給食の時から若干トイレに行きたかったけど、いつものように我慢していた。
但し、いつもと違うのは、給食のあとに「休み時間」がなく、なんとなく、トイレに行く機会を失って、そのまま大掃除がスタートするところだった。
掃除場所は、教室・視聴覚教室・花壇 の3つにグループわかれていて、僕は教室のグループになっていた。
教室の掃除は、淡々と進んだがいつもと違うのは、普段掃除をしない部分も掃除をすることになっていて、結構長い時間割り当てられていた。
床の雑巾がけをしているとき、どうしても「おしっこ」が我慢できなくなってきた・・・。
雑巾を濯ぐバケツのそばにしゃがんだところで限界がきた。
助けて・・・。
バケツの周りの水を拭くふりをしながら、おしっこがあふれ出した。
途中でおしっこを止めることもできない。
濃い目の半ズボンを履いていた僕は、半ズボンの色の変化がほとんどないことにホッとしていた。
おしっこを、雑巾で吸い取って、そのままバケツに入れる。
バケツの中に、おしっこが溜まっていく・・・。
「あれ、半ズボン濡れてない?」
女子に、腕を掴まれて、強引に立たされた。
まだ、おしっこは続いている・・・。
「やだ、おもらしじゃん!」
女子が騒ぎ出した。
その声を聞いて、すぐに先生(女)がやってきた。
もう僕の目は自然に涙でいっぱいになっていた。
「五年生にもなって、おもらしってどういうこと?」
「バケツの水がかかったと思って、心配していたら・・・おもらしだった」
女子が軽蔑する目で僕をみている。
「泣いててもしょうがないわね、さっさと濡れた服を脱ぎなさい」
先生(女)からびっくりする命令が・・・。
「ズボンもパンツもぐっしょりじゃない、上着まで濡れてるじゃない、早く脱ぎなさい」
そんなことを言われても、教室で脱ぐ事なんて無理・・・。
なかなか脱げないでいると
「ほら、脱ぎなさい」
と言って、僕の前にしゃがんでベルトを外すと、ズボンとパンツを一緒に足首まで下ろした。
「ほら、上着も濡れてるから脱ぎなさい」
前ボタンが外され、強制的に脱がされ、下着のシャツも脱がされた。
教室で、おしっこで濡れた「靴下」と「上履き」だけという格好に・・・。
「靴下も濡れてるじゃない、脱ぎなさい」
とうとう裸足になり、全裸というより完全に脱がされた裸=完裸になった。
もうこれ以上何も脱ぐことができない。
泣きながら右手で目をこすり、左手はなぜか体の横にしていて、
脱がされたことより、5年生にもなってお漏らししたことが恥ずかしくて、
おちんちんを隠すことを忘れていた。
今思うと、まだ生えていない無毛のつるつる包茎おちんちんを
同時にこんなにたくさんの人に見られたのはこの時だけかも・・・。