抜けてしまう。
「ね、姉ちゃん・・・上手い・・・」
すっかり気持ちよくなった僕。
「うっうっ・・・」と声まで出る始末。
そして程なく決壊・・・
姉ちゃんの口に、たっぷりと出してしまった(汗)
それに合わせ、動きを止めた姉ちゃん。
コクンと音を立て、僕が放出した物を飲んでしまった。
それから僕の方に振り返り、ニコッ♪
「気持ち良かった?」と笑顔で聞いてきた。
「う、うん・・・」
力なく答える僕。
「でも・・・どうして?」
僕が尋ねると、「あそこで止めたら、もっと恥ずかしいんだもん・・・」
姉ちゃんはそう言うと、また顔を赤くした。
「あ゙????っ!」
出勤しようと、用意してた僕の後ろで、姉ちゃんの叫び声。
「ど、どうしたの?」
「あのね・・・昨日着てたお洋服、洗濯機に入れちゃった・・・」
「えっ?濡れてるの?」
「う、うん・・・ビショビショ・・・どうしよう・・・着ていけないよ・・・」
「じゃーさー・・・俺のジャージ貸してやるから。で、バイクで寮まで送ってやるよ!」
「でも・・・ひろ君、仕事に遅れない?」
「あっ・・・」
「でしょ?」
「いいよ!遅刻するって、会社に電話するから。」
「いいよ・・・今日あたし、お休みする・・・服が乾くまで、ここにいるよ・・・」
暫く考えて、姉ちゃんはそう言った。
「合鍵持ってるでしょ?それ、貸してて♪」
そう言う姉ちゃんに合鍵を渡し、僕は職場に向った。
仕事を終え、家に帰ると、部屋に灯りがついていた。
「姉ちゃん、消し忘れたな・・・」
鍵を開け、家に入ると姉ちゃんの靴が見えた。
「お帰り?♪」
姉ちゃんの声と、いい匂いが・・・
僕のTシャツとジャージを着た姉ちゃん。
そして美味そうな夕食が、僕を迎えてくれた。
「ね、姉ちゃん、帰らなかったの?」
「うん♪だって、昨日のお礼がしたかったし?♪」
なんだか、少し嬉しそうな姉ちゃん。
「それにね・・・帰るの面倒だった♪」
そう言って、舌を出した姉ちゃんが、凄く可愛く見えた。
二人で向かい合っての食事は、とても楽しかった。
普段は、コンビニ弁当やインスタントで済ます食事。
でも今夜は、姉ちゃんがシチューを作ってくれた。
体も心も温まり、とても楽しく過ごせた。
「ねぇひろ君、彼女いないの??」
子供の頃の話しや、仕事の話しをしてたのに、姉ちゃんが突然話しを変えた。
「あぁ・・・2ヶ月前に、別れたばかりで・・・」
僕は正直に、そう答えた。
好きだったのに、二股かけられた上、ふられて終わった恋。
実を言うと、かなり引きずってて・・・
次の恋に、進めないでいた。
「姉ちゃんこそ、彼氏はどうよ?」
「さぁね♪」
人には聞いといて、答えない姉ちゃん。
「ちぇっ・・・ズルいし!」
ちょっとふて腐れた僕を見て、笑う姉ちゃん。
「彼氏いたら、ひろ君になんか電話しないよ♪」
そう言って笑う姉ちゃん。
「どうせ、俺なんかですよ!」
僕は尚もふて腐れた。
「ね、ひろ君♪今夜も泊まっていい?」
突然姉ちゃんが切り出す。
「折角金曜の夜だしさ?♪ちょっと飲もうよ♪」
「また昨日みたいに、グデングデンになるんじゃないの?」
「失礼ね?今夜は大丈夫だよ♪たまには一緒に飲もうよ♪」
姉ちゃんは「たまには」と言ったけど、二人で飲んだ事なんかない。
そう言おうと思ってやめ、僕は「いいけど・・・」と答えた。
生憎、家には酒がなかった。
僕は飲めない訳じゃないけど、そんなに酒は好きではない。
夕食を終え、それぞれがシャワーを浴びて、ビールを買いに行く事にした。
先にシャワーを浴びた僕が出て来ると、姉ちゃんが恥ずかしそうに・・・
「ひろ君のブリーフ、借りてたの・・・」と言い、ジャージを少しだけ下ろした。
僕の黒いビキニが、白い肌に映えてた。
「いいよ、別に・・・ノーパンじゃ困るっしょ?」
僕はそう言ったが、じゃ・・・ブラは?
ついつい気になって、目が姉ちゃんの胸に行く。
小さなポッチが少しだけ、Tシャツを持ち上げてた。
「今、胸見たでしょ!」
姉ちゃんはそう言い、慌てて胸を隠した。
僕もバレた事で、かなり恥ずかしかったけど・・・
「今朝、散々見せといて、何を今更!」と言い返した。
「そうだね♪」
姉ちゃんは舌を出して、浴室に消えた。
「お待たせ?♪」
昨夜同様、そう言って出て来た姉ちゃん。
でも今度は、ちゃんとバスタオルを巻いて出て来た。
ま、昨日よりはマシだけど、かなり際どい格好ではある。
「もう乾いてるよね・・・」
そう言い、干した自分の下着を取る姉ちゃん。
「見ちゃダメよ!」
振り返り、僕に言うと、下着を着けようとする。
でも僕は、視線を逸らす事が出来ず、下着を着けようとする姉ちゃんを凝視してしまった。
そんな僕の姿は、きっと姉ちゃんの正面にある、窓ガラスに映ったろう。
姉ちゃんは再度振り返り、「見ないでって♪恥ずかしいじゃん♪」と笑いながら言った。
でも、僕の顔が笑ってないのを見て、姉ちゃんは顔色を変えた。
姉ちゃんに向かい、歩を進めてしまう僕。
後ずさり出来ず、おどおどとした目で僕を見る姉ちゃん。
僕が肩を抑えると、目を逸らす姉ちゃん。
姉ちゃんのアゴに手を添え、僕は姉ちゃんの顔を僕に向けさせた。
姉ちゃんが目を瞑った。
OKサイン・・・
そう判断した僕は、姉ちゃんにキスをする。
僕が舌を入れると、姉ちゃんもそれに応じた。
巻いたバスタオルを剥ぎ、全裸の姉ちゃんを抱きしめ、僕は尚もキスを続けた。
姉ちゃんも僕の首に腕を絡ませ、時折「うっうっ」と声を漏らしながら、僕のキスに応じた。
もう・・・そこにいるのは姉ちゃんではなく、一人の女性だった。
僕は姉ちゃんを抱き上げ、ベッドに運んだ。
「ま、待って・・・」
上に乗ろうとした僕を制する声。
「何?」
「嫌じゃないんだけど・・・あの・・・」
「何?」
制された事で、少し声を荒げて尋ねた。
「ひ、避妊・・・しなきゃ・・・」
「あっ!?」
確かに・・・
僕は我に返ったが、コンドームを持ってなかった。
「まじかよ・・・持ってねぇぞ・・・」
いくら探しても、当然ながら出てこない。
「買いに行って来るから・・・待っててよ!」
そう言うと、コクリと頷く姉ちゃん。
全裸の姉ちゃんを部屋に残し、僕はコンビニまで走る。
帰宅すると、部屋の灯りが消えていた。
「まさか!?帰った?」
慌てて家にあがると、玄関にあった姉ちゃんの靴が消えていた。
「まじかよ・・・」
僕は呟き、玄関にへたり込んでしまった。
「ハァ?・・・」
5分後位して、諦めてため息をつき、部屋に戻った僕。
「わっ!」
突然、部屋の中の暗がりから、靴を持った姉ちゃんが、大声を出して飛び出した。
「うわ?っ!」
既にいないと思ってた僕は、ものすご?く驚いた。
それを見て、「ぎゃはは」と笑う姉ちゃんを見て、僕はほっとした。
笑いながら逃げる姉ちゃんを追いかけ、捕まえ、後ろから抱く。
キスをしながら、背後から両の胸を揉みあげた。
「うっうっ・・・」
またしても、声をもらす姉ちゃん。
行為にも、裸身にも、そしてその声にも興奮し、僕は尚もキスと愛撫を続けた。
脚を軽く開かせ、右手の中指を這わす。
腰をヒザが、ガクガクと揺れだす姉ちゃん。
這わした中指を、既に濡れきった個所に挿入すると、姉ちゃんが少し大きな声をあげた。
「あっ・・・あっ・・・い、いやっ・・・ううっ・・・」
一旦指を抜き、目の前の壁に手をつかせ、腰を突き出させる。
僕はしゃがんで、姉ちゃんの綺麗なヒップに舌を這わす。
そして再度、中指を挿入。
「ああ?っ・・・」
姉ちゃんがまた、声をあげてヒザをガクガクさせた。
「い、いい?っ・・・いいよ?・・・」
姉ちゃんの声のトーンに合わせ、僕は指の動きを早める。
それに合わせるかのように、姉ちゃんのヒザも大きく揺れだす。
そして・・・
「ダ、ダメ・・・でちゃう・・・イ、イク・・・」
その声を合図に、僕はあらん限りの力で、指を動かした。
「あ、あ??????????っ・・・」
姉ちゃんのヒザがガクリと折れ、そして僕の腕に愛液が滴った。
放心状態の姉ちゃんをヒザに抱き、僕はキスをした。
唇を離し、「気持ち良かった?」と聞くと、コクリと頷く姉ちゃん。
可愛くて、また抱きしめてキスをした。
そして耳元で、「今朝の仕返しだよ♪」と呟いた。
姉ちゃんは暫く、僕に抱きついたままだった。
そして僕も、姉ちゃんをずっと抱きしめていた。
「うっ・・・」
胸に快感を感じ、僕は声を出してしまった。
腕の中の姉ちゃんが、僕の左胸に舌を這わせていた。
「う、ううっ・・・」
僕が再度声を上げると、左胸を舐めたまま、右の胸を触りだした。
体がピクピクと反応する。
僕が身を捩じらせても、姉ちゃんは舌と指の動きを止めようとはしなかった。
体の向きを変えた姉ちゃんから、力なく押し倒される。
唇、首、乳首のいずれかに、姉ちゃんの唇と手があった。
なす術なく、僕は姉ちゃんに身を預けた。
そして姉ちゃんが、僕の股間のモノを口に含んで程なくして、僕は果てそうになった。
しかし・・・
口を離し、動きを止めた姉ちゃんの事を、僕は下から見上げていた。
「さっき、散々されたから、簡単にはイカセないよ♪」
そう言い、姉ちゃんはニコッと笑った。
それから延々と、姉ちゃんの攻めを味わった。
果てそうになったと思ったら止め、また始める姉ちゃん。
僕の股間は、先走りと姉ちゃんの涎で、既にグショグショだった。
お尻の割れ目まで、既に濡れていた。
それを確かめるように、姉ちゃんの指が僕の肛門を弄る。
そして・・・
ゆっくりと入った細い指は、確実に僕の前立腺を刺激していた。
「あ、ああああ????????????っ」
まるで、女の子のような声を上げた僕の顔のすぐ側に、姉ちゃんが顔を近づけた。
「ひろちゃん・・・かわいい♪」
何時の間にか、「ちゃん」と呼ばれている。
既に、僕に勝ち目はなかった。
何度も何度も、射精出来ない絶頂を迎える僕。
「自分だけ・・・ずるいな♪」
そう言われ、姉ちゃんの秘部に指を入れるも、動かす事が出来ない。
やっと開放された時は、僕は立つ事もままならぬ状態だった。
ベッドに身を横たえ、「手を洗ってくる♪」と浴室に行った姉ちゃんを待つ。
戻って来た姉ちゃんは、無言で僕を咥え込む。
そして今度は、あっさりと果てさせた。
しかし咥えたまま、離そうとはしない。
僕が放出したモノを飲みながら、ずっと咥えている。
2回果て、尚も咥えられ、そそり立ったモノに、姉ちゃんがゴムを被せた。
そして・・・
上からゆっくりと腰を沈めた。
何度果てたろう・・・
下腹部に生暖かいモノを感じていたから、姉ちゃんも果てたと思う。
気付いた時は、姉ちゃんは僕の腹の上で、寝息を立ててた。
僕を中に挿れたまま、ぐっすりと寝ていた。
そして僕も、姉ちゃんの中の温かさを感じながら、深い眠りについた。
次に気付いたのは、既に朝だった。
僕はまだ、姉ちゃんの中にいた。
下から姉ちゃんの腰を抑え、ぐっと突き上げたら、「ううっ・・・」と言い、姉ちゃんが起きた。
「おはよう♪」と言い、僕にキスをしてから、姉ちゃんが腰を動かし出した。
昨夜、あれだけしたのに・・・
姉ちゃんと同時に果て、数時間ぶりに体を離した。
しかしその後、二人でシャワーを浴びてから日が沈むまで、僕らは結ばれたままだった。
夕食時に一旦離れたが、それから翌朝まで、また結ばれていた。
その日以来、週末になると、姉ちゃんは泊まりに来た。
そしてその都度、僕らは繋がった。
僕らの関係って、一体何?恋人?
微妙に違う気がします。
でも、はっきりと言えるのは、僕らは従姉弟って事です。
正月になり、姉ちゃんと一緒に帰省した。
姉ちゃんの荷物を抱え、姉ちゃんの実家に行った僕。
その姿を見て、「お似合いだね♪」と笑った叔母さん。
「そう言えば・・・」
「ゆきは小さい頃・・・ひろ君のお嫁さんになりたい!って言ってたのよね?」
「え?っ!うっそー!従姉弟なのに、それはないよー!」
そう言って否定するゆき姉ちゃん。
でもあながち、無い話しではない気がするんですが・・・。
次の体験談を読む