私は泣きながら身体中にお湯を掛け、肌が擦り切れるくらい
ゴシゴシ洗った。
どんな高級な石鹸を使っても、どんなに力強く洗ったところで
汚された身体は元には戻らない。
そんなことは分かっていた。
それでも私は夢中になって、ただひたすらに洗った。
バスルームから出ると部屋に薄明かりが点いていた。
ちょうど村松が背中を向けていたので、
素早く部屋から出ていこうと思った。
こんなところには一分と居たくはなかった。
何より痴態を演じた後だ、村松と顔を合わせるのが辛かった。
素早く鞄と封筒を持って、出口へ急いだ。
ドアノブを捻って、さあ出ようと、力を込めた、その時
「ああっあああん、気持ちいい?、気持ちいいよ?」
背後から大音量で女の喘ぎ声が聞こえてきた。
思わず、振りかえった、その瞬間
あまりの衝撃に、思考が停止した。
比較的大きめの液晶テレビには、村松に跨って腰を振る私の姿が鮮明に映っていた。
「最近の映像技術には、本当に驚かされるよw まあ、このために結構出費したんだけどね」
思考が停止したまま、口をパクパクさせる私に向かって
村松は楽しそうに話し続けた。
「この映像、さっそく高野に送ってやったら、すげえー興奮してたよw」
「あいつ、バンザイ昇天とか、うまいこと言ってたなw」
「そ、そんな!酷い!酷過ぎるわ!」
あまりの怒りに我を忘れて掴みかかった。
村松は簡単に私の手首を掴むと後ろに捩じり上げた。
痛いはずなのに、痛みなど感じなかった。
「まあ、まあ、そんなことよりさ、これ旦那に送ってみようか?」
言いながら村松はスマホの画面を私に見せた。
「自分しか男を知らないとか自慢してたし、かなりショックだろうねw」
「ヤメテください!」
必死だった。手首の痛さも構わずに
必死になって、身を捻るようにして私は村松に飛びついた。
「おいおい、俺、一応、IT社長よw」
「これ奪ったって、もうサーバーにアップしてるからw」
「そ、そんな・・・」
「内緒にしてやるよ」
言いながら、村松は乳房をギュッと掴んできた。
「まあ、その代わり、あと2発はお願いしようかなw」
「あんな淡泊なのじゃ、全然満足してないんだよね」
「もっと濃厚なの行っとこうか、濃厚なビターな男の味教えてやるよw」
私は自分の浅はかさを死ぬほど悔いながらも、頷くしかなかった。
「映像で見たとはいえさ、やっぱ肉眼じゃないとね」
「?」
「部屋を明るくして、その旦那しか知らないボディ、じっくり拝ませてもらうかw」
「ああ失礼!旦那しか知らなかっ”た”ボディかw」
「そ、そんな・・」
あまりのことに、言葉が良く出てこなかった。
それでも、部屋の明かりは、容赦なく点けられていった。
「ホテルにしちゃあ明るい方だが、一応カーテンも開けるか」
「じゃ、奥さん、カーテンは自分で開けな」
私は村松がゲラゲラ笑う中、カーテンを開けた。
眩しい・・・思わず目を細めた。
随分経ったと思っていたが、外はまだ、明るかった。
「ちゃんと全開な、で、カーテンの次は、アンタが全開だw ゲラゲラw」
「この明るみで、全身くまなく可愛がってやるか」
「旦那にも見せたことのない部分を、たっぷり見せてもらうぜw」
これから、どんな恥ずかしいことをさせられるのか想像すると死んでしまいたかった。
どうしようもなかった。悔しかった。屈辱だった。
それでも、私は、服を脱いでいくしかなかった。
「ねえ、約束して!本当にあと2回よね、それで許してくれるのよね?」
下着姿を晒しながら、私は確認した。
「どうかなぁ?脱ぎっぷりが悪いと、延長かなぁw」
「そんなっ」
私は慌てて背中に手を回して、ブラジャーのホックを外した。
部屋は煌々と明るかった。
急に初めて裸身を見せた時の夫の嬉しそうな顔が頭に浮かんだ。
堪らず涙を零しながら、一気にパンツを降ろした。
「なかなか嫌らしい生えっぷりだw」
こいつらのせいで、しばらく夫とご無沙汰だったこともあり、
全く手入れをしていなかったのだ。
そんな部分を指摘され、思わずカアっとなった。
「恥を、恥を知りなさい!女を無理やり辱めて、それでも男なの!」
「うおおおお!悔しそうな顔www最高!」
「じゃあ、顔そのまま、睨んだまま、行ってみよう!だ?いかいきゃーく!」
「どした?さ、早くやらないか、旦那に送っちゃうよぉw」
言いながら村松はスマートフォンをタップし始めた
「ま、待って!」
食いしばった歯がギリギリ鳴った。
口の中が切れ、血の味がした、それでも、私は自らを全開にさせ続けた。
村松は、そんな開ききった陰部を、覗き込みながら、馬鹿にしたような、いや?な顔をした。
「焦げ茶色のビラビラが嘘のように、中はピンクだね」
「嫌っ、言わないで・・・」
「目を閉じるなよ!ちゃんと目を開いて、自分でパカパカ開くんだ!」
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