08月11

歪んだ復讐(小説風)


二年近く前の事だけど
あんまり自分の感情を煽らないように小説風に書くよ
自分をもう一人の自分から見た様な書き方にするね。
壊れてしまいそうになるからさ。
質問、疑問なんでもぶつけてくれい、出来る限り答えるよ。

あれから二年以上経ちなんとか俺は生きてる。
激動と言ってももっと辛い奴もいるだろう。
それに自殺や失踪等心の闇に覆いつくされて居なくなる人も
居る中で、俺はまだマシな方かもしれない。

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会社辞める←ここから話は始まっている。下の事件からは半年後。

今から二年前の事件

一年半前のある日
ふと目が覚めると、夢の中だったとわかる。
夢ではりさと楽しく何かを話してる。
(●文中のりさは彼女)
クーラーが切れたせいで暑苦しく目が覚めた。
俺は仕事を辞めた。20歳で入社した海産物商社を
4年で辞めた。今はアルバイトで生計を立てる身だ。
辞めてまだ半年しか経ってない、夢を見た日に思い出すのはりさの笑顔だけ。
何を話していたのかは夢の中では判らない。
バイトへ向かう用意をする。休みは比較的取りやすいが
毎日の運転はかなりキツイ。おんぼろなトラックを転がすのにはうんざりだった。

外の風が気持ちよく耳をすり抜けていく。
自転車で坂道を下ると、いつものトラックが待っている。
タイムカードを押し運転席に乗り込むと、バックミラーには
写真の中のりさが優しく微笑みかけてる。
キーをねじる、咳き込むエンジン、今日も長い道中がはじまる。
孤独な車内は俺には寂しすぎる。半年前あの事件が俺の
生活を変えてしまったのかもしれない。俺はこれからどうするのか
何処へ行くのか、運転していると直線道路の向こうに何があるのか
と探す時がある。そこには道しか無いのだけれど俺には何かが
見えるような気がしてならなかった。

都内で荷物を積み込み、郊外へと走り出す。
りさと最初に出会った場所秋葉原を横目で見ながら
なんとなく今でも歩道を探してしまう。もしかしたら居るのではないかと・・・
同僚は俺に元気が無い、目が死んでるよ?と冗談で言うが
それは本当の事で、ここ半年間俺はは何にすがればいいのか
判らない状態で生きてきた。
一時期病院に行くと薬を渡された。精神安定剤と睡眠導入剤だった。
しかし、それを飲む事はりさに申し訳ない様な気がして飲めないでいた。

荷物を降ろし、帰路につく。
今日は雨だ。歩道橋を渡るカップルが見えた、傘一本で二人で入っている。
自分とりさが重なる。熱いものがこみ上げてくる。怒りと悲しみという様な
単純なものではなく、もっと黒い物。手が震える、ハンドルを叩く。
赤信号で止まる、そして落ち着き再び走り出す。
車庫につき自転車にまたがり、坂道を登っていく。雨に打たれても
あまり気にならなくなった。家に着くとりさからの手紙が入っていた。
メールのある時代に手紙とは。りさらしい。

「こんにちは、お元気ですか?あれから半年以上が経ちました。
私は元気です。お元気ですか?もう○○君とは会えないと思います。
今は病院です。私は妊娠してました。辛いことですが、この事実は
隠しておけません。(個人情報削除)これからは新しい人を見つけて
幸せになって下さい。うちの両親に住所教えてくれてありがとう。
本当は会いたい、会って話したい、会って手を握りたい。でも
全ては私の不注意でこうなってしまいました。もう会えないです。
さようなら、りさ。今までありがとう。」

玄関で嗚咽した。
この半年の溜まっていた物全てが吹き出るように泣いた。
となりのおばちゃんが出てきて
「あらお兄ちゃん!どうしたの!お茶でも飲みなさい!ほらっ!」
おばちゃんの家の玄関でお茶をすすり、鼻水をすすり、涙をすすった。
かいつまんで話すると
「辛いねぇ、辛いねぇ、でも、変な事考えちゃいけないよ、警察にでも
やっかいになれば、彼女も喜ばないよ、早まっちゃだめだよ。」

その夜、俺はりさの両親に電話した。
りさの入院してる病院を聞いても教えてくれない、そして最後に
忘れて欲しいと言われた。俺が居る事で事件を再びりさが
思い出してしまい暴れるからだと言う。
病状を聞いた、そしてこれからも病状だけは知らせて欲しいと
頼み込んだ。
今の病状は錯乱状態で安定剤を投与していると言っていた。
これから子供をおろす施術をし、精神的安定期を迎えて退院させたいとの
事だった。カウンセリングにもかかっていて、
りさの家は新しい土地へ移転する。

母親の口調はあなたのせいよ!と言わんばかりの口調で
俺は何も答えられなかった。
父親にかわったが、責める口調は変わらず、俺は受話器を置いた。
手はわなわな震えるだけで、頭は真っ白な塗料をかけられた様に
段々と白に侵食されてく、そしてその後に、黒い真っ黒な
塗料が上塗りされてく、俺が俺で無くなった様な特異な気分だった。
携帯を持ち、りさへメールを送った。着くはずの無いそのメールはすぐに帰ってきた。
メールセンターからの不着のメールだった。
全てが殻になった瞬間だった。感情が取れてしまった。
涙も出てこない、怒りも無い、冷静な俺がそこには居た。

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会社辞める

今から二年前の事件←ここからこの辺りについてのお話。

あの日電話が掛かって来たのは夜中の3時だった。
泣きながらりさは「もう会えない、もう会えない」と連呼し
居場所も判らなかった。
とにかく玄関を出て車で向かう所もわからずに駅方向へむかった。
途中で電話してもりさの応答はなく、メールで
「もう会うのやめよう、私好きな人できたの!○○君とは別れます」
とだけメールが来た。
何処に居るのか尋ねるメールを何回も送信した。

その日を境にりさとは会えなかった。
その日りさは、サークルで飲み会があるから
帰りは遅くなるかも、でも、終電前には絶対帰ると約束していた。
次の日もメールするが、返信は無く、電話も通じない。
俺はパソコンでそのサークルを調べたが、検討が付かない。
りさが前にうちに来た時のパソコン貸して?と言っていたのを
思い出し、履歴から探し出すと、一件のサークルが見つかった。
メンバー制度で部外者は見られず、メンバーのみの閲覧許可だった。

その夜、メールが来た。
「私、ある人が好きになっちゃったの!だからゴメンね、酷い女でごめん
それと、私実家に帰るね、最後の挨拶も出来ずにほんとゴメンね
向こうで彼と仲良く暮らします、○○君も元気でね?じゃね」

それが最後のメールだった。返信したがあて先不明。
愕然とした。りさが裏切り?いや、好きな人が出来たなら仕方が無い。
でも諦めきれない、好きなんだよ。そんな思いが交錯する。
すぐさま車に乗り込みりさのアパートへ行く。
真っ暗な部屋を叩いても誰も出てこなかった。
もう、この部屋には誰も居ない。そして帰ってこない事を確信した。

そのまま家に帰り、あの夜何が起きたのかを知りたかった俺は
パソコンを叩いた。そのサークルに入会し掲示板を見たかった。
すぐに入会申請し答えを待った。
パソコンデスクでうとうとしていると朝になっており
日は高く上っていた。会社に休む事を継げシャワーを浴びた。
りさの使っていたシャンプーやボディソープが並ぶ風呂場は
それを見るだけでりさを思い出す。

メール欄に新着メールが来ていた。入会許可が下りたのだ。
俺はすぐに挨拶をした。そのサークルは人数こそ多いが
掲示板に来ている人数は5人程で、俺はハンドルネームを「なお」とした。
過去の履歴を読み返すとやはりりさが泣き喚いて電話してきた夜に
オフ会という名の飲み会が開催されていた。
その中で主催者の「こうじ」とう名と、その彼女らしき人物「ゆりえ」
そして、こうじの友人の「とおる」、メンバーの「ゆき」「たろう」。
この5人がオフに参加していた事が判った。りさの名前は
無かった、辞めてしまったからか、発言もメンバー表にも無かった。

ただ、りさへのレスをしているメンバーも何人か居て
飲み会が楽しみな事、はやく皆と騒ぎたい趣旨が書かれえていた。
なにが起きたのかわからない俺は、オフ会に参加する事で
いろいろ聞き出そうと考えた。これしか方法がなかった。

約3週間後、音信不通のりさを心配していたが
俺は段々と、本当に好きな人が出来て、りさは俺の元を去って行った
んでは無いかと少し心が揺らぎ始めた。
そこで飲み会を開催しますとの事で参加する事を決めた。
会場にはすでに5人が来ていた。
「ゆうじ」「ゆりえ」「とおる」「ゆき」「たろう」そして俺「なお」。
はじめましてぇ?とゆりえが言う。
とおる「おぃ、お前イケメンだからってニタニタしてんなよww」
ゆりえ「え?っ!だってぇ?いいじゃんww」

一通り挨拶を済ませてから飲み始める。
しかし、酒が喉を通らない、疲れているのか飲むとすぐに目が回ってしまい
どうにも酒が入っていかない。
俺は会場でウトウトし始めた。深い眠りに入れない、うとうとと眠気が襲ってくる。
ゆうじ「そろそろ、帰ろうか?なおちゃん寝ちゃったじゃんw」
ゆき「そうだね、お開きにしようかぁ?」
様子見期間は過ぎていった。

俺はゆうじに寝てしまってごめんとメールをうち、他のメンバーにも
同様のメールを打った。ゆうじはいたく感激し、仲間だろう?元気出せよ!
と返信が来た。俺はなるべく皆と仲良く勤め、信用してもらえるまで待ち
りさのことを聞いてみるつもりだった。
この頃には掲示板に張り付き、呪われた様にリロードを押していた。
会社の休暇は使い果たし、首になる寸前だった。

最初の飲み会より二ヶ月?もしくは三ヵ月後
俺はサークルの中心メンバーとしてゆうじより信頼されていた。
実際、このメンバーがりさに係ってなかったとしたら、上手くやっているだろうな
と思わせるほど溶け込んでいた。
そして半年近く過ぎた日に「ちか」という女の子が入ってきた。
若く、ミニスカートで座ったり立ったりすると、下着がモロに見えるような格好で
胸ははだけたようなギャル風の女の子だった。
会話は楽しい子で、俺とよく車の話をした。

一次会が終り、二次会に入ると酔いも回り始める。
たろう、そしてゆきは帰っていった。ゆうじ、ゆりえ、とおる
の三人と俺、ちかの5人で二次会へ向かった、俺はちかに大丈夫かい?
早く帰らないと終電がなくなるよと忠告したが、ちかは「眠い」「眠い」
と連呼するだけで、身体に力が入らない様だった。
ゆりえが言う「私の家泊まっていけばいいじゃん」
ゆうじ、とおるも口をそろえて「そうだね、そうだそうだ!」と言う。

二次会も早々に切り上げるとゆうじととおるが小声で俺に言う
ゆうじ「なおさ、誰にも言うなよ」
俺「ん?何の事?」
ニヤニヤしながら言う。
ゆうじ「俺達これからさ、ゆりえんとこ行くんだけど、お前も来る?」
俺「あれ?だって、ゆりえさんの家ってちさちゃんが行くんじゃないの?」
とおる「そこでだよ、なお」
ゆうじ「誰にも言わないなら連れてくぜww」

ゆうじ「つまりさ、ゆりえんちでやるんだよwww」
俺「えぇ?」
ゆうじ「ちさとか言う女をやるのww」
とおる「ねちゃってっからわかんねぇしさ」
俺「それって・・・ゆりえさんは?」

ゆうじ「あいつ?あいつは見物www」
とおる「芸術の為とか言ってるよw」
ゆうじ「いや、この間もね、りさとか言う女をさ、とおるがかみさんと最近つまんねぇ?
って言うから、飲ませて寝ちゃったからってしちゃってさww」

とおる「そぅそぅ、ミニスカートのかわいい子だったよなww」
ゆうじ「何言ってんだよ、中だしまでしといてwww」
俺「えっ・・・」
吐き気がする、この場でこいつらを殺してやりたい気分に駆られる
しかし、俺はわなわなと震えるだけで何も出来ずに居た。
とおる「おぃ?なお調子わるいのか?大丈夫か?」

ゆうじ「でも、あの子居なくなっちゃったなw途中で気が付かれた時はビビったけどさw」
とおる「お前が二発目は俺!とかゆりえちゃんが寝てから言うんだもんよぉww」
ゆうじ「つか、お前の後はイヤだなw」
とおる「ゆりえちゃんが居るじゃんかよ、お前は触るだけだって言われてたじゃん!」

俺「ゆりえさんの許可もらってるの?」
ゆうじ「まぁな、あいつとはなげーしw 時々つまんねー時は刺激が欲しいんじゃねーのかな?」
とおる「といいつつ、俺とやらしてくんねーしw」
ゆうじ「お前には綺麗なかみさんが居るだろうがw」
とおる「あいつ全然つまんねーんだもんw」

クソだ!こいつらはクソだ!
飲み会と称して集まってきた女を食い物にしてるだけのクソ野郎だ。
ゆうじ「だからさ、なおも来てさ、一緒に楽しもうよ、すげーきもちいし中だしし放題だぜww」
俺「バレないの?」
とおる「う?ん、いままでバレたことないかな?飲みすぎレベルだから、ローション塗って入れるだけww」
ゆうじ「でも、りさとか言う女は途中で気が付いちゃって、泣きながら出て行ったっきりww」

とおる「お前、そりゃかわいそーだよ、俺のが入ってる写真とかありえないしwww」
ゆうじ「どうする?なお行く?」
俺「う・・・うん、やめとく」

そこへゆりえからゆうじの元へメールが来た。
「ちさちゃん、起きて帰っちゃったww」
それをみた二人は「なんだよ!くそ!」と言いながら帰路についた。
俺も帰路についた。帰り道でゲーゲーと吐いて家の玄関を開けた。
三時間以上歩き続け、玄関に入った途端から記憶がなかった。

朝なのか、夜なのか、時間間隔を失い玄関で目が覚める。
自分が何処に居るのかさえも判らなかった。
うっすらとリビングから差し込む光がとにかく夜が明けたことを伝えていた。
昨日の話しがなんとなく頭を反芻し、しだいに大きくなる。
・・・・「でも、りさとか言う女は途中で気が付いちゃって」・・・・
・・・・「途中で気が付いちゃって、泣きながら出て行ったっきりww」・・・・
・・・・「すげーきもちいし中だしし放題だぜ」・・・・
・・・・「もう会えない、もう会えない」・・・・

・・・・「もう会えない、もう会えない」・・・・
ピンポン♪、ピンポン♪。はっと我に帰る。
「すいませ?ん、先輩?います?先輩?」
時計をみた、もう10時を回ってる、俺は起き上がると尋ね人を迎えた。
会社のAだった、俺が来ないのを見かねて派遣されたらしい。
この時もうこの会社には居られないと悟った。
それに仕事を続けてゆく自信すらなく、ぽかーんと空を見上げるだけだった。

次の日、辞表を出した。
しかしながら収入がないので、とりあえずバイトを覚悟した。
辞表を出した帰りに雨が降ってきた。
これなら泣ける。雨と一緒に涙が流れても人に見られることはない。
ぽろぽろとこぼれる涙は地面へと落ち雨と混じりあう。
こんな様に俺の心も何かと交じり合ってくれれば少しは和らぐのだけれど
怒りと悲しみとりさを失った喪失感、そしてやつらに向けられる怒りと
やがて心は黒い闇に覆われてゆく。ぽちゃん。と涙が落ちる音さえかき消すように。
耳はキーンという耳鳴りと共に何も聞こえなくなった。

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自殺未遂から復讐の序曲←ここからこの辺りについてのお話。

会社辞める

今から二年前の事件

ふと目が覚めると、夢の中だったとわかる。
夢ではりさと楽しく何かを話してる。
免許を取りに来た教習所でがむしゃらに勉強して
最速で取った大型免許。その待合室で目が覚めた。

そんな日からもうだいぶ日がたった。
俺は復讐する事に決めた。出来ればこのトラックでひき殺してやりたかった。
だが、牢獄に入る俺をりさは望んでは居ないだろう。
怒りも何も感じない日々が続いた。だけれど、昨日の夜に
あの責めるような口調の母親から電話があった。
りさが病室から抜け出して自殺をしようとしたという話だった。
飛び降りなのか、手首を切ったのか、首吊りなのか
母親は何も言わなかったが、命に別状は無く今は寝ているとの事だった。

相変わらず責め口調は変わらないが、それは親として当然の事だと
理解した。自分の娘が犯され孕まされ、その結果自殺未遂まで追い込まれる
とはどの親も見てはいられない光景だろう。その怒りの矛先は俺に向いて
当然だと思う。俺がもっとりさを見ててやれば、こんな事は起きなかったかもしれない。
復讐なんてきっとやつらとやってる事は同じなのかも知れないと思うときもある。

精神的ダメージを与えるには、誰を一番効率的に責めればいいのか
それを考え続けた。答えは簡単だった、同じ目に合わせてやればいい。
ゆりえととおるの妻に同じ事をしてやればいいんだ。
下らない・・・同じレベルまで下げてまで俺は相手に痛みを与えようとしてるのか?
しかし、答えはYESだった。心に秘めたまま普段は冷静に勤めてる俺を
彼らには見抜く力があるだろうか。

飲み会に再び呼ばれた。
きょうはとおるの妻「きょうこ」が来る予定だと言う。
ゆうじ、ゆりえ、俺、とおる、きょうこ、五人で飲む酒だがあれ以来
俺は酒の味が美味しく感じられない。きょうこは美人ではないがちょっと厚い唇をした
髪の長い子で、エロ話になると自分がドMなんだ!と暴露する様な子だった。
いっぽうゆりえは何でも興味津々な子で、今までのの男がゆうじだけという
一見一途そうに見える子だが、何かのきっかけさえあれば平気で流されてくと
俺は読んでいた。

作り笑いとおべっか使い。二人の女性を綺麗だカワイイだと褒め殺した。
彼氏のゆうじ、旦那のとおるも相方を褒められて満更でもない様子。
案の定会の終盤にみんなでメールアドレス交換しようという事になった。
とおるは俺に自分のかみさんのメールアドレスが知られるのを少し躊躇している
様子だったが、きょうこは教えて、教えてとせがんだ。
俺はあえて教えたくない様なフリをして、教えるのを躊躇いがちにして
いたが、結局旦那のとおるが後で教えるという事で決着が付いた。

そしてその夜、すぐにきょうこからのメールが届いた。
もちろんとおるに見られているだろうと思い、当たり障りの無いメールを返信。
こんばんわと言われれば、こんばんわと返す、そんな日が続いた。
一方ゆりえはめったにメールをよこさないが、時々忘れた頃にやってきた。
こちらもとおる同様ゆうじが見ていると思い当然当たり障り無いものを返信した。

お互いの仕事やプライベートが忙しくなり二ヶ月が過ぎようとした頃に
きょうこからメールが来た。相談とは言うが明らかに遊びたいという意思のメールだった。
とおるとは冷え切っては居ないものの、ゆうじとゆりえが居ないと私たちも話さない関係
になっている、どうにか解決策はないか?という物だった。
そして最後に「このメールはとおるには見せませんから」と書いてある。
俺にはまだ罠の様な気がしてならず、適当にあしらっていた。

段々とメールが来る間隔が短くなり、仕舞には毎晩来るようになった。
そこにはとおるが帰ってこない夜は寂しい、遊んで欲しいと書いてある。
そして、暇なら会えないか?とまで書いてあった。それも時間まで指定して
場所まで事細かく書いてある。
「夜10時、○○駅のミスドで待ってます、来れるなら返信お願いします」
俺は時間ギリギリの9時半にメールを返信した。

そこには紺色のワンピースを来たきょうこがコーヒーを飲んで待っていた。
「こんな所、とおるに見られたら二人とも殺されちゃうよw」と言うと
「大丈夫、今日彼居ないから」
「相談ってのは何?」
「忙しい?」
「いいや別に忙しくないよ」

極力優しく、親身に、まるで彼氏の様にと思えば思うほど
りさが頭の中に出てくる。冷静さを保つのに挫けそうになる。
相談を聞くと、夫婦仲が最近あまり良くないと言う事だった、ゆうじと飲みに
行ってばかりで、誕生日さえ忘れる始末。おかしいと思って調べてみると
ゆりえと三人で何かしているみたいなんだけど、それが判らない。
もう彼を信じられなくなってる。どうしてよいか判らない。

俺は前に出ている手を取り、ぎゅっと握って問いかけた
「大丈夫、彼はいい人だよ、付いていってあげなきゃ」
りさ・・・俺は最低な男だ。
りさ、俺はいろんな人を騙して陥れようとしている。
関係ない人まで巻き込んで人の家庭を壊そうと企んでる。
りさの為なんてずるい事は言わない・・・
自分のぽっかり抜けた穴を埋める為だけにやっているのかもしれない。
俺は・・・俺は・・・りさ、どうすればいい。教えてくれ。

きょうこはハンカチで涙を拭うと、これからも会って欲しいと言い出した。
俺は拒否した。「こんな密会は彼を裏切ってしまうよ」
しかし、きょうこは引き下がらなかった
「なら、二人で密会できるところで会えば・・・」

俺は笑いながら言う、「じゃラブホテルしかないよww」
真剣な顔できょうこは「そ・・・それでもいいです」
なにか怯えてるような顔をしているきょうこを見て
「そんなに無理しちゃダメですよ」と笑いかけた。
「無理じゃないです、今日でもいいです」
コーヒーを口からこぼしそうになりながら
「今日?」
「はい・・・」

俺はきょうこと電車に乗った。隣町にあるラブホテルを目指してる。
きっとココまで来たら引き下がれない。冷静になって、俺の目的はなんだ?
あいつらを同じ目にあわせる事だ。俺には今それしかない。
馬鹿と言われようが、レベルが低いと言われようが構わなかった。
もう止められない、歯車は回り始めた。

電車の中では二人とも無言だった。
俺はとおるから寝取る事が出来る、しかしこれは犯罪に近い。
ばれれば慰謝料という問題になってしまう。慎重にやらなくては。
最初に口を開いたのはきょうこだった
「あの、彼女さんとか居るんですか?」
「あぁ居ましたけど・・・」
「ごめんなさい、変な事きいて」
「いえいえ」

部屋に入ると、誰が決めたわけでもなく順番にシャワーを浴びる
きょうこはよく来るのだろうか?部屋がSM部屋になっており
磔やロープ、手かせ足かせでベッドに固定できる様になっている。
そして、この部屋のボタンを押したのは彼女だった。
俺がシャワーから出ると、彼女はバスタオルを巻いたまま
ベットに横たわっていた。
「なにします?」わざとらしく俺は聞いた。

「えっ・・・好きなようにして下さい」
「きょうこさんは自分でドMって言ってたよね?」
「はい・・・」
「縛ってもいいの?」
「いいです」

ベッドに足かせと手かせで固定して身動き取れない様にしてから
短い鞭状の物で優しく叩いた。「んっっ」ぐぐもった声がきょうこの口から漏れる。
脚、もも、腹、胸と順々に叩いていくと「はぁ」とため息まじりのいやらしい声を
あげ始めた。「感じてるの?」「はい・・・」
開いてる股の間を覗くとテラテラに光った濡れた陰毛がべちょべちょのふとももに
絡み付いてる程に濡れている。
「いじめてください」
そんな言葉を言うと、息が荒くなっている。

「お前はエロい女だな」
「はい・・・」
周りを見回すとポラロイドカメラとマッサージ機(電マ)があった。
俺はスイッチを入れると乳首にあてがう。
「あぁ」
「イク時にイクって言えなければこの姿写真に撮るからね」
「あぁ、辞めてください、うぐぅ」

乳首に当てたまま自分の物を相手の口に押し込んだ。
「しっかり咥えるんだよ、きょうこ」
うぐうぐと吐きそうになりながらも喉奥で咥え込むきょうこ。
そのまま乳首に電マをあてがいながら口の中で放出した。
「ほら、きょうこ!出すよ!」
「下さい、下さい!」

唇横から白い精液を漏らしながらはぁはぁと荒く息をしている姿を見ても
寝取ったという間隔にはまだ程遠い間隔であった。
すぐさま電マを股間に持ってゆく、濡れているので電マはビチビチという音
を立てて振動を繰り返す。
「あぁ、あぁ」弓なりになるきょうこの身体。軽くいったようだ。
「今ちゃんとイクって言ったのか?」
「ごめんなさい」

俺は遠目から縛り付けられてるきょうこを写真に収めた。
ぎゅ?んと出てくる写真はまだ真っ白だが、徐々に浮き出てくる白い裸体。
現像を待たずに俺は再び股間に当てスイッチを入れた。
ぐっとこらえて、眉間にしわをつくりながらも必死で快感に耐えている様子だが
電マをクリ側へ少し動かすときょうこの限界だった。
「あぁ、いきます!もう・・・あぁいきます!あぁもうダメぇ」
じっとりとシーツを濡らすほど溢れかえり弓形の身体が元のところへ返ってくるのに
時間がかかるほど突っ張ったきょうこの身体は快感に犯されてる。

「いい子だね、ちゃんと言えたね、じゃ御褒美だね」そう言うと汗だくのきょうこの
身体を再びファインダーに収めた。「いやぁ」身体を捩じらせて嫌がるきょうこだが
身体は赤く染まっている。
「御褒美ほしいの?」
「ほしいです」
「何が欲しい?」
「ちん○ん入れてください」

「ん?旦那にも同じ事言ってるの?」
「言ってません、言ってないです」
するりとあてがうとすんなり入っていった。電マの振動でクリはびんびんに尖り
あそこの周りはじゅぐじゅぐに濡れてシーツまで達していた。
「うぐっ・・・」
「ほらっ、御褒美だよ」
「あぁ、あぁうれしぃ」

久しぶりのセクロスに俺は猛烈な射精感に襲われた。
ぴくりとも動かせなく固まってしまう。
落ち着くには簡単だった。この行為は本当の愛なんてものではなく
歪んだ復讐の一部なんだと言う事を思い出すだけで萎えてくる。
持続するように勤めてはいたが、身体のほうは素直なもので
そろそろ限界に達していた。
「きょうこ、どこに欲しいんだ?」

両手、両足を捕らえられベッドで大きく広げられらままの姿で
間に挟まった男から挿入される快感を貪っていたきょうこは
ふと我に帰った様な顔を一瞬すると「顔にかけてください」とぽつりと言う。
もちろん最初から顔になんてかけるつもりは無かった。
胸を鷲づかみにすると、ひゃと悲鳴をあげ、その胸を持ったまま
ピストン速度を増していった。
「あぁ、顔に・・・お願いです。顔に・・・」

射精前の一回り大きくチソチソが膨らむのを中で感じ取っているきょうこは
「飲ませてください、あぁ・・・もうダメぇ、いく、いっちゃう」
「きょうこ、綺麗だよ、このまま、きょうこの中まで犯すからね」
「あぁ、だめぇ」
「今日から、俺の女だね、奥まで入れてかき回すよ」
「うぐぅ、ぐっ」

「中でいくよ、きょうこ」
「あぁ、お願いです、外に、外に・・・」
胸を鷲づかみにしたまま強烈な射精感に襲われ、腰を一番奥の
なにか軟骨のような柔らかさを持った入口に押し当てる。
その瞬間、大量の精液が通過するのがわかり、頭の中を光が駆け抜ける。
「うぅっ、きょうこ!出すぞ!」
ビクンと跳ね上がる竿をしっかりと咥え込んで支えてるきょうこの股間は
じっとりと濡れ、中の内壁は竿を中へ中へと導く様に蠢いてる。

「あぁ、だ、だめぇ」
しばらく固まったままの俺は、やっと射精を終えたチソチソを抜くと
その割れ目がら濃いゼリーの様な液体が、シーツに向かってドロリと垂れて
いくのを見守ってる。
きょうこは肩で息をするほどになり、荒い吐息で涙を浮かべていた。
「どうしたの?」俺はしらじらしく聞いてみた。
中だしされて泣いているものとおもいきや答えは意外だった。

「気持ちよすぎで涙が・・・」
「まだ終わらないよ、今のは御褒美、後は躾だね」
「えっ?」
これで終りかと思っていたのだろうか、えっ?という答えが返ってきた。
優しく足かせ手かせを取ってやり、シャワーを浴びさせる。
出てきた部屋は暗くしておき、次にそのまま磔台に持って行き
「X」の字に立たせたまま磔にする。
アイマスクをかぶせ視界を奪い、俺は自販機からいろいろな物を
物色し、面白そうなものを買い揃えてみた。

適当に鞭状のものでぴちぴち叩いていたら、ぽたぽたとお漏らししながら
きょうこはいった。「もう・・・だめぇ」
蝋燭の炎がつくと、ほんわかと明りが灯る。おれはそれを股間に近づけた。
「あぁ、熱い」
ちりちりと陰毛が焼け、独特の匂いが立ち込める。
「きょうこ、お前は毛が邪魔だな」
「ごめんなさない、ちゃんとお手入れします」

伸びている毛の大半を焼き切ると俺は蝋燭の蝋を乳首にかけた。
「あぁ!」最初は驚いていたが、規則的にポタポタと垂らされる蝋のリズムに
垂らすたびに、吐息が漏れるようになった。
両乳首が真っ赤な蝋で固められるときょうこはまたしてもお漏らししながら
「みないで、みないでぇ?」と叫び絶頂に達した。
その淫らに乱れた顔を俺はファインダーに納める。
後ろからやっと触ると、敏感になっている肌はびくびくと振るえて
わき腹を触る頃には、「御褒美・・・御褒美下さい」と言い始めた。

ローションを尻に垂らすと、小指で尻穴を刺激しはじめる
「あっ!お尻は・・・お尻はダメです、お尻・・・いやぁ」
たっぷりとほぐすと、ぷっくらと膨らむアナルに変身する。
親指までずぼずぼ入る位にほぐされ、ローションを注入されるきょうこ。
足かせを取り、後ろ向きにさせると、アナルにあてがいじりじりと挿入した。
「うっ、あぁお尻だめです・・・あぁ」

根元まで入れると肩で息をしているきょうこ、しかし抜こうとすると
「お、お尻きもちぃ」とよがりだした。
締め付けが薄く、ぬめりばかりなのであまり気持ちよくない。
マムコに見せかけて後ろから強めのピストンで腰を叩き付けた。
「きょうこの身体の中も犯してあげる」
「うぐぅ、くるしっ」
「うんちする穴に射精してあげるよ」
「いやぁ、もう、もうだめぇ」

そのまま尻を抱えてぴったりとくっついたまま射精する。
根元の締め付けが増し、精子が通っていかない。
半分くらい出たところで抜くと、止まっていた精子が
また噴出し、アナルにびゅびゅっと白い痕跡を残して
濡れたマムコに伝い落ちていく。
「熱いです、お尻・・・」

俺は解いてやるとシャワーへと導いた。
身体の隅々まで洗わせて再び出ると、きょうこは帰り支度を始めていた。
ブラをつけてる姿を後ろから抱きしめ、そのままベッドへ引きずり込む
「えっ?あっ!」
俺はベッドの電マを取ると、再び股間に当て続けた。
「うぐぅ」
20分も当てていると、土手は盛り上がり膨らんだクリは超敏感な
性器と化していた。きょうこは何回もいき、手足が痙攣する程に
快感が駆け抜けている。

「あぁ、もう、もうダメですぅ・・・あぁあぁぁ、また、またいっちゃう!イク!いく!」
汗がシーツを濡らし、人の形が出来るほど濡れている。
電マが熱く加熱し持つ手も疲れてきたので、停止させると
きょうこは、半分意識が無いような状態のまま手足が時折ビクッビクッと
動いて居た。
20分ほど休憩すると、きょうこは立ち上がり
「あぁ、もう気持ちよすぎちゃって・・・」

シャワーを再び浴びて出る。二人とも着替えているが
俺はきょうこの下着の中にローターを入れた。
紺色のワンピースの下にローターを仕込んでる女。
俺はそのまま会計を済ませて、二人で歩き出すが
駅へ向かう途中できょうこははぁはぁと座り込んでしまい
「立ってられない・・・」
「仕方ないなぁ、じゃ俺は帰るぞ」
「お願い、取ってください」

公園のトイレでローターを取り外した後きょうこを帰らせた。
帰り際に満面の笑みで「また、連絡します!」という彼女の顔は
ストレスや悩みなど感じてないような顔になっていた。
俺のポケットには淫らに感じてるきょうこの写真。
それにきょうこは気が付く間も無く手を振り帰って行った。
電車はもうとっくに終電を迎えていて夜中の3時を回っていた。

気が付くとあの事件から一年近く経とうとしている。
このまま俺は何処へ行くのか、ただ単に自分の性欲を
都合よくきょうこに消費してもらってるのでないだろうか?
いや、ちがう。ちがう、そうじゃない。そんな思いが交錯する。

きょうこにメールを打ち終えると、返信が来たと思ったいたが
確認するとゆりえだった。
今日なにしてる?暇?といつもの様な気さくなメール。
ゆうじは出張で自分は家に居るという。

暇ではないよと伝えると、ならいいや、またね。と返信が来た。
「どうしたの?」
「ただ暇なだけw」
「じゃ遊びいく?」
「いつ?」
「明日夜」
「いいよ」

次の日、起きたのはもう12時をとっくに過ぎていた。
腰が痛い。バイトへ向かう。
近場への配達と運搬でそう時間は掛からないと思ったが
渋滞でどうにも進まない。
夜七時、「何処行く?」メールが来る。
家に着き支度をし、近くの駅まで自転車で向かう。
待ち合わせ場所は5個先の駅のボーリング場だった。

ゆりえは短いスカートをはき、挑発するような上着で待っていた。
「よぉ!遅いじゃんか!」
「ごめん、ごめんw」
心の底から楽しめないボーリングを一通り終わらせ
飲み屋へと向かう。
当たり障りの無い話からはじめて、どんどんと酒を飲ます。
段々と「あっこれは言っちゃマズイわww」と口を滑らす様になるが
確信はまだ二人では始めての飲みなので聞き出さない事にした。

帰りは終電が無くなってしまい、俺はタクシーに乗りなよと薦めた。
「なおは?どうするの?」
「俺?、俺はネカフェで遊んでる、んじゃね」
「私もいこうかなぁ」
「ゆうじ帰ってくるよww」

「今日は帰ってこないよ、部署変わってほとんど出張だしw」
「俺はいいけど、ゆうじとの事もあるから帰ったほうがいいよw」
俺はわざと、ゆうじとの関係が崩れるのがイヤだから
帰ってくれないか?と意味で問いかけた。
「でもぉ?」なにかもじもじして帰ろうとしない。俺はじゃぁ!と言って
歩き出した。すると後ろから「やっぱり私もいく、トイレ行きたいし!」

カップルシートで、お互い漫画を読みながらTVを見たりしていた。
「さむいよ」と空調がおかしいと言うゆりえ。
「寒いから、くっついていたいな」そう言うと隣にぎゅっと詰めてきた。
座ってる座面からはふとももが露出し正面から見れば下着がむき出し
なのがわかる。足掛けを毛布代わりにまとい漫画を見ているが
「背中が寒い」といい、「ねぇなお。膝の上に乗っ?ていい」
俺はあえて聞こえないフリをしていた。

うん、だめ。と言い終わる前にゆりえは俺の膝の上に乗っかって
寄りかかってくる。「あぁ?あったかいなw」手の置き場に困る。
ふとももの体温がジーパン越しに判る。
「おっ、おもたいよww」
「いいじゃん、もう少し」
わざとではないだろうが、尻をグリグリと股間に押し付けて
まるで俺がテストされている様な間隔になった。
「寝るよ俺w」

「うん、おやすみぃ?」
狭いソファで横になると俺の前にゆりえが入ってくる。
目の前にはゆりえの後頭部、髪からはシャンプーの香りがした。
「ねぇなお、落ちないように押さえてよね」
俺の手を握ると、自分のお腹の辺りまでもって行き、落ちないように
支えろと言う。
しかし、だんだんと俺の手を自分の胸の間に持って行き
俺の手をぎゅっと握り締めたまま眠りに付こうとしていた。

「やっぱ帰ろう、俺ゆうじに悪いよ。女の子とこういう風にしてるのは
悪い気はしないけど、ゆりえちゃんはゆうじの彼女じゃん?」
「か、関係ない・・・」
俺は立ち上がると「かえろ」ゆりえは急に立った俺にびっくりしたが
しぶしぶ「う・・・うん」と言うと下を向いて先に部屋を出た。

まだだ、まだ。もっとりさの事を聞きだしてからでないとダメだ。
そう言い聞かせて俺は帰路についた。
俺はその後バイトが忙しくなりながらもきょうことは毎月
時には週に1回会い、変態プレイに似た行為を繰り返した。
彼女は俺にプレイを懇願するようになり、露出やアナルプレイを
平気でするような虜になっていった。

一方ゆりえにはわざと手を出さず、じわりじわりと
責めてくるゆりえをかわしていた。
そして月に一度の飲み会はしっかりと出席していた。

話のブックマーク
今現在

頂までの道程←ここからこの辺りについてのお話。

自殺未遂から復讐の序曲

会社辞める

今から二年前の事件

ネタばらしというかこの先の話をしてしまえば
あと約半年ほどで俺は最終手段に出る。
ゆりえはとうとう俺にりさの話をし始めた・・・
そしてそこから、頂までの復讐劇は加速する。

「私、妊娠しないようにピルのんでるから・・・」
そんなメールをもらいなんとも複雑な気分。
きょうこはまた会いたいと連絡をよこした。
とおるとゆうじとは比較的間隔を置かないで飲んでいるが
この事を悟られる事は無かった。

ある時とおるは
「きょうこさぁ最近エロい下着とか買い揃えてんだよねww」
俺「はははw 気に入られたいんだよきっと」
ゆうじ「いいなお前、俺なんて白のみだぜ、ガキじゃねぇんだからさ」

飲んでいる最中にメールが来る、ゆりえからだ。
「明日遊び行かない?ゆうじは朝出張だし」
「そうだね、会社休むね」
「OK!このメール消しときなよww」
「うん」

ゆうじ「明日出張なんだよ、早めにきりあげっかね、おめーら飲んでる?」
とおる「あぁもう少し、なおと飲むわ」
ゆうじ「おぅじゃ先な!」

とおると二人で飲むのは珍しい事だ。
「あのさぁ、きょうこがさwwお前の事かっこいいっていつもうるせぇんだよww」
「そうかな?だって一回しか会った事無いしさwきっととおるに少しでも嫉妬させて
こっち向かせてやる!みたいのあるんじゃないの?」
一瞬ばれたのかと胸がドキっとした。ここでばれては意味が無い。

「きょうこは近くに男いねぇからなぁ」
「俺と、ゆうじ位でしょ?」
「そうそうww」
「ゆりえちゃんはどうなの?」
少し聞き出そうとしてみた。

「どうなの?って?」
「いや、結婚とかさそういうのさ」
「う?ん、ゆうじも煮え切らねぇかんなww」
「まだ他の子探してるのかな?w」
「いや、意外とゆりえぞっこんだったりすんだなこれがww」
「そうなんだ!」
わざとらしくしらばっくれる。

この後、1時間くらいして別れ帰路につく。
次の日、待ち合わせ場所に行くと、相変わらず挑発的な服装と
胸がこぼれんばかりの露出のゆりえが待っていた。
「おぃ、おぃww 露出しすぎだろww」
「いいじゃん、なおとデートなんだもんw」
「彼氏居るやつがデートとか言うなよ」
「え?、それは別じゃない?」

ここまで、一切ゆりえには手を出さなかった。りさの詳細を聞くためには
まだゆりえからは聞き出したい事がたくさんあった。
飲み屋の端っこで日本酒を煽るゆりえ。そろそろ喋りだす頃で
そして、甘えたがる時間だ。
「なおはさぁ、彼女作らないの?」
「うん、やる事終わってからかなぁ」
「やることって?」
「う?ん、なんだろう自分がなっとく行くまでww」
「なんか自分に厳しいんだねぇ?なおは」

隣に座り、俺のももに手を置く。すぐにずらせばチソチソだ。
そんな微妙なところを触ってくる。
「ねぇ?」
「ん?」
「やっぱりゆうじとの事気になる?」
「そりゃ、気になるというか彼氏だろう?俺は友達でしょ?」
「はははww」

前かがみになるとブラが浮いて薄い乳輪までもがはっきりと見える。
腕にわざとなのか、胸をぷにゅぷにゅと押し当ててくる。
切り出してみる。「あのさ」「ん?」
だいぶ前にちかだかちえだかと言う人が居たよね?
そう言うとゆりえは「うん、居たね」という。

あの子とHしたかったなぁ?と呼び水。
「なんだぁ、ゆうじから聞かなかったの?」
「なにが?」
酔わせてゆりえの家に連れ込み、そこで熟睡したところへ
ゆうじととおるを呼び寄せて、挿入ゲームをしていた事を打ち明けた。
「えぇ?起きないの?」
「う?ん、内緒だよ」
「うん」

「お酒にちょっと導入剤いれんのw」
「それじゃ、熟睡しちゃうじゃん!」
熟睡した子を脱がして、あそこにローションを塗るととおるが挿入する。
「誰が薬入れるの?」
「えっ?私じゃないよ!マジで!あの二人だと思うけど・・・」
「へぇ?俺も参加したいなぁ?」

「ゆうじもするの?」
「うん・・・」
最初は見てるだけだったけど、生理中で一回だけいいよ!と言ってしまった。
そうしたら、生理の時を見はからってオフ会をやるようになってしまったと言う。
「何回くらいしたの?」
「2回か3回だよ」

「生で?w」
「うん、とおるなんて中で出すんだよ!信じらんないよ!」
「そりゃまずいと思うよ・・・」
りさ・・・りさ・・・りさ・・・
ぐるぐる頭の中で回転し、気分が悪くなってくる。
「なお?具合悪いの?」
「ん?平気、平気!」

「ゆうじも?」
「あいつは内緒で入れてるみたいだね、だってこの間の子の時はゆうじが
なんかしたら目が覚めちゃったんだもん」
「この間の子?」
「なんていったっけな?え?っと・・・」
「だれ?」

「そうそう!りさちゃんだ」
「へぇ・・・そんな子いたんだ・・・」
「かわいい子だったなぁww、彼氏居るって言ってたし」
「犯罪だよな?w」
顔が引きつる。

「う?ん、どうだろうなぁ、私は泊めただけ?」
「だって、ゆうじととおる呼び寄せてるんじゃ、捕まった時言い訳出来ないぜ」
「その子だってしたかったんじゃないの?www」
何か心の底から黒い物が湧き上がって来るのが自分でも判る。
全然悪びれた様子が無いのが俺にはどうしても許せなかった。

「なお?」
何回か呼びかけたらしい。
「ん?」
「飲みすぎじゃない?顔が青いよ?」
「うん、ちょっと飲みすぎた」
「でる?」
「あぁ・・・」

ゆりえと共に外に出る。酔って気持ちが悪いのではなく
なにかワナワナした感情で身体が落ち着かない。
町を抜けると、両側にラブホテルがある。
俺は入ろうとしなかったが、ゆりえは「休もうか?」と誘ってくる。
「彼氏居る女とラブホには行けないよw」とおちゃらけてみるが
ゆりえは俺が具合悪いのでという理由を盾に腕を引っ張っていく。
「何かあっても知らないぞ!俺だって男だからなww」
そう言えば身の危険を感じて引き下がると思ったがゆりえは
「いいよ」とだけ言い強引に腕を引っ張り入口まで持って行った。

部屋に入るとゆりえは
「なおとこんな所くるなんて・・・」
「俺は寝るよ」なにも素っ気無い、貴女には興味ないという態度で
寝に入った。本当にうとうとしていると、いつの間にかシャワーを
浴び終わったゆりえがバスタオルのままベッドに腰掛けてきた。
「ねぇ?なお?」
「ん?」
「寝よっかww」
「うん、寝る」

隣に寝るゆりえには一切手を触れない。
カントリー調の有線が聞こえる。段々と闇が覆い尽くし俺は眠りに落ちた。
1時間しないうちにゆりえが耳元で言う
「ねぇ、私って魅力無いの?」
そんな言葉に俺は起こされる。
「えっ?」
「なおはゆうじが居るから手を出さないんでしょ?」
「そうだよ」
「居なかったら・・・ゆうじ居なかったら手出してる?」

「そんな事考えた事無いな」
「冷たいんだね・・・」
沈黙の空間。そして時間が流れる。
その時間に耐えられないゆりえは「もぅ!」と言うと
自分で洋服を着替え始めた。
そして着替え終わると「さよなら、なお」と言い
部屋を出て行った。

次の週末に再びメールが来た。
「この間は強引でごめんなさい。何も考えないで行動した私が
悪かったです、もう一度会ってください。」とだけ来た。
返信はぜずにいた。すると二時間くらい経ってから
「今晩会いたいです、謝りたい」
仕事が終わる直前に返信した「どこで?」

運転席にあるりさの写真を見て、再び俺は何をしているんだろうと言う
疑問に揺さぶられる。りさの顔を見つめていると
「この間の駅で待ってます」と返信が来た。
りさ・・・まだ終わってない、復讐はまだだよりさ・・・
ハンドルにもたれて、下を向くと涙が溢れた。

駅に着くと、前回同様の露出度が高い服を着てゆりえが携帯片手に
きょろきょろと辺りを見回す。
飲み屋で一通り謝罪を聞き、愚痴をこぼさせる。
俺は泣きそうな彼女の手を取り
「ゆうじと幸せになりなよ」と言い「帰ろう」と促した。
ぶるんぶるんと首を横に振ると
「帰らない!私、帰らない!」
まるで駄々をこねる子供の様な言い方だ。

駅まで歩いていくが、まだ帰らないと駄々をこねるゆりえ。
引き返しホテル前まで歩いてくると、
「なお・・・今日はゆうじの彼女じゃないの・・・」
「別れたの?」
「今日だけ!私たち結婚すると思うから・・・」

そのままホテルに入る。
「結婚?おめでとう!!」
「でも、なおの事、好きなんだもん」
「ダメですw今日も何もしないで帰りなよ」
「今日だけ、内緒でお願い!」

「シャワー浴びてくる・・・ね」
俺にとっては別れてしまっては意味を成さない。
二人がもっと親密で、ラブラブな姿をアピールし
そこを根底から覆さないと俺の気持ちは晴れない。
俺は後からシャワーに向かった。ガチャ

「えっ?なお、ダメ!明るいとこダメだってw」
「いいじゃん、綺麗だよゆりえ」
「いや、恥ずかしいよぉ」
白い胸をポロリと触るとびくんと跳ね上がる身体。
「だめ、いや」
尻を撫で回すとくねくねして嫌がるが決して手をどけようとはしない。

それ以上せずに、ベッドに戻ると
ゆりえは俺に覆い被さってきた。
「なお・・・私のわがまま聞いて」
「なに?」
「結婚しても会ってくれる?」
「結婚できるの?ww」
「先週言われたの、なんとなくだけど・・・」

「で?最後の遊び?って感じ?」
「え・・・そう言うわけじゃないけどww」
そういうと、次の答えを言わずに俺の胸をレロレロと舐め始めた。
下に辿りつくと「へぇ、他の男の人ってこうなってるんだww」
そう言うと口に含む。ムクムクとなる股間。
「いいよ、きもちいいよゆりえ」
「ありがと、うれしぃ!」

じゅるじゅると音を立ててのフェラで股間からふとももまで
よだれまみれにして吸い込む。
「いきそう?なお?いきそう?」
「まだだけどww」
ゆうじはこの時間帯でいってるんだなと確信する。
上半身起き上がって尻に手を回してみる。
「あぁ、ちょっと!」
ねっとりと尻まわりを濡らして咥えてる竿を軸に尻を振る。

無理やり手を伸ばし、全体を触ってみる。
「あぁだめぇ」
びっちょりと濡れたクリまわりを人差し指で震えながら
こすり上げる。
感度がいい身体はびくんびくんと振るえ、咥える力が弱くなる。
「んんんんっ」
咥えながら声を発せ無い彼女は俺の股間で唸ってる。

「たっぷり濡れてんじゃんゆりえ」
「いや、言わないで!」
「指入れていいか?」
答えを待たずに指を入れる。上向きでぐりぐりと押し付け気味に
して、出し入れするとねっとりと指に絡みつく肉壁。
チソチソから口を離すと「おかしくなっちゃうよ!」という。

ゆりえを仰向けにさせM字に広げる。
「は、はずかしいよぉ」
自販機で極太という名前のバイブを購入すると
「むり!おもちゃなんて無理だよ!」
そう言ってるゆりえはベッドの端っこに逃げるように
うずくまってしまった。「おもちゃ怖いもん」
「大丈夫だよ、はやくおいで」

なかば無理やりに手を引っ張り、脚を広げさせる。
まだスイッチは入れない。入口に当てると
「だめ、だめだよぉ」
ゆっくりとみちみちと入れてみる。
びらびらが中へ巻き込まれてバイブの突起でやらしく蠢く。
「うっぐぅ、抜いて!おねがい」
そう言われて俺はスイッチを入れた。
バイブ特有の蚊の鳴くようなブ?ンという音が
ゆりえの股間からし始めた。

それと同時にゆりえの顔は快感に変わる。
「あぁあぁ」
だいぶ濡れてきたところでバイブを出し入れしてみる。
入れる、抜くを繰り返すと
「いや」
「んんっ」と断続的な声がしてくる。
奥に入れたまま強にして振動とこねくりを増す。
ゆりえの腰が上がってくる。
「あぁ、イク!イク!なおいっちゃう!」

「いきなよ、こんなエロいマムコなんだからさ」
びくんと一回だけ震えると、弓形の身体は
横向きになり、指を噛みながら「あぁうぅ」と
びくびくと反応する下半身。
「まだ終わらないよ」
またずぼずぼとピストンし始めると
「おねがっあぁぁも、もう」
脚の間に無理やり自分の身体を入れ脚を閉じられない様に
固定する。

白濁したエロ汁まみれになってるバイブとそれを
飲み込もうとびらびらがヒクヒク動く。クリはとっくに
上向きに勃起して、土手は膨らんでる。
「だめ、だめ!またいく!あぁあぁ、イク!いっちゃう!」
短時間で二回目の絶頂を迎えるゆりえ
肩で息をしてるがまだバイブは刺さったままだ。
「ぬいて・・・おもちゃぬいて・・・」
か弱い声で懇願するが、バイブはまだ奥深く刺さったまま。

ゆっくりと抜く動作をし、抜けそうになると素早く挿入。
「うぐぅ」
「気持ちいいんだろ?ゆりえ」
答えを待たずにバイブを強にすると
「う、うあぁあぁ」といいまたビクビクと震えだす。
一連の動作を何回も繰り返し、8回か9回もいったゆりえ。
「あぁあぁ、また、またいっちゃうよぉ!あぁいく!またいく!」

バイブを抜くと、全身の力が抜けてしまったゆりえは
肩で息をしながら何も喋れずにいる。
しばらくして落ち着いたゆりえはおもちゃでいかされた事が
はじめてらしく、ショックなのか顔をタオルで隠したまま話してくる。
「これ、やばいねw」
「もって帰れば?w」
「内緒で持って帰ろうかな」

その後はおざなりなセクロスをして、終わった。
帰りには腰が抜けた様でヨロヨロとしか歩けないゆりえ
「すごいよ、なおとのエッチ。超やばいかもw」
駅まで歩き、俺は別れた。
このような密会を繰り返していくとゆりえは
バイブと軽い言葉責め無しではいけない身体になったと
申告してきた。
そしてそれを出来るのはゆうじではなく俺だけだと言い始めた。

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今現在

頂からの滑走←ここからこの辺りについてのお話。

頂までの道程

自殺未遂から復讐の序曲

会社辞める

今から二年前の事件

ゆりえ、きょうことの性生活も段々と変化し
きょうこは変態M女、ゆりえは彼氏のチンポでは満足できない
バイブ大好き女となっていた。
ゆりえとのプレイはバイブを突っ込み言葉責めして、何回か
いかせた後に、普通にセクロスして終了だが、きょうこは
浣腸してみたいと言い出した。俺には無理な要求だった。

ゆうじ、とおるも何かおかしいんじゃないか?と薄々気が付いたのか
飲み会ではやたらと自分の彼女達の変化を俺に話してくる。
ゆうじは自分の彼女の性的変化に気が付いたらしい。
「なおさぁ」
「ん?」
「ゆりえ最近おかしくない?」
「なんで?」

「エロくなったんだよねww」
「はははははwwwいいじゃんエロいのはww」
「それも、なんかすごいんだよ!」
「どうすごいの?」

「あいつ、俺としか経験ないのね、なのに何処で憶えてきたんだという
様な技つかうんだよ!」
「例えば?ww」
「今までフェラしてる時なんてじっとしてたのにさ、咥えながら自分で
あそここすったり、指入れたりとかwww」
「へぇ!エロっ!ww」

「んでさ、入れるだろ?そうするともっと責めて!って言うんだよw」
「だぁ?えろいねww」
ここでとおるが割ってはいる。
「でも、それってヤバくね?今までしてなかった事するんだよ?、誰かに
教えられたんじゃねぇの?」

「俺のところもさ、きょうこいるだろ。あいつなんてお尻指入れて!とか
いままでありえないもんw」
「そりゃずごいね!wwじゃ、二人ともさ彼女奥さんが浮気してると
思ってるわけ?」
ドキリとした顔の二人。

「そりゃないと思うけど・・・」ととおる。
「ありえないな、だって来年結婚とか言ってるんだよ?」とはゆうじ。
「女はわかんないぞぉ?ww」と俺。

話はだんだんとディープな方へ移行し、俺は質問してみた。
「自分のさ、彼女?つまり二人だったらゆりえちゃんときょうこさんが
誰かにレイプとかされたらどう?」
二人は口をそろえて許せないという。
そいつをぶっころす!同じ目にあわせてやる!と言っている。

「だからさ、泥酔してレイプは、やっぱやめた方がいいよ、マジでw」
というと、それとコレとは別だと笑いながら言う。
仕舞には、あれは気持ちいいとか、やめられねぇよ!
かわいい子のふともも見ながら挿入するのは気持ちいい!
向こうは挿入されたの気がつかないし、問題ないとまで言い放った。

「それで妊娠とかしてたらやばくね?」
そん時はそんときだしwwと言われて俺はワナワナする自分を
抑えるのに精一杯だった。
「そう言ったって、なおもしたいんじゃないの?www」
「ははははwwバレだ?」
そう言うのが精一杯だった。

店を出る。そろそろ終りにしよう。
犯人は判った。お前達だ。それに手を貸した女も判った。
同じ思いをさせてやる。俺を憎くて憎くて殺したいと思うだろうが
その気持ちを一年以上抱えてた俺と同じ立場になってみろ。
そんな事を頭の中で反復していると、公園で佇んでる俺に犬が
寄って来た。くんくんと鼻を鳴らして人の匂いを嗅いでいる。
「おぅ?どうした?元気か?」
その放し飼いの犬を撫でたり突付いたりしながら遊んでいると
飼い主がやってきた。「すいませ?ん」

ふと顔を上げると女性がもう一匹抱えながら
「こら、トム君!お兄さんから離れなさい!こらトム君!」
「はははwwいいですよ、俺犬好きなんで」
「すいません、この子人懐っこいので」
「かわいいですね、何歳です?」
「2歳なんです、まだまだ子供でww」

10分程話してるだけでだいぶ落ち着く。
「いつもココでお散歩ですか?」
「えぇ、毎日大変なんですよ」
犬を抱えて
「そうかぁ?トム!また会えるかな?」

「いつもここで休憩されてるんですか?」
「えぇ、飲むとたいがいここで一休みですw」
「そうですかぁ?」

トムを放すとすぐにトムはしゃがんでいる女性に走って行き
女性の腕の中に飛び込んだ。
「それじゃ、またぁ、失礼します」
後姿を見送りながらトムが肩越しにキョロキョロと俺の方を見ている。
犬が好きなりさを思い出した。
確か、公園で二人でバトミントンしようよ!と言われ行ったのは
良いけれど、近くに散歩に来ていた犬をかまい始めて
結局犬をこちょこちょとしていただけで帰宅した。

そんな思いがこみ上げてくる。
りさ・・・もう少しだよ、もう少し・・・

きょうこからメールが来た。
とおるが居ないので、家の電球を交換して欲しいという
なんともわざとらしい誘いだった。
とおるは二日間帰ってこないという。理由を聞くと会社の
研修旅行で、自分は一人でつまらないからという事だった。
俺は今のこの状況から全てを壊そうとしている。
果たして上手く行くのかさえ不安で怖気付いた。

玄関の呼び鈴を押すときょうこが顔をだした。
もじもじとしている様はもう我慢出来ないという証拠だった。
紅茶を入れてもらい、飲み始める。周りを見渡すと綺麗な家だった。
二階建ての家でフローリング、家具類は高級そうなブラウン色に
統一されている。
「どうしたの?」と聞くとスカートをいきなりめくり上げて
股間がびちょびちょに濡れ染みを作ってる下着が露になる。
その中にはローターが仕込まれていて、小さくブーブーと
音を出している。

「やらしいな、きょうこ」
「あぁ、ごめんなさい、あなたが来ると思うと・・・もう我慢出来なくて」
「脱いで」
「はい」

俺はそのままズボンを下げて椅子にこしかけたままきょうこを座らせた。
「はぁ、入ってくる!うっくぅ」
きょうこは膝の上で自分で腰を動かし貪るように動く。
片手で尻に手をやると、「あぁ指・・・入れてください」
尻穴から指を入れるとあそこの締まりも増し、きょうこは首を左右に
振りながら果てた。
べっちょりとなったチソチソに膝まずき「お掃除させてください」というと
咥え始めた。舌を長く伸ばし、玉の方から舐め上げる姿は淫乱妻そのものだ。

「寝室は?」
そう聞く俺に一瞬びっくりしたような顔をしたきょうこ。
「寝室でするんですか?」
まじめに聞き返してきた。
「きょうこととおるのベッドで俺とするんだろう?」
「それは・・・それだけは辞めてください」
「こんなに濡らす淫乱なのにか?」

「下着をはいて上に行こう」
2階の寝室はダブルのベッドだった。
とおるのパジャマが脱ぎ捨てられてベッドの上に置いてあった
ゴミ箱にはピンク色のゴムが1個捨ててあった。
きょうこが上がってくる。
「あ、それは・・・昨日したんですけど私・・・」
「私なに?」
「私いけなくて、でも旦那は寝ちゃって・・・」

「それで今日俺を呼んだの?」
「いえ・・・そう言う訳じゃないんです!」
「うそでしょ?」
「本当です!貴方でないともう感じないんです」

「とおるはいつ帰ってくるの?」
「明日です、明日夕方だと思います」
「旦那にはコンドーム?w」
「はいw」

きょうこを脱がせた。
白いレースのTバックに履き替えたきょうこ。
ブラジャーは乳首が見える下から支える半カップのブラだ。
「その下着エロいねw」

そういうと鷲づかみにする。
「あぁ、いじめて、いじめて下さい」
散々責めて、夜遅くになり俺ときょうこはお互いに裸のまま
寝てしまった。
次の朝目が覚め、お互いシャワーを浴び食事をした。
「エロいんだもんなぁ」と笑いながら言うと
「もう、あんまり虐めるからだよw」と言う

今日夜帰ってくる。とおるは帰ってくる。
これで最後だ、全て終わる。
ゆりえにメールする。
「今日夜会わないか?」
「めずらしいじゃんw、いいよ暇だし」
「ゆうじは?」
「友達と飲みに行くって行って出るよ」
「わかった、出たらメールする」

エプロン姿のきょうこの後ろから抱きつき服を脱がす。
「さて、お仕置きしようか?」
そう言うだけできょうこは震えて喜ぶ。
黒い下着で大きく広げさせられた脚の根元に
バイブを押し当てた。
「うあぁうぐぅ」
とおるのネクタイを使いベッドに縛りつけた。

うつぶせに縛りつけて、すぐさま挿入した。
「あぁっ、きもちいいです!」
「エロい女だな、アナルも好きなんだよね?」
「あぁ、お尻は・・・」小指を入れてやる
しばらく挿入していると
「あぁ、いきます!いきます!」と叫ぶ。

俺は「まだだめだ!」といいなかなかいかせない。
「お願い、いかせて!おかしくなっちゃう!おねがい!」
入れながら「いいよ、エロい顔見せてみろ」
と言うとすぐさま痙攣しうぐぅと声を漏らすと果てた。
「ほら、出すぞ!」
「あぁ中に!中に下さい!」
そういわれたがわざわざ引き抜いて顔に出した。
耳から首筋にかけてべっとりと濃いのが垂れ下がっている。

「あぁ・・・」放心状態のきょうこ。
「きょうこ、この間買ったエッチな道具はどうしたんだ?」
「あぁ・・・そのタンスの下に・・・」
タンスを開けると色とりどりの下着の下に前回買った
お仕置き道具が入っていた。これはすべてきょうこが選んだものだ。

猿轡をかませると、よだれをだらだらと垂れ流しながら
首を横にふっている。ディルドを突っ込むと一瞬の間に果てた。
「とおるはまだ帰ってこないんだな」
首を立てに振る。
「じゃぁ話するよ。おまえの旦那はね、俺の彼女を孕ましたの」
その時の顔は信じられないという顔だった。

うつ伏せで大の字に縛られてるきょうこは動けない。
「聞いてみな、ゆうじととおるでね俺の彼女酔わせて、ゆりえの家で
レイプしたの。その時に中だしされて子供が出来ちゃったんだよ」
「それでね、抜け殻みたいになっちゃったの。意味判る??」
首を横に振る。
ディルドを再び差し入れる。「うぐぅ」
出し入れしながら「そんな奴許せないでしょ?で俺復讐する事にしたの」
「うぐぅぐぅ」
「目の前で自分の奥さんがこんなエロい事してるなんてとおるに見せるんだ」
「俺と同じ思いさせないと気がすまないんだよ」

俺は狂ってる。こうな事を淡々と話せる様になってしまった。
ディルドを突っ込んでるその上から尻穴に自分のを入れてみる。
上手く入らないが半分無理やり気味に入れてみる。
「ほら、きょうこのうんち出る穴に入ったよ」
「うぐ、ぐ」

パンパンと腰を打ち付けると、クリーム色のシーツがだんだんと
染まっていく。「ほら、出すよ、きょうこのお尻の穴に精子出すよ!」
ドクドクと中に放出し抜くと、トロリと尻穴からマムコの方へ伝う。
「うぅぅぅぅ」
「ごめんね、俺にはこれしかないんだ」

俺は下のリビングへ行き牛乳を取ると
でかい注射器に入れた。「アナルプレイしたいってきょうこ言ってたよね」
首を左右に振る。
そっと尻穴に注射器を入れると先端から牛乳が注入される。
冷たさと異物感で腰をふり嫌がるきょうこ。

二本目を入れようとすると、尻穴からちょろちょろと漏れ始めてる。
「ちゃんと穴閉めておかないと出ちゃうよ!我慢したら御褒美あげるから!」
二本目を入れ終りパックを片付けると、使い終わったエログッズをしまう。
かなりお腹が痛いのか、ぐるぐると腰を浮かせ動かすきょうこ。
「ごめんね、きょうこ、こうやって知り合ってなかったら好きになってたよ」

ドアを閉める瞬間に「うーうー」と叫ぶきょうこを横目に見た。
後頭部しか見えなかったが、閉める最後の隙間からは
尻穴から白い液体と茶色い物体が放物線を描くように飛び散り
音は聞きなれないぶりぶりという風船の空気漏れの音がしてきた。
俺は落ち着き払って玄関を出た。
寝室の電気はついている。リビングは消してきた。
ほどなくしてとおるは帰ってくるだろう。

ゆりえにメールした。「用事終わったよ」
すぐに返信が来た「例の駅でいい?」
「いいよ」「すぐいく」

きょうこの洋服をみて勝負服だとわかる。
軽く一杯のんで、すぐにホテルへ向かう。
「どうしたの?なお?」
「えっ?そうだ、ゆりえ、携帯貸して」
「えっ携帯?」

俺は半分奪い取ると真っ二つにへし折った。
「あぁ!!なにすんのよ!」
「これで今日は俺とゆりえだけだよ」
「携帯壊すなんて酷いよ!なんなのよ!」
「明日、新しいの買ってあげる、俺の名義でいいだろう?」

「えっ?どう言う意味?」
「ゆりえ、ゆうじと別れて俺と付き合おう」
「いきなり・・・無理だよぉ」
「俺はお前の事が好きだ!頼む付き合ってくれ!」
「お部屋で話そうよ」

ホテルの部屋でいきなり抱きつき
「ちょっと、なお?どうしたの?」
「好きだよ、ゆりえ」
「私もなおの事好きだよ」
「今日は誰の邪魔もなく二人で居よう」
「うん」
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