幼い頃からずっと好きだった女の子がいた
世話焼きでひとつしか違わないのにいっつも俺にお姉ちゃんぶってた
好きになったのは顔が可愛いかったから?実は甘えん坊だったから?
理由は思い出せない、それくらい小さい頃から思いをよせていた
でも従姉だった、どうしようもなかった、法律上問題ないとはいえ
背が伸びるにつれて周りの目を考えるようになり思いを自分の中に閉じ込めた
でも好きだった、大好きだった、年に一度は向こうの両親が僕を旅行に誘ってくれた
それが数少ない彼女と一緒にいられる期間になっていた。
16歳の夏、俺は毎年のように彼女の家に足を運んだ。
しかしその夏は旅行に行く計画はなかった、ただ泊まりに行っただけだった
それだけで満足だった、一緒にいられる時間が大切だった。
両親が遅くなる日はふたりで買い物に出かけた、坂の多い彼女の街で
行きは自転車二人乗り、帰りはカゴに袋を乗せて押して歩いた
普通に仲のいい従姉弟、でも最高に幸せだった。
俺は彼女の部屋で寝た、ひとり立ちした兄の2段ベッドで
俺が上で彼女が下、毎晩話は尽きなかった。
何日目かの夜彼女はお腹が痛いと言い出した。
俺はお腹を冷やしたの?と尋ねたが彼女は横に首を振った
どうすればいいかわからずとりあえず彼女の背中をさすった
姉がありがとう、だいぶ楽になったよと言ったので
大丈夫そうやね、上に戻るはと言って僕は上に戻ろうとした
姉は不満げな顔を見せたのはわかった、けれど正直俺はムラムラしていた
このまま大好きな人に触れ続けて正常でいられるほど俺はできた人間ではなかった
間違いを犯す前に自分に歯止めをかけておこうと思った
に戻って姉のスラムダンクを読んでいた、するとメールが来た
お腹痛いからもうちょっとだけ横におってくれへん?と
言われるがままに俺は下におり姉の横に行った
それで背中をさすり続けた、ここからは自分との戦いだったw
背中をさすりながら姉といろいろな話をした。
向こうの親の都合でふられた先輩の話やバスケ部の話
自分の胸のコンプレックスの話、姉の胸は小さかった(本人曰くB)
どうすれば大きくなんのかな?と言われ男の俺に言われてもなーと笑ってごまかした
もんだら大きくなるってほんまかな?と言われ知らねーとそっぽを向いた
もしかして姉は俺を誘ってるのかな?と一瞬考えたがすぐに俺の中でそれは消えた
俺が姉を好きなだけで考えすぎてるのだと、バカなことだと
しばらくして痛みが収まったのか姉がもう大丈夫、ありがとう、もういいよと言った
俺はそれじゃあ上にあがるよと言って姉の頭をぽんぽんと叩いた、少しでも姉に触れていたかったのかもしれない
その時の姉の目もまたすごく不満そうに見えた、次の瞬間姉がそぅ・・・と小さく呟いた
俺は上に戻り悩んだ、あれは勘違いだったんだろうか?俺の妄想なんだろうか?
姉が?いや、そんなはずはない、でももしそうだったとしたら?
でも従姉だぞ、薄いとはいえ血の繋がりを持った姉弟だぞ?
だからといってあきらめれるものではなかった、やっぱり俺は姉が好きだった
しかしどうやって切り出せばいいかわからなかった
とりあえず俺は下に降りてトイレに行った、そして部屋に戻り姉に声をかけた
姉ちゃん寝た?と、するとまだ少しお腹が痛くて寝れないと返事がきた
気を使うなよ、ほら背中出してと俺はまた背中をさすりだした、
でもこれが最後のチャンスだ、これを逃したらきっともう姉に近づくことはできない
しばらくまたくだらない話を続けた、話すことがなくなっても
さっき話した話を繰り返して話を続けた。しばらくするとまた胸の話になった。
やっぱり大きい方がいいのかな?と姉、個人の好みの問題でしょと俺
でもよく言うじゃん?と姉、姉ちゃんってそんなに胸ないの?と俺
触ってみる?と姉、俺、沈黙・・・
今しかない、と思い姉の胸に手をやる、今考えると本当に恐ろしいことだと思う
相手の意思も確かめず、しかも従姉に手をだしてしまったんだから
本当に触ってるし・・・と姉が口からこぼした、俺は怖かった。
姉に嫌われるのが?周りに広まることが?何が理由かはわからなかった。
ただ怖かった、でももう止めることはできなかった。
俺は自分の唇を姉の唇の上に重ねた、それから舌を姉の口の中に入れた
初めてのキスだった、今まで彼女はひとりしかいなかったが
結局キスをすることもないまま6ヶ月付き合った末に別れた
別に自分が奥手だったわけではないと思う、ただ気乗りしなかったのか
でも俺はその時自ら望んで姉に自分の身体を差し出した
舌が絡む柔らかくて生ぬるい、ひどくいやらしい感じ・・・でも気持ちよかった。
セックスなんて知らないどうやって自分が産まれたか知らない
そんな時から思いをよせていた女の子と抱き合っているんだと
俺の満たされるはずのない思いが溢れかえった
姉は抵抗しなかった、ただ黙って静かに目をつぶっていた。
俺はなんどもキスをした、そして俺の大きな手は姉の少し冷たい手を握っていた
しばらして手を離し姉の小さな胸を掴んだ、初めて触る女の子の胸は
俺が思っている以上に柔らかく僕は驚いた、ゆっくり確かめるように俺は姉に触り続けた
姉は声ひとつあげなかった、ただ目をつぶっていた。
俺は何も聞かなかった、姉に触り続けた
しばらくキスをした後俺は耳を唇で挟んだ
「あっ」と初めて姉の口から喘ぎ声が漏れた。
そしてすぐ姉は口を閉じた、しかし顔には我慢の表情が浮かんでいた
俺は舌を使いゆっくりと柔らかく耳や首筋をなめ続け手で胸を揉み解した
姉は何度も声を漏らしながらもずっと我慢していた
時間が経つにつれ俺の手と口はだんだん下ににのびていった
胸にキスをし、乳首を舌で弄ぶ 手は太ももと胸をずっと揉んでいた
姉は声を押し殺していたが体は正直だった、身を捩りながら感じていた
俺はゆっくりとズボンの中に手を伸ばした
場所を確かめながら奥へと進んでいくと指に感触を覚えた…湿っていた
姉ちゃんやらしいと俺は笑って姉に言った、始めての会話だった
やらしいのはあんたでしょと姉は言ってその後
あんたも服脱ぎなさいよと俺の服を脱がし始めた
お互い下着だけの姿になった。
俺はパンツだけ姉はずれたブラとパンツだけ
ここまでしておいて今更ながらに姉に聞いてみたしていいのかな?と
ダメだったら胸に触った時に叫んでると姉は言ってくれた
それから俺は姉のブラをはずした
それから俺は本能の赴くままに姉に触れた、姉も俺に触れだした。
お互い渇きを満たすようにキスをした、体の至るところに
お互いの形を確かめ合うように触れ合った
暑かった、汗の匂いや姉の髪の匂いが交じり合ったでも何も気にならなかった。
ゴムがなかったこともあって最終的に挿入には至らなかった。
でも俺はそれでいいと思った、満足していた、最高に幸せだった。
終わった後姉がシャワーを浴びに行った、部屋を出るときこっちに振り返り
どーてーやねと笑いながら言われた、うっせぇと俺も笑いながら返した
その後俺もシャワーを浴びてふたりとも自分のベッドに帰った
ただ何か言いたくて俺は姉にメールを送った
始めての相手が姉ちゃんでよかった、キスも初めてだった、ありがとう
確かそんな内容だったと思う、よく覚えていない
姉は下でクスクス笑って、これ保管してていい?とイタズラそうに言ってきた
できればすぐ消してくれと俺は笑って返した、ダーメと姉は楽しそうに笑った
その後姉と進展することはなかった。お互い着かず離れずの距離を保ち
今までどおり仲のいい姉弟をずっと続けることとなった。
そして一昨年の夏姉は19歳で結婚をしその後子どもを身ごもった。
そして去年の春元気な男の子が産まれた。
一方俺は彼女を作っては別れるの繰り返しを続けている。
姉も俺も幸せに今を生きている。 終わり
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