妻を全裸で混浴に入れたときの話です。(続き)
隣の湯船の男が話しかけてきたあと…。
そのうち、男は妻にまで話しかけてきました。
「奥さん、何才ですか?」
妻の全裸をなめ回すように見ながらの質問です。
値踏みというのでしょうか。
究極の就職面接…かもしれません。
相手の全裸を見つつ、相手について質問をする。
何も隠すことができず、相手に自分のすべての評価をゆだねる…。
そんなイメージでした。
妻も場の雰囲気を壊さないように、愛想笑いを浮かべながら話していました。
「何か健康法とか、やってます?」
この瞬間。
話題の流れが、明らかに変わった気がしました。
なぜ、そんなことを聞く…!?
しかし、その疑問はすぐに氷解しました。
★1
男は言います。
「手とか凝りません?」
「は…? は、はぁ…。まぁ…」
突然の質問に、もちろんそう答えるしかありません。
体の一部、特に手が凝ってないと言い切れる人間なんていません。
すると男は、つとめて好青年のような口調で言ってきました。
「自分、ハンドマッサージできるんですよ。良かったらやりましょうか?」
ハンドマッサージ。
今から思えば、もっとも無難に、体に触れる方法を提案したのかもしれません。
さすがに「ボディマッサージ」であれば、引かれると思ったのでしょうか。
また妻は、何かを言われると断れない性格ではあります。
それに今回、「手が凝ってる」というようなことを言ってしまった手前、さらに断りづらくなっています。
妻はチラッと自分の方を見ました。
ま、まぁ…。
自分は考えます。
ただでさえ、全裸を見られているんだし、手…手くらいであるならば…。
そう考えてしまったのが、間違いだったかもしれません。
いずれにしても、自分はそのとき、明確にNOと言えませんでした。
「ほら!」
男は妻に再度言ってきます。
★2
「は、はぁ…」
妻も、手くらいならいいか…と思ったのかもしれません。
軽く手を差し出しました。
★3
男は隣の湯船ですので、ちょうど男が手を伸ばし、妻も手を伸ばし、それでやっと二人の手がつながる距離です。
男は妻の手を握ると、マッサージを始めました。
たとえ手とはいえ、全裸の妻の体に触れられたことに、無意識にショックを感じてしまいました。
「あ、結構、凝ってますねー」
「そ、そうですか…?」
もっともらしいことを言いつつ、男は手をマッサージします。
自分のカンですが、凝ってるといえば、さらにやめにくくなる…。そんな狙いがあったかもしれません。
そして、すぐ後です。
「片手だとやりにくいんで、もうちょっと、こっちに来てもらってもいいですか?」
「えっ?」
「ちょっ…」
自分がそれに反応する前に、男は妻の手を引っ張りました。
★4
「えっ、えっ…?」
妻はそのまま引っ張られ、座っていた体勢が浮きます。
予想しておらず、止める間もありませんでした。
★5
おそらくあちらには、前屈みの体が見えてしまっていることでしょう。
今まで、妻はある意味、ヨコからのアングルからしか、体を見せていませんでした。
しかし今回、男は前面から見ているのです。
あとから聞いたところ、「ハンドマッサージのために手は見ていたけど、チラチラ体を見てた気がする」とのことでした…。
★6
「左手もどうぞ」
男はさらに左手も、マッサージをします。
自然、体全部を向けることになりました。
体も強制的に浮く形になるので、こちらにはお尻が…。
いえそれ以上に、性器が丸出しになりました。
★7
それだけではありません。
このとき、客は我々だけではなかったのです。
ちょうど、自分たちの後ろにも、男性客が来ました。
「ぅぉっ…!」
明らかにそんな声が聞こえました。
間違いなく、妻の丸出しの尻、そして女性器を見られています。
今から考えると、妻も湯船の中に入れば良かったようにも思えますが、これもあとから聞いたところ、
「最初の体勢を崩しにくかったし、それ以上、あの人と距離が近づくのもちょっと、と思って…」
と答えました。
何にせよ妻は、この不自然なポーズを、ずっと取らされてしまうことになったのです。
★8
男は、そのあともじっくりマッサージを続けます。
あとから思えば数分レベルだったんだと思いますが、そのときは数時間にも及んでいるような気持ちでした。
そのときも、後ろからの視線をチラチラと感じます。
これは男としての本能でしょうか…。自分自身も、妻の女性器から、目を離すことができなくなりました。
見慣れているはずの妻の性器ですが、それでもこの状況では意味合いが違います。
確かに今、この性器は、マッサージをしている男からは見えません。
しかしながら、だからこそ、逆に。
後ろにいる男たちに、そして何より、夫である私自身に。
「ほら、この女のマ●コ、見たいんだろ? タダで好きなだけ見せてやるぜ? 俺のオゴリだ、オゴリ! なぁ?」
とまで言われ、見ることを許可されているような気持ちになりました。
さらに男が手を動かすたびに、女性器も揺れ…。
そしてほんの少しだけ、中の赤い部分が見えました。
日中にも関わらず、これだけのショーが行われる…。
劇場の支配人は、この男。
妻は強制的に、裸の踊り子。
夫である自分は、それを見ることを許された観客…。
そんな情けない気持ちになりました。
そして何より、この体勢。
ある意味、妻が男に、全裸で土下座をしているのと変わりありません。
裸で、必死に許しを請う妻。
そしてそれを、何もできず見ているだけの夫です。
結局、手以外を触られることはなかったようです。
しかし、それ以上の屈辱を受けた気がしました。
★9
ちなみにこれは別の温泉の写真です。
前屈みのポーズで、そのときの状態を、再現したような形になります。
蛇足かもしれません。
男がマッサージをしながら見ていたのは、こんな風景。
胸も陰毛も…すべてが見えています。
重ねて長文で失礼しました。
読まれた方、ありがとうございました。
次の体験談を読む