「じゃあ、入れるね?」
そう確認すると僕は真理絵の上で片手で自分の上半身を支えて片手を自分の物に添えて狙いを定めた。
真理絵はようやく自分の膝を開いてその間に僕が入ることを許してくれた所だった。
下宿の部屋のカーテンは引かれて薄暗いが、十分に見える明るさだ。
自分の黒い茂みの中から起立した棒は腹に当る位に直立して、手を添えて下に向けないと狙いが会わない状況。
正直自分自身がいっぱいいっぱいで、このまま自分の手で数回上下させればあっという間に発射しそうな気持ちだった。
自分を持った指の人差し指だけ立てて真理絵の入り口を探り、すでにネバネバした液体が漏れてきている先端をそこに会わせた。
「あ!」という真理絵の小さな叫びとニュルっとした先端の感触が同時だった。
「うっ!」もう少しで爆発しそうになる自分の体内の起爆装置をギリギリの所で止め、両腕を真理絵の脇の下で突いて体に力を込めてなんとか耐えた。
高3の夏休み、受験勉強をしているはずの二人がこんな事をしていていいのかという思いはあった。
春から通いだした予備校で同じクラスになった俺は、課題を教えていたりするうちに帰る方向も一緒だったので真理絵と仲良くなって、なんとなく付きあうようになっていた。
でも、勉強以外にもショッピングとかに出かけるぐらいで、それ以上ではなかった。
二人とも高校は違うがどちらも特進クラスで受験は必須でそれも名門校を目指さなければいけないし、自分たちでいうのもなんだけど、頭もそこそこ良いので、その辺の身分はわきまえていた。
でも、勉強と同じように性にも興味があるのは当然で、そこはやはり理論的に勉強はしていた。でも実践となると別だった。
すでに、予備校の帰りの暗がりとかゲーセンのプリクラの中とか、チャンスを見つけてはある程度の実践をしていたので、残るは最終段階だけだったのだ。
最初は「合格するまでおあずけ」の予定だったけど、結局二人とも気になって勉強に集中できないので、夏のお盆期間中にうちの親が田舎に帰省する時を狙って最終段階を実践する事にしたのだ。
ちょうどいいぐあい(?)に「勉強」で得た知識によって、この時期が真理絵の「比較的安全な期間」とも重なる事がわかり、可能な限りの体験を済ませる事になった。
ギリギリで無駄な弾丸の消費を止めた僕だったが、その下では真理絵がまだ力を込めて目を閉じていた。
僕の腕の間にはかわいい丸みを帯びたちょっと盛り上がった胸があり頂上はピンク色に光っている。その味はすでに何度も味わっている。はじめはセーラー服の上から、そして次に服を捲り上げてブラの上から。
ここまでは予備校の帰りに、はじめはファーストキスからだったが、次第にエスカレートして、やがて道の脇のマンションの自転車置き場の影とか、プリクラの中で服の上から揉んだりして体験させてもらった。
それで物足りなくなって夏休みに入ってからは、カラオケボックスとかで入り口から見えない場所とかでブラを捲り、何度か目にはとうとうピンクのかわいい突起を口に含んで舌で転がすようにしていた。さすがにここでそれ以上の事はできなかったけど。
両親が家にいるときに本当に「勉強」を教えるために家に来るようになった。
僕のほうが多少偏差値も良くて志望校が上だったので、なんとか二人で同じ大学に行きたいと思って、本当に教えるつもりで連れて来たのだけど、最初は「裕が女の子を連れて来た」と母は大騒ぎだったが、話をしてみて本当に勉強のできる子だったので安心していた。
そんな訳で両親も特別講習のある僕を置いて田舎に行ってしまったのだけれど、僕たちには別の特別講習も計画していたのだった。
息を整えて突然の大嵐を乗り切った僕は、下で待っている真理絵が愛おしくなり、真理絵の脇の下に肘を付いた状態から肩の下に手を入れ両手で真理絵の頭を包んだ。体を密着させ上からぎゅっと抱きしめた。真理絵が目を開けて僕を見て腕を俺の背中に回してきた。
自然に二人の唇が合わさって離れた。
「大丈夫だから、ゆっくりするね。」
「うん。」
二人の茂みはくっついていて、固くなった僕の物は真理絵のデルタの上に密着していたが、恥ずかしいという気持ちは消えていた。
体をちょっとずらしてもう一度狙いを定めた。人差し指で狙えば迷わないというのも、ネットから得た情報だった。
もう一度体をあわせるとそっと上に突き上げてみた。真理絵は目をぎゅっと閉じて待っていた。
僕の硬い先端にかかる圧力が強まりいつまでも入らなかった。狙いが違うのかと不安になった頃にプニッとした感触があり先端部分の半分くらいが入った感じがした。
同時に真理絵が「あ!」と声を出して僕にぎゅっとしがみついてきた。
僕はあまりの緊張のためかさっきのような嵐は襲って来ず、意外と冷静に感覚を研ぎ澄ませて集中していた。
頭の中では結合部分の状態をなんとなく予想しながら実にゆっくりと体を進めた。
今は僕の先端の膨らみが真理絵の未通の入り口の小さな穴をこじ開けて広げた状態だろう、真理絵にとっては一番つらい時だと思う。僕は先端から透明な液体を滲ませながらもなんとか爆発には耐えられそうだと思った。
この先端が入ってしまえば真理絵も少しは楽になるのではと思って、本当に少しずつジワジワと体を進めた。息もできないような緊張感で楽しむどころではなかったけれど、おそらく自分の先の丸みがすべて真理絵の入り口に飲み込まれたと思う部分まで勧めた。
どうやら前から懸念していた初期の爆発は免れたようなので、少しの余裕が出てきた。
真理絵はまだ僕の下で目を閉じて僕の背中に回した腕と全身に力を入れていた。
僕が「真理絵」と呼ぶと目を開けた。僕が真理絵に密着してまた自然にキスをした。
「途中まで入ったよ」というと「うん」と答えた。
「やっぱり痛いの?」と聞くと「うん」と言った。
「ごめんね」というと「ううん。やっぱり痛かったけど、思った程ではないから大丈夫」と言ってくれた。
「はじめてをもらってくれたのが裕で良かった」と笑ってくれた。
それを見て僕はたまらなくなり、さらに入れたくなった。
もう一度キスをすると「動くね?」と聞いた。「うん」という声で勇気が出た。
体を少し起こすと体制を建て直してゆっくりと体を進めた。
真理絵の体内の感触がだんだん奥のほうまで包まれてきて、中の体温がわかるようになってきた。『へえー中の感触ってこんな感じなのか』と妙に冷静に分析している自分がいた。
春からこれまで何度も真理絵との行為を夢想しながら自分の右手で処理をしてきたけれども、そういったストレートな刺激というよりも、なんだかフワフワした頼りない感じだった。でも、自分のものではない暖かな体温の感触と、手をつないだときの皮膚の感触とは全く違って遺伝子の違う肉体同士が粘液を混ぜあいながら直接触れ合う感触は、まさに人間の本能の中に刷り込まれた大人のふれあいだった。
物理的だけでなく精神時に大人を知るというのは、こういう体験をしているかいないかの違いなのだと改めて思い知る瞬間だった。
真理絵の入り口には別の唇が存在し、それが僕の分身を味わいながら少しずつ飲み込んでいるようだった。唇より奥に歯はなく、柔らかな喉が僕を柔らかく包みながら飲み込んで行った。こんな変化はとても自分の手でシミュレーションでみるものではないと思い知った。
実は一週間ほど前に家に3度目に勉強に来たときには、母が買い物に出た隙に、僕の分身を真理絵の上の口で処理してもらった事があった。
はじめ怒張した僕を目にした時にはびっくりしていた真理絵だけれど、最初手で握ってもらってそれでと透明な液体がにじみ出てきた頃には少し面白がって笑っていた。そのまま僕が「口でして」っていうと、最初舌先で先端をペロペロして「へんな味」とかいいながら遊んでいたのだけど、僕が興奮して真理絵の頭を掴み半ば無理やりに口に突っ込むと、最初は驚きながらも応じてくれたのだった。
その時は最後の瞬間になんだか真理絵に申し訳なくなって意思の力で引き剥がし、横にあったティッシュを手にとって先端に当てて発射したのだった。
あのときの口の中とはまた別のというか全く別世界のフワフワした感触の中に自分が包まれていた。気がつくと自分の根元まで真理絵の中に入っていた。
不思議と絶頂はまだ来なかった。
もう一度真理絵に密着して唇を奪った。真理絵が目を開けて僕を見た。
「入った?」と聞くので「うん、最後まで入ってる」って答えた。
「痛いけど、なんか変な感じ」と言った。
「どんな?」と僕は擦れた声になっていた。
「うーん。なんか挟まってるような」「そのままだね」
と二人で笑った。
真理絵が笑うとお腹に力が入りぎゅっと締まった。
「あッ」と二人で声が出た。
真理絵は少し痛みが強くなり、僕は少し快感が強くなった。
その快感で少し動かしたくなったので「動いていいかな?」と聞いてみた。
「ゆっくりなら大丈夫そう」と言ってくれた。
「じゃ動くね。危なそうになったら抜くから」
と言った。
実は今回の約束で、初体験はお互い直接に挿入するけれども、発射の際はゴムを付け直すか外で出すという事にしていた。
比較的安全な日と思われるが、やはり大量に内部にリスクを抱えるのもどうかと思ったのだ。もちろん余裕がなくて大量に発射する可能性もあったが、なぜか自分には余裕があるだろうという意味不明の自信もあった。そのために前日にも自分の手で可能な限り内部を空にしていた。
そして、奥まで入っている自分をゆっくりと引き抜く作業に入った。これが意外と難しく、根元を咥えた唇が強く刺激しながら先端に戻ってくる感じで、どちらかというと入れる場合より分身にかかる刺激が場所によっては強い事に気がついた。
分身の裏側が特に強くて自分にとって知らない刺激だった。さらに唇が首の部分にかかった瞬間がピークで、頭の中で光がチカチカした。
肘と両手の平で真理絵の体をぎゅっと抱きしめる事で力を逃すのがやっとだった。
『こりゃああと数回が限度かな』と思った。
このまま抜いてしまうと、また入れるときに真理絵が痛いかもと思ってここからまた突っ込むことにした。
あたたかな感触に包まれてなんどかゆっくり前後に出し入れを繰り返すうちに、真理絵の内部も僕に合わせて締めたり揺るんだりしていた。おそらく真理絵が緊張したり安心したりしているのだろうと思った。
だんだんと意地悪な本能が芽生えてきて、真理絵が小さく力を入れるたびに少しずつ速度を速めて見た。今度は腕を上に上げて拳を握って耐えている真理絵を見ながらだんだんと運動のリズムを早くして、自分の分身への快感を強めていった。
やがて10回目くらいには頭の中の光がパチパチを始めて限度がやってきた。
心の中の自分が『このまま発射したほうが気持ちいいぞ』と訴えて来たが、もう一人の自分が『後の事を考えたら約束どおりにしよう』と言っていた。
でも、できるだけ最後の瞬間に近い時まで真理絵に包まれていたかったので、ぎりぎりのタイミングまで入れていた。
残り5回ぐらいでそんな事を考えたろうか。
『もう無理!』と心で叫んだ次の瞬間に真理絵から自分を引く抜くと、真理絵の上に覆いかぶさるとぎゅっと抱きしめて、真理絵のお腹の上に自分の分身を挟みこんで数回前後に刺激しながら、ドピュ!ドピュ!っと発射を繰り返した。
『あー、真理絵の体の上を僕の精液が汚している!』そういう考え方が頭をよぎり、生まれて始めての絶頂ともいえる快感が続いた。
真理絵はそんな僕をやさしく抱きしめて、嵐が過ぎるのを待ってくれた。
息が収まりじっとりと汗をかいた僕は、ようやく真理絵から体を引き離した。
真理絵の上と僕の腹には昨日空にしたつもりなのに大量の白い液体が溢れていた。
さらに体を起こすと、真理絵の足の間からはじっとりと僕のものか真理絵のものかわからない泡だつ液体が流れ、用心のために下に敷いていたタオルの上にも溜まっていた。
真理絵の下の唇の周りには少しだけ赤い血が付いていたけど、思っていた程の量ではなかった。比較的痛みが少ない方だったのかもしれない。
それらを鑑賞していると真理絵が体を起こして自分の膝を恥ずかしそうに閉じた。
僕も恥ずかしくなって自分の股間を抑えたけれど、真理絵がそれを指差して「まだ大きいまんまだ」と言った。
確かにピーク時の大きさではないけれどまだ硬さが残っていて、先端からは白いものが滲み出ていた。
僕が真理絵のお腹を指差して「お腹に出しちゃった」というと、真理絵がそれを自分の手で触って「いっぱい出たんだね」と言った。
僕が恥ずかしくなって「ごめん」っていうと「ううん、裕が私で気持ちよくなってくれたんだから、うれしい」と言ってくれた。
「痛かったろ?ごめん」っていると「だから、あやまらなくていいって。それに、、、思ってた程痛くなかったし、うれしかった。」と笑ってくれた。
お腹に僕の精液をつけたまま、ピンクの乳首がとがっていて気持ちよかったのがわかる真理絵を見ているうちに、そのまままた入れたくなった。分身も硬さを戻してきていた。
もうこれからは快感にまみれた大人の世界に入るんだ!と思った。
「もう一度、、、、、いいかな?」と聞くと、真理絵はまた天辺を指し始めた僕の分身を見ながら「それが入ってたんだね、、、、、いいよ。でも、もう次はゴムつけてね!中に残ってるから」と言った。
そして僕たちは、その日のうちに何度も愛し合う事になった。
これが去年の夏の特別講習。
そして僕たちは同じ大学に進学し、毎日勉学と性愛に励んでいますよ。
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