中山太郎の「日本婚姻史」に駒ヶ林の雑魚寝堂〔ざこね堂〕とその行事が記載されています。
神戸市長田区駒ヶ林にある、海泉寺は近隣の五ヶ寺が合併し、現在の様な海泉寺になったようです。
海泉寺の震災で倒壊した本殿は諸説有りますが、むかし近隣の漁師町の、若い善男善女が夜を徹し参籠する事が有名な地元の人に愛されたお堂でした。
地元の人々は親しみを込めて海泉寺本殿を「ざこね堂」「枕寺・まくらでら」と呼んだそうです。
今では単なる雑魚寝、昔は祭りの夜には男女が自由に雑魚寝、
民俗学者たちの研究で、乱交がおこなわれていたという説が。