05月30

義理の妹

嫁の実家が大磯にあるので、夏になると良く遊びに行くんだけど、
その日は体調が悪かったので、義理の父母と嫁、子供だけ海に行かせ、
自分は一人で、むかし嫁が使っていた2階の部屋に転がってた。

お昼過ぎに、義理の妹が部活から帰ってきたんだけど、
朝は「みんなで海に行く」と言っていたから、
誰もいないと思いこんでたんだろう、
下でシャワーを浴びる音がした後、
トントンと階段を上がって隣の部屋に入ってきた。
(もともと子供部屋同士なので、仕切りはフスマだけ)

今思えば、すぐに「お帰り?」と一声かけてあげれば良かったんだが、
なんかタイミングを逃してしまったのが間違いの始まり。

フスマの向こうから、「ふ?ぅ、暑?い」と言う声と、エアコンの音、
それに続いて、バスタオルをバタバタとあおる音が聞こえてきた。
おそらく、エアコンの冷風に向けて、タオルを閉じたり開いたりしてるのだろう。
今、ここで出て行ったら絶対ハダカ見たと思われる、マズイ状況に陥った。

こうなったら、わざとイビキをかいたりして向こうに気付かせるしかないと、
タイミングをはかりつつ、息を殺して待っていると、
やっと落ち着いたのか、ベッドの上にドサッと乗っかったらしい。
ただ、タンスの音がしなかったので、まっパにバスタオルなのは確定的。
(義理の妹は元気もので、まだまだその辺の感覚がユルイ)
まだマズイと思ったオレは、更にじっとしていることにした。
ところが、事態はドンドン悪化していく。
姉夫婦が隣の部屋にいてこの数日間、気を遣うこともあったんだろう。
想像するに、家族全員がいない今が「チャ?ンス」と考えてしまったんだろうな。
...はじめちゃったんだよ、義理の兄がいる、その隣の部屋で。

ほとんど声は出さないんだけど、オカズにしてるらしき本をめくる音と、
体毛をこすってるような音が妙に想像力を刺激して、こっちも心臓バクバク。
情けないことに、隣で高校生がまっパにバスタオルでオナってると思うと、
もう「義理」とか「バレたら家庭崩壊」とか完全に吹っ飛んでしまった。
音を立てないように移動し、そっとフスマから覗き込むと、
四つんばいでオナってる姿が、目の前数メートルに飛び込んでくる。
顔を枕に押し付けるようにして、片手で向こう側に置いた本をめくりつつ、
ひざをついてやや開き気味にした脚のあいだに、もう片方の手をやっている。
バスタオルの前は、もうほとんどはだけて、背中に乗っているだけだが、
真横から見てるこっちに確認できるのは、
盛大にに太ももまでまくれあがったタオルからのぞく脚と、
おそらく全く自己処理していない、股間からのぞく長い陰毛。
それでも、生女子高生の威力か、それとも背徳のなせる業か、
中学生以来か!?ぐらいにちんこビンビン。
どのくらい覗いてたんだろうか。
もうバレても良い!と理性が切れそうになった瞬間!

ガラガラ?と玄関が開いて、「ただいま!!」という子供と嫁の声。

もう、妹は完全パニック。
バスタオルを投げ捨てると、全裸でタンスに飛びつく。
その瞬間、オレの目の前に、意外に成長してない胸と、
濡れて数本ずつ束になった陰毛がさらけ出され、
慌ててタンスから引っ張り出したTシャツかぶって、白いパンツを引き上げ、
そして顔をあげたところで...目が合った。
そこへ、嫁がトントンと階段をあがってきたので、
オレは無言で後ずさりし、何事もなかったように自分の布団に包まったが、
たぶんトラウマになってしまっただろう。
その夜の食事は、「ご飯いらない」と言って降りてこなかった。

ゴメンな義理の妹よ。

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