長文にするつもりなかったけどなってしまった。
ごめんなさい。
20代の半ばごろ、どういうわけか高校生の彼女ができた。
名前はアユ(仮)。
彼女は、打ち解けるとよくしゃべるけど、基本まじめで恥ずかしがり屋の人見知り。
中学高校と女子校で、耳年増だけどちょっとずれてる。
天然ぽいけど、極端過ぎない天然っぷりが、かわいいというか、ちょうどいいです。
予想外の出来事があった時とか、びっくりした時の「聞いてないよ?」が口癖。
付き合って、って俺が言ったときも、
「そんな風に思ってたって聞いてないですよお。でもオッケー!」って。
(最初はまだ敬語混じりだったなー)
眉毛がしっかりキリッとしてて、眉間にしわ寄せてすねる顔が怖かわいい。
考え事すると口が開く癖もかわいい。肌と髪とおっぱいがめちゃきれい。
(こんな風に説明するより、誰に似てるとかの方がいいのかな)
(強いて言うなら成海璃子か、ラビリンスに出てくるジェニファーコネリーみたいな。古いな)
アユが好きな食べ物は天ぷらで、魚食べるのが上手だけど、この話とは全然関係ないです。
彼女との初めての夜のお話です。
アユは処女で、ずーっと、怖い、恥ずかしいと言って、キスより先はお預けくらってた。
でも高校生活最後の思い出が欲しいって感じで。
彼女の方からおずおずと「そろそろ!お願いします!」と言われた。
女の方から言わせるなんて?と思われそうだけど、前からそう決めてたのだ。
“その日”を決めるのは彼女で、彼女からサインを送ることになってたのだ。
夜、俺の部屋で、別々でお風呂入って、少しまったりして、いよいよです。
下着姿になるまでは、お互い自分で脱いだ。
耳を真っ赤にしてうつむいて、俺の方を見れない彼女、とてもかわいい。
ベッドで座って向かい合って、ようやく見詰め合ってドキドキします。
あと一枚を脱ぐのがやっぱり恥ずかしいらしくて、アユが電気消してって言った。
部屋暗くして、何回もキスしながら、彼女のシンプルで質素なブラジャーを外す。
彼女はすぐにおっぱいを手で隠したけど、もじもじしながらそーっと手を離してくれた。
おっぱいは暗くてよく見えないけど、形がきれいだなって思うくらいには、確認できた。
予想してた通り大きめだったけど、その割りには全然垂れてない!と分かって感激。
下乳を、親指以外の4本の指先で支えるようにして、たふったふっ、と揺らしてみた。
「はわわ、何かくすぐったいよ…」
声の細さが、恥ずかしがってる感じを強調しててとてもかわいい。
目が慣れてきたから、彼女の照れくさそうな表情がぼんやりとだけどわかる。
下唇を軽く噛んで、上目遣いで苦笑いしてる顔に萌えます。
アユがかすれた小声で
「ふううっ、こんなに恥ずかしいって思わなかったよ、聞いてないよっ(笑)」
「暗くしたから平気だろ」
「でも少しは見えてる…よ、ね…?」
「うん、乳首立ってるの見える(ウソ)」
「え、乳首ダメ!」
うろたえた隙にすかさず、手の平の真ん中でさするみたいに、乳首を転がしてみた。
「わわ、んあッちょっと、はわわ、はわわわ」
これだけで思い切り肩をすくめるアユ。
ひー!って感じで恥ずかしがって、でも拒否はしなくて、しかめ面で耐えてるのがかわいい!
実際に乳首が立ってきたのはこの時。
キスしながら指先で背骨をツーッとなでてあげると、のけぞって震える。
もう片方の手で、おっぱいもんで、乳首をはじいた。
ふーッふーッとアユの鼻息が荒くなってきた。
背中を触ってた手を、そのままお尻のとこまで這わせていく。
パンツの中に指を入れて、汗ばんでるお尻の割れ始め部分、アナルの少し手前まで。
そこをコニョコニョしたら、びっくりしたみたいで、さらに体がのけぞる。
「ふわっあ」
「前も触っていい?」
「……わわぁ、えっと、うー」
「脱がしていい?」
「…ハタ君(俺)ずるいよう、そっちが先に脱いで」
「前はあんなに嫌がってたくせに、見たい?」
以前に、手コキかフェラでもしてくれんかな、と思って、目の前で脱ごうとしたことがあった。
冗談半分のノリだったのに、その時は変態扱いされて、逃げるように帰られた(笑)。
そしてしばらく会ってくれなかった。
「あれはハタ君が悪いんだし!あの時と今は別だよう」
「わかった、じゃあアユが脱がして!」と立ち上がった。
「えー!でも、うーん…じゃ、じゃあ」
覚悟を決めて、俺の前にちょこんと正座する。
恥ずかしがって拒否されると思ったんだけど、思ったより素直に従ってくれた。
俺も経験少ないけど、これでもう大丈夫、と気持ちが盛り上がってきた!
※さて、問題が起こったのはここからです。
暗い部屋、かつパンツ越しだけど、初めてちんちんを目の前にしたアユ。
そしてぱんぱんに膨らんだ部分を目にしたとき。
…アユの顔色が変わった。(暗くて顔の色まで分からないけど雰囲気で)
「やや、ハタ君ちょちょちょっとこれ…大きくない…かなあ」
「勃起してるから当たり前」
「何かイヤな予感がするっ…!」
「?」
アユはボクサーパンツの、ゴムのとこじゃなくて両方の裾を、指でつまんだ。
最初は遠慮がちに…それで引き下げられないと分かると、しっかりと指に力を入れた。
そしてゆっくり、真下に引っ張る。
ゴムがちんちんに引っ掛かってグイ、グイ、あれれ?となりそうな場面だけど、ならなかった。
最初から先っちょがすでに、外に顔を出そうとしてたから。
勃起するとパンツのゴムでポジションを腹に固定するのは俺のクセです。
落ち着くからたまにそうするんだけど、この時は脱がしやすくするためにそうしてあった。
アユがゆーっくり俺のパンツを下ろしたので、ちんちんばいんばいーん!ともならなかった。
暗がりの中ではあるけど、ちんちんが少しずつ、そして全部、アユの目の前に現れた。
ちんちんは、よよん、と音もなく静かに揺れた。
それを見たアユはうつむくと、泣いてるのかと思えるような小さな声で、静かにつぶやいた。
「こんなの…聞いてないよお…」
「どうしたの?」
「やっぱ…今日は、やめれないかなあ…?」
「え、うそ!何でだよ!」
「こんな大きいって聞いてない!…入るわけないじゃんねっ!」
具体的なサイズは明記しないけど、確かに俺のは大きい(常識の範囲内です)。
長さもそこそこだけど、それより太さが際立つ感じ。
デカチンで得したことはないので、自慢しようと思ったこともない。
むしろ恥ずかしくて、子供の頃はちょっとイヤだったのだ。
まあ、この時は、ちんちんと初対面するアユの反応を楽しみにしてはいたんだけど。
ここで否定されるとは思ってなかった…。
「ハタ君無理だよう。だって、ちょっと奥に指入れるだけでも、結構しんどいのに」
「…指って、…オナニーしてるの?」
「やややそれは!練習だよう!でもこんなの…AVの人みたい…」
「わ、見たことあるの」
「ふざけて友達とちょっと見てみたらね、経験ある子が、あんなの絶対おかしいって言ってた」
友達からの洗脳?もあるみたいだけど、AVに対するアユの誤解は以下の通り。
・でかいちんちんはエッチを大げさに見せるための作り物、またはCG。
・カメラの前でまんこ晒すなんてありえない、実際は何かで隠してるに違いない(前張り)。
・挿入してる場面も、ふりだけでホントは入れてない。
・モザイクは倫理的な意味でと言うよりも、ニセちんや前張りや擬似をごまかすための処理。
恥ずかしくてちょっとしか見れなかったらしいけど。
多分友達の彼氏のちんちんは標準以下なんだろうな。
友達の話を聞いて、俺のちんちんも、世の平均も、自動的にそのサイズでインプットされたと。
少なくとも、これほど個人差があるものだとは思ってなかったと。
「AVって特撮じゃないよ…」
「はあ、そうなんだね。今本物見たから。どうしよう…」
アユは明らかに怖気づいてた。
でも、いくら何でもここで我慢できるか!ここでハイ終了、ってわけにはいかない。
「大丈夫だよ、今までだってちゃんと入ったんだから!」
「え、ちょっと…今まで…って何」
「だから、前の彼女とか」
「いやあ!もう!ほかの女とのエッチの話するなあ!聞きたくないよ、もうやだやだやだ!」
「何だよ、お前だってAV見たりオナニー、…、」
「あれは予習だし!オナニーしてないし!そんなこと言ったらハタ君の方がオナニー、…、」
「オナニーオナニー言うなー!」
何でちんちんがでかいせいで口論になってるのかわからない。
デカチンで得したことないって言ったけど、これまで、女性相手に実害があったわけでもない。
特別に大きさを悦ばれたこともないし、きつくて大変な思いをしたこともない。
まあそれまで2人としかしたことないけど(内1人とは1回だけ)。
少ないとは言えその経験上、処女相手でも、サイズが障害になるなんて考えてなかった。
処女とのセックスを甘く見てたのかも知れない。
男にとってはただ入れるだけでも、女にとってはちがう。
初めて男を受け入れたっていう思い出が、心にも体にも残る、大事な経験なのだ。
めったにしない、久しぶりのケンカだったな。
でも俺のほうが大人なので、こういうときは怒っちゃだめだな。
「ごめんな。でも俺もう我慢できないし。いつかはするんだからさー」
「もうやだー!もう今日はだめ、ただでさえ痛いの想像して、がんばって覚悟してきたのにっ。
こんな大きいの見たらもう無理!友達もね、初めての時、彼氏のすっっっごい痛かったって。
普通のちんちんでもそうなのにっ…!ハタ君のちんちんが大きいのが悪いんじゃん!」
何だとー。抑えるつもりだったけど、それはさすがに聞き捨てならず。
「そんなの知るか!まんこ濡らしといて、今さら子供みたいなこと言うな!」
「ややや、濡れてないよお!」
「さっきおっぱいとお尻触ったとき、どうせ、感じて濡れただろ」
「や、だから濡れてないって言ってるのに…!」
「じゃあ確かめる」
「ひー!」
押し倒してパンツに手をかけたとき、いや、その前からアユは泣いてたな。
抵抗されて、さすがに良心が痛んだけど。
彼女にとって初めてのセックスが、レイプまがいになるのはダメだと思ったけど。
この時は怒りと性欲で、俺もちょっと冷静じゃなかったな。
無理やりパンツをつかんで、破けてもいいくらいのつもりで、強く引っ張った。
みちみちと伸びきった生地を必死で押さえて、声にならない悲鳴を上げるアユ。
格闘とまではいかないけどちょっと暴れて、逃げて、彼女はトイレ(バス兼用)に閉じこもった。
鍵を掛けて、ドアの向こうで泣きじゃくる声が聞こえた。
「何で!何でそんなことするんですかあ…?ハタさんじゃないみたい、こんなのイヤです…」
デカチンに衝撃を受けた上に、優しい彼氏だったはずの俺が襲い掛かってきた。
アユにとっては受け入れられなくて、混乱して当たり前なのだ。
多分無意識にだと思うけど、付き合い始める前みたいに、アユは敬語で話してきた。
震える声を聞いて、心が完全に俺を拒否しかけてるのがわかって、俺もショックだった。
やり過ぎた。
デカチンはどうしようもないけど、無理に押し倒したことは、反省するしかなかった。
アユの言うとおり日を改めるしかないと思って。
反省しても日を重ねても、ちんちんのサイズは変わらないけど、アユの心の準備はできる。
それを待つしかないなあと。
今俺にできるのは、謝ることだけだった。
このままじゃ、日を改めるどころか、今日が別れの日になりかねないのだ。
「ごめんな、わかったから、もうしないから。出てこいよ」
「やだあもう!絶対襲われ、れる!ひ、ひっひ」
「もうしないって言ってるだろっ!」
うーん、怒鳴ったら逆効果なのに、つい言っちゃった。
アユはやっぱり泣き止まない。
「…うう、うっふ、ぐす」
「…もう、泣くなよ、ごめんな」
「うう、ごめんね、ハタ君のせいじゃないのに、私バカだよね、覚悟してきたつもりだったのに。
私からお願いしたのに。こんなにまで恥ずかしくて、こんなにまで怖いって聞いてなかった…」
「俺もごめん、今日はもうやめとこ、な?だから出てきて」
しばらく沈黙と、ほんの少しすすりなく声が聞こえるだけだった。
俺もこれ以上何を言えばいいのかわからなかった。
「ほんとに、きょ今日は、もうしない…?」
アユがつぶやいた。
「うん、しない」
「証拠は?」
「え?」
「私がトイレから出ても襲わない、っていう証拠がないと、出られない。正直まだ怖い、ごめん」
一生懸命、泣き声をこらえて話してるのがわかった。
ほんとに俺が怖かったんだな。
「俺が信じられない?」
「信じら、られないっ、ごめん」
「どうしたらいい?」
「…」
「…」
「ハタ君、電気つけて」
「え、え、ああ、うん」
何の意味があるのかわからなかったけど、言われたとおり部屋の電気をつけた。
「部屋の奥まで行って!」
これにもとりあえず従う。
俺は全裸で、ワンルームの部屋の窓際に立った。
トイレのドアが開いて、アユが顔だけを出したんだけど。
泣き止んでたけど、涙で目はぼろぼろ、顔は真っ赤。
きれいな髪も何だかぼさぼさになってた。
アユからは部屋全体が見える位置関係。
そして、全裸で突っ立ってる俺が丸見え。
反省しながらも全く静まらないちんちん、それが妙に気まずくて、両手を被せる。
「なあ、何これ、どうしたいの」
「出して。見てるから」
「はあ?」
「精子出してって言ってるの」
「何それ、ちょ」
「こっち来ないでよう!」
「う…」
アユは俺が近づいたらすぐにドアを閉められるように、身構えてる。
「精子出したら、男は冷静になるんでしょ。だから出して」
「それ、見るの!?何だよ、見る必要ないだろ、わかったから!一人でするから!見るなよ。
何でこんなの、わざわざ見せなきゃいけんの」
間抜けなポーズを一方的に見られて、しかも精子出せと言われて、わけがわからなかった。
襲いたい欲求がなくなるように、自分で処理しろというのは理解できたけど。
でもオナニー見せろ!ってのは理解できない。
アユの目は真剣だった。
「だってだってさ、出るとこ見ないとハタ君がイッたのわかんないし!
言っとくけど、出したあとの精子だけ見せても、信じないからね、私精子見たことないから。
AVもイクとこまでは見てないから、鼻水とか見せられて精子だって言われてもわかんないし。
でもね、見たことなくても、ちんちんからピューって出るのは聞いてるんだからね。
そうやって出るとこ見るまで信用しないから!」
顔を真っ赤にして震えながら、懸命に言葉をしぼり出してるのがわかった。
細くかすれた声なのに、今度は俺が圧倒されることになったのだ。
「わわ、わかったよ」
両手を離して勃起したちんちんを晒した時、アユは目を見開いて無言になった。
さっきは暗かったから、最初に彼女が驚いたのは、その輪郭の大きさにだけだったけど。
今、数メートル離れてるけど、彼女は初めて、明るいところで生の赤黒いちんちんを見た。
恥ずかしいはずなのに、俺のちんちんは、何かを期待してるみたいにびくん!と震えた
ちんちんを見つめられてドキドキするってのは、それまでにもあったけど。
でも今からオナニーを見せるって覚悟から来る浮遊感は、そういうのとはまた違う。
限界までふくらんで、鋭い角度を保ったままピクピクと小刻みに震えるちんちん。
アユはその様子を、口をポカンと開けて見守ってた。
驚きのためか、妙な期待感に心を奪われたからか、「んくっ」と彼女の喉の奥が鳴った。
そして俺は、右手でちんちんを握った時、今までにない熱さと、ぬめりを実感した。
自分が不本意にも興奮してるのを、あらためて自覚した。
「するよ」
「う、うん」
にゅこにゅことしごき始めると、アユが俺の顔とちんちんを交互に見てる。
開いた口はそのままに、目の動きが、上、下、上、下、と忙しそう。
俺の性欲を静めるというのがアユの目的だったわけで。
最初は、確認のためにしょうがないから見る、って体裁だったけど。
でもいざオナニーが始まると、興味深く見つめずにはいられないみたい。
こんな晒し者にされた状況だと萎縮してイケないかも、って最初は思ったけど。
でも意外と早く込み上げてきそうな感じ。
無言の観賞が気まずいのか、アユが半ば取って付けたように質問してきた。
「ね、ハタ君、音…しないんだね」
「音?」
「シコシコシコ、っていうんじゃないの…?」
「近くまで来れば?こする音少しは聞こえるかも」
「ややや!ハタ君は早く出したらいいの!」
やがて、恥ずかしさより、快感の方が大きくなってきた。
息が荒くなるのを必死で押さえてたんだけど、もうやめた。
はっはっ、と息を吐きながら、手のスピードを速くした。
「アユ、そろそろ、かも」
「精子出る?」
「出そう…」
「ゴクリ」ホントに聞こえたような気がした、アユがつばを飲み込む音。
「ふ…ッ、アユ、イクよ、見るんだろ、ちゃんと見て」
最初は見るな!って言ったのに、今はもう、見てて欲しかった。
イッたことを確認するために、しょうがないから見る、見せる、っていう理由だったのに。
うれしい、て感じじゃないし、屈辱なのは変わりないはず。
なのに、この興奮と快感は何なんだろう、手の動きはトップギアに。
そしてガニ股気味に思い切り腰を前に突き出す!
「はわわ、すごい、イク時そうするんだ?、あ!あ?あッ…出た!」
はじけた。ものすごい勢いだった。
アユを目がけて、まっすぐビュブーッ!と飛んだ。
数メートル先のアユまで届くはずないけど、彼女は思わず顔を引っ込めた。
再びすぐ顔を出してアユがちんちんに視線を戻した時、まだビュル!ビュ!と出続けてた。
びくん!とちんちんが震えるたびに、ピュッと出て、ぼたぼたっと床に滴が落ちる。
「うそ何これ、1回じゃないの?まだ出て、はわわ、また出た」
精液が何回かに分けて飛び立つ、という感じは、想像してなかったみたい。
でもここまで何回も跳ねるのは、俺も初めてだった。
少なくともオナニーでは、こんなに気持ちよかったのは記憶にない。
汗ばんで、肩をがっくりと落として脱力した俺と、床にぶちまけた精液。
それを交互に見つめるアユの口は、やっぱりポカンと開いてた。
床を拭かないと。
ティッシュを用意しようと一歩踏み出すと、アユはまたトイレのドアを閉めて鍵をかけた。
まだ警戒中かよ、と思いつつ、声をかける前に、まずは床のそうじ。
快感と勢いにまかせて、床をボタボタと汚したことは、前にもある。
でもこんな大量なのは初めて。
射精後のぼやっとした脱力感の中、裸で、四つんばいで床を拭いてる姿って情けない。
そこまでは見られたくないから、アユが閉じこもってくれて、逆によかった。
ふき終わって、アユを呼ぶ。
「終わったんだから、もう出てきたら」
「…まだちんちん勃ってる…?」
まだドアを開けずに、アユが中から話しかけてきた。
「もう小さくなりかけてるよ」
それを聞いてもまだ警戒してるアユは、また、顔と肩までドアの外に出した。
そして、しっしっ!というジェスチャーで、また俺を部屋の奥に追いやった。
再び全裸で立ち尽くして、ちんちんの前で両手を組んでる俺。
「見えない。手、どかして。見せて」
もうアユの言うことを聞くしかない俺は、素直に手を離して見せた。
ちんちんはまだ膨らんでるけど、下向きに、だらん、と垂れ下がった感じになってた。
「ホントだ、少し小さくなってる。…あれ、あれれ!」
予想外だった!
1回イッて落ち着いたはずのちんちんが、またムクムクと角度を取り戻し始めた!
「ハタ君何それ…、そんなの、…聞いてないよお」
俺も聞いてない!
こんなにすぐ回復するって、俺もアユも考えてなかった。
もう疑いようがなかった。
アユにオナニー見せて興奮したんだってこと。
今もまた、見詰められたから、すぐに勃起したんだってことが、はっきりわかった。
またおびえ始めたように見えたアユだけど、さっきとはちょっと違った。
微妙に、何かを期待してわくわくしてるようにも見えた。
「ねえ、さっき最低5回か6回は、イッたように見えたけど、ちんちん戻らないの?」
「え、イッたのは1回」
「え?でも何回もピュッピューって出た。何回もピュってなってイッたじゃん」
「あれ全部で1回の射精なんだけど」
「えーっ、そうなんだ、聞いてなかったな…」
もう明らかにアユの気持ちが、いい意味で高ぶってるのがわかった。
ちょっと引きつってるけど笑顔だったから。
不安そうではあるけど、もう怖がってないのも、怒ってないのもわかった。
「なあ、もう出てきてよ」
「…えー、でもまだ勃ってるし」
「今日は無理にしないって約束したし。もう信用してよ」
「う、うん。ねえ、ちんちん戻らないのは、まだまだイクってことなの」
「…また見たい?今度は近くで」
「え、ほんと!はわわ、いいいいの…かな?」
俺はこの時点で完全に、今日は挿入なしでいいって本気で思ってた。
見られただけですごく興奮して満足できるってわかったから。
あわよくば入れよう、とさえ思ってないのは、アユも察して、信じてくれたみたい。
アユはエッチには興味津々だけどまだ経験がなくて、まじめで恥ずかしがり屋の女の子です。
そんな子にオナニーを見せて興奮するなんて、変態だ!って思ったけど。
でも彼女の初々しい反応が新鮮で、かわいくてたまらなくて、もっと見て欲しいって思った。
両手を交差させて、おっぱいを隠しながら、アユがトイレから出てきた。
パンツはあまり隠す気がないみたい。
ブラジャーと同じで、ちょっとレースがついてるけどシンプルな、白いパンツ。
さっき俺が引っ張ったせいで、ゴムが伸びてゆるんでるのが分かった。
それを見て自分の行動を反省したけど、ちんちんはやっぱりお構いなしに元気だった。
MAX状態からさらに、満員電車に客を押し込むみたいに、血液が無理やり流れ込んでくる。
そしてアユが手を離して、初めて明るい部屋で、おっぱいを見せてくれた。
限界のはずの勃起が、さらにもう一段階角度を上げた。
さっき下着姿を見た時点で思ってたけど、アユのおっぱいはホントに真っ白だった。
乳首は小さくないけど、おっぱいのサイズとバランスが取れてて、色素は薄かった。
血管が目立つくらいおっぱいが真っ白で、乳首と乳輪は、赤味が少ない肌色って感じだった。
あとで聞いたけど、乳首の色が薄すぎる(黄色っぽい?)んじゃないかと、本人は気にしてた。
俺は薄い方が好きだし、男は大体好きだと思う、と話したら安心してたけど。
おっぱいそのものよりも、恥ずかしいのを我慢してるアユの様子に興奮した。
恥ずかしいはずだけど、隠さないように、がんばって手を下ろしてる。
無意識におっぱいを隠そうとしてしまう右手と左手が、ヘソの前でお互いを牽制してる。
かわいい!抱きしめて俺の胸でアユのおっぱいをつぶした。
ちんちんもアユのお腹に密着する。
「あああハタ君、当たってるね、これあったかい、てかすごい固い!」
「こんなの聞いてない?」
「ううん、これは聞いてた(笑)」
「パンツ、ダメにしちゃった、ごめんな」
「もういいし。でもその代わり、今日は最後までするのは我慢してね、ごめんね」
「わかってるよ。今度、ちょっとでも痛くない方法考えとくから」
「ありがと」
すっかり仲直りできた、よかった!
キスして、おっぱいもんで、アユも遠慮がちに何度も深い息を漏らす。
挿入は我慢と言っても、もちろんお互いに、これで終われるわけない。
「ハタ君…もう1回オナニーする、よね?」
照れながらアユが言った。
したい。それに、見て欲しい。
でも素直に、見て、とは恥ずかしくて言いにくかった。
するとアユがこんなこと言った。
「私もオナニーしたい」
!!「はっ?」
「…あッ、違う!そうじゃなくて!男のオナニーしたい、さっき面白そうだったし」
「何それ!」
驚いて思わず、抱いてた体を離してアユの目を見た。
腰を突き出して思い切りしごいていた俺の姿と、これでもか、と噴き出す精液。
それを見てアユは、何かしら心を動かされたらしい。
俺のちんちんを使って、男のオナニーを疑似体験したいのだと、ようやく理解した時。
俺の頭は、その体勢がどんなものであるか、ってことに思いを巡らせた。
いわゆる(?)「おちんちん生えちゃった」のポーズが思い浮かんだ。
アユのお尻側から股下をくぐったちんちんを、彼女の手がしごく!
「アユが手でしてくれるの?」
「うん、ダメ?」
「ダメじゃない!」
でも、生えちゃった、のポーズまで思いつくほどのすけべスキルは、彼女にはないと思う…。
それでも、ただの手コキを想定してるようには思えなかった。
俺も実際に、女の子の股にちんちんを生やしたことはない。
でも何となく、立ったままだと前まで飛び出さない?それにやりにくそうだな、と思った。
そこで、俺の上に背面座位か背面騎乗位のカッコで座ってもらおうと思った。
でも、できればパンツ脱いでやってくれないかな。
部屋明るいけど脱いでくれるかなあ。
などと考えてる隙に、俺の心を知ってか知らずか、アユはすでに脱ぎ始めていた!
それに気付いた俺が、まん毛とまんこに視線を移すより先に、アユが抱きついてきた。
しっかりした眉毛と、うなじの感じから想像してた通り、まん毛は濃い目。
視界のスミでそれを認識できたのは、一瞬だけだった。
体を密着させてアユが言う。
「はあ、私もこれで全部ハダカか?。でもハタ君の方が恥ずかしいからね、私も脱がないとね」
自分で脱いだのは、脱がされる恥ずかしさを避けたかったからかな。
密着させた胸から、お互いの鼓動が伝わる気がした。
再び体を離すと、アユはすぐにまんこを手で隠して、後ろを向く。
背中を向けて、今度はお尻に手を当てて立ってるアユ。
白い背中を見つめながら俺はベッドに腰を下ろした。
「ここに座って」
「わ、どうするの」
アユの腰をつかんで引き寄せると、俺のヘソの下にアユのお尻がくるように、座らせた。
ちょうど俺のちん毛と根元のあたりに、アユのまんこの割れ目が密着した!
腰をつかんだ時から、お尻全体が汗ばんでいるように感じたけど、とにかくあったかい。
下腹部にぬるま湯をこぼした感じで、湿り気のある体温が伝わってきた。
アユが興奮して濡れてるのは、もうはっきりわかった。
俺の上で、壁に向かって足を開いたアユ。
正前からは誰も見てないけど、そのカッコをするだけで恥ずかしさを実感してるのが伝わる。
でももし正面から見ても、アユのまんこは見えないのだ。
俺のちんちんで隠れてるから。
まだ見ぬアユのまんこに俺より先に対面したちんちんは、もういつでも発射準備出来そう。
無言でうつむいて、俺のちんちんを見下ろしてるアユの背中は、それだけで何だか震えてた。
顔は見えないけど、ポカンと口を開けてちんちんを観察してるのは想像がつく。
一度お互いのお腹ではさんだちんちんだけど、まだ手で触るのはためらってるみたい。
その間にも、ちん毛にアユの温かいのが染み込んでく。
「ハタ君、わかる?」
「何が?」
「座ってるだけで、どんどん濡れてくる!これ聞いてないよ…。全然触ってないのに」
「俺も、アユがこんなにエッチだって聞いてないよ」
「はわわ言わないで、恥ずかしい。…ハタ君だってこんななってるくせに」
アユが初めて、手でちんちんを触った。
ためらいがちに指先で尿道口をつつくような感じ。
さっき射精したのとは別の、新しい我慢汁でぬるぬるになってる。
「シコシコってどうすんの、握ればいいんだよね?」
不安そうなので、俺の手を脇から回して、一緒に握ってあげた。
「こうするんだよ」
スジを下に引っ張りすぎないように、とアドバイスして、しごき方を教える。
我慢汁のぬるぬるを利用して、指で亀頭をつまむようにこね回したり。
アユが1人で集中しだしたので、俺は体を後ろに倒して仰向けになった。
きれいな背中と、もぞもぞ動くお尻の割れ目をゆっくり眺める。
その向こうでアユの細い指が、俺のちんちんをいじってる。
手の動きはぎこちなくて正直、気持ちいいとまでは言えなかった。
けど、だからこそこのシチュエーションを落ち着いて堪能できた。
その内アユの手の動きより、お尻の揺れの方が大きくなってきた、気がした。
少しだけ体と首をひねって、アユが話しかけてきた。
「ね、ねー、ハタ君…」
「何?」
「やばいよう…何だろこれ」
「どうしたの」
「触ってるのはハタ君のちんちんなのに、何か、私のがぞわぞわするーっ…!」
「感じてるってこと?」
「ややややだなもう、恥ずかしいけど、だけど…」
「だけど?」
「ちんちんが私の体の一部になったみたい」
「それならそれでいいじゃん。自分がしてるつもりになりたかったんだろ、もっとやっていいよ。
でもちんちんだと、いつもアユが自分でオナニーしてる感覚とは、違うんだろうな」
「だから!してないって言ってるのにっ!でも、でも!はわああ…あ、あ」
アユの太ももがピクピクと震え始めた。
その震えを押さえるようにアユは、太ももで自分の右手をギュッとはさんだ!
もちろん俺のちんちんも一緒に!
そして閉じた太ももの間で、まんこの割れ目に、ちんちんを押し付けようとする。
俺はさっき1回イッてることもあって、アユが触ってても比較的冷静でいられたけど、これは!
太ももの内側とまんこ周辺の、凝縮された体温に圧迫されて、ちんちんが一気にテンパッた。
前触れもなく射精感がやってきた、やばい。
反撃しようと思って、アユのお尻の割れ目に親指を入れた。
さっきも1回やったけど、尾骶骨とアナルのあいだのとこをぐりぐりすると。
「ひ!」
一瞬、アユの腰が浮いて、太ももの締め付けも緩んだ。
その代わり、ちんちんを逆手で握るアユの右手に力がこもる。
俺は後ろからおっぱいをもむ、乳首を強めにつまむ、軽く引っ張ってみる。
「くー!」アユの体が弓なりになるけど、手はちんちんを離してくれない!
「はあ、あッ、ふうッ、なんか、わかった…!」
と、息も絶え絶えにアユがつぶやいた。
「何がわかったの」
「ちんちんが私のに当たってるんだよ、ちんちん触ると…刺激が伝わってくる」
そんな当たり前なことに今頃気付いたのか。
触ってるのはちんちんなのに、なぜか自分のまんこが気持ちイイ理由はそれ。
本能ではそれが分かってるから、無意識にちんちんをまんこに押し付けようとした。
まあそれだけじゃなくて、この状況がもたらす気持ちの問題も大きいんだけど。
アユの体を少し手前にずらして、位置を調整した。
「こういうことだろ」、と、亀頭がクリトリスに当たるようにしてやった。
足を少し開かせて、今度は俺が自分でちんちんを握って、割れ目とクリトリスをなぞる。
割れ目がほんの少し、ぱっ、と押し開く感触があった。
アユがびくっ、と肩をすくめた。
「ふわあ、何するの、あ、あっ、入れないよね?今日はしないよねっ?」
「大丈夫!」
もうどっちのか分からない体液で、ちんちんもまんこも、ぬるぬるのべとべと。
体勢の関係で俺からはよく見えないけど、もう、滴が跳ねるくらいになってる気がする。
亀頭をぶちゅっとクリトリスに押し当てて、ちんちんをぶるぶると揺さぶって、刺激する。
「はうっ、はわわ、ハタ君、何これ!あああ、あッあッ何かヘンだよ!あ…ッ、…ッ!」
俺もやばいんだけど!
アユが足に力を込めているのがわかる。
足を開いていられないのか、閉じようとするんだけど、俺の手があるので上手くいかない。
俺は右手でちんちんを握ってクリトリスを刺激、左手はアユの左足を押さえてる。
「だだだめー、ハタ君、何かね、足が、足が震える…!」
「イキそうなのっ?」
「あああ、わわわかんない、私イクの?、これ、イクのッ?ああ、ふうう!あッ…」
「いいよ、そのままいって」
「ふわ、こんなの聞いてな…ッ!…んく、はわわ、はあ、はあ…ッ!んふっあっ…!」
アユは赤らんだ上半身を思いっきりのけぞらせて、ふるふると震えていた。
俺の下腹部に、また熱い何かが染み出してきた。
「ふわあ…、ああぁ、イッた…?私イッちゃった、のか、な?ハア、ハア」
「そうみたいだけど…自分でわかんない?」
「わわ、わかんないけど…イクって多分こんな感じだと思、ひー!」
意表をついて、まだ敏感なはずのクリトリスを、引き続きちんちんでなでてやった。
その刺激は、もちろん俺のちんちんにも快感をもたらす。
アユをイカせたのがうれしくて、その姿に興奮して、ちんちんもハイテンション。
すでに限界に近かった俺も、絶頂の時を迎えたいのだった。
「はわわわ、しびれる!これ、私またイクの…ッ?」
「違う、俺がイクっ」
「え、え?、うわっ」
その瞬間俺のが爆発した。
ちんちんはクリトリスに当たる角度だったから、当然発射する先には、ヘソ、おっぱい、顔。
距離的には顔まで飛んだ気がするけど、顔には当たらなかった。
さっきよりは薄いけど、びゅ、びゅ、と何回も噴き出して、おっぱいからお腹まで。
アユは、震えるちんちんが自分の体をベトベトにするのを、呆然と見守ってた。
数秒沈黙したあと、
「あ、あは、出た!ハタ君イッた」
脱力して仰向けになった俺の体に、アユも重なるように体を倒してきた。
そして、精液まみれの体をそのままひっくり返して、俺と向かい合った。
ぬるぬるのお腹とおっぱいを、お構いなしに俺の体に密着させて、アユがキスしてくる。
真っ赤な顔でニコ?っ!と、それでいて気まずそうに、眉間にしわを寄せて笑ってた。
「あんな寸前までいって、ちんちん入れたくならなかった?」
「だって約束したし」
「我慢してくれたんだよね、ごめんね、ありがと。うれしい」
「いいよ、すごい気持ちよかったし。アユは?」
「ふうう、こんなにガクガクになるって、聞いてないよお。私エッチなんだなあ、もうやだ…」
「何でいやなの」
「だって恥ずかしい!あんな恥ずかしいのってないよ!」
「でもまだ、アユのほんとに恥ずかしい部分、ちゃんと見てないのに」
「え、それって!」
「まんこ見たい。見せて」
「…い・や・だ、もうダメ」
「何でー?ここまで来たらもう、いいだろー」
「ばか、ハタ君何か下品だよ、やらしい!私シャワー浴びる」
ぐったりと俺に体重を預けてたアユが、おっぱいとまんこを手で隠しながら立ち上がった。
てっきり一緒に入ってくれると思ったら、ダメ出しされた。
「ハタ君はあとで1人で入って!」
2人分の体液にまみれた体で、アユはさっきとは違う意味でトイレ(バス兼用)に閉じこもった。
残された俺は、シャワーの音を聞きながら、自分の体をティッシュで拭いた。
ちんちんはさすがに、半勃ち状態まで小さくなってた。
着替えもタオルも持たずに入っていったアユは、どうやって出てくるのかな。
一度まんこはともかく全裸見せたしあれだけ抱き合ったんだから、平気でそのまま出てくる?
でもさっきの恥ずかしがり方は、イッたあと我にかえってしまったから、かも知れない。
と考えてる内にシャワーの音が消えて、聞こえてきたアユの言葉は、
「部屋の電気消して」「タオル貸して」
裸を見せたくなくて、そう言ったんだな。
ここまで来てガードが固いのは何で?
やっぱりさっきまでの乱れた自分が、恥ずかしくてしょうがなくなったんだな。
アユと入れ替わりでシャワーを浴びて、俺が出てきたとき、彼女は毛布にくるまってた。
部屋の電気がついてる…ってことは、もう服は着てるんだろうな。
物足りない気もしたけど、俺も一段落付いた精神状態だったし、まあしょうがないかなと。
ただし、俺はそのとき素っ裸だったけど。
ベッドの上、体育座りでぼんやりとしてる様子のアユが、俺が全裸であることに気付いた。
さすがにもう怖がることはなかったけど、びくっとして目を伏せたのがわかった。
突っ込まれると思ったけど、アユは意外と冷静に、通常形態に戻ったちんちんを見てる。
「それが普通の状態?全然ちがうね」
と無表情で言ったアユの、鎖骨が毛布から少し覗いているのに気付いた。
あれ、シャツ着てない?
下着姿くらいなら、もう抵抗は少ないのかも知れない。
と思ったけど、そういうことじゃなかった。
よく見るとアユの耳は真っ赤で、すごく緊張してる表情だった。
「ね、ねー、ハタ君…」
「何?」
「これ、ほら、こういうことで、その、いいん…でしょ」
一瞬、何を言いたいのかまったく分からなかった。
ただ、俺が頭でそれを理解する前に、ちんちんには血液が流れ込み始めていた。
毛布をめくって少し足を開いたアユの下半身は、何も身につけていなかった!
「あ、アユ、え、裸?何で」
毛布が少し影になって、完全じゃなかったけど、確かにまんこが見えた。
わざと俺に見せているのは明らかだった。
両手を膝の間に入れて、足を閉じてしまわないように頑張ってたから。
頭の混乱をよそに、ちんちんはもう、完全に復活してた。
「アユ、いい、の?」
「……」
「アユ?」
「もう…ばか、ばかじゃないの!ばかじゃないの!!何でこんなの見たがるの?」
恥ずかしさのあまり泣いてるような、でも少し怒ってるような、そんな感じだった。
「ハタ君のまた勃ってるし!こんなヘンなとこ見て、何で喜ぶのかワケわかんないし…」
「ご、ごめん」
「でもハタ君が見たいって言うから。今日は私の為に我慢してくれたから。うれしかったから!
それに、さっきハタ君のだけじっくり見ちゃったし。だから私も恥ずかしいの我慢する」
「あの、うれしいけど、無理しなくていいよ」
「だって、私もばかだもん。何かおかしい」
「?」
「さっきシャワー浴びたのに、そのすぐあとから、また濡れてる。もう、ほんとやだよ…!」
「……(俺無言)」
「ちょっとハタ君、何か言ってよう!、余計恥ずかしいよっ…」
言葉をかける代わりに俺は、ベッドの下、アユの膝が目の高さになるように座った。
そして前屈みになって、上半身をベッドの上に這わせる。
「ややや、そんな近く…はわわ、恥ずかしい…くぅー!」
と言いながらもアユは、隠すことはしないように、懸命に耐えてた。
顔を真っ赤にして、俺の方を見れなくて、斜め上の天井を見てた。
俺は初めて、アユのまんこをじっくり観察した。
こんなかわいい子にも、ちゃんとまんこが付いてる。
それが、俺のせいで濡れたり、感じたりしてくれるんだ。
改めてそう実感すると、うれしくて胸が熱くなる。ちんちんも熱くなる。
ぷくっと弾力のありそうな大陰唇と、その周辺。
汗ばんでるけど、これは汗じゃない。
色白のアユでも、さすがにその辺の皮膚色素は、良く言えば落ち着いた感じでくすんでた。
…というより、見ただけで熱を持ってるのがわかるくらい、赤くほてってる感じだった。
比較する対象が少ないからわからないんだけど、キレイなのは間違いない。
俺の思い込みで、処女の割れ目はピッチリ閉じてると思ってたけど、意外とそうじゃなかった。
さっきちんちんで触れた時の感覚どおり、少し開いてた。
もともとそうなのかな、さっきほぐしたから開いちゃったのかな。
俺程度の男には、まんこのことはよくわからない。
そして、小陰唇もクリトリスの皮も、全部ピンクで、生々しい。
今こうやって書いてて、まんこの様子を言葉で表そうと考えてるんだけど。
ホットドッグが思い浮かんだ。
まんこを、縦向きにしたホットドッグに例えるのは、珍しくないのかな。
俺が想像したホットドッグには、焼けてない生のベーコンが2枚、はさまってる。
パンがわずかに開いて、中身が見えてる感じ…あんまり上手いこと言えないなー。
濃いと思ってたまん毛は、生えてる範囲がせまい割に一本一本が長い、という印象だった。
シャワーの後だから湿っぽいけど、アユの言うとおり、それだけじゃない濡れ方だった。
とにかく、そうやって見てるだけで、また我慢汁が湧いてくる。
そしてアユも。
「もう、ハタ君じっくり見すぎ…、こんなのバカみたい、はっ恥ずかしすぎ…」
「恥ずかしいの我慢するって言ったろ。それにすごい濡れてるみたい」
「言わないでよう!…でも何かもう…下品なのヤだけど、恥ずかしいけど!…もう、いい…?」
「いい、って、何が?」
「私もエッチになっていい?」
「え、アユさっきからエッチだよ。今までのがエッチじゃないんだったら、相当すごいことに」
「ちがーうの!恥ずかしいことお願いしないといけないから…、もっとがんばらないと…」
「お願いって」
「…ハタ君の……ちんちんい、いいい入れて…下さい…」
「えー!いいの、まじで、でも何で」
「…やっぱダメ、こわい」
「はああ、何それ」
「ごめん、どうしたらいいか分かんない!」
「今日は無理しなくていいよ、俺もう平気だし…、あ、ひょっとして…アユが平気じゃないとか」
「え?ややや、そういうんじゃないんだけど!まだ怖いけど、でも、だって」
何かもじもじしてる。
俺はアユが被ってる毛布を取り上げて、裸で抱き合って、一緒に横になった。
キスして、目を見て、どうしたの?って聞いてみた。
「ハタ君の…ちんちんが固くなるのは、入るための準備でしょ?固くないと刺さらないから」
「刺さるって(笑)。うん、まあ、そうだけど」
「私のが濡れるのは、ハタ君に入ってきて欲しいって言ってるんでしょ?潤滑油なんだよね」
「…そういう生理現象っていうか、うん、まあ」
「ちんちんは入りたいって言ってて、私の体は、入れて欲しいって言ってるんだよ」
「うん」
「だから私の気持ちだけがおかしいんだよ、ここまで来て入れないのは、やっぱ変だよ」
それは最初に俺が思ってたことで、今になって立場が逆になってる感じがして、少し笑えた。
「アユはおかしくないよ、それは動物本能の話で、アユは人間だから」
「でも、ハタ君だってほんとは我慢してるし」
「もういいよ、入れなくてもすごい気持ちよかったし、アユもイッちゃったし」
「はわわ、それあんまり言わないで…」
「あんなにイイんだったら、無理に入れなきゃいけない理由ないだろー」
「え、そ、そうなのかな」
「それでいい気がする、お互いが満足できれば。もう1回してみる?」
「えー、またさっきみたいに?」
「いつかは入れるけど、今は練習みたいなものだと思えばいいじゃん」
当時、恥ずかしながら素股って言葉を知らなかった(行為は知ってたけど名称が曖昧で)。
もちろんアユも知らない。
エッチの練習、と銘打って、ちんちんとまんこをこすり合わせ続ける、そんな夜が更けていく。
その夜、処女を喪失しないままにアユは、手コキを覚えた。素股を覚えた。
素股騎乗位で前後に腰をふることを覚えた。
気持ちが高ぶると、まんこ、と言えるようになった。
女は立て続けに何回かイケるらしいことを知った。
そして最近クリトリスいじりを覚えたことをついに認めた。
でもそれはオナニーじゃなくてあくまで「練習」だと言ってゆずらない。
アユのオナニーは「練習」、でも俺のオナニーはやっぱりオナニーだそうだ。
結局その夜、挿入なしでお互いに5回くらいイッたと思うけど、はっきりとは覚えてない。
後日アユが、
「考えてみたらね、ハタ君のちんちんより赤ちゃんの方が大きいんだよ」
「…そうだね」
「たかがちんちんくらい平気で入らなきゃ、ハタ君の赤ちゃんが出れるわけない」
「あ、赤ちゃん、俺の…」
「てことは、大丈夫ってことだよ、いっぱい練習したし!よし、もう怖くない!」
そして、2人の“練習”は第二段階に進むのだった。
でも姦通はもうしばらくあとのことになるのだ。
※書いてみたら、一晩の出来事がこんなに長くなるとはー。
さくさくっとエロい話書ける人ってすごいな。
この続きは、がんばって短くまとめて書けたら書いてみます。
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