03月5

加護オナニー

「きゃあ!!」
真里は部屋のドアが開けられ、そこに亜衣がいると知ると悲鳴をあげて
慌てて、Tシャツを下ろし、剥き出しになった下半身を手で隠した。
「ちょっと、加護、部屋に入る時はノックくらいしてよね」
真里はそう言いながら、そそくさとヘッドフォンを耳から外し
ビデオの停止ボタンを押した。
「ねえ、矢口さん、何してたの?」
亜衣は首を傾げながら、真里に聞いた。
「またまた、加護ちゃん、そんな事わざわざ聞かないでよ。分ってるくせに」
真里は照れ隠しの笑みを浮かべながら、そそくさと近くに脱ぎ捨ててあった
ブルー地に白のストライプの入ったパンティとタイトミニのスカートを身に着けた。
しかし、亜衣はまだ首を傾げたままだった。
近所に住む仲の良い女子高生である矢口真里の家に遊びにきた亜衣は
インターフォンを鳴らしても、誰も出なかったが玄関は開いたので
そのまま家に入り、2階にある真里の部屋に来ると、ノックもせずにドアを開けた。
そこには、ヘッドフォンをつけてTVを見ていた真里がいたのだが、下半身は何も
身に着けておらず、Tシャツも胸の上まで捲り上げられており、
真里は左手で胸を揉み、右手を股間に這わせていた。
そして、亜衣と目があい、真里が悲鳴をあげたというわけであった。
「わかんないよ、矢口さん」
真剣な表情をしながら近づいてくる亜衣を見て、自分をからかっているわけでは
無い事を真里は悟った。
「もう、分ったわよ。わざわざ言うのは恥ずかしいんだけど…」
真里はしばらく躊躇った後、意を決して口を開いた。
「オナニーしてたのよ!!」
「オナニーって何?」
顔を赤らめた真里だったが、亜衣の言葉を聞いて、すぐに驚きの表情に変わった。
「えっ、加護、オナニー知らないの?」
真里の言葉に亜衣は首を縦に振った。
「信じられない。加護はもう6年生だよね。
私なんか5年生くらいからオナニーしてたのに…」
真里は大袈裟にため息をついた。しかし、次の瞬間、その目が怪しく光った。
「加護さあ、オナニーってどんなものか知りたい?」
真里はそこまで言うと、しばし間をあけた。そして、亜衣が焦れったさに
耐えきれなくなる寸前に再び口を開いた。
「オナニーってね、凄く気持ちいいんだよ。気持ちいいの好きでしょ、加護?」
「うん、大好きだよ。だったら、早く教えて!!」
亜衣は目を輝かせながら、真里に顔を近づけた。
「じゃあ、私の言う通りにするんだよ」
「うん、言う通りにする」
無邪気に頷く亜衣を見て、真里の口元に笑みが浮かんだ。
「じゃあ、まずは服を脱いで裸になって」
「えっ…」
真里の思わぬ言葉に、亜衣は目を丸くした。
「裸にならなきゃいけないの?恥ずかしいよ…」
「それなら、オナニー教えてあげないよ。あ?あ、凄く気持ちいいのにな?」
亜衣はしばらく迷ったが、「気持ちいい事を知りたい」という好奇心が
羞恥心を上回った。
亜衣はブラジャーを着けていなかったために、Tシャツを脱ぐと
すぐに乳房が現れた。
「うわ?加護、オッパイ大きいね?」
真里は亜衣の胸を見て思わず感嘆の声をあげていた。
真里の言う通り、亜衣の胸は6年生にしては大きいほうだった。
小さな体には似合わない豊かな丸い膨らみは、とても柔らかそうで
別にレズの気があるわけではない真里でさえ、思わず揉んでみたくなるほどだった。
「恥ずかしいから、あんまり見ちゃダメ…」
両手で胸を隠し、体を縮めた亜衣だったが、豊かな谷間がさらに強調されて
余計にイヤラしかった。
「パンツも脱がなきゃダメですか…?」
片手で胸を隠しながら、器用にフレアスカートのホックを外し
ピンクと白の混じったパンティだけの姿になった
亜衣は消え入りそうな声で真里に尋ねた。
「まっ、パンツは脱がなくてもいいよ」
「矢口さんも脱いでよ」
「えっ、何で私まで裸にならなきゃいけないの?」
「だって、一人だけ裸なの恥ずかしいし…」
「もう、仕方ないなあ?」
一人だけ裸っていうのも可哀想かな、と思った真理は
さっさと服を脱ぐと、パンティ1枚だけの姿になった。
6年生の亜衣と身長がほとんど同じという小柄な真里だが
やはり亜衣よりも若干、女らしい、スレンダーというより少しポッチャリとした
感じの体をしていた。
「じゃあ、ベッドの上に座って」
真里に言われた通り、ベッドの上に座る亜衣。
「きゃ!!」
突然、TVの画面に映ったものに驚いて、亜衣は慌てて顔を背けた。
「ダメだよ、加護、ちゃんと見なきゃ」
亜衣の後ろでリモコンをTVに向けていた真里が言った。
それは、いわゆる“アダルト・ビデオ”というやつだった。
先程、真里がオナニーしていた時に見ていたやつで
友達から借りてきたものだった。
真里に言われ、亜衣は恐る恐る画面に目を戻した。
画面ではセーラー服を着た女優が、男優に胸を揉まれていた。
初めて見るアダルトビデオに徐々に引き込まれて行った亜衣は
体の中が熱くなり、妙な感覚が湧きあがってきたのを感じた。
「やんっ!!」
「どう、加護?感じる?」
後ろから亜衣の両胸を掴んだ真里がイタズラっぽく言った。
真里に胸を掴まれた瞬間、亜衣の体内を強烈な電流のようなものが走った。
体の中の熱が一気に高まるのを亜衣は感じた。
「矢口さん、気持ちいいよ…」
亜衣が感想を素直に言うと、真里の手が胸から離れていった。
「えっ…矢口さん、もっとやって…」
「今度は自分で触ってごらん、加護」
さっき感じた気持ち良さをもっと味わいたかった亜衣は、真里の手つきを思い出しながら
両手で胸を揉んでみた。
「あんっ!!」
再び訪れた気持ち良さに亜衣は思わず喘ぎ声を上げていた。
「加護、乳首も触ってみな。もっと気持ち良くなれるから」
真里に言われた通り、亜衣は硬く尖った乳首に軽く触れた。
途端にさっきよりも強い快感が全身を駆け巡った。
「矢口さん、これがオナニーなんだね。凄く気持ちいい…」
胸を揉み、指で乳首を擦りながら、真里の方に赤らんだ顔を向ける亜衣。
「加護、それじゃあ、本当のオナニーとは言えないよ」
真里はそう言うと、亜衣の股間を指さした。
「そこも触らなきゃ」
「えっ、でもそこは大事な所だってママが…」
「下着の上からなら大丈夫だよ。軽くでいいから触ってごらん」
亜衣は恐る恐るパンティの股間の部分を軽く撫でてみた。
「あんっ!!」
今までとは比べ物にならないくらいの強い刺激が全身を駆け巡り
体がビクリと大きく震えた。
「どう気持ちいいでしょ?擦ったり、円を描くように撫でてみな」
真里の言葉に操られるように亜衣の手は動いた。
やがて、亜衣の顔だけでなく体までがほんのりと赤くなってきた。
亜衣の口からは切なそうな吐息と快感を現す甘い声が漏れてきていた。
「どうしよう、矢口さん…私、お漏らししちゃったかもしれない…」
股間に這わせていた指に、湿り気を感じた亜衣は指の動きを止め
潤んだ目を真里に向けた。
「大丈夫よ、加護。それはオシッコじゃなくて、気持ち良くなると出てくる
“愛液”ってやつだから。でも、そのまま続けると下着が汚れちゃうから
脱いじゃいなさい」
亜衣は座ったまま、少し腰を浮かせてパンティを脱いだ。
「加護、まだ生えてないんだね。ツルツルで可愛い?」
「やっ、恥ずかしいです…」
真里がからかうように言ったので、亜衣は両手で秘所を隠した。
「今度はさっきと同じような感じで直接、触ってみな」
真里に言われるまでもなく、亜衣はそうするつもりだった。
初めは軽く円を描くように撫でまわすだけだったのが、段々と力を入れて
擦るようになってきた。
「ああっ、矢口さん、ここ触ると気持ちいい…」
均等に全体を動いていた亜衣の指が、やがて1ヶ所で集中的に動くようになった。
「やっぱり、加護もそこが気持ちいいんだね。そこはね、クリトリスっていうんだよ。
大体の女の子はそこが一番、感じる場所みたい」
最初はあまりの刺激の強さに恐怖を感じた亜衣だったが、すぐに
その甘美な刺激の虜になってしまった。
「あっ、矢口さん、このまま触ってたら、おかしくなっちゃいそうです…」
一心不乱にクリトリスを刺激しながら、亜衣が言った。
「加護、それは“イク”ってことだから。そのまま触ってて大丈夫だよ」
真里の言葉に安心した亜衣は、淫水にまみれた指でクリトリスを刺激し続けた。
「あんっ!!ああっ、ダメ、気持ちィィィィ!!!」
背中から駆け上った熱い塊が弾け飛んで、頭の中が真っ白になった。
亜衣は一際大きな声をあげると、体をビクリと震わせ
崩れ落ちるようにベッドに倒れてしまった。
「矢口さん、今日はありがとうございました」
初めての絶頂体験でしばらく気を失っていた亜衣は、目を覚まして
服を着ると、真里に頭を下げた。
「どういたしまして。でも、オナニーばっかりしちゃダメだよ。
それから、今日の事は内緒だからね」
「うん、分った」
「今日は帰りなさい。また今度、気持ちいいこと教えてあげるから」
「は?い。じゃあね、矢口さん」
亜衣は嬉しそうに返事をすると、部屋を出ていった。
「さてっと、さっきの続きをやるかな。加護のオナニー見てたら
私も変な気分になっちゃったよ…」
階段を降りていく亜衣の元気な足跡を聞きながら、パンティの上から
股間を軽く撫でてみた。
指に湿り気を感じると、真里はビデオを再生して、オナニーを始めた。

コピー