半年ほど前、私は持病の腰痛が悪化して入院する事になりました。
これはその時の話です。
何事も無ければもう1週間もしない内に退院という事になった日。
2人部屋だったのですが、隣の人が午前で退院していき、午後3時ごろになって別の患者が隣に入ってきました。
ところがそれが坊主頭で歳は50くらい、サングラスをしていてとても人相の悪い男でした。
が、挨拶をして話をしてみると見かけとは違い、いたって普通の人でした。
ただ、やはり仲良くなって話していくうちにヤクザ的の稼業をしていた時期もある事がわかりました。
私はそれを知って以来はあまり深くこの男に関わりを持つのはよそうと決めました。
ある日男がこんなような事を言いました。
「昔もっと若くて病院に世話になる事が多かった時は、病室で看護婦と楽しくしたもんだ」
男はそういう時はナースコールは隠しておくのだとか、仲間を呼んだりもするとか、よく聞いていると、どうも楽しくというのはレイプの事なのだとわかりました。
それまでは金の話、過去の自分の話、家族の話を延々としていた男がその話ばかりするようになり私は愛想笑いしながら聞き流していただけでした。
男はその病棟の松尾という看護婦をとても気に入ったようでした。
松尾さんは25、6歳のかなり可愛い看護婦でした。
男は松尾さんには執拗に絡み、松尾さんも迷惑そうでした。
私が男に
「あの看護婦さんお気に入りみたいだね」
と何気なくいうと、
「一回ヤっちゃえば、もう俺のモンなんだけどなぁ・・」
などといい、私は少し恐ろしくなりました。
ある夜私が物音に目を覚ますと、隣のデスク灯が点いていてカーテンに2人の影が映っています。
男と女の声です。
男の声は間違いなくあの男。
女の声はか細く振るえていましたが松尾さんの声だとわかりました。
ベッドの横の松尾さんの腕を男が掴んでいるのが影でわかりました。
男は突然ドスの利いた声で松尾さんに何か言いました。
松尾さんは泣き声に近い声で何かを男にいい、そして何かを確かめるように聞いていました。
松尾さんをベッドに倒し、白衣の上着のボタンをはずして、男の影と松尾さんの影が一つになりました。
首筋を愛撫しているのだと思いました。
松尾さんの声は一層悲しさを増し、男の息遣いも荒くなっていきました。
松尾さんの胸の辺りに男の顔がうずまりました。
そして、男は松尾さんの白衣のパンツのほうを脱がしにかかりました。
「いやっ・・・それはしないって・・・」
松尾さんの声に男は再び太い声で何か囁き、松尾さんのすすり泣きを無視してパンツを脚からスルリと脱がしとりました。
松尾さんの足がクッキリと映り、男は松尾さんの股に顔をうずめて、匂いを嗅いでいるようでした。
その後、男の顔と松尾さんの顔が重なり、男が松尾さんの唇を吸う音が聞こえ、松尾さんの嗚咽が聞こえました。
男の手が松尾さんの股間を弄るのが映り、その手をストッキングの中へ入れました。
とても静かで、男が松尾さんの唇を吸うチュチュッという音が時々し、松尾さんがうぅ・・と呻いたりする声がしたりする程度でした。
男の手が松尾さんの股間を激しく弄び、しきりと松尾さんの耳元に何かを囁いていました。
男は松尾さんを弄んだまま、うつ伏せにさせるとストッキングをズリおろし、松尾さんの尻を露出させ尻を舐め始めました。
松尾さんはうつ伏せのまま、腰を少し浮かせるような体勢になっているようで、男は腹のほうから手を入れ松尾さんのあの部分を責め立てていました。
「うぅ・・あっ・・」
松尾さんの口からは喘ぎのような声が漏れ始めていました。
そしてピチョピチョという音を松尾さんの股間が発し始めた時、男は松尾さんの膝を支点にして、松尾さんの上半身を持ち上げ膝立ちのような体勢にすると片手で松尾さんを支え、もう片方の手は絶えずあの部分を刺激し続けていました。
私もあのかわいらしい松尾さんが今隣のベッドで男のなされるがままになっている事に興奮していました。
松尾さんは男にアソコを嬲られ、更に絶えず耳元で囁き続ける男の声に誘引されグチュグチュいやらしい音を立てて
「はぁはぁ・・」
と荒い息をしていました。
そして松尾さんに男は遂に挿入し、騎乗位で激しく突いた後、正常位で犯しました。
松尾さんは小さなかわいらしい声で
「あん、あんっ・・」
と感じていました。
最後は男の肉棒をしっかりと握り、松尾さんが口で受けました。
その時の松尾さんはとてもエロティックに見えました。
松尾さんのイク時の声は今も耳に残っています。