類は友を呼ぶというか因果応報自業自得というかそれは避けられないことだったのか今でもあの時の顛末を語り尽せるかわからない。
「ケンちゃん、ケンちゃんじゃあないか」
大学に入った時、やや遅すぎた感があるがとりあえずホッとしていた。悪夢のような高〇時代に区切りをつけこれからは明るく生きていこうと、少なくともゼロからのスタートと心に決めていた。
「鏑〇くん。また音楽をやろうぜ」
桜の花が満開の時節柄、入学式を終えた後ふと立ち寄ったサークル勧誘の一角で声をかけてきたのは高〇時代の軽音楽クラブで一緒にバンドを組んでいた時にヴォーカルだった小暮さんだった。
「なんだか奇遇だなあ。キーボードの八木〇もいるんだ」
「それからドラムの猪〇さん。ときたら鏑〇君はサイドギターだよね」
ほんとに立ち眩みがして倒れそうだった。こういうのをデジャブーっていうのか。
「よおお。ボン、ボンじゃあござんせんか」
突然背後から現れたのは伝説のリードギターヤリ逃げのケンちゃんだった。
「その女ミニ、目に染みるなあ。丈が短すぎるのだよ」
中〇時代から持ち越して何もないがそれとなく気になっている同級生の美幸。
桜の花が満開の坂道で突風で吹き上げられたミニの下は薄い布地の真っ白なパンツ。
そんなおかずを拾い集めて温めあっていたあのころ。
「フオクグイターか。貸してみろよ。俺が音抜けさしてやっからよお」
ケンジさんは人のギターを手に取り乱暴にピッキング。軽音楽クラブの部室だった。
「ところで、そこの彼女は」
「ああ、中学の同級で美幸」
「何も知らないのですがこれから頑張ります」
ケンジさんの目が美幸の女ミニに釘付けのアングル。(写真部の間違いか)
「そっちの娘も音抜けさしたろか」(マジマジマジマジ。マジっすか~ ばんざい)
「やだ~」
美幸の声が上ずっていた。ショートボブの髪を何気にかき上げる。
「ほら。もうこんなだぞ。どうだい俺のアルペジオは」
くふ~
俯いた美幸の口から吐息が漏れる。
「それではヴァー〇ンは私が」
小柄な小暮という男は留年していて一つ年長だった。
「先輩どうぞ」
ケンジさんはあっさり美幸を離した。
「結局はパイセンがレイプしてしまうんだろ」
ヒギッ
美幸の喉の奥から絞り出されたような断末魔の悲鳴。少女はひと月で女になるというが。
「鏑〇さんどうぞ」
「あ、ああ」
「愛って偉大だなあ。あんなに頑なに閉じていたアソコがパックリと開いたじゃあないか」
へっこらコックら。
小暮さんの巨チンで犯されたアソコはやがてスコスコとスムーズピストン。
気持ちよく中に出した。
「あとはよろしく」
八木〇、猪〇といったギャラリーが後に続いた。(結局は輪姦だろ)
「このにお~~い」
部室は飛び散った白濁液の臭いで充満していた。
ゲホゲホ
いつの間にか二人残された部室で美幸は我に返ったように鼻をつまんだ。
ぐったりしたコックを口で慰め復活したコックに跨る美幸。
ズボッ
ゆっくりと腰を動かしていく。
「鏑〇さん。か・ぶ・ら・〇さん」
「このサークル、ヤリ逃げサークルって言われてるんですよお」
美幸、あれからずっとケンちゃんの女だったのかい。