10月15

墓場まで持っていく

    
24歳の時、夫に出合いました。
夫は、朴訥とした人で、当時30歳でした。
女性を口説く術を知らないような、いわゆる草食系の男性でした。
   
お付き合いが始まって3ヶ月くらいした頃、夫は、
「あの、その、恋人であるならば最終的に夫婦を目指したいのであって、その、事前に相性の確認などをするのも悪くないかと・・・」
「婚前交渉ですか?よろしい出すよ。あっ、でも、私、処女ではありませんから・・・」
「25歳の可愛い女性に、そんなこと期待しないさ。」
私は、実に10年ぶりにセックスしました。
   
その10年前、
   
私が中学に入ると、世の中は空前の好景気に沸き、
私は、ある男性に高額で売られ、父の借金を返しました。
    
体を縛られて屈辱の性器露出を撮影された中学生の私・・・
アソコを玩具にされて恥じらいに顔を赤らめた中学生の私・・・
アソコの奥深くまで汚辱された中学生の私・・・
繰り返される凌辱地獄に諦めの飛沫を噴きあげた中学生の私・・・
   
日々繰り返された恥辱凌辱で不浄の性器となった体を愛されて、羞恥の快楽しか知らなかった私は、愛情を注がれる快楽に蕩けていきました。
   
今でも時々、中学時代の悲惨な経験を思い出すことがあります。
結局私のところまで警察の手が伸びませんでしたが、セーラー服を着た思春期の女の子を辱めた動画は、水面下で世に出ました。
12歳の処女喪失、13歳のマゾ調教、14歳でお尻の快感を教えられた画像は、当時はデジタルではなかったので、私だとは分からなかったのかもしれません。
    
わたしが、恥辱の思春期を過ごしたことは、墓場まで持っていくつもりです。
     

コピー