07月7

俺の目を盗んで、隙あればハメてしまう嫁と友人

いつものように、テーブルに突っ伏して寝たフリをしている俺。リビングの方からは、嫁の絵理奈と親友のアキオの声が聞こえてくる。
『まだダメだって。起きてるかもよ?』
嫁は、少し焦ったような声で言う。
「へーきだって。アイツ、寝たら起きないじゃん」
アキオは、焦る嫁に対して余裕の感じだ。

『ダメだって、コラ! ダメ、あっ、うぅ……』
嫁の声は途中で消えて、布がこすれるような音やソファがきしむ音だけが響き始める。

俺は、顔を反対側に向けて突っ伏しているので、なにが行われてるかは見ることが出来ない。でも、2人がソファで抱き合いながら濃厚なキスをしているのはわかっている。半年前にこんな事が始まって以来、俺が至るところに隠しカメラを設置するようになったからだ。

『あぁっ、ダメぇ、シャワー浴びてないっ』
嫁が小さく悲鳴を上げる。でも、アキオは構わずに舐め続けているのだと思う。アキオは、とにかく舐めるのが好きなようで、いつもこんな感じの流れになる。

俺が酒に弱いのは、嫁もアキオもよくわかっている。なので、3人で飲むときなんかも、俺に酒を勧めてくるような事はなかった。でも、半年前のあの時以来、露骨に飲ませてくるようになってきた。今日も、なんとか本当に潰れる前に寝たフリを始めることが出来た。

『ンッ、ンンッ!』
嫁のうめき声が聞こえる。必死で声を抑えているのが伝わってくる。しばらく嫁のうめき声が聞こえ続ける。俺は、この最悪の裏切りの場面で、信じられない程に興奮している。それどころか、あまりにも勃起しすぎて射精してしまいそうな感覚になっているほどだ。

『ダメぇ、イッちゃうっ、イッちゃうっ!』
嫁が、弱々しい声で言う。切羽詰まった感じで、それでも必死で声を抑えているような感じだ。

「舐められるのホントに好きだな。イキすぎじゃね?」
『バカ……。ほら、早く脱ぎなよ』
「ノリノリだな」
『違うって、どうせイヤって言ってもするんでしょ? だったら、早く終わらせた方がいいし』
俺は、嫁が積極的な態度になると、余計に興奮が高まってしまう。

『なにそれ、ばっかじゃないの』
「好きだろ? はみ出ちゃってるけど」
『ホントにもう……』
「おっ、ヤベぇ」
俺は、見なくてもだいたい想像がつくようになってしまった。多分、アキオはブーメランパンツみたいなのを穿いているんだと思う。それで、自慢の巨根をはみ出させているのだと思う。

俺は、こんな積極的に裏切り行為をしている嫁に対して、少しも怒りはない。もともと、寝取られ性癖だった俺が、半ば仕組むようにしてこの関係を作ったと思っている。でも、ここまで上手くいくとは思っていなかったし、嫁もこんなハマるとは思っていなかった。
どちらかというと、嫁は真面目なタイプだ。Eカップで、肉付きが良いエロい身体からは信じられないくらいに、清純な性格だ。それなのに、いまでは嬉々としてアキオとのセックスを楽しんでいるように感じる。

「美味しそうに食べるねぇ」
『うっさい。ほら、もういいでしょ?』
「え? なにが? 言わなきゃわかんないよ」
『ウザ……。早く入れて』
「了解。ちょい待ち、いまゴム着けるわ」
『今日はへーき』
「マジ? じゃあ、失礼します」
『バカ。ンッ、ふぅ……やっぱり大きいね♡』
「でしょ〜。ほら、上も脱げって」
『別にいいでしょ? 脱がなくても同じじゃん』
「なに言ってんの! 絵理のおっぱい最高じゃん。見せてくれた方が早くイクって」
『じゃあ、見せない』
「おっ、今日は長持ちして欲しいの?」
『だってぇ、生で出来るのあんまりないでしょ?』
「マジでエロすぎでしょ。じゃあ、たっぷりイカせてやるよ」
『あっ、あっ、深い、うぅあっ、ホントヤバい、も、もうイッちゃう、うぅあっ!』
切羽詰まった声であえぎ続ける嫁。本当に気持ちよさそうだ。すぐ横の部屋で、妻が避妊具無しでのセックスをしているのに、俺は興奮したまま寝たフリを続けている。狂っているとしか思えない話だけど、俺にとっては最高のシチュエーションだ。

しばらく2人の生セックスは続き、嫁は数えた限り3回はイッたみたいだ。嫁と生でセックスをして、こんなにも長持ち出来るアキオは、遅漏なんだなと思う。でも、超早漏の俺からしたら、羨ましいとしか言えない。

俺は、頃合いだなと思い、うめき声あげた。寝てた人が、寝ぼけながら起きそうな感じのヤツだ。すると、ソファの方で慌ててバタバタする音が響いた。

俺は、寝ぼけた人の演技をしながら身体を起こす。ソファの方を見ると、立ち上がった嫁が、
『起きた? 飲みすぎだよ〜』
と、笑顔で言ってくる。嫁の身体の影では、アキオが慌ててズボンを穿いているのがチラッと見えるが、俺は寝ぼけたフリのまま、
「頭痛い……ワルい。先に寝るわ……」
と言って、寝室に移動した。そして、寝室のドアを閉めるとスマホを取り出し、すぐにカメラアプリを起動した。この半年で、増えに増えて6台になってしまった隠しカメラ。それを、サムネイルで選んで視聴を開始する。もちろん、イヤホンを装着してだ。

『ヤバかったね。アキオ、グズ過ぎるって』
「ワルい。でも、絵理だってイッただろ? ホント、淫乱だな」
『バカ……。あんまり声出しちゃダメだよ』
こんな会話をしている2人は、すでにソファの上で対面座位で繋がっていた。さっきのことがあったからか、アキオはズボンとパンツを膝まで降ろしているだけで、ほとんど着衣のままだ。嫁は、ショートパンツとショーツを片足だけ脱いでいるような状態だ。
そして、嫁がアキオにキスをして、そのまま腰を振り始めた。俺は、破裂しそうに勃起したペニスを取りだし、猛烈にしごき始めた。

小さなスマホの画面の中では、俺がいなくなったことでさっきよりも大胆になった2人が、激しく舌を絡めながらセックスをしていて、嫁の腰の動きは見たことのない動きになっている。ピストンと言うよりは、グラインドという状態で揺さぶっているように見える。
『凄いぃ、当るぅ、子宮潰れてるぅ』
嫁は、俺とのセックスでは絶対に口にしない言葉を言いながら、快感に没頭している。俺のペニスは、太さはそこそこあると思うが、長さが短い。奥に当るという感触を味わったことはない。俺は、俺が与えることの出来ない快感を嫁に与えているアキオに、激しい劣等感を感じていた。

「声デカいって」
少し焦った感じのアキオ。でも、嫁は構わずに腰を振り続ける。
『だってぇ、ホントに凄いの、生だと全然違うの! うぁうっ! ンッ! んん〜っ!!』
普通にあえぎ始めそうな嫁に、慌ててキスをするアキオ。口を塞いで黙らせようという感じだ。そのまま、舌を絡めてキスをしながらセックスを続ける2人。でも、動いているのは嫁の方だ。俺とのセックスでは、騎乗位でする事なんてほとんどない。俺が一瞬でイッてしまうからだ。

そして、しばらくそんな状態が続き、
『イクッ、イクッ!』
と、嫁が痙攣みたいな震え方をして果てた。俺は、あっけなくイッてしまった嫁を見ながら、同じくあっけなくイッてしまった。いつものように、ティッシュでザーメンを受け止めながら、あまりの快感にうめき声を漏らしそうになる俺。我ながら、終わってるなと思う。

「上だとすぐだな。一人でイクなよ」
アキオがあきれたように言う。
『だって、奥にガンガンくるから。さぁ、終わったし、服着ようか?』
そう言って、スッと立ち上がる嫁。すると、アキオのペニスがモロに見える。とても小柄な嫁の中に入っていたとは思えないほどのサイズだ。そして、スマホの小さな画面でも、ローションでも塗ったようにヌラヌラと濡れて光っているのがわかる。

「マジか。自分だけズルいっしょ」
アキオがすねたように言う。
『まだしたいの? しょうがないなぁ。じゃあ、お願いしてみたら?』
嫁は、下半身だけ裸の状態で言う。
「はいはい。お願いします。もっとやらせて下さい」
アキオが、下品な口調で言う。多分、わざとだ。
『しかたないなぁ。じゃあ、どうぞ』
そう言って嫁はソファに手をつき、立ちバックの体勢になる。気のないセリフを言っていても、やる気満々なのが伝わってくる。

「結局バックが良いんだろ?」
『さぁ? ほら、早くしないと』
「しないとなに?」
『起きちゃうかもよ』
「はいはい。じゃあイクぞ」
そう言って、ペニスを嫁の膣口に持っていくアキオ。そして、握ったペニスを嫁の膣口に押し当て、上下に動かしてこすりつけるようにする。でも、アキオはすぐに入れようとはしない。こんな風に焦らすのも、いつものことだ。

『もう……。イジワル。早く入れてよぉ』
嫁は、とろけた声で言う。こんなに媚びて甘い声は、俺でも聞いたことがないくらいだ。俺は、イッたばかりなのにペニスがガチガチに固くなっているのを感じていた。そして、続けざまにまたオナニーを始めてしまった……。

「そんなに欲しい? アイツに悪いって思わないの?」
アキオは言葉責めを始めた。
『もう……。思うに決まってるでしょ? でも、これ知っちゃったら、もう後戻り出来ないよ』
嫁は、罪悪感を感じているような口調で言う。
「そんなに俺のチンポ良い?」
『うん。凄く』
「アイツより?」
『う、うん。気持ち良いよ』
申し訳なさそうに嫁が言った瞬間、アキオは一気にペニスを突き入れた。
『ンギィッ! ヒィあぁ、イッちゃったぁ』
嫁は、悲鳴みたいな声をあげた後、とろけきった声でそう言った。本当に気持ち良くて仕方ない……。そんな感じだ。
「すっげ、締めつけハンパねーな」
そう言って、アキオは腰を振り始めた。俺が寝室にいることなど気にもしていないように、激しく腰を振るアキオ。嫁は、ソファに倒れ込むような体勢になっていく。でも、アキオはかまわずに腰を振り続ける。まるで、犯しているみたいに見える。

『あっ、あっ、うぅあっ、スゴいぃっ、凄いのぉッ! 奥に当るっ! 気持ち良いっ! 気持ち良くて死んじゃうっ!』
嫁は、声を抑える努力を放棄したように、普通にあえいでしまっている……いや、普通以上にあえいでしまっている。

パンっパンっと言う肉を打つ音……そして、愛する嫁のあえぎ声……。時折聞こえるアキオのうめくような声も、全てが俺を狂わせていく……。
「イクぞ……絵理、イク」
苦しげにアキオが言う。すると、
『な、中はダメっ! 飲んであげる!』
と言って、嫁はアキオの前にひざまづくような体勢になり、ペニスを口に含んだ。
「イクッ」
『んっ〜っ』
口の中にぶちまけられた嫁……。すぐに、
『もう、出し過ぎだよっ!』
と、おどけたように言った。言った通り、全部飲んでしまったようだ。俺は、その瞬間、二度目の射精をしていた。

「ワリぃ。でも、なんで中はダメなの? 大丈夫な日なんだろ?」
『それは……。けじめだよ。そこまで裏切れないよ……』
嫁は、アキオのザーメンを飲み干した口でそんな事を言う。
「変なの。今さら同じだと思うけどな」
『同じじゃない! 全然違うよ! 中に出して良いのは、夫だけだよ』
嫁は、きっぱりとそんな事を言った。

俺は、そっとスマホを閉じ、ティッシュを片付け始めた。ゴミ箱に捨てるとバレる可能性があるので、ビニール袋に入れてきつく縛り、クローゼットの片隅に隠しておいた。こんな苦労をしてまでオナニーをするなんて、我ながらイカレてるとは思う……。

そして、同じように寝たフリを始めると、10分もしないうちに嫁が入ってきた。そして、俺に抱きついてくる。それだけではなく、寝ている俺にキスをする嫁。
でも、それ以上は何もなく、俺に抱きつきながら寝てしまった。これも、いつものことだ。終わった後は、罪悪感が大きいらしい。

俺はこの状態で、なかなか寝付かれず、色々と過去を思い出すのが常だ。

最初のきっかけは、3人で家で飲んでいるときに、俺がさんざんアキオのペニスがデカいという話をした後、酔い潰れて寝たフリをしたときだ。
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