08月20

馬鹿な私・・・


こんばんは。恭子です。
年末年始に帰省できなかったこともあって、1月の3連休に実家に行ってきました。

私の実家は、かなりの田舎です。
周りに遊べるようなところは何もありません。
いつものことなのですが、実家に戻るとやることがなくて退屈してしまいます。
外では静かに雪が降る中、私は暇を持て余していました。

部屋で退屈しているうちに・・・
私の心の奥底に潜んでいる『もうひとりの自分』に誘惑されていました。
誰かに見られる恥ずかしさ・・・
(あの興奮に身を委ねたい)
その思いはみるみる膨らんで、フラストレーションが募ってきます。
頭をよぎるのは、昨夏に行った渓流沿いの露天温泉のことでした。
見知らぬおじさんに裸の自分を覗かれたあのときの興奮は、今も鮮烈に記憶に刻みついています。
(また行ってみたいな)
でも、それは無理でした。
雪道をあそこまで長距離ドライブするだけの自信はありません。

ふと思いついたのは『銭湯』でした。
実際に行ったことはないのですが、隣町に銭湯があることは昔から知っています。
(銭湯なら。。。)
かつて地方都市に住んでいたころの思い出がよみがえります。
(もしかしたら、あのときみたいに。。。)
番台があって、そこに男性が座ってたりしたら・・・

田舎とはいえ、いまどき番台式の銭湯なんてまだあるでしょうか。
可能性は低いと自分でも思っていました。
それでも、無性に行ってみたくなってきます。
だめもとでした。
隣町ですから、車で行けばそんなに遠くありません。
こうやって悶々としているぐらいなら、行ってみて諦めたほうがましです。

お風呂に必要なもの一式を用意して、家の車に乗りこみました。
エンジンをかけてスタートします。

道路の両側は、ほんのり雪景色でした。
隣町に行くだけとはいえ、慎重に運転します。

運転しながら、ついつい内省的になっていました。
(なんで、こんなことに夢中になっちゃうんだろう)
自分で書いたら説得力がないことは百も承知のうえですが・・・
私はこれでも、普段は本当に真面目なキャラクターなのです。
臆病なほど慎重な性格で・・・
周りの子たちのようにチャラチャラすることができず、いつも損してばかりいます。
(こんなことしてちゃいけないって、わかってるのに)
馬鹿な真似をして傷つくことになるのは、ほかでもない私自身でした。
後々、自己嫌悪に苦しむことになるのも目に見えています。
それでも引き返す気にはなれませんでした。
大胆に振る舞えている瞬間の自分を想像すると、わくわくしてくるのです。

果樹園の網に薄く被った雪が、白いベールのようです。
目的の銭湯の建物が見えてきました。
駐車場に車を入れます。

荷物を持って、車から降りました。
吹きつける冷たい風に、身が縮こまります。
かじかんでくる手で、トートバッグを握っていました。
戸を開けて、建物に入ります。

(あ。。。)
入ったとたんに、もう私の目論見は崩れてしまいました。
(残念)
思ったとおりです。
やはり、ここの銭湯は番台式のつくりではありませんでした。
『フロント式』とでも言えばイメージしていただけるでしょうか。

まあ、せっかくだからお風呂には入っていこうと思いました。
フロントのおじさんに料金を払います。
私を見るおじさんの目は、よそ者の女を見定めているような感じでした。
こんな田舎町の銭湯です。
通ってくるのはいつも決まった常連の人たちばかりでしょうし・・・
『見かけない顔だ』と、珍しがられたのかもしれません。

女湯側ののれんをくぐって、中に入りました。
いたって普通の、銭湯の脱衣所です。
ミニロッカーに貴重品を入れて、鍵をしました。
服を脱いで、棚の中の脱衣カゴに入れます。
全裸になった私は、奥のガラス戸を引いてお風呂場に入りました。

大きなお風呂も、たまにはいいものです。
湯船の中で脚を伸ばしながら、そう思いました。
(いい気分。。。)
お湯が少し熱めなのも、私の好みです。
(車で来れば、すぐなのに)
(なんで今まで来たことなかったんだろ)

私以外にも3人がお風呂に入っていました。
みんなおばあちゃんばかりです。
過疎化が進んだこの地域で銭湯を利用する人は、やはり限られているのかもしれません。

髪を洗い、からだも洗って、最後にもう一度お湯につかりました。
先にあがっていったおばあちゃん・・・新しくやって来たのもおばあちゃん・・・
本当におばあちゃんばかりです。
(帰ろう)
自分で持ってきたシャンプー類やハンドタオルを手に取って、お湯から出ました。
脱衣所へと戻ろうと、
「がらがら」
ガラス戸を引きます。

(あっ)
そこに裸の男の子が立っていました。
私と目が合った瞬間、慌てて自分の前をタオルで隠しています。
ぱっと見で、小学校の5年生ぐらいの印象でした。
全裸の私に目が釘付けになっています。
傍らでは、おばあちゃんが幼児の女の子の服を脱がせていました。
きっと、孫ふたりを連れてきたのでしょう。

男の子のほうは、相変わらず私のことをみつめたまま固まっています。
私は、一瞬にしてどきどきしていました。
そんな感情はおくびにも出さず、自分の脱衣カゴの前に行きます。
東京ではまず考えられないことですが、うちぐらいの田舎だと・・・
小学生の男の子が家族といっしょに女湯に入ってくるのは、そんなに珍しいことではありません。
でも、
(どう見たってあの子はもう高学年。。。)
さすがに女湯に入って来るには、違和感のある年齢です。
(それなのに。。。)
お年寄りばかりだからでしょうか。
なんとなくそれが許容されている雰囲気でした。
向こうにいる別のおばあちゃんは、平気な顔で自分のからだを拭いています。

内心のどきどきを押し隠したまま、私はバスタオルを手に取りました。
まったくの、思いがけないシチュエーションです。
(私のこと、すごい見てる)
もしかしたら、あの子にとっても・・・
ここのお風呂で20代の女と出くわすなんて、衝撃的な出来事なのかもしれません。
しかも、この顔、この容姿の私・・・
子供とはいえ『きれいな女の人だなぁ』って思われてるだろうという自負はありました。

男の子は、かぶりつくような表情で全裸の私をみつめてきています。
(イヤぁ、見てる)
彼の視線を、完全に意識している自分がいました。
何食わぬ顔で自分のからだを拭いてみせますが・・・
裸でいることの恥ずかしさに、耳が熱くなってきます。

バスタオルで髪をもしゃもしゃ拭きながら、男の子の様子を窺っていました。
すると、
「ぼく、先にジュース飲んでからはいる」
おばあちゃんに、おねだりしているのが聞こえてきます。

私は、瞬間的にこの男の子の意図を見抜いていました。
(ああん、これって現実なの?)
ジュースは時間稼ぎの口実に違いありません。
この子は、まだこの場から離れたくないのです。
(あ。。。)
また目が合ってしまいました。
彼はすぐに目を反らしていますが・・・
この子はこの子なりに知恵を使っているのが、私には手に取るようにわかります。

私は完全に知らんぷりをしていました。
偶然にも、千載一遇のチャンスが迫ってきているのを感じます。
(そんなに見ないで)
心の中で彼の視線に恥じらいながら・・・
何事もない顔で、自分の髪を拭い続けます。
「まったく、S太は・・・」
おばあちゃんは、困ったようにつぶやきながらも、
「・・・な子だかんなあ」
孫に甘えられて、どこか嬉しそうです。

腰にタオルを巻いた『S太くん』が、自販機でジュースを買っています。
(どきどきどき・・・)
私は丁寧に自分のからだを拭いていました。
(どきどきどき・・・)

「飲んだら来いよ」
おばあちゃんが、幼い女の子のほうだけを連れてお風呂場に入っていきます。
「うん」
S太くんが、丸イスのひとつに腰かけました。
私からは4?5mのところ、ちょうど洗面台の前あたりです。
うつむき加減でジュースのパックにストローを通しながら・・・
でも、その視線は明らかにこっちを見ています。

(どきどきどき・・・)
確信していました。
この子は、もう完全に異性を意識している『男の子』です。
(本当はもうエッチなくせに)
子供の特権とばかりに、私の裸を眺めようとしています。

私の中でスイッチが入った瞬間でした。
(どきどきどき・・・)
からだを拭いていたバスタオルを、カゴの中に入れます。
バレッタで髪を留めようと、両腕を頭の高さに上げたまま・・・
(ああん、見て。。。)
からだの正面をS太くんに向けました。
(イヤぁ、恥ずかしい)
S太くんが、目を見開いて私のからだを直視しています。
(見ないでぇ)

彼の存在など、まったく気にかけていない素振りを続けます。
(恥ずかしいよぅ)
バレッタの位置が定まらず、そのまま何度も留め直すふりをしました。
(ああん)
彼の目線が、私の股を見据えています。
(イヤあ)
もともとあまり濃くないヘアが、生乾きに逆立っていました。
きっと、縦の割れ目が見えてしまっています。
(恥ずかしい)

羞恥心でいっぱいでした。
男の子の前で全裸でいる恥ずかしい私・・・
そんな自分にどきどきして、昂ぶりを抑えられません。
(もっと。。。もっと恥ずかしく)
ひざががくがく震えそうになります。
(私のこと見てて)
無表情のまま、首を横に傾けました。
片足立ちになった私は、
(ああん、見てて)
頭を横にしたまま、その場でとんとんとん・・・
耳に水が入っているふりをして、軽く跳ねてみせます。
(あ・・あ・・あ・・)
男の子の前で、胸が上下に弾んでいました。
(だめぇ、見てる)
S太くんの目が、私のおっぱいに釘付けです。
片足立ちで、ぴょんぴょんぴょん・・・
彼の顔がニヤけたように感じました。
(イヤ、泣いちゃう)

心の中で、
(そんな顔で見ないでよぅ)
私はものすごく興奮していました。
(もっと。。。もっと恥ずかしく・・・)
気持ちを抑えられなくなってきます。

脱衣カゴの中からポーチを取りました。
自尊心を掻きむしられながら、
(恥ずかしいよぉ)
タオルも巻かずに、真っ裸のまま洗面台に近づきます。
すっと足をどけてくれたS太くんに、
「ありがとー」
幼い子にでも向けるかのような微笑みを返しました。
そのまま彼の横にまわり込みます。
「ごめんねー」
2つ並んでいる鏡のうち、左の洗面台の前に立ちました。

すぐ後ろには、丸イスに腰かけているS太くん・・・
でも、そんなことは意にも介していないふりを続けます。
だって、ここは女湯・・・
私は『無頓着』を演じていました。
女湯にいる男の子なんて、赤ちゃんといっしょなんだから・・・

ポーチの中から化粧水を取り出します。
鏡を見ながら顔に吹き付けました。
そして、その鏡ごしに背後の彼を窺います。

(だめぇ)
S太くんが、こっちに首をよじっていました。
(そんなふうに見ちゃだめぇ。。。)
すぐ前に立っている私の後ろ姿を凝視しています。

私はやせています。
太ももは細いし、お尻にもあまり肉がありません。
これだけ脚を開き気味に立ってたら・・・
きっと、すべてが見えてしまっています。

(ああん、イヤぁ)
恥ずかしさに身悶えそうでした。
(見ないでぇ)
羞恥心に、胸を締めつけられます。

それでも何食わぬ顔のまま、今度は乳液を手に取りました。
(私は悪くない)
一生懸命、自分自身に言い訳します。
(私は普通にしてるだけ)
顔に乳液をなじませながら、肌の様子を確かめるかのように・・・
(ああん、見て)
上半身を乗り出すようにして、洗面台の鏡に顔を近づけます。

真後ろに彼がいるとわかっていて・・・
(だめぇ、見ないで)
お尻を後ろに突き出していました。
(見ちゃだめぇ)
全部まる見えにしてしまいます。

パッと、また元の姿勢に戻りました。
(は、は、恥ずかしい。。。)
もう耐えきれません。
ポーチを持ちました。
顔だけは平然としたままで、その場を離れます。
(泣いちゃう)
自分の脱衣カゴのところに戻りながら、
(わたし、泣いちゃう)
もうまともにS太くんのほうを向くことができません。

(だめ・・・もうやだ)
でも、ここで躊躇っている場合ではありませんでした。
今やめれば、後悔するに決まっています。
(まだやるの?)
自分の心に問いかけます。
(こんなシチュエーション逃していいの?)
今ここにいるのは・・・
あの子と私と、あっちのおばあちゃんだけ・・・
そのおばあちゃんからは、
(だいじょうぶ)
中央の脱衣棚が死角になってくれています。

今もあの子が私を見ています。
(恥ずかしいよ)
一糸まとわぬ私の姿に、視線が釘付けです。
(見ないでよぅ)
ボディクリームのキャップを外しました。

泣き出しそうな気持ちを押さえつけて・・・
指のあいだから、わざとキャップをすり抜けさせます。
床に落ちたクリームのふたが、
「カッ・・カカッカッ・・・」
音を立てて転がっていきました。

『あらっ』という顔で、足元に視線を落としてみせます。
プラスチックのふたは、すぐそこの脱衣棚の前に転がっていました。
でも、それには気づかないふりをします。

自販機の設置面に目線をやってから・・・
バスタオルを『さっ』と、からだに巻きました。
やれやれという表情で、その場に両ひざをつきます。
両手も下について、床にうずくまりました。
自販機の下を覗きこみます。

そして・・・
からだを丸くしたまま、『ぱっ』と顔だけ上げました。
戸惑い顔で、
「ここに入ったよねぇ?」
丸イスに腰かけているS太くんに聞いてみます。

彼は、弾かれたように立ち上がっていました。
自分の下半身をタオルで隠したまま、すっと寄り添ってきます。

もちろん私は知っていました。
本当はあっちにふたが転がったことを、この子が見ていなかったはずがありません。
でも・・・
S太くんは、とぼけた顔で首をかしげています。
そして、私のそばにしゃがみこみました。
あたかもいっしょに見てくれるかのように・・・
彼も頭を低く下げています。

下心みえみえのS太くんに、
(ああん、死んじゃう)
私は、興奮の絶頂でした。
(ああ、だめ、こんな格好なのに)
胸のところでタオルを押さえながらも、下ではお尻が半分出ています。
それなのに、私が演じるこの女は・・・
警戒心のない、このお姉さんは・・・
彼の目の前で、ひざ立ちになってみせます。
バスタオルのすそからお尻をはみださせたまま、さらに自販機にすり寄りました。

(だめ、だめ、見られてる)
両手をついて、床に顔を近づけます。
(見られてるってばぁ)
その心の声を無視しました。
両ひざを開いたまま、
(イヤぁあ。。。)
四つん這いになって、自販機の下を覗きこんでみせます。

からだに巻いていたバスタオルが・・・
腰の上から左右に開いて、お尻が思いっきりまる出しです。
(見ないで)
四つん這いのまま背中を反らして、
(見ないでぇ)
自分の恥ずかしい部分を完全に露わにしていました。
真後ろにS太くんをしゃがませておいて・・・
無防備にも床に這いつくばっています。
(泣いちゃう)
(わたし、泣いちゃう)
時間にすれば、10秒・・・それとも20秒でしょうか?
(もうだめ)
あまりの恥ずかしさに、涙がこみあげそうになっていました。
(もう無理)

「んー、ないなぁ」
ひざ立ちに戻って、後ろを振り返りました。
S太くんと目が合います。
(ああん、イヤ)
内心では涙ぐみそうになりながらも、
「あっ・・・あるじゃん」
向こうにみつけたふりをして、そっけない表情で立ち上がります。
恥ずかしさに震える胸のうちを隠しながら、棚の前に落ちているフタを拾いました。

S太くんが、また丸イスに腰かけています。
(ああん、ばか。。。)
この子は気づいていないようでした。
自身の感情が、顔に出てしまっているということに。
私のことを『じっ』と見たまま、あからさまに鼻の下を伸ばしています。
まだ子供のくせに、完全にいやらしい表情をしていました。

(そんな顔しないでよぅ)
からだに巻いたバスタオルを外していました。
まるで弱みでも握られたかのような、屈辱的な気分にさせられます。
再び男の子の前で、一糸まとわぬ姿になりながら・・・
その自虐的な興奮に逆らうことができません。
ボディクリームを手のひらにとりながら、S太くんをちらっと見ます。
(この子・・・)
どんな気持ちでいるのでしょうか。
真っ裸のまま、どこまでも無警戒なお姉さんに・・・
彼の鼻の下は伸びっぱなしです。
(そんな顔しないでってばぁ)
なんとなく目と目が合いました。
私は『きょとん』と不思議そうな顔をしてみせて、
『ん?・・・なに?』
声には出さず、口の動きだけで彼に問いかけます。

S太くんは、にやにやしながらも慌てて首を横に振っていました。
『なんでもないよ』
そんな、とぼけた顔で私を見上げています。
私が演じるお姉さんは、
『なんだろ?』
まったくピンときていないという雰囲気で・・・
目の前のその『子供』に、にこっとしてあげました。
やさしそうな女を演じる興奮が、ますます私を煽り立てます。

ここまでやったら、もういっしょでした。
ボディクリームを両腕に伸ばしながら、
(もっと。。。もっと。。。)
もうひとりの私が、自分自身に囁きかけています。
たぶん今夜、部屋でオナニーしてるだろう自分を想像しながら、
(いまのうちに、もっと。。。)

あえて、彼に話しかけていました。
「お風呂、はいらないの?」
男の子と顔を向き合わせたまま、わき腹、おなかへとクリームを伸ばしていきます。

「うん、これ飲んだら」
そう応える彼の目の前で・・・
手のひら全体を使って胸にクリームをなじませました。
おっぱいをさすりあげる私の手の動きに、S太くんが固唾をのんでいます。
彼の瞳をみつめてにっこり微笑みながら、
「それ、おいしいの?」
下から上へとおっぱいを揉みあげてみせました。

「・・・うん」
ぐにゅぐにゅと押し潰される私の胸に、S太くんが目を奪われています。
と思ったら、急に目線が落ちて・・・
(あ、あ、あ、だめ)
今度は、目の前に立つ私の股間に目を吸い寄せられています。
見えている縦の割れ目を凝視している彼の顔・・・
(あ、ああっ、わたし・・・)
もう、どうしても我慢できません。
指と指のあいだを使って、乳首を刺激していました。

能天気な口調で、
「のど渇いちゃったなぁ」
にこにこしながら自販機のほうに向きなおります。
(あ、あ、あ)
我慢していたものが一気に押し寄せてきた感じでした。
ジュースの種類を眺めているようなふりをして・・・
自分の胸を刺激します。
(まずい・・・)
立ったままなのに・・・
あそこからおつゆが溢れそうになっていました。

そこから先のことは、正直自分でもよく憶えていません。
とにかく何も考えずに、必死に自然体を装っていた気がします。
わざと頭の中を真っ白にして、服を着ていました。
最後にS太くんに『じゃあね』と言ったような、言わなかったような・・・
いま思えば、ドライヤーするのも忘れて荷物をつかんでいました。

逃げるような気持ちで建物を出て、雪の駐車場を歩いていたのは憶えています。
車に乗り込んで、スタートさせていました。
(馬鹿だ)
我にかえったのは運転しながらのことです。
あの脱衣所での出来事は、ほんの5分か10分のことにすぎません。
でも、私・・・
居合わせた子供に、なんてことをしているのでしょう。
迷惑かけたとは思わないけど・・・
(わたし馬鹿だ)
自己嫌悪に襲われながら、みるみる涙があふれてきます。

道路のはしに車を駐めて、涙を拭きました。
ジーンズの前を開いて、手を突っ込みます。
ぐじゅぐじゅになっているパンツの上から、あそこをいじっていました。
途中で横を通っていった車は2?3台あったでしょうか。
誰も私のことに気づきはしません。
泣きながらオナニーしていました。
S太くんの顔を思い出しながら、すぐに絶頂が押し寄せてきます。
悲しいんじゃありません。
興奮していました。
パンツをベトベトにしながら、私は何度も何度もイっていました。

(PS)
これを書いたのは、もう半月ぐらい前のことです。
でもいろいろと批判される気がして、なんとなく投稿を躊躇っていました。

それにしても昨日の雪はすごかったですね。
東京でもこんなに降ることがあるなんて、びっくりしました。
おかげで、私はまたこの日のことを思い出しています。
正直に書くのは恥ずかしいけれど・・・
昨日から、ベッドに潜ってオナニーばかりしていました。
会社の人たちは、私にこんな顔があるなんて誰ひとり知りません。
S太くん元気にしてるかな・・・
私のからだを全部見たS太くん・・・
彼の表情を思い浮かべると、ついついあそこに手を伸ばしたくなってしまいます。
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