私はあつこ。k校二年生です。
いたって地味で人気はないけど 成績だけはいいから、生徒会の役員なんかつとめてます。
そんな私には秘密があります。
放課後の、誰も立ち寄らない生徒会の文書保管室で、魔法の手鏡を取り出して、そこに映る自分に
マクテクマンコヤ、マクテクマンコヤ……
と 呪文をかけると、
私は思い通りのひとの姿になってしまうんです。
保管室の壁には、全身が映る大きな鏡があります。
その前に立って、別のひとになった自分を楽しみます。
きょうは、
マクテクマンコヤ、マクテクマンコヤ、カシモトハンナちゃんになぁれー!
と、呪文をかけると、私は大人気の美少女アイドル ハンナちゃんになってしまいました。
「かっわいー!」
私は鏡にかぶり付きになりまふした。
「さすがに『2500年に一人の美少女』と呼ばれるだけあるわね……。ウチの学校のみっともない制服でも、ハンナちゃんにかかれば、すごくおしゃれに見えるもん。」
私は、ちょっと鏡から離れてスカートのすそをめくり上げました。
私、パンティーを脱いでたので、鏡に下半身が映しだされました。
「あ~ん、ハンナちゃんったら、アソコに毛がまだ生えてないのね。
ツルッツルじゃないのー。それに、」
私は指でハンナちゃんの 股間をさぐってみました。
「クリトリスが、ずいぶん大きくなってクリクリしてるじゃないの……
ハンナちゃんったら、もうだいぶオナニー癖がついちゃってるのね。」
鏡を見つめて股間をいじっているうちに、私は片手で制服のポケットから小道具を出しました。
それはタバコとライターでした。
ハンナちゃんみたいな美少女が、ヌードになったら結局可愛いだけです。
私はハンナちゃんを、服を着せたままいやらしい姿にさせたかったんです。
鏡の前の床に座りこんで、タバコをくわえたハンナちゃん。
私は、鏡の奥のハンナちゃんに話しかけました。
「ダメじゃないの…… ハンナちゃんみたいな美少女が、k校の制服を着たままタバコを吹かすなんて。
こんな姿が流出したら、ハンナちゃん『妻子ある男とデート』よりもスキャンダルになるわよ。」
そんな言葉を、唇から煙まじりに漏らすと、私の指先がいじる股間はいっそう気持ち良い刺激に包まれていきます。
「まあ…… ハンナちゃんったら…… なんてだらしないんでしょ。」
鏡に映るハンナちゃんの股間は、ぬるぬるとした液体を垂らしながら、私の指先が入るほどすきまを開いているのです。
「ハンナちゃん、これが欲しいのね。」
私はくわえていたタバコを手にとり、股間に寄せました。
タバコは股間の開いたすきまにすんなりと挟まりました。
「まあ、ハンナちゃんったら……
下のお口でタバコを吸うなんて。
こんな姿をファンの野郎どもが見たら、幻滅するか抜きまくるかのどちらかよ……」
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ルミパス ルミパス ラララララ……
私が手鏡に向かって呪文をとなえると、ハンナちゃんの姿は もとの地味な私自身の姿に戻りました。
「残念な話よね…… ハンナちゃんに限らず、変身した姿は画像に残せないのよね……」
私は、私を映していた鏡に向かって言いました。
「見てたんでしょ。鏡の国の皆さん。
ハンナちゃんに変身した私が、オナニーしてた姿を。
本当なら戒めのためにこの呪文を使えなくすればいいのに、それをしない所を見ると、
皆さん けっこう私のひとり遊びを楽しみにしてるみたいね。」
文書保管室をあとにして、私は考えていました。
「一度、男の子に変身してみようかしら……『ヤラシ』の、ヤイバくんなんかどうかしら。
……鏡で変身したヤイバくんでも、おチンチン ちゃんと反映されるのかな。」