目の前で”あの小夜子”が大胆に足を開き、尻を振って踊っていた
村松は”あの日”携帯に収めた美貌の花嫁と見比べながら
溜飲を下げる
「何が夫以外男を知らないだ」
思わず小さく漏れてしまった言葉に内心慌てながら
今度は大きな声を出す
「しっかし、馬鹿な夫婦だよなw」
「たしかにw
何が一流企業だよなぁ、俺のとこにも電話来たぜ
やめとけって言ったのに・・・」
「あははは、秀樹の奴、今頃、就職活動かな?
自慢の奥さんが、おっぱい、ぶらんぶんしてるってのにw」
まるで左右に弾む乳房のリズムに合わせるかのように、
村松達の夫を嘲る笑い声が聞こえた
『自分自身が夫を嘲笑するネタの一つにされてしまった』
小夜子は、そのことがあまりにも辛すぎて、眦に涙を滲ませていた
「なあ、そろそろ良いんじゃない?」
「そうだな、早く早く」
「よーし、じゃあ、お触りターーイム!」
男達の盛り上がりをよそに
小夜子は、とうとう来たかと嫌悪に身を粟立たせた
「どうする?間に挟んで二人づつか?」
「順番は?どうやって決めるよ?」
「まあ待てってw
最初は公平に全員で行こうぜ!」
「どうやって?」
村松は、仲間に片手を上げてストップ!の構えをしながら叫んだ
「小夜子さん、このテーブルの上に四つん這いになってよ」
「そ、そんなっ・・・」
酷い命令に思わず声が出る
それでも逆らうことができないことなど既に身に染みている
学習能力の高い小夜子だ、躊躇いも一瞬だった
「はい、かしこまりました」
テーブルの上で四つん這いになる美女を囲んで
男達は鼻の穴を膨らませて、我先にに手を伸ばす
「下半身は店のルール違反だから、”あまり”触るなよ~」
乳房をまさぐる者、背中を撫でまわす者、
ルール違反にも尻を揉みこむ者
それぞれが小夜子を好き放題にしだした
「おおおぉ、堪んねぇ
まじで、良い触り心地だよ」
「パイオツの揉み心地も最高だぜw」
「まじかよ、俺にも貸せよ!」
「いいねえ、 こうやって四つん這いで垂れたおっぱい揉むの好きなんだよ」
夫の友人達に裸身を弄ばれることは
小夜子にとって、とても辛すぎる現実だったが
ひたすら耐えるしかなかった
自分は人形だ、心の無い人形だ
そう何度も心の中で唱えながら
下を向き、目をギュッと閉じて
小夜子は気死しそうな屈辱に耐えていた
「あれ?」
1人の男が村松に気付く
「村松、お前、何してんの?」
「ああ、流石に4人では窮屈だからな」
村松は言いながら、
四つん這いになってひたすら項垂れている小夜子に向けて
顎をしゃくり上げる
「お前たち、興奮しすぎw
そんなもんで良いのか?
キスもありだぜ、この店はw」
瞬間、小夜子の背中がピクッと震えた
男3人に弄ばれる小夜子を愉しそうに眺める村松も含めて
男達のポジショニングは固定しつつあった
左乳房を中心に左側面を好きにする男
右乳房を中心に右側面を弄ぶ男
そして、、、
「小夜子さん、ちょっとごめんね、顔上げて貰うよ」
男は、小夜子に顔を上げさせると、
その整った顔にうっとりした笑顔を向けながら
自分の顔を近づけて行く
小夜子は無念そうに瞼を閉じる
男はゆっくりと唇を重ねた
小夜子も応じる、それが店のルールだ
濃厚なキスシーンに、村松も心がざわついた
舌を絡めている、唾液の音までしてきそうだった
他の二人も負けまいと、目の前の柔肌に唇を寄せて行く
緊張に張り詰めた小夜子の肌を男達の舌がゆっくりなぞっていった
どのくらい経ったのだろう
村松は勃起した股間が痛かった
ソファから重い腰を上げ
小夜子の唇を貪っている男の肩をポンポンと叩く
口から糸をひかせながら、男は顔を上げたが
村松は、そいつには目もくれずに
小夜子の顔を露骨に覗き込んだ
散々身体を弄ばれ上気した顔が堪らなく美しく
村松はドキリとした
しかし、
当の小夜子は、うつろな眼差しで村松を捉えたと思うと
すぐさま嫌そうに顔をそむけてまった
そのしぐさが、村松の嗜虐心に火をつける
「小夜子さん、どうです?
散々弄られて、気持ち良くなっちゃいましたか?」
「な、なりません!」
「そうですか、じゃあ、見せて下さいよ」
村松が小夜子の股間を見つめながら顎をしゃくりあげると
男達は「マジで?」「ちょー見たい」と目を輝かせた
小夜子は最初、村松が何を言っているのか気付かなかった
だから、全く男達の言葉を気に留めなかったが
その意味にようやく気付くと、あまりのバカバカしさに
村松が客であることも忘れて、剣呑な光を込めた視線を向けた
「な、何を言ってるんです!
それはルール違反です!」
当然、小夜子は大声できっぱりと断る
だが、村松だって店のルールは知っていた
村松は何気ないように小夜子に向けて話しだす
「そういえば、吉田君って知ってる?」
??
小夜子も男達も
村松が何を言っているのか分からず
ハテナ顔だ
だが、、
「あれ?PTA役員じゃない?彼?」
この言葉で、小夜子は思わず跳ね起きた
吉田は娘の学校のPTA会長だった
村松は含み笑いを漏らしながら話し続ける
「ああ、知ってたみたいね、
彼さあ、知り合いなんだけど、
風俗が大好きなんだよね」
村松が何を言おうとしているのか、
男達も気付いて、今後の展開に胸を熱くさせた
「彼に、この店を紹介し、」
「ま、待ってください!約束が違います!」
たまらず、小夜子は村松の言葉を遮って叫んだ
「何が?客を紹介するのが何かいけないの?」
「たしかにw
別に秀樹にバラすわけじゃないしな」
がぜん男達も活気づく
逆に小夜子の勢いは失速していく
娘の学校関係者だけには、絶対に知られるわけにはいかない
そんなことになるくらいなら・・・
店から逃げることも頭を掠めた
だが、それをすれば、
村松よりも、数段恐ろしげなヤクザの様な男達が相手だ
もっと酷いことになる
娘や夫まで危ない目に合う可能性だってある
「お願いします!
もうこれ以上、誰にも知らせないで!
お願いです!」
絞りだしたような、けっして大きくない声が
なぜだか男達の笑い声を完全に打ち消して、室内に響いた
「分かりましたよ、小夜子さんにそんなに必死に頼まれたら
どんな男でも言うことを聞いてしまいますっと
約束しますよ
なあ、お前たちも良いだろ?今日のこと絶対に内緒にしようぜ」
「分かってるって」「あったりまえだろ」
「その代わり、小夜子さん!俺達の頼みも聞いて貰いますよ」
村松は、にっこり微笑んだ
「別にパンツを脱げって言ってるわけじゃないんですよ
パンツを横にズラして中身を拝ませてくれれば、良いですからw」
「せっかくだから、立ってやってもらうかな」
小夜子が黙って頷くと
男達は拍手喝采の大盛り上がりになった
憧れの美人妻を好き放題に触りまくっただけじゃなく
今度は文字通り全てを晒させることができるのだから、
それも当然だ
「そうだな、このテーブルに片足を乗せて
パンツずらしましょうか、いいですよね?」
小夜子にはもはや逆らう意思も気力も全くなかった
言われるままに小夜子は、黙って片足をテーブルに乗せた瞬間
男達のため息が部屋に響いた
「良い脚してるよな」
男達は小夜子の股間を覗き込むために、
床にしゃがみこんでいた
下から見上げる脚は、よりいっそう細く長く見える
「本当に約束してください!
本当に、、、」
小夜子は悲痛な叫び声で訴えた
「分かってるよ、約束だ、この村松が必ず約束する!」
小夜子は一度目を瞑ってから
華奢な指先に力を入れて
グイッと一気にパンツを横にずらした
「おおおぉ」
一瞬、男達は息を飲んだ
淡い繊毛の奥に
意外にも発達した縦唇が、艶めかしく息づいていた
村松はゴクリと喉を鳴らしてから
そっと手を伸ばす
まずは、繊毛の感触を愉しみ
そして、もっと奥に手を伸ばす
自然と笑みが漏れる
村松が小夜子に渾身の笑みを向けるも
小夜子は長いまつ毛を閉ざしたままだ
「小夜子さん、目を開けて、俺の方を見てよ
触られてる顔をちゃんと見せてくれないと、
吉田君にぽろっと言っちゃうかもしれないよw」
小夜子が目を開けると
一緒に涙がこぼれ、頬を伝って落ちた
『良い顔だ』
村松から目を開けるよう命じられたため
必死に目を開け続ける小夜子、、、
しかし、よほど恥ずかしいのだろう
完全に伏し目がちになっていた
それでも
村松達は、全く文句を言わなかった
なぜなら、小夜子の恥じらう顔さえも
この美貌の人妻が晒す究極的な恥辱の一部として
村松達はじっくりと愉しんだからだ
ずる賢い村松は
ただ何も考えずに、小夜子の秘肉に欲情しているわけではなかった
小夜子が店のルールを破って、下半身まで丸出しにさせたことには
目の前で息づく恥辱の割れ目以外にも、大きな意味があった
『一度ルールを破ったのだ、もはや何でも有りだ』
それは、長年思い焦がれた美人妻を、
完全に思い通りにできるということを意味していた
村松は、弄り回していた秘肉から名残惜しそうに指先を離して
そっと小夜子のパンツを摘まんだ
「脱ぎな」
この非常に短い言葉によって
小夜子は大きく目を見張った
「自分で脱ぎな」
村松はもう一度命じる
背後で誰かが
「PTAの吉田君だっけ?」と言うのが聞こえた
もはや店のルールは盾にはできない
つづく
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