新☆狙われるマキ
ある日のこと、マキの前の席に座るバカ3人組の知恵袋の酒井がマキに話しかけていた。
酒井「マキ。あのさあ、ちょっと相談したいことがあるんだけど・・・。放課後いいかな?」
マキ「相談てw何?」
酒井「この間いってたじゃん。妹の誕生日プレゼントのこと」
マキ「あーあれね。妹さんに確認したんだ。」
酒井「ああ。そうなんだけど・・・。ちょっと、内容がね・・・。」
マキ「内容?wwどうかしたの?」
酒井「とりあえずさあ。放課後に聞いてくれないかな。あの2人に聞かれるのもいやだし。」
酒井はそう言って、廊下ではしゃいでる残りのバカ2人の押尾と高相を指差した。
マキ「なんかw複雑そうだね。うんwわかった。放課後だね。」
酒井「ありがとう。マキ」
酒井は何やらにやけているように見えた。
俺は、変な不安を覚えた。(何とかしなければ・・・)
放課後、俺はみんなが帰るドサクサに紛れて、教室の一番前の中央にある先生の机の下にもぐりこんだ。
余談ではあるが、俺は昔からかくれんぼが得意でいまだかつて鬼に見つかったことがない。
すると教室では、酒井とマキが2人きりになった。
2人の席は、教室の隅の方であるが、他に誰もいないこともあって、俺の位置からでも聞くことができた。
余談ではあるが、俺は昔から耳がいいことで知られている。人からはよく地獄耳と言われていた。
酒井「マキ悪いね。」
マキ「いいよ(笑顔)。ところでw相談て何?」
酒井「ああ、それなんだけどさあ。妹にさあ。昨日、聞いたんだよ。誕生日プレゼント何がほしいか。そしたらさあ・・・」
マキ「そしたら?」
酒井「妹は中学1年なんだけどさあ。実は、ブラジャーが欲しいっていうんだよ」
マキ「ブラジャー(驚)!?」
酒井「そうなんだよ。それで困ってるんだよ。」
マキ「ブラジャーってw普通はおにいちゃんにブラジャーが欲しいって言わないよね。」
酒井「そうなんだよ。うちの妹は普通じゃないんだよ(笑)。それで、マキに協力してもらおうかと思って。」
マキ「協力?どうすればいいの?」
酒井「まあ、簡単に言うとお金を渡すから、マキに買ってきてもらいたいんだよ。」
マキ「えーw何かそれ恥ずかしいなあww」
酒井「お願いマキ。お願いします。妹の為なんだよ。」
マキ「う?ん(悩)。わかったwいいよ。妹さんの為を思う酒井君の優しさに免じて協力するよww」
酒井「ありがとう。マキ」
マキ「それでwどんなのがいいの?」
酒井「どんなのって言われても・・・。俺には判らないからさあ、マキのセンスに任せるよ。」
マキ「えーww私のセンスゥ(笑)」
酒井「頼むよ。マキ。マキにしか頼めないんだよ。」
マキ「わかったよwじゃあw妹さんのサイズは?」
酒井「サイズ?初めてなんでわからないよ(笑)」
マキ「サイズがわからないんじゃw買えないよ(笑)」
酒井「こんぐらいかな(笑)」
酒井は自分の胸に手の平をあてて盛り上がりを作った。
マキ「そんなんじゃわからないよ(笑)」
酒井「これじゃあ無理か(笑)。でも、妹さあ、中学1年にしては、デカくて、背格好で言ったらマキ位なんだよ。胸もさあ、多分マキ位だと思うんだけどさあ(笑)」
マキ「背格好とか見た目だけじゃw(胸のサイズは)解らないよ?」
酒井「妹の胸の形はこの位なんだよ」
酒井はそういうと手で胸の大きさの形を作った。
酒井「マキ、ちょっと比べさしてよ」
そういうと酒井はマキの胸の横で胸の大きさを形どった手を近づけた。
酒井「この位だな。この位。マキ、ちょっとジッとしてて」
そういうと酒井はおもむろに自分の手で作ったオワンをマキの胸の上に当てた。
マキ「きゃあ!!何するの」
酒井「ジッとしてて。変な意味じゃないから。妹のサイズとマキのサイズ同じくらいなんだよ。だから、こうやって確認だよ。」
そういうと酒井は胸から手を放した。
酒井「ごめん。ちょっと、度がすぎたみたいだな(笑)。でも、これでわかった。マキと(妹が)同じくらいだよ」
マキ「ビックリしたあ(笑)。急なんだもんwwでもw妹さん私と同じ位なんだあ」
酒井「ああ、そう見たいだよ。おかげで解ったよ(笑)。」
マキ「じゃあw私と同じサイズを買ってくるねww」
酒井「頼むよ。じゃあ、これ。」
そういうと酒井はおもむろにポケットから1万円札を出してマキに渡した。
酒井「じゃあ、マキこれで頼むよ」
マキ「うんwわかった。でも、ちょっと多すぎない。」
酒井「余ったら、下の方も頼むよ、マキと同じサイズでいいから(笑)」
マキ「うんwわかった。じゃあwショーツもかわいいの買ってくるよ。」
酒井「それから、こんなのは、ちょっと頼みにくいんだけど・・・。マキのお古があったら、妹に分けてやって欲しいんだ。」
マキ「えーwwでも、しょうがないかw分かった。私のお古もおまけでつけるよ(笑)」
酒井「マキ。ありがとう」
そう言って、マキに感謝する酒井の目は何か企んでいるようだった。
そして、それから、マキに対する卑劣な罠が始まろうとしていた。
つづく
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