あれからの話を書きます
といっても前回どこまで書いたか微妙に忘れてるんだけど
嫁が危惧してた云々っていうのを幸雄に伝えた話は書いたと思います
情が移ってしまうかもって話
あれ、嫁から普通に俺に言ってきました
ある晩普通にセックスしてて
そんでその後嫁から
「こないだ幸雄君にも言ったんだけど?」って感じで
それで一応「大丈夫そうなのか?」って聞いたら
カラカラ笑いながら「何ともない」って聞いて再度一安心
「でもちょっとはそういうのってあるんじゃない?」って食い下がると
ちょっと奥さん聞いてくださる?って感じのリアクションで
「いやそれがさ、ビックリするくらい無いんだって!」と強調
「ぶっちゃけ幸雄の事ってどう思ってた?」
「何とも思ってなかったよ。会社居る時も。
あ?達也君と仲良いんだな?って感じだけで」
「最初から気が許せる仲ってのが良かったのかな?」
「あ?そうかもね。しちゃっても全然そういう感情出てこないし」
とこんな感じで嫁もわりと気軽にこのプレイのことを話すようになってきた
以前まではやっぱりどこか、タブーとまではいかないけど
なんとなく気恥ずかしくて、こういう踏み込んだ会話はしづらい空気があった
でも一度こういう会話するとなんかスルスルとお互い本音で喋るようになった
共通の見解としては、このプレイやってからお互いのことをより一層意識するようになったってこと
嫁が笑いながら暴露したのは、最近昼間に俺に向けてのラブレターを書いているってこと
何度も書いては破ってを繰り返しているらしい
嫁曰く、かなり恥ずかしい内容だそうだ
俺は俺で結婚記念日に豪華なプレゼントを企画してたりして
それはまだ嫁に秘密だけど
でも幸雄とのプレイはそんなに特別な感じでもなくなってきた
嫁も「ああそういえば今日幸雄君来る日だっけ?」みたいな
「本当は結構待ち望んでたんじゃない?」って聞くと
「あはは?、そうそう」と明らかに冗談っぽい返し
「ぶっちゃけ気持ち良い?」って聞くと
「ううん」ってにやにやしながら首振ってた
「声とか出してる?」
「ええ??あんまり出ないよ?」とやはりにやにやしながら
でも俺と視線合わせない感じ
少なくとも俺としてる時くらいは出てるのに
「本当はイっちゃったりしてるんじゃないのか?」
「あ?、それは無い無い」
「本当?幸雄はいかしたって言ってたぞ?」
「演技演技」
とやはり目を合わせないままニヤニヤしながら返事
俺も問い詰めるような感じじゃなくて
二人ともにやにやしながらそんな会話とかするくらいこのプレイに慣れてきた
でもやっぱり相変わらず二階から嫁の喘ぎ声が聞こえてくると
異常なほど興奮する
その度合いは慣れるとか無い
もうリビングにいても
「あっ!あっあっ!……あっ、いくいくっ!いくっ!あっだめっ……いっくぅっ!」
って声が聞こえてくるくらい嫁は声出すようになってきた
もしかしたら俺とする時よりも声でてるかも
それで終わった後「声聞こえてきたぞ?」ってからかうように言うと
(でも内心すごいドキドキしてる)
「だって幸雄君が出せってうるさいから」
とあくまでわざと出してる風な主張の嫁
「ていうか聞かないでよ。マジで恥ずかしいよ」
と困ったように眉を八の字にして
苦笑いで上目遣いしてくる嫁が可愛すぎて辛い
抱かす→嫉妬して好きになる→抱かすがずっと蓄積してってる
今までなら殆どしなかった帰宅時に
「今から帰る」とか飲み会の時にちょくちょく現状説明したりとか
そんなメールをよく送るようになったりとか
ふとした時にほんの些細なスキンシップとかが増えて
嫁もそれをものすごい嬉しがってて
すごい充実した夫婦生活送れてる
それと並行して、「直接見たい」って交渉はしてた
嫁は頑なにNG出し続けてたんだけど
その拒否姿勢も少しづつ和らいでった
最初は「絶対やだっ!」ってちょっと苛ついてたくらいなのに
「え?……でもさ?……」と満更でもない感じでモジモジする感じ
でもなかなかOKは出してくれなかった
意外に幸雄も「本番見られるのはちょっと恥ずいな」とか言い出した
それは無視だけど
あと幸雄と二人で飲みに行く機会も増えて
その時プレイの感想とか聞かせてもらってる
これも嫁との会話同様で、なんとなく詳細を聞くのは怖いっていうか
気恥ずかしいとこがあったんだけど
意を決して聞いてみたらやっぱりすごい興奮してはまってる
酒が入ってるってこともあって
幸雄は自慢するみたいに喋ってくれた
「正直嫁ってどう?」って聞くとその時点で結構酒入ってて
赤くなった顔で「締まり良いよな」ってにやにやしながら言われて俺勃起
「てか身体がエロい。抱き甲斐があるっつうか。ああでもフェラは微妙。今俺流の仕込み中」とか
「イクとき思いっきり掴んでくるよな?イク時ってか感じてる表情がいいんだよな。
いかにも『感じちゃ駄目なのに・・・』って悔しそうでさ」
とか言われて、居酒屋なのにこっそりちんこ触ったりしてた
「惚れんなよ?」って言うと
「ああそれは無い無い。顔がタイプじゃない」って言われて
勿論それは友達同士の冗談の言い合いって感じだったんだけど
なんか俺どうもMっぽい感じで興奮することに気付いてきて
「俺の嫁じゃなきゃセフレって感じだった?」
とかわざわざ卑下するようなこと言って
それは流石に幸雄も気が引けるのか
「ん?ああ、はは」と誤魔化すように笑ってた
それでこないだの週末
いつも通り上から聞こえてくる嫁の喘ぎ声とベッドが軋む音に興奮してた
「あっ!だめぇっ!あっ!あんっ!・・・はぁ、はぁ・・・こんな、だめぇ」
俺の時と明らかに違うのは「駄目」って言葉がすごく多い
「あっ!あっ!あっ!だめっ!幸雄君だめっ!だめだめ・・・あん、あん、あんっ!」
もう俺に聞かすためにわざと大きな声出してるんじゃないか?
ってくらい激しい喘ぎ声で、でも
「んっ、やだはげし・・・もっとゆっくり、ね?ね?・・・声でちゃう」
って幸雄にお願いしてたから素なのかもしれない
「あんっすごい!あっ!やだっいく!・・・ゆ、幸雄君・・・あっあっあっあぁ」
「いけ!いけ!」って幸雄の高圧的な命令口調が余計興奮した
「あ、うん、幸雄君は?・・・あっ!あっ!あっ!だめ!・・・
幸雄君は?幸雄君は?あっだめっ!・・・いくいくいく!・・・っくぅっ!」
そんで十秒くらいして「・・・もー、はげしすぎ」ってクスクス笑う嫁
また「あっ・・・」って声出て
「あっ、あっ、あっ・・・ま、まだぁ?」
「もうちょい」
「あっあっ、すご・・・あっ!あっ!あっ!あっ!」
「気持ちいい?」
「え?あ、やだぁ・・・んっ、あ、そこやだ」
「いい?」
「い、いいけど・・・やだぁ・・・あっ、あっ、あっ、あっ」
「イッテいい?」
「う、うん、いいよ・・・あぁやだ、気持ち良い・・・あっ、んっ、んっ」
「あーやべ、すげえ出そう」
「いいよ。出して・・・ん、はぁ・・・あはっ・・・いっぱい出しなよ」
「いっぱい?」
ベッドが軋む音がゆるやかになって
嫁が素の口調でクスクス笑いながら
「どうせだったら、いっぱい出して、って思っちゃう」
「じゃあゴム外して良い?」
「駄目に決まってんでしょ」
「絶対そっちの方が気持ちいいって。ちゃんと外に出すよ?」
「そういう問題じゃないし駄目なものは駄目」とやはりクスクス笑う嫁
「じゃあ外で出すのは有り?」
「え?あ?、うん」
「口は?」
「でもいいよ」
「勝った、って感じになるから?」
「あはは、そうそう」
「じゃ今から口でいい?」
「・・・あ?、もうちょっと、してほしいかも」
「了解」
それでまだ激しく軋みだして
「ああっ!あっ!あっ!あっ!すごいっ!あっ!すごいよっ!
幸雄君!幸雄君!・・・・あんっ!あんっ!あんっ!ああ本当すごいっ!」
「気持ち良い?」
「やだっ、すごい、気持ち良い・・・あっあっあっ!すごい、気持ち良いぃっ!」
「ねぇ生でしちゃおうよ?絶対いいって」
「それは駄目だって・あっあっ・ていうかこんな時にズルい・・・。」
「ああ、でもやべ、もういきそ」
「いっ!あっ!あっ!・・・じゃあ、このままが良い・・・あぁんっ!あっあっ!」
「このまま?」
「うん!いって!このまま、いって!・・・一緒がいい・・・ああもう、すごい
あっ!あっ!あっ!・・・いくっあっ!幸雄君は?あっ!いこ?一緒に・・・
あっだめいくっ・・・いくいくっ・・・あっ、あああああぁっ!!!」
それで幸雄もイッたみたいで、暫く二人分の荒い息遣いが聞こえてきて
「あぁ、もう・・・すごいぃ・・・」って嫁のなんとも言えない声
「良い感じ?」
「うん、もう、すごい、気持ち良い・・・幸雄君・・・」
それでティッシュを取る音が聞こえてきたんだけど
「あぁ、だめ」と嫁の声
「一応、約束だから」と言って、その後「んっ、んっ」と音がしてきた
一分くらいして「はい、綺麗」と嫁
ちなみにこの間、俺は射精もせずに我慢しながらオナニーしてた
携帯の待受とか嫁の写真見ながら
ずっと「好きだ・・・好きだ」って一人で呟きながら
なんかこのプレイって慣れることがなくて
やればやるほど脳みその回路が焼けるみたいな感覚がある
それでいつものならこれで終わりなんだけど
「一緒にシャワー浴びね?」と幸雄の提案
「えー、やだよー」といつも通り終わったら素っ気無い嫁
すると幸雄から電話掛かってきた
上からは「えー、ちょっとー」と困ったような嫁の声
「何?」
「一緒にシャワー浴びていい?」
「それくらいだったら・・・」と返事
しばらくすると、二人並んで階段を下りてきた
裸で、手を繋いで
嫁は残った手で口元押さえてニヤニヤしてた
俺の存在に気付くと慌てて幸雄の背中に隠れた
それで「んじゃシャワー借りるな」って言いながら
俺のこと気にせず風呂場に歩いてく幸雄の背中に隠れて歩いてて
俺の横を通る時、幸雄の肩から少しだけ顔をのぞかせて
照れ笑い浮かべながら、ちょっとだけ舌をべぇ、って俺にした
幸雄の背中に両手を置きながら歩く嫁の姿は
ある意味今までで一番嫉妬したかも
後で聞いた話だと、この直前まで嫁は乗り気じゃなくて
でも幸雄が俺を嫉妬させてやれ、みたいな説得を嫁にしてたらしい
それで多少は乗り気になって、そういう態度を取ったんだと思う
しばらくして聞こえてくるシャワーと、楽しそうな二人の声を
俺はうろうろと浴室の前を行ったり来たりして聞いてた
「くすぐったい?」とか「も?やだ?」とか
すごい楽しそうな嫁の声は胸に響いた
ぐさりぐさりときた
不思議とそういう事のほうが落ち込んだ
性的に興奮出来ないから欝勃起から欝だけしかないってことなのかも
だからなるべくそれは聞かないように距離を取ってた
でも完全に離れきることもできなくて
中途半端な距離を置いてうろうろしてた
それが10分くらい続いたんだろうか
「達也ー」と幸雄が俺を大声で呼び声がした
俺は情けないことに、嬉しくて駆け寄ってった
蚊帳の外じゃなくなったのが嬉しかったんだと思う
ウチの浴室は廊下というかリビングに面するように小窓があるんだけど
そこが少し開いて「2回戦あり?」と幸雄が尋ねてきた
俺はすぐに返事出来なくて「おーい」って返事を催促する幸雄の声
「嫁は・・・?」カラカラの喉で、そう聞くことしかできなかった
「お前が良いなら良いって」と幸雄
「じゃあ・・・いいけど」
「じゃ、ゴム取ってきて」
「え?」
「いやゴム」
俺は漸くその言葉の意味を理解して、一人寝室へゴムを取りにいった
これも後で聞いた話だけど、この会話の時
嫁はしゃがんでフェラチオをしていたらしい
でも小窓が開いて、会話が始まると咥えるだけで
たまに舌で亀頭をぺろぺろと刺激するだけだったとのこと
嫁と友人のセックスの為のパシリをさせられて
俺はものすごい凹むと同時に同じくらい興奮した
寝室はまだ二人がセックスをしていた残り香が漂っていた
二人が脱ぎ散らかした下着や服もあって頭がくらくらした
俺は不審者みたいに周りと見渡すと
嫁の下着を拾って匂いを嗅いで
それで少し舐めた
我ながら気持ち悪いと思う
でも嫁が愛おしくてたまらなかった
直で感じる嫁の匂いはさらに頭がくらくらした
ゴムを手に浴室の前まで戻ってくと
中から明らかにフェラチオしてる音が聞こえてきた
音響もあってか、すごいやらしく聞こえた
実際、かなりねちっこいフェラだったんだと思う
ちゅっぱ…ちゅっぱ…って聞こえてきた
たまにリズムが変わって、じゅぽっじゅぽっじゅぽっ!
てなったのがすごいエロくてドキドした
しばらくそこで立って聞いてた
というよりも話しかけられなかったって感じ
立ち竦んでた
すると「達也遅いなー」って幸雄の声
「ちゅっぱ、ちゅっぱ・・・んー、だね・・・ちゅぱちゅぱちゅぱ」
ってフェラの音の合間に嫁の素の口調が聞こえてきた
もう居たたまれなくて、でも声掛ける勇気もなくて
少し戻ってわざと大袈裟な足音立てて近づいた
するとわかりやすすぎるタイミングでちゅぱ音が消えた
俺は「・・・はは」って苦笑いした
実際顔面はかなり引きつってたと思う
それで小窓からゴム渡すと
「達也君・・・」ってすごいか細い声
こんな弱弱しい声聞いたことないってくらい
「ん?」
あんまり長い言葉は喋れそうになかったからそんな返事しか出来なかった
「恥ずかしい・・・ここ居ちゃやだ」
とすごい可愛い声で言われた
勿論どんな顔や体勢で言ってたのかはわからない
俺はもう充分すぎるほどヘタってて
「聞かせてほしい」なんて主張できなくて
「わかった。あっち行ってるから」
「・・・ごめんね?」と小窓越しに会話した
でもそこから離れる勇気もなくてそのままそこで腰を下ろした
その時、囁くようなほんの小さな声だが俺は聞き逃さなかった。
俺に聞こえないよう小さな声で
「・・ていうか、ゴム・・いらなくね?」
「ほら、ここをこうすればすぐ入っちゃうし」
「あっ・・やだっ・ちょっと・・・あたってる・・外して・・怒るよ?」
「一瞬。先っぽだけだから」
「本当無理・・駄目だから・・離して・・」
そんな会話だったと思う。
きっと幸雄はゴムを装着する前は、生で嫁のに擦り当てていたのだろう。
「わかったわかった。ちょっと待ってろ」
ゴムを着けたのかしばらくすると、さっきとは違い普通のボリュームの声で
「そっち手ぇついて・・・腰もっとこっち向けろ」
って幸雄の声がしてすぐに
ぱん、ぱん、ぱん、と肉がぶつかる音が浴室から響いてきた
小窓は閉められていたけど余裕すぎるくらい聞こえてきた
「はっ、はっ、はっ、はっ」って犬みたいな声が聞こえてきた
俺はその場で体育座りで蹲ってて
その抑えた喘ぎ声聞きながらやっぱり勃起してた
しばらくすると嫁も我慢出来なくなってきたみたいで
「あっ、だめっ、あっ、あっ・・・あんっ!あんっ!」
って普通に喘ぎだして
「やだっだめ!だめっ!恥ずかしいって。恥ずかしいよ」って
懇願するように幸雄に言ってた
「達也君居ない?達也君居ない?・・・ねぇ達也君は?」
それで立ちバックのままだったかどうかはわからないけど
小窓が開いて幸雄が顔を覗かせた
俺とばっちり目があったんだけど
俺はしーって人差し指を口に当てて
幸雄もそれをわかってくれたみたいで
小窓閉めると「ほら、居ないって」と言った
「本当?本当?・・・あっ!あっ!あっ!あっ!」
またパンパン乾いた音が反響してきた
パシンッ!パシンッ!パシンっ!って感じのが近いかも
「あっやだイク!・・・あっイク!・・・あっあぁんっ!」
って大きく喘ぐと
「ね、ねぇ?ベッドいこ?」と甘えた感じの嫁の声
幸雄の返事は無く、またパンパンパンが再開した
「あっ!あっ!だめっ!あっ!・・・やだ、ベッドいこ?ね?・・・
はぁっ!あっ!んっ!んっ!・・・はぁ、はぁ、もう、ベッドでちゃんとしようよ・・・」
「なんで?」と幸雄
「・・・ちゅうしたい」と、びっくりするくらい甘々な声出す嫁
というか、「キスしたい」と言われたことはあるけど
そんな言われ方したことなくて、俺の興奮は今までで最高になった
幸雄は「え?」って聞き返して
「・・・ね?ちゅうしてしよ」ってやっぱり甘々な声出した
それと同時に、俺はちんこ擦りたくて少し体勢を変えたんだけど
その衣擦れの感触で射精した
殆ど何も刺激せずに射精した
俺は体育座りのままビクンビクンと痙攣してたんだけど
その間音が止んでたのは確認できた
俺が射精している間、二人が甘々なキスをしていると思ったら余計興奮した
射精の余韻に浸ってると、パンパンパンっ!と音がし出していて
やっぱり嫁は喘ぎながら「ベッド行こ?」とお願いしてて
幸雄は「面倒くさいしもうイキそう」みたいな事言ってた
「やだそんなの・・・あっあっ・・・ちゃんとしよ?ね?」
「達也にしてもらえって」
この直後、射精したばっかなのに最大の欝勃起におそわれた
正確には勃起はしてないんだけど
なんかやばい物質が脳みそからぐわぁって出た感じ
というのも「・・・幸雄君のが良い」と嫁がぼそっと返事したから
こういう時自分でもよくわからない行動をしてしまって
とにかくパニックって感じで、「あわわわわ」って本当に口から言葉が出た
それでなんかしらんけど、拝むように顔の前で軽く拍手を何度もしてた
「え?」って幸雄が聞いて
「・・・とか言っちゃったりして・・・」と嫁
でもその声は、どう表現していいのかわからないんだけど
本音だったからこそ、誤魔化してるっていうのがわかった
「マジで?」と幸雄が言いながら、やはりパンパンパンと音がして
「あっあん!・・・嘘に・・・決まってんじゃん・・・あっ!あっ!あんっ!
・・・あっ、そこっ、あんっやだ、おっきぃ・・・ああぁっ!」
その後幸雄がイったみたいで、何も聞こえなくなった
でもシャワーの音も何もない時間が続いた
もしかしたら無言でキスなり掃除フェラなりしてたのかも
というか多分そう
不自然なくらいに何も音が無い時間が長かった
一分くらい?してからシャワーが流れる音と二人がクスクス笑う声が聞こえてきた
俺は奥の方に引っ込んでて
最初に幸雄が脱衣所から出てくると
俺の方をちらっと見ると寝室へ行った
それで服を持ってきて嫁がそれ着て出てきた
嫁はニコニコしながら俺に寄ってきて
そのまま俺の膝の上に座ってきた
キスしてきた時うっすらと精液臭かった気がする
幸雄は俺と目を逸らしたまま
気まずそうにそそくさと帰っていった
先に幸雄との後日談を書いておくと
後日「なんか悪かったな」と謝ってきた
勿論幸雄に対して怒りとかあるわけもなく
俺はむしろ興奮した、と素直に伝えると
「お前すげえな」と笑っていた
話をその時に戻すと
その後いつもみたいにセックス、という流れだったんだが
その直前に射精してたこともあったし
多少なりともショックはあったので中々起たなかった
そんな中、お互い裸でベッドで抱き合ってるだけみたいな時間があって
俺は俺で例の発言を問いただそうと思いつつも実行できず
変な無言の空気が流れてたんだけど
嫁の方から「なんか今日ね、幸雄君のが気持ち良いって言っちゃった」
って自分からあっさり告白してきた
俺はびっくりしてしまった「お、おう、そうか」
と何故か逆に落ち着き払った演技をしてしまった
「ごめんね?」と苦笑いで謝られて男のプライドはずたずた
意を決して「実際のとこどうなんだ?」と聞いた
「え?ん?、あれじゃない?変なことしてるから、それでドキドキしちゃってるだけだよ」
と嫁は少し気まずそうにそう言った
納得できない人もいるかもしれないが
これはこれで嫁の本音だと思う
このプレイをしてから気付いたことがあるが
嫁は俺や幸雄が「どちらのが大きいか?」とか「どちらのが気持ち良いか?」
なんてことを気にすることが、不思議で不思議で仕方ないらしい
どちらが大きかろうが気持ち良かろうが
そんな事を気にすること自体がナンセンス
というような事を直接嫁に言われたこともある
「どっちでもいいじゃん。好きなのは達也君なんだし。
そりゃHしちゃったら、多少は気持ち良いよ。
達也君と幸雄君とか、最初から比べるのがおかしいレベル」とは嫁の談
とはいえそれが男のプライドの一大事というのは理解してはいるらしく
一応俺の気持ちを考慮する言動はしてくれていた
喘ぎ声とかがあくまで演技と言い張るのもそういう事なんだと思う
ただこの時ばかりは、正直に言うべきだと思ったんだろう
もしくは声が聞かれていたのがわかっていたのかもしれない
とにかくそれで、嫁は自分から告白した後ニコニコ笑いながら
「今日はちゃんと二回してね?」と言った
ちゃんと二回した
やたらとキスを求められたのは
幸雄のお膳立てのようで釈然としなかったが
それもまた欝勃起の要因となった
それにやはり「ちゅうして」とは言われなかった
ただ当たり前だけど、幸雄には言わないけど俺には言うという台詞もあって
「好き」とか「愛してる」はそのショックを補うほど言ってきてくれた
勿論俺は生で中田氏
そろそろブレーキが必要なのかと思うこともあるけど
幸雄は幸雄で嫁をタイプでもなんでもないと言うし
嫁は嫁で幸雄を、セックス以外は興味ないと断言してるから
焦燥感というほどのものはまだ無い
明日は金曜日だけど今週のプレイはお休み
嫁から旅行を誘ってきた
「幸雄とH出来ないよ?」って冗談言ったら
「あーはいはいそうだね。あー残念だなー」と棒読みで言っていた
その後俺の肩をぽんぽん叩いてきて
まるでどこかのお偉いさんみたいな口調で
「君が満足させてくれたまえよ。ん?」と言ってきた
とりあえず最近はこんな感じです
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