相手は会社の後輩の女の子。年齢差は一回り以上。
俺の年齢は35。社内の同年代は子供2人とかの人も増えてきて肩身がやや狭い独身。
後輩の女の子(仮にAちゃんとしておく)は新入社員時代のOJT相手。
俺がフォロワーだったが、今は違う部門。
俺自体は割と大学生?社会人30くらいまではそこそこ普通の人程度に遊んでた。
しかし、30も超えてくると女性との接点が異常に狭くなって、
ここ5年は相手は風俗かセフレ位。彼女なし。
仕事は居眠りしてても回るようになってくるし、段々生活が単調になって
体力が衰えるわ1年があっという間に過ぎる感覚だわで日々やばいなーと感じてた。
スペック
俺:
35歳
昔イケメン、今乾いてて髭面のおっさん。お酒好き
Aちゃん
25歳(26かも)
大人しい。意外と人懐っこい。俺から見てみればかなり可愛い。
背が低い。胸は小さい。
彼氏の話とかはしてたが今は彼氏いない(会社入って別れた。)。
で、会社自体も平均年齢が非常に高い会社なので、俺なんかが35歳にもなってOJTをしてたんだけど
俺はそんな乾いた状態なので自分に優しくしてくれる女の子にはあっという間に惚れてしまう状態。
キモいのは良く判ってるけど、1年位一緒に仕事をした後にAちゃんは別部門に配属になったんだけど
寧ろそこから俺とAちゃんは仲良くなった。
ぽちぽちメールはしてたんだけど、部門が別れてから今の部門の先輩のしごとのやり方の愚痴とかそういうのをメールしてくるようになった。
俺としちゃ渡りに船なので、一生懸命Aちゃんにメールを返したりしていた訳だ。
で、俺はこの会社に入って以来会社から4個先位の駅にアパートを借りてるのね。ずーっと。
元々同期のやつと一緒に借りてて、一つのアパートに同期が4人住んでるような状態だったんだけど
結婚しては出ていき、遂には俺だけが残った状態。
Aちゃんは俺の住んでる駅の隣の駅の1LDKのマンションを借りてた。
だから割と住んでる駅も近かった。
まあ、俺としては俺はこのまま朽ち果てていくか、フィリピン人あたりと結婚するんじゃないかと思ってた。
趣味、釣りとかだし。
で、このAちゃんって後輩がなんとも言えない感じの娘なのね。
俺に対するメールもなんていうか媚とか妙に近づいてくるような部分もなければ、
突き放す感じとかも無い、今まで会った事のないような妙な距離感を持った娘なのね。
メールとかも普通に結構まめにやり取りしてくれるのよ。
で、俺も怖い部分もあり、興味もありみたいな感じで時間だけが過ぎていくような状態。
メールだけじゃなく、電話もするようになって、最初は彼氏の話とかもしてたんだけどそのうち別れたことも知った。
で、彼氏との悩み相談みたいなのも聞いたりしたんだけどそれも妙ななんとも言えないような感じなの。
なんか、本当に私、腹が立ってるんです!みたいな感じでもなく、
もう、彼氏には醒めちゃってみたいなそんな感じでもなく
なんか友達の恋愛相談を又聞きしてるような感じで話してくる。
途中で何回か
「それAちゃんの話なんだよね?」
「あ、はい。そうですよ。そう言ったじゃないですか。」
みたいに聞き返す位に。
で、その不思議な感覚に俺は興味を持ちつつAちゃんに惚れていった訳だ。
で、俺も昔はそんなじゃなかったんだけど、年齢って怖いもので人を変えるね。
昔は、正直人のこととか考えてなかったし、自分だけが良ければ良いと思ってたし、それがカッコいいとも思ってた。
だから色々なこともできたんだろうけど。
女の子なんて告白してなんぼだと思ってたし、男女間の友情とかあり得ない派だったし、
結構女の子部屋に連れ込めばその後のちょっとくらいのイヤイヤなんかスパイスだろと思ってた。
大学の頃の友達に何か学園祭かなんかの実行委で同じ学科の結構可愛い子が終電逃して泊まったって奴がいて、
「当然やったんだろうな?」
「やるわけねーじゃん。全然別々に寝たよ。でも寝顔は見た。すげー可愛かった」
みたいな奴がいて、そういう奴は本気で馬鹿にしたりしてた。
後、4年間ずっと好きで結構仲も良いのに結局告白できなかった奴が
「今友達として仲良すぎて告白とか、したくないんだよね」
とか言ってて結局女の子は他のやつと付き合っちゃったみたいな
そういうヘタレをずっと馬鹿にしてきたんだけど。
で、そのAちゃんの俺に対する態度が、なんていうか、可愛くて。
媚があるわけでない、でも壁を作ったり突き放してくるわけじゃない。
妙に友達っぽくてそういう関係がなんか凄く不思議で、心地良い感じになっちゃった。
恋愛話とかをうんうんって聞きながら、別に嫌な気分にもならず親身に返答したりする自分もいて。
年齢差があるってのもあると思うけど妙にふっと距離感を縮めてきたりされると
その度にドキドキしたりしてた訳です。
で、まあ、最初は月一で飯食ったりたまに映画に行ったりと、そんな感じだった。
で、そんなこんなのうちに決定的な事件が起った。
まあ、普通にインフルエンザに掛かったんだけど、その旨をAちゃんに伝えたら
「仕事帰りにそっち行きます?」
みたいな感じで返信が来て
あれなんでこいつ俺のアパート知ってるんだ?しゃべったっけ?とか考えてるうちに
Aちゃんがうちのアパートに来た。
「今アパートの前ですけど1階でしたっけ?2階でしたっけ?」
みたいなメールが来て、布団かぶって外に出たらAちゃんがいる訳。
「あ、いいですいいです。寝てて下さい。」
「飯作ります?」
「薬飲ませます?」
「氷ここに置いておきます?」
みたいな感じでやられて、俺はそのAちゃんに心がやられてしまった訳だ。
インフルエンザで身体痛くて泣きそうな時だったし、
そもそもここ数年、俺はこのまま朽ち果てていくか、フィリピンパブで出会ったフィリピン人と結婚するに違いないと思ってた所で、
もう、なんか、こう、「いいな。この人生」
とか考えてしまって。
で、うちのアパートは世帯持ちでも入れるようにちょっと広くなってて、2部屋あるのね。
2LDKって言うには狭いかな位の。
で、一部屋は寝室にしててもう一部屋はソファーとパソコン置いてて基本的にはそっちにいるんだけど、
Aちゃんが
「今日、隣で寝るんで何かあったらこえかけて下さい。」
ってさらりと言ってきて普通に泊まって行ってくれて。
まあその時に襲うことなんて出来ないんだけど、それがなんとなくその後の変な切っ掛けになってしまった。
で、普通通常ならそこで何だかんだあって告白とか、付き合うとか、そんなのがあるんだろうけど
何となしにその日普通にAちゃんが泊まって行ったっていうのと、
Aちゃんの妙に友達っぽい感じとかでそのまんまの感じでなんか
大学生の頃あんなにありえないと思っていた友達同士みたいになった。
俺はAちゃんの事が好きだったから下心はあるんだけど。
まああの頃馬鹿にしてたヘタレであり、
「今友達として仲良いのが心地よくて告白とか、したくないんだよね」
って状態になった。
Aちゃんも元々のそういうなんか不思議な感覚のままなんとなく寄り添ってくる感じで、
休日とかも結構な頻度で会って、うちで遊んでみたいな感じが続いた。
NOsexで。
まあ元々遊ぶ所が少ない土地なんで、ちょっと離れた所に行くかどうか位なんで
うちで漫画読んでいく、とか、なんかゲームやってく、とか、
遠出だと釣りに行くとか、映画に行く位なんだけど
高校生の友達同士かって感じで休日が合った日には電話が来て、
うちに来て、ゲームやって外でて飯食うか、
ありモノとかカップラーメン食ったり、
「あ、ご飯買ってきましたんで作ります。」
みたいな感じで作ってくれたりして、
飯食って帰っていくみたいな。
俺は生活に潤いがでたんだけどなんか上手くsexだけ出来てない状態というか、
過去の俺が見たら「馬鹿なの?隣座って押し倒せよ!」みたいな状況だったけど、
俺は俺で凄く楽しかったのと、変にしてAちゃん遊びに来てくれなくなったらやだなって本気で思ったりとかで
そんな関係が続いてた。
で、ある日といっても最近なんだけど、休日が合ったのでAちゃんがうちに来て、うちで2人でドラゴンズクラウンやってたのね。
Vitaで。
で、俺はその前にAちゃんと一度プールに行って、Aちゃんが黒ビキニとか着てて(胸小さいけど)
かなり悶々としてて、『そろそろ俺は行動を起こしていいんじゃないか?』位には思ってた。
で、寧ろ告白というか結婚してくれ位言ってもいい、というか寧ろそっちのほうがいいのか?とかそんな風に考えてた。
で、俺の部屋でAちゃんはソファーの上で、俺はソファーに寄り掛かる感じで
俺はドワーフで、Aちゃんはエルフで、俺そもそもアクションもの得意じゃないから
「ハード死にまくってキツイよ・・・」
「パンプアップちゃんとしないからですよ。」
みたいな会話をしてたのね。
で、クラーケンにボッコボコにされてた時にAちゃんが
「あの?」
って妙に歯切れ悪く話しはじめて、俺はガッチャガチャ四角ボタン連打しながら(アクションが下手な理由)
「ん?」
って回答したらAちゃんが
「・・・私達、その、付き合ってる状態って思って・・・いいんです・・・かね?」
って言ってきた。実際はもっと
「私達・・・・その」カチャカチャ・・・カチャカチャ・・
「なんていうか、つきあって・・・」カチャカチャ・・・カチャカチャ・・
「っていう状態って思ってていいんですかね。」カチャカチャ・・・ピタ(俺だけ)・・・
って感じだったけど。
なんか俺は今凄い状態にいるってのだけは判ったんだけど完全にフリーズした。
フリーズというか、キョドった。
Aちゃんのそのめちゃくちゃ可愛い言い方とか
『おおおヤバイなんか凄い場面にいるぞ俺』とかいう感情と死ぬほどの安堵感とかが入り混じった感情とか
そういうのが入り混じった上で
「ん?あ、んん?あーそ、それでいいんじゃないかな。」
みたいなクソみたいな回答をした。
まあそんな返答がありな訳はなくね。
といって顔も合わせられず。
vitaを手に持ってるのにとりあえず電源落としてるような状態で
「あのーそれは・・・付き合ってくれるって事でいいのかな?」
「いや、その、私は楽しいからいいんですけど、先輩もう・・・バリウムとか飲んでますよね(35歳以上の意味)。いいのかなってちょっと心配に」
「えーっと付き合ってくれるってこと?お、俺はAちゃんの事が好きだけど。(精一杯の誠意)」
「・・・はい。というか、私も、好き、なので。」
大学の頃のとりあえず押し倒してみたいなのに比べてこの緊張感。
そしてこれを逃したら恐らく後が無いっていう人生に対する切迫感。
アドレナリンが出まくった。
あんまり喜んだらそれも舐められる(というか幻滅されるかも)、
でも、なんか枯れ果てた「あーそろそろ、付き合っちゃう?」みたいな感覚もそれは幻滅されるかも。
そんなこんなを考えながら
「ちゅーする?」
「ん。はい。」
みたいな感じで初ちゅーとなった訳だ。
でだ。俺もね、そういう期間が長かったから、だからこそここはちゃんとsexするべきって思った訳。
全然我慢は出来るんだよ。今までだって我慢してたんだから。
寧ろ俺はこの一連の流れだけでもうお腹いっぱいなんだけど、大人は大人として。
35歳として、今日この日にsexしとくべきって思ったんだよ。
高校生じゃねえんだから。今まで何してたんですかお前はって話なんだから。
sexして、大人の男と女として付き合い始めて、もう、同棲とかしちゃうのかな?結婚かな?みたいな。
で、ちゅーしながら、ゆっくりとソファーの上に上がり、胸をまさぐって、ちょっと舌を絡めたりして、
パンツの中に手を入れようとしたらAちゃんが俺の手を抑えつつちょっとビクビクしながら俺に言った訳だ。
「あの、ちょっと、聞いて欲しいんですけど、あの、ごめんなさい。私、sex、出来ないかもしれないんですよ。」
と。
グダグダとその時の描写をしても仕方がないからはっきりと書くが、Aちゃんは膣が異常に狭かった。
これは、
「なんだよ、中はキッツキツじゃねえか。」
とか
「キュッキュッて締めてきやがるぜ。」
とか
そういうレベルの話じゃない。
「あの、ちょっと、狭いみたいで。あんまり上手くいったことが無くて。」
って話を聞いてん?どういう意味?と思って触った時の感触が壁。
Aちゃんの膣について、だれでも出来る一番近い感覚が
小指から指を折りたたんで握り拳を親指を握りこまない形で作って(つまりサムアップの感じ)
その後、親指を思いっきり握力の限り人差し指の基節(根本から第二関節の部分)に押し付けて
その状態でその親指と人差し指の隙間に反対側の人差し指をこじ入れようとして見てもらえばだいたいその感じになる。
その状態で人差し指を根本まで入れようとする事がどれだけ困難か判ると思う。
ちょっとね、咄嗟に打開策が見いだせないレベルなの。
ん?え?ん?みたいな。
「そんな、おっきいの、入んない・・・」
「大丈夫、僕が(言わない)優しくほぐしてあげるから。」
とか入口の段階からそんな感じじゃないわけ。
濡れてはいるの。ていうか、ちょっと可愛らしすぎるだろって位濡れてんの。
本人が気にするぐらい。
でもね、どうかんがえても絶対入らないの。
小指ならとかそういうレベルじゃなく、小指入れようとしたら小指折れるぜこれって感じなわけ。
でもね、優しく頼もしくリードするべき場面な訳だよ。
どう考えてもコレ尋常じゃないし、きっとこの事で彼女が悩んだり、苦しんだりしたのは間違いないんだから。
俺なら大丈夫ってこんな事なんでもない事だよって俺はAちゃんにちゃんと提示しなきゃいけない場面なわけ。
35歳のおっさんが告白まで女にさせたならsexくらいはちゃんとするべきじゃないだろうかっていう、
ただそれだけの事がいきなりすげえハードルになってて。
手マン(俺のテクニックにメロメロ)→フェラ(してくれれば)→sex(ねちっこくも包み込むようなこんなの初めてって感じので)
ぐらいのプランが崩れると、おっさんになると中々修正効かないんだよね。
とりあえずゆっくり入口撫でながらキスしてるんだけど、そのままの訳にはいかないから
「どうしよう、どうしよう」って頭のなかがぐるぐるしてる状態。
そのうちAちゃんも判ってるんだろうね。その空気みたいなものを。
暫くしてキスしてきながら
「あの、口とかだと、やですか?」
みたいに言ってくるわけ。
ゆっくり俺のを触りながら。
なんかそれが一生懸命Aちゃんがエロい雰囲気を壊さないようにしてくれてるってのが判るわけ。
なんか健気でさ。
別にその日にsex出来なきゃいけないってわけでもない。
ゆっくり待つ準備も出来てるわけ。俺にはね。
徐々に慣らしていってとか、そういうのも出来るし、
寧ろそういうハードルもありだと思う。
それに、そういうのってそれまでの積み重ねとしての友達っぽい感覚とかも残しつつ
恋人としての感覚を増しながら乗り越えていくって事も出来そうだし。
心のちんこはそうなってるんだけど、
でもね、その場でそういうのを見てしまうと、
ちゃんとそういうのにも応えようっていうか、そういうAちゃんの心遣いにちゃんと応えたいとも考えてしまう。
そして、これが最大最上級のチャンスだという事も心の隅に感じてる訳。
その時点では聞いてないけど今までの男関係がこれで上手くいってないのは間違いない。
可愛いのに浮世離れした感じとか、距離の詰め方の曖昧さとか、
俺とのこの良くわかんないよく遊びに来る関係に安心してる感じとか、でも踏み出してくれた事とか
ここを超えれば俺完全に掴めるっていうここ最近、潮干狩りと釣りでしか感じてなかった狩人の本能みたいなものを感じて。
落ち着け、sexが出来るかどうかじゃないと。
目的を履き違えるなと。
気まずい思いをさせるな。楽しい思い出にさせろと。
今まで大変だったsexを乗り越える事の出来るチャレンジの一つ。
そう、ドラゴンズクラウンのハードモードでレッドドラゴンなんて絶対倒せなさそうだけど、ちょっと頑張ってみようぜ
ぐらいのノリに考えさせるようにしよう。
みたいにぱっと閃いて。
だから、俺は頑張った。最大限フルに頭を使った。
兎に角楽しく、エロくだと。
要はAちゃんにとってsexは気まずい、でも男と付き合うからには避けて通れないもの位に感じているのなら
出来るだけ俺は楽しく、エロく行こうと。
でね、Aちゃんは健気にもそのエロい雰囲気を壊さないように気を使ってくれてるってのは本当で。
Aちゃんが俺のズボンを下ろしてくるのを
「シャワー浴びようか。それからにしよう」
って言ったら首を振って「やだ。そんなの駄目」って言って咥えてくるわけ。
で、ねっとりと首振ってくる。
即尺なんていつ以来ですかね?とか思いながらこれはヤバイと。
要はAちゃんのペースに乗っちゃ駄目だと。
Aちゃんは男をしらけさせないようにはどうしたらいいだろうって多分考えてると。
で、自分なりの方法を使ってるわけ。
でもそれに乗っかっちゃったら、俺もAちゃんにしらけさせないよう気を使わせるような男の一人でしか無くなってしまう。
それじゃ駄目なんじゃないかと。
でもさ、そんな事例は当たり前だけど俺も持ってないのよ。今までの経験上。
勿論ちょっと乱暴にするの意外と嫌いじゃねえなとか、
言葉上すっげえ甘くされるのが好きっぽいから恥ずかしいけどもっと優しい言葉つかってとか
都度都度今までも考えてはきてるよ。
でもこんな人生において最後の彼女間違いなしみたいな相手で、
俺が彼女にとっても特別な相手だと思わせるべき状況で正解なんかわかんないと。
だって何が地雷か全然判らない訳。なんか変な事言ったり変な事したら一発で爆発するような地雷が
大量に埋まってる可能性もある、というか高いでしょ。こんなの。
若い奴がどんな事をAちゃんに言ってたか、それでどんな傷つき方をしたかなんて聞かないと判らない。
そこで俺は喘いだ。35歳にして。
吐息混じりに。大げさに。
「あ、めっちゃ気持ちいい・・・それ。」
みたいに。
キモいかどうかで言えば最高にキモいと思ったが、よし、とりあえずそれでいこうみたいな。
もうね、
「ああっ(情感たっぷりに)…それ、すごく気持ちいいよ・・・」
みたいに。
当てたね。
それが最善だったかは判らないが、当てた。
Aちゃんが明確にほっとした感じで、同時にAちゃんが興奮したのも判った。
めっちゃ唾液を絡めてきながら何回か首を振ってから
口を離して
「気持ちいいですか?」
って聞いてきて
「凄い気持ちいいよ。」
「もっとしちゃっていい?」
「いいよ。」
「ん・・・」
みたいに咥えてきた。
どっちかっていうと責められるのは嫌いなんだけど、
一回当てたストライクゾーンは絶対に手放しちゃ駄目だよね。
「もっとしていい?」
「気持ちいい?」
「パクッてしていい?」
「…気持よくしちゃうよ。」
と、何回も聞かれながら俺は喘いだ。途中Aちゃんが笑うくらいに喘いだ。
「あっめっちゃ気持ちいい。」
「そこ・・凄くいい・・・」
人は一度は加藤鷹を嫌うけど、結局は加藤鷹の元に戻ってくるのかもしれないね。
そんぐらい喘いだ。
そしてAちゃんをシャワーに誘うことに成功した。
「一回シャワー浴びてさ、それからゆっくりしよ。っていうか、して。」
って言ったらAちゃんは頷いた。
Aちゃんの口に出す前にそれを言うべきだと俺は感じたの。
イッちゃって一区切りしてからシャワーじゃ駄目だと。
まだまだやる気だぞって俺の姿勢を見せるべきだと思ったから、そうした。
そうすることによって、つまりAちゃんは俺相手なら途中でやめても
すぐHに戻れるんだって自信を持てると思うんだよね。
どっちかっていうと俺は責めるのが好きなタイプなのね。大抵の男がそうであるように。
端的に言えば
「気持ちいい?」
って聞いて
「・・・気持ちいい」
って言われるのが好きな訳。
でも俺はその自分をとりあえず封印した。
一応男らしさ的な事としてAちゃんの両手を掴んで風呂場に壁に押し付けて両手の指と指を絡めながらキスをするみたいな
事はしたけど、
身体を洗い合いながら
「また咥えてくれる?さっき凄く気持ちよかった。」
とか
「あのままされてたら口に出しちゃったと思うよ。」
とか甘く囁いた。
それに対してAちゃんは
「いっぱいするよ。」
「口に出しても良かったのに」
とか答えてくれたが、その中で一言、
「今までずっと我慢してた」
ってのがAちゃんに当たったようだった。
「ずっと我慢してたんですか?」って更にエロい口調になって
「ずっと我慢してたよ。」
「えっちしたかった?」
「すげーしたかった。」
「一人でしたりしたんですか?」
「・・・・うん。したよ。」
とか矢継ぎ早に聞いてきてそれに答えた。
想像より恥ずかしいね。この手の質問されるのは。
でも俺は頑張って答えた。
そこまでで俺の目的は実のところ殆ど達成できたと思ってた。
つまり、Aちゃんは俺に安心してくれたんじゃないかなと。
次もあるし、次の次もある。
俺はそういう事をAちゃんとしたくて、
これからもそういうつもりだよっていうのが伝わってくれたと思う。
ゲームとか、映画を見に行って、ご飯を食べて、今までみたいなそういうものの延長に
今度はこういうのもあるんだよ。恋人だから。
っていうのを伝えられたと思った。
そう思えたところで緊張感は大分少なくなった。
だからAちゃんが「今したい。」って言ってきて風呂場で咥えて貰った後、
ベッドに戻ってから俺は一つの賭けに出た。
ここからもう一つあったんだよね。どうするかについて。
つまり、Aちゃんにしてもらって口に発射するパターン。
それだけでも良かった。
つまり、俺とAちゃんのsexはとりあえずそういう形っていう既成事実を一つ作る為に。
Aちゃんは多分それだけで満足したと思う。
要はこれからは恋人同士で、で、そういうsex的な部分も
口で俺を満足させられるっていうAちゃんにとっての切り札というか、不安の種の解消って意味で。
だが、おっさんとしてはそれだけでは嫌だと。
そう思った訳。
でもね、ここは間違いなく地雷原なのよ。
だって、少なくともAちゃん可愛いから。
恐らく高校生ぐらいからそこそこ目立ってる位には可愛い筈なのね。
試して駄目だった、もしくはいい思い出として成功しなかった歴史があるのは間違いなくて、
感覚的にそれは一人そいつが駄目な奴だったっていう話じゃないはずなのね。
まあ、相談受けたのは一人だけど学生時代に2人か3人とは付き合ってるんじゃないかなと思うわけ。
特に上手く行かなかった場合、早めに別れてる可能性あるからね。
2人で身体を拭いて俺が布団に寝そべったら、Aちゃんがすぐに傅くみたいに下半身に顔を寄せたから
とりあえず引き寄せて抱き合って長めにキス。
ちょっと身体擦り付けるみたいにぎゅって抱いてたら
耳もとで
「早く口でしたい。」
「俺もして欲しい。」
「早くさせて。」
「もうちょっとこうしてよ。」
「駄目。早くさせて。先輩が気持ちよくなって。」
もう個人的にはくらくらっと来てるんだけどちょっとは余裕でてきてるからAちゃんに言いたかったのは
それだけがsexじゃねえよと。今までどうだったかは知らないけどと。
で、Aちゃんは小柄で軽いので俺のを咥えて首を振り始めたAちゃんの身体に手を回して
抗議の声を無視しつつ上下ひっくり返して69の体勢に。
異常に嫌がられたら即辞めるつもりだった。
即辞めて、口でイカせてもらって、それで後は裸で抱き合って終わり。
でもね、これは大学の時のまだ潮干狩りと釣りの楽しさを知らない、ただの狩人だった時の俺の経験が活きた。
「やだぁっ・・・駄目っ・・・」
って声は本気だったけど足を開かせて舐めた瞬間
「ねえ・・・駄目えっ…」
クリ周辺をなぞった瞬間四つん這いになろうとしてた手が崩れ落ちて
「あぁっ・・・ちょっとだめっ・・・」
よしオッケーと。このダメダメはダメダメじゃないと。
「恥ずかしいよ・・・」
「ほら、Aちゃんもちゃんと舐めて。」
「(ちょっと笑いながら)ねえ、はしたないよ・・・」
この雰囲気でのこれが活きるかどうか。
ツーナッシングでのストレートの高めのつり球の意味ね。
これがsexの試金石になると俺は思った訳。
まあ別に今日じゃなくてもいい。それは今日焦ることじゃない。
寧ろ今日じゃない方がいいかもしれない。
でもね、見せておくことに意味がある。
Aちゃん可愛いんだよ。俺もAちゃんの身体を触りたくて、俺が満足することがsexじゃない。
Aちゃんの気持ちとして俺が満足することがsexっていう意味もあるかもしれないけど、
同じように俺もAちゃんを満足させたい気持ちがあるって事を言葉じゃなく、
そういうものなんだよって事をちょっと強い態度で見せる、感じてもらう事が出来たらいいなと。
暫くしてAちゃんが諦めたような溜息の後、俺のを加え始めて、俺もAちゃんを責めるのに集中した。
もうかなり濡れてたからゆっくり舌でなぞって、
寧ろ狭いからこそできるなと思いながら舌先で入口あたりを掻き回した。
短時間だったけど、無言で集中したからこその空気が出来てきて、
Aちゃんが一度俺のから口を離して俺のを扱きながらめっちゃエロい声で
「・・・なんか、凄いえっちな気分なんですけど・・・」
「気持ちいい?」
「やらしすぎて恥ずかしいっ。」
って言ってから俺のを咥えてそこから俺の顔から遠ざけようと動いてたAちゃんの下半身の緊張感が抜けてスムーズな69になった。
そこで醸成された空気がかなり感触としてよかったので
寧ろまったりムードで行くべきと考えて
無言でちょっとずつ小指と舌を使いながら入口を掻き回すみたいにゆっくり責めた。
兎に角時間がかかるのは判ってたからゆっくり。
そのうちにAちゃんがちゅぱって唇を離して
「気持ちいいです・・・凄い・・・」
そのまま無言でまた咥えて暫くしてまたちゅぱって唇を離して
「・・・なんか、こういうの、初めてで、凄い気持ちいい。」
そのまま無言ですぐに咥えて暫くしてまたちゅぱって唇を離して
「ねえ、声でちゃう。私できなくなっちゃう。」
そこら辺でもう69を始めてから結構時間が経ってて
そろそろかなと思ってたタイミングでの良い反応だったから
「こっちも舐める?」でクリ責めを始めたら
「あっ!駄目えっ!あっ!あっ!あっ!!」って感じに俺の下半身に顔を埋めて喘ぎ始めた。
右手で小指第2関節位を入れてゆっくり一周5秒くらいで?き回しながら舐めてたら
「あっ!!あっ!!あっ!!凄い駄目イキそう・・・」
って言いながらめっちゃ切なそうに腰をゆっくり無意識にクリを擦り付けるみたいな動きでめちゃくちゃやらしくバウンドさせ始めた。
ゆっくり小指を少しずつ進めながらクリ周りを舐めつつ
「大丈夫?痛くない?」
「凄いっ!あっ凄いっ!あああっ凄く気持ちいいっ!」
って両手で俺の腰を抱きしめるみたいにしながら絶叫。
で、その瞬間「あっダメイクっ!イクっ!あっ・・・んんっーー!」って鼻から抜けるような声の直後に
小指にダバーって愛液が絡み付くみたいに出てきてヒクヒク。
イクときのヒクつきはむしろ締めるというより緩めて締めて緩めて締めてって感じに収縮してきた。
「すっごい・・・イケた・・・」
って言いながらAちゃんがしばらく脱力した後、照れ隠しみたいに丁寧に俺のを咥え初めてそこでようやく会話。
「イケたの?」
「・・・すっごい、すっごい気持ちよかった・・・」
俺も満足感が高かったし、ここで俺の計画は全て終わってた。
いや、これで後は俺がイケば終わりだった。
しかし、Aちゃんの行動がその計画を狂わせる。
っていうかAちゃんの言葉が俺を狂わせた。
(咥えて舌を使いながら)
「んっんん。」
「何?」
(口から出して)
「おっきい。すっごい硬い・・・挿れて欲しい。・・・入るかな。」
「やってみる?」
「・・・うん。いいの?」
「いいよ。やってみようか?」
「挿れて。…お口で出しちゃ駄目だよ。」
で再度咥えてめっちゃねっとり首を上下させ始めた。
Aちゃんのを俺のに塗って、あてがって、後は時間との勝負だった。
いや、実際に時間との勝負だった。
Aちゃんの場合、ちょっとふにゃってても入れられるような感じではない。
堅くなりきってないと入れられない。
「すっごい久しぶりだから出来るか判らないよ。」(後から聞いたら入れたのは2回)
「痛かったら言ってね。」
「んふー。」
「何笑ってんだよ。」
「挿れて。」
Aちゃんはめっちゃ脂汗出てたし、ぶっちゃけ俺も最初は痛かったけど
堅くなりきった奴でかつほぐすように動かしてギリだった。
後雰囲気がエロいままで、作業感覚にならなかったのが良かったと思う。
「入ってる・・・先輩のいっぱいはいってるよ・・・すっごいおっき・・・やらしいよ・・・」
中はしっとりと柔らかく、名器だった。
って訳にはいかなかった。
正直本当にきつかった。
握り潰されるような感じ。でも一度入れると押し出すような感じよりも引きこむようなキツさで根本が絞られるから
快感はあった。本気で根本いーーっって掴まれてる感じだからきつい方が強いけどね。
何よりAちゃんがめっちゃエロい顔をしてた。
エロ感激っていう割と珍しく、かつ俺が愛おしく思えるような反応をしてくれてた。
Aちゃん自体もそれが凄い快感って訳じゃなかったと思うんだよね。
でも
「優しい・・ああ・・・優しく動いちゃだめ・・・切ない・・・」
「先輩のおっきいから入ったの?」
「凄い…えっちして好きになるって凄くない?」
「ちゅーして。ちゅーして!」
等々
俺も覚悟は決まってた。中に出した。
Aちゃんが気遣ってくれたこと、協力してくれた部分が大だと思うけど
最初は気まずい思いをさせるな。楽しい思い出にさせろと。
それだけ思ってたのが、何とか最後まで行き着くことが出来た。
心底神経を削ったsexはしんどかったけど、一つ壁を乗り越えた感覚はあった。
その後のsexはAちゃんの口に出したり、抱きあうだけとかも多いけど
数回に1回ペースでsexしてるし、それもお互い協力しあってって空気でできてる。
いちゃいちゃ→sexしなくてもいいって空気は常に出してるから
急速に俺へ甘えるようになってきてて、最近は割とべたべたくっついてくるようになって、
最初の妙な不思議な距離感が無くなって寂しいような嬉しいような感覚。
最近大変だったsexの話って事でそんな所かなという感じです。
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