06月10

小学生女子の全裸身体検査

昭和の時代です。
わたし(女子)は小6のとき保健委員でした。

身体検査に欠席した生徒が保健室で検査を受けるとき、先生のお手伝いをしました。

当時の身体検査は男女ともパンツ一枚です。
でも、女子の高学年は上だけ体操服の着用が許されていました(中は裸でスポブラなどの下着は不可です)。
児童に人権がない時代でしたが、多少の配慮はあったようです。

わたしが先生の補助、同じ係の同級生のAさんが記録係でした。
検査を受ける女子は5年生1名、6年生3名でした。
その日、女性の先生は明らかにイラついていました。
元々キツい感じでしたが、時間がないのか、面倒くさいのか、わかりません。
とにかくキレ気味でした。

先生が女子に「今日は脱いだままやります」と言いました。
上に体操服を着ていると、脱いだり、着たり、たくしあげたりするからでしょうか。
そして「バカ、誰が全部脱げと言った。もういいから、そのまま(検査を)受けなさい」と怒る声が聞こえました。

衝立のうしろで着替えていた5年生が全裸になっていました。
先生の強い口調に勘違いしたようです。
5年生の女子は泣きそうでした。

そのとき6年生の女子が「わたしたちも脱ぎます」と手を挙げました。
クラスは違うけれど学級委員の子です。
わたしは「えっ?」と思いましたが、先生に何か言えるような雰囲気ではありません。
先生は「あ、そう」勝手にどうぞ、という感じでした。
6年生たちは恥ずかしがっている下級生に気を遣って全員がパンツも脱ぎました。

検査は淡々と進みました。同性でも個人差のある成長期の女子の体は気になります。
どうしても見てしまいます。
記録係のAさんも、さりげなくチラ見しているのがわかりました。

おっぱいの大きさや形がみんな違います。
5年生はまだ乳首のまわりが膨らんでいるだけです。

学級委員の子は割れ目のすぐ上に発毛がありました。お習字の筆の先くらいです。
一番恥ずかしい年頃なのに堂々として、偉いなあと思いました。
おっぱいも膨らんでいて乳首がツンと出ていました。
3人の中では一番発育がよかったです。

他の2人のうち一人も毛糸のような毛がポヨポヨっと生えています。
二人とも割れ目を隠すほどではなく「生え始めました」と主張しているような感じです。
胸は乳首と乳輪が一緒に盛り上がり、大人の女性のような「乳首」になっていません。

もう一人はツルツルで、ざっくりとした切れ目が印象的でした。
おっぱいは膨らみ始めで、横から見ると三角形のようにツンと出ているだけです。

同級生の裸を見る機会は高原教室(宿泊授業のこと)などのお風呂でありますが、至近距離(いわゆるガン見)はありません。
でも、今は背を伸ばして気をつけの姿勢なので「どうぞ見て下さい」状態なのです。

先生は「裸(全裸)だと早く進むわね、よしよし」と満足したようでした。

わたしたちは後片付けをして教室に戻るとき、記録係のAさんと小声で話をしました。

私「すごいの見ちゃったね」
A「うん。同性でも見てる方が恥ずかしかったわ」
私「ホントそうね」

そして、今日のことは二人だけの秘密にしようと約束しました。

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