Part5
「えっ・・・うそ、なんで・・・」
部屋に入ってきた奈美は、その光景を見て愕然としていました。
「待ってくれ、これは・・・」
「お姉ちゃんとエッチしたの!?ねぇ!」
猛然と掴み掛かってくると、自分の肩をガタガタと揺すってきました。
「してないって。ちょっと事情があってな・・・」
紗枝から話された事情を掻い摘んで説明すると、奈美はさらに怒りを増してしまった。
「だったらさあ―――!」
「私を抱けばいいじゃない!」
言うやいなや、奈美は凄まじい勢いで俺をベッドに押し倒すと、身に纏っていた服を全て脱ぎ捨てました。勿論、下着も含めてです。
「私はお兄ちゃんとエッチしてもいい―――ううん、エッチしたい!だって私、お兄ちゃんのこと好きだもん!」
「・・・奈美」
唖然として呟いた時には、既に奈美が俺の怒張を自らの蜜壺の中に誘おうと、馬乗りのまま腰を下ろしていました。
「おい、マジでやめろって!俺たち兄妹なんだぞ!」
「カンケイ無いもん!ほら、私のアソコ・・・お兄ちゃんのペニスを見ただけでもうこんなに濡れちゃってるんだよ?触って確かめて・・・」
奈美のアソコからは、てらてらと蜜が溢れ、股にまで流れていました。興奮しきった俺の怒張をくわえ込む準備を、既に整えていたのです。
「だ、だけど・・・俺たちは」
「いいからっ!―――ッ!」
叫んだのと同時に、奈美は腰を一気に下ろした。
「痛っ!ッ???!」
だが秘所は怒張を迎え入れることなく、手前で留まる。
「まだ慣らしてもいないのに、無理だって。それに、一時の感情に身を任しちゃいけないだろ。ほら、早く上からどけって」
「お兄ちゃんは・・・私のこと嫌いなの?」
「うっ・・・」
好きか嫌いかと言われれば・・・間違いなく、俺は奈美のことが好きだった。勿論、妹としてで、恋人として見ているんじゃない。
だけど・・・目の前でマンコ見せられて、興奮しない男はいないだろう?
「俺も抑えてるのが限界なんだ。なっ、頼むから落ち着いて・・・」
「ヤダッ!もっと深く挿れて・・・」
今度はゆっくりと腰を下ろす。ギチギチという感触がペニスをなぞり、濡れたマンコから滴った愛液が潤滑液となって、俺のペニスを満たしていく。
奈美は痛みに耐えながら俺のペニスを迎え入れようと、必死に中へと体を落としていた。
「お前・・・なんで、俺なんかをよ」
「お兄ちゃんは家族思いだし・・・それに、女の子にもモテるじゃない。だけど、全部告白されてもフってる。そうしたら、私にもチャンスがあるかと思ったの」
バカヤロウ・・・それじゃ、俺が他の娘を受け入れていたら、お前は身を引いてたってことか?
だったら・・・それじゃ、お前はしょうがなく出てきたようなもんじゃねぇかよ!
「奈美、少しだけ・・・少しだけ、兄妹じゃなくなろう」
「えっ・・・?」
「男と女になろうぜ。俺がリードしてやるからさ」
言って、俺は一気に腰を突き出した。
「????!!!痛っ!痛いよ!」
一旦ペニスを抜き、奈美をベッドに押し倒す。
「最初は痛いもんだ。優しくしてやるから、我慢してくれ」
入り口を旋回するようにペニスの先端を擦りつけ、奈美の快感を煽る。
「あっ、ふぅ・・・気持ち良くて、おかしくなっちゃう・・・」
「いくぞ」
再び腰を出し、まだギチギチの奈美の膣内に挿入する。
「???!」
奈美は苦しそうだったが、なるべく楽になるようにディープキスをしてやりながら、腰を振り続ける。
「ッ!お兄、ちゃん!」
「ったく、思ったよりもたない・・・奈美、悪いがもうイクぜ!」
腰から逸物を抜くと、ほぼ同時に俺のドラゴンが火を噴いた。
普段からは想像も出来ないほどの精液が放出され、奈美の腹を汚した。
「は?・・・はっ、は・・・」
「もう、お兄ちゃん・・・乱暴過ぎだよ」
そう言った奈美は、満ち足りた笑顔だった。
・・・これが、全ての悲劇の序章であるわけではない。
だが、同様に喜劇でもない。
―――紛れも無い、リアル。
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