俺の原点の話だ
1.初体験の相手の同級生
中1から話そう、中学一年の入学式の日である
クラスに入ると机の上に自分の名前が書かれた三角に折られた厚紙がある
これは同級生や先生がみんなの名前を覚えるために作成されていた
初めて顔を合わせるメンバーで
自己紹介が至るところで行われていた
俺は隣に座ってる女の子と話した
女「○○くんね、よろしくね!」
俺「○○ちゃん、よろしくね!」
女はビックリした顔して泣き出した
理由を知ったのはかなり後だが、俺が言った○○は呼び方が間違っていた
例えば仁美(ひとみ)と書いてあるのをじんみと読んだような間違いだ
俺が呼んだ名前は彼女の小学校の頃の悪口のあだ名だった
俺はこの女を中心とした女グループにいじめられることとなった
いじめは肉体的なものではなくて無視や俺が何かを発言してる時に小さくチラホラ、キモいと言う言葉が聞こえる
この頃は顔に油がよく出てニキビがひどくなっていた
ワセリンと女グループに呼ばれてた
小学校から上がってきたばかりの俺には精神的に辛すぎた
自然と学校に行きたくなくなり仮病を使うようになった
親は俺をどうしても学校に行かせたかったのか無理矢理車に乗らせ、学校まで300メートルの距離を送ってく
久しぶりに学校に行くと、小声で「ワセリンがきた」等が聞こえる
友達「聞こえてんぞ、コラァ!」
男友達はいた、たまにキレてくれるが全く効果は無い
もう学校に行きたくなかった、親と毎日喧嘩しながら学校を休んだ
半年間位学校に行かなかった
何度も担任が来たり、親に怒られたりした
ある日親は俺を車にのせ、ある人の家に連れて行った
ここは不登校の子に説教をして学校に行かせるのを仕事とする人がいた
たまにテレビとかで見るやつだ
おっさん「何で学校行かないんだ?」
俺「つらいからです」
バシィンと張り手される!
おっさん「甘えてんじゃねぇぞ、お前のお母さんはお前が学校行かなくてもっと悲しいんだぞ!!」
そんなことを言われた
俺は泣きながら誓約書なるものを書かされた、何月何日から学校に行きますみたいな内容だ
誓約書に書かれた日付が近付くに連れて俺はどんどん病んでいった
毎日泣いている、悩んでいる
ある日、俺は親父のベルトを使い首を締めて自殺をしようとした
ギリギリと締めていき、呼吸が出来なくなる、後は金具を止めるだけだ
俺は怖くて死ねなかった
その場で泣き崩れた
泣いて泣いてもう体の水分がなくなったのではないかと思う頃に
怒りが込み上げてきた、何であの女どもにキモいなんて言われないといけないんだ
いつか見てろ、復讐してやる
俺は徐々にだが学校に登校し始めた、キモいと言われるたびに俺の復讐心は増幅していった
中学二年生になった俺は女グループとは全く話さず日々を過ごしていった
友達の教えでこの辺りでオナニーを知ることになる
親父のAVを隠れて見てオナニーをする、大体無修正だったのを思い出す
女グループに嫌悪感はあったが、性に敏感な年頃だ
セックスに憧れを持つ
夏休み明けの席替えだ、俺は目が非常に悪い
今現在はコンタクトをしているが、当時は牛乳ビンのような厚さのメガネだった
席替えの時間は苦痛だった
目が悪いため立候補して俺の席が決まると女グループにとっては俺の隣は罰ゲームの席になる
??「私も目が悪いです」
俺の隣が立候補で決まった、みゆきだ
みゆきは大人しい子で小学校は一緒だった
女グループに入るような子ではなく、メガネをかけた影の薄い子だ
数回だけ遊んだことがある
あれはたしか小学校6年の時の夏休み、
飼育係だった俺は夏休みに鶏に餌を与えに学校に行っていた
掃除が終わり、一緒の飼育係の女の子と何かして遊ぶことにした
女の子は俺をみゆきの家に連れて行き、三人で遊んだ
飼育係の女の子とみゆきは親友だった
その後、何回か三人で学校の会談や金田一の映画を見に行った記憶がある
懐かしいなと思っていた、遊んでた当時俺はみゆきのことが好きだった
席替えが終わり
今度はクラスの係決めだ、クラス委員長が決まりワイワイガヤガヤ進んでいく
みゆき「久しぶりだね」
俺「懐かしいね、中学に入ってあまり喋らなかったね」
みゆき「そうだね」
俺「女は元気?よく三人で遊んでたよなー」
みゆき「元気だよ、たまに家に電話くるの」
女は別の中学に行っている
俺「遊んでる時、ずっとみゆきのこと好きだったんだよね」
みゆき「え!?…ちょっと考えさせてもらっていい?」
告白したつもりはなかった、懐古話に花を咲かせたかっただけだった
でも考えてくれるらしい答えは聞きたい
みゆきはもうちょっと待ってねと言って数日がたった
放課後手紙を渡された
みゆき「絶対に家で開けてね、絶対だよ」
俺は走って家に帰った、中学は家からかなり近かったので、すぐに家についた
俺は玄関で手紙を開ける
手紙を急いで読み上げる
結果はオッケーだった
手紙は二枚びっしり書かれてる長文だが要約すると
「三人で遊んでた当時女が俺のことを好きだった、みゆきは後から俺を好きになったが親友が先に好きになっていたので気持ちを抑えていた。
告白されたときに当時の気持ちを思い出した。時間をもらったのは女が今も俺を好きでいるか確認した。
女は中学先で別の男を好きになっていたから付き合うことはできる」
そういった内容だった
俺は玄関先で喜びまくった
次の日から俺達は付き合うことになった
手紙を書くのが好きらしく、無印の500枚綴りのメモ帳を使い、授業中も手紙を渡し合っていた
無印メモ帳の消費率は半端なかった数日でなくなる
安い味気もない紙だが、全ての手紙を保存していた
徐々に噂が広がっていく、思った以上に女グループからのバッシングはなかった
俺は「あれ?彼氏いないの?ざまぁwwwww」状態だった
毎日彼女を家まで送って行った
俺の家は学校まで5分だったが、彼女は自転車通学で家は歩くと30分かかった
彼女の自転車を押しながら雑談して帰るのが楽しみだった
帰りは一人ダッシュだったが、苦痛ではなかった
付き合って数ヵ月がたった、11月だ
11月に彼女の誕生日がある
初めての彼女なので何を上げたらいいか分からず、選んだものは水晶の中に水が入っていて逆さにすると銀紙が落ちてきてヒラヒラするあれだ
それも直径20センチ級のだ、センスが疑われる
誕生日の帰り道で初めてキスをした
彼女の家のすぐ近くの路上だった
冬の期末テストが近い
彼女は不登校だった俺より頭が悪い
一緒に勉強をすることになり、みゆきの家にお邪魔した
みゆきの両親には付き合ってることを伝えているので堂々と一緒にいれる
こたつに入りミカンを食べながら勉強をする
ある程度勉強して休憩をすることにした
みゆきはこたつに突っ伏して寝ている
セーターを着ていたが、編み目が荒く隙間がある、それもおっぱいのところに
俺は隙間から見える下着に興奮し、編み目の隙間を狙いツンツンした
みゆきが起き上がる
みゆき「今触ったでしょ?」
俺「ごめん、でもそうゆうのに興味がある年頃なんだよね」
みゆき「胸を触りたいの?」
俺「ずっとエッチしたいと思ってる」
みゆき「年齢的に早くない?私も興味はあるけれど」
俺「興味あるの!?」
みゆき「うん」
話を聞くとみゆきは小4からオナニーをしてるらしい、大人しい子ほど性の欲求が強いのだろうか
みゆきにお願いし、冬休みに挑戦することにした
俺は楽しみで仕方なかった
場所はみゆきの部屋、親に呼ばれた時を考えて着衣でエッチをすることにした
布団に二人で潜り込む、おっぱいを触ってみる当時Bカップでとても柔らかかった
俺はずっと頭に血が登ってる感じで意識朦朧状態だった
当時、前戯の必要性を知らなかった俺達はそのまま入れようとした
部屋は真っ暗なままで場所もわからず、濡れてもいない、童貞に入れられるはずもなく時間だけが過ぎていく
みゆきに「そこは違う」と何度も言われた
どうしてもアナルにいってしまう
その日は断念した
複数日にわたって何度も挑戦した記憶がある
ある日やっと入れることが出来た
みゆきはものすごい痛いらしい
前戯無しだからめちゃめちゃ痛かったと思う
童貞を卒業することができた
そこから俺達は猿のようにヤりまくった
場所はいつもみゆきの部屋だった
数ヵ月がたった、
みゆきの親にバレた
使用したコンドームは持って帰っていったが、コンドーム自体は某有名テーマパークのお菓子の缶の中に入ってた
それを掃除中に落として見付けてしまったと説明された
みゆき親「付き合うことは許すけど、もう家には来ないで欲しい」
それから俺達は公園やラブホでセックスすることになった
俺の家は資産家だった
親は学校に行かせたいため学校に行ったら1日千円を渡す約束をしていたため、お金には困らなかった
初めてのラブホは緊張したのを思い出す
中学三年だ
受験シーズンで俺は中2の途中から塾に通っていた、不登校で五教科合計180点だった俺はグングン成績が伸びた
不登校だったこともあり一次関数を勉強する前に二次関数を勉強した記憶がある
中学三年の時には五教科430点まで上がっていた
みゆきは勉強が苦手だ、塾にも通っていたが志望校には届かなそうだ
俺は特に行きたい学校がなかったためみゆきと一緒の高校に願書を出した
志望校に一緒に受かるために勉強を教えていた
ある日、些細なことで大喧嘩をした
俺達は中3で別れた、ずっと泣いていた気がする
同じ学校にいくのは気まずかったので志望校を期限ギリギリで変更した
俺は近いという理由で地元の高校を志望した
俺は地元の高校に受かったが、みゆきは落ちて私立に通うこととなった
そんな中学生活だった
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