12月27

俺がドMになった理由 PART.5

俺がドMになった理由PART.4


さて本題だが、もう小学校生活も残り少なくなっていて、これまで書いたことに
匹敵するようなインパクトのあった事は、もうそんなには残ってはいない。
その残り少ない一つは修学旅行だ。
俺たちの学校の修学旅行は栃木の日光だった。
こういう泊りがけの旅行は、低学年の頃から毎年サマー合宿で経験済みだったので
あまり新鮮味はない(海辺の町だったので夏はそういうイベントが目白押しだった)。
でも去年くらいまでなら、こういう機会にまた圭子とエロいことないかなー、みたいな
期待もあったんだが、すでにこの一年で結構な体験を連続してしたし、さらに圭子の家にも
行っちゃったというのは大きく、もう別段、親元を離れて外泊するのが格別なチャンスだとは
そんなに思わなかった。
要するにある程度、いつでも圭子とエロい事が出来るという、ガキのくせに小生意気な
余裕ができていたのだ。
以前はあれだけ餓えた狼のように、目的を果たすためなら努力を惜しまなかったのに、
男というものは子供ながら勝手なものだと自分でも思う。

なので、それほど修学旅行でなにかが起こるなど期待してなかったし、むしろ
サマー合宿の時よりもクラスの連中の目が多いので、何も起こらないだろうと思ってた。
だがそこに意外な伏兵がいた。それはEと絵里のカップルだった(しばらく書いてなかったので、
皆さんは覚えているだろうか)。
このカップルについては、圭子の方から俺にいろいろと聞いてきた。
最初は「もうキスしたのかな」とか、そんなものだったが、そのうち、
「えっちはまだだと思うけど、Bまではしたかな?」なんて聞いてくる(A・B・Cという
表現もすっかり死語だ)
圭子によると、絵里は口が堅くてなかなか聞き出せないらしい。
俺もそのあたりの事はEから特に聞いてなかったので、その時は答えようがなかったが、
なんだか少し愉快になった。珍しく俺の方が主導権を握ってる感じだったからだ。
なので修学旅行の少し前あたりに、思い切って俺からEに聞いてみた。
まず、「もうキスした?」と聞くと、Eはちょっと照れくさそうに「まあな」と答えた。

「そっから先は?」
俺はあえて軽い感じで問い掛けたが、Eは少し顔をあらためた感じになった。
「先って言ってもなぁ・・・キスした時、どさくさに紛れて、おっぱいを
 ちょっと触ったくれーかなぁ」
「おー、さすがエロの帝王。・・・で、それはワザとってバレたの?」
「モロバレ。でもちょっと怒ったけど許してくれた」
俺は口笛を吹いてはやしたてたが、Eはあまり嬉しがる様子ではなかった。
「エッチ!って言われたけど、顔笑ってたしさ、これはもしかしたら・・・
 って思ったんだけど」
もしかしたらというのは、その先に行けるんじゃないかってことだろう。
「・・・でも、やっぱ絵里って、圭子とは違うんだよな」
「なにが?」
「あんまり気軽にエロいことしてくんないっていうか」

「それがフツーなんじゃねえの?」
圭子も別に気軽に誰とでもするのではなくて、相手が自分の中の条件にかなってなければ
絶対にやってくれないと思うが、それでも彼女が特別に進んでることは確かだ。
「お前はいいよな、圭子といろんな事して。なあ、おまえら本当に付き合ってないの?」
「ねーよ。お前らと違ってデートとかしたことないし」
それは事実だった。セックスはしてないからセフレでもないが、確かにエロ抜きで、
プライベートで遊んだ事はほとんどない。その辺はE・絵里カップルとちょうど真逆だ。
「おまえさ、絵里のおっぱい見たいとか思う?」
俺はそういう事を話していい空気に暖まったったと判断し、話をさらにエロ方面に向けた。
「そりゃあ見てーよ」
「最近、もっとでかくなったみたいだもんな?」
確かに絵里の胸は、以前よりさらに大きくなってるようで、服の上から圭子と見比べても
遜色なさそうだった。

圭子を越えたかな?」と、E
「おまえ、彼氏ならなんとか見せてもらえよ」
「無理だ無理」
「見たいな?」
「あー、見たいな?」
「下の毛は生えてっかな。圭子はもうそこそこ生えてきてる感じだけど」
5年生の時には僅かだがチラホラ生えていたし、少し前にもほんの上の部分のみは見た。
あれだけでは全体はどうなってるか分からないとはいえ、圭子ならかなり性長が
進んでそうだ。
「絵里もあのおっぱいなら生えてんじゃないか?」
「あー、そうっぽいな?」
結局Eと話してるとこういう流れになる。とてもその対象の女の子の彼氏との会話とは思えない。
要するにまだ俺たちは子供だったのだ。
が、とりあえず今のところ、俺の方が体験的に何歩もリードしてる事が分かってホッとした。

この事を後で圭子に話すと、つまらなそうに、「なんだ、まだそれだけか」と言った。
「せめて、おっぱいくらい見たいってさ(笑)」
「Eもホント馬鹿だねー。・・・でもあんたもそうなんでしょ?絵里の見たいんでしょ」
圭子がニヤニヤ笑いつつ、探るような感じで言ってきた。
俺はこの時、一学期の時の会話を思い出した。屋上で初めて手コキをされた時の事だ。
「まあ・・・おまえとどっちが大きいか知りたいし」
「・・・まだそんな事言うか」
圭子は呆れたように言ったが、顔つきはあの時のように結構マジだ。
「いやさ、あん時はお前の方が大きいと思ったけど、あれから絵里もでかくなってる
 感じだし・・・ひょっとして逆転されちゃってるんじゃねえの?」
珍しく俺の方から圭子をわざと挑発してみた。
「ばーか、二度も同じ手を使うな」
圭子は乗ってこなかった。さすがに同じ手にはかからない。
が、その時、圭子は急に表情を変えた。

「あー・・・でも、ちょっと面白いかも」
圭子は唇の端をニヤケさせた。例のSの笑いだ。
「何が?」
「絵里をその気にさせんのが」
「え・・・」
圭子はそれ以上、何も教えてくれなかった。
その言葉の意味がわかるのは修学旅行の夜のことになる。

それから一週間後、俺たち6年生は修学旅行の日を迎えた。
一日目は、いろは坂をバスで越え、日光東照宮などを廻った。
そしてその夜に泊まることになった宿だが、これがボロな二回建ての旅館でありながら
やたら広大な敷地にいい加減に増築を重ねた感じで、全体が随分と長く
あちこちこねくり曲がったややこしい造りになっていた。
夕飯を食べ終って風呂に入った後は、消灯の10時まではほとんど自由時間だったのだが、
その自由時間が始まったすぐ直後に、圭子が俺とEに声をかけてきた。

「あのさ、ちょっと来て」
「え?なんで?」
俺が聞き返すと、圭子は意味ありげに笑いながら、「ダブル密会」と言った。
”ダブル”という言葉から、俺は絵里絡みだなとピンと来て、思わずEを見た。
「なんだよ、絵里も入ってんの?俺、なにも知らねーぞ?」
Eも絵里絡みだというのは即座にわかったらしいが、絵里からは何も聞いてないらしい。
「ま、いいから、いいから」
圭子はそうだとも、違うとも言わずに、俺をEを手招きした。
圭子に連れてゆかれた先は、俺たち生徒の宿泊部屋が並んでるあたりから遠く離れた、
別館の小さな一室だった。
このあたりには客間はなく、もうカーテンの閉まってる事務室らしきものや、
エアコンなどの制御装置がある部屋などがあり、この部屋はどうやら布団部屋らしい。
すでに布団は一時間ほど前に客間に敷かれたので、周囲に人影は無く、寂しい雰囲気だった。
圭子に招かれるがままに俺たちが布団部屋の中に入ると、圭子は引き戸に鍵をかけた。

部屋の中は豆電球しかついてなく薄暗かったが、廊下の電灯が差し込むので、
奥の方は暗いが、手前は結構明るかった。
中には余った布団が何枚も積み重ねてあったが、その布団の山の谷間に絵里がぽつんと
足を伸ばして座っていた。
「あ」
俺が思わず声をもらすと、絵里はなにか気まずそうな、照れくさそうな、曖昧な笑みを
返してきた。
「おまえ、なんでここにいんだよ」
Eが絵里に問い掛ける。
絵里は再び曖昧な笑みを浮かべ、圭子の方をチラッと見て、「圭子がさぁ・・・」
とだけ答えた。
俺は急速に胸がドキドキしてきた。旅行前の圭子との会話を思い出したのだ。
絵里をその気にさせる、というのは、俺たちの前で何かエロいことをさせると言うことなのか?
そして自由時間が始まった初っ端に、ここに俺たちを呼んだ意図もわかった。
もっと時間が経つと、俺たちはそれぞれクラスの連中とトランプなり枕投げなり、
みんなで固まって遊ぶのが盛り上がってきて、4人だけ抜けるのが難しくなるからだろう。

「えー、エロコンビのお二人さん、あんたたちさぁ・・・まだ前みたく
 絵里の胸を見てみたい?」
圭子が場を仕切り出す。
ここは俺は圭子に便乗して場を盛り上げるべきだと直感した。
「そりゃ見たいよ。なあ?」
俺はEを見た。以前のEだったら、すぐに見たい見たいとノッってきただろうが、
さすがに今は絵里と付き合ってるだけあって、何やら慎重な表情をしている。
軽薄に見たいなんて言ったら、後で絵里に何か言われるかもしれないと思ってるのだろう。
が、本音ではすごく見たいに決まってる。
「いいの・・・?」
Eが絵里に恐る恐るといった感じで問い掛けると、絵里は少し恥ずかしそうに頷いた。
俺は内心で『ラッキー!』と思ったが、ラッキーも何も、修学旅行までの一週間、
おそらく圭子がこの時の為の根回しをして・・・つまり、絵里を説得したんだろう。
しかし、Eと一対一の時ではなく、あえて俺や圭子がいる前で服を脱ぐという
絵里の気持ちは少し理解しにくかった。

そもそも、どうやって圭子は絵里を説得したのか?
その辺りの謎や経緯については後で圭子から聞く事が出来たのだが、長くなるので後で記す。
「あ、ちょっと待った。Eはともかく、関係ないWはタダ見すんのはダーメ」
圭子が意地悪な口調で、無情にも俺にストップをかけてきた。
「おまえだって関係ねーじゃないか」
「あたしは同じ女だからいいの」
圭子は当然でしょとばかりに言うと、急にまたニヤニヤし出した。
「だからぁ、見物料として、Wはフルチンになって見る、よう、に・・・ぷっ、あはははっ」
圭子は自分で喋った言葉で、途中でこらえきれずに笑い出してしまった。
「ひでぇ!」
「いいじゃん。あんたチンコ見せんの好きなんだし」
(そりゃ、おまえ限定だ)と、言いたかったが、さすがに口には出せない。
「別にWがそんなことしなくてもいいんだけど・・・」
絵里が助け舟を出すように言ってくれたが、圭子は笑って「いいの、面白いから」と言った。
要するに、事のついでにいつものように俺をいじめてやるかという事らしい。

俺は短い間だが、わりと真剣に葛藤した。さすがに圭子以外の前でフルチンになるのは
恥ずかしい。さらにEもいる。
しかし、むろん絵里の胸もすごく見たい。
単純にまだ見た事のない女の胸を見たい。サイズ、色、形、どれも知りたい。
ついでに言えば絵里自身を夜のオカズにした事は圭子の次に多い。
「・・・わーったよ」
俺は5秒ほど考えたのちに承諾した。
「あはははっ!」
「ぷっ!あははっ」
圭子と絵里が同時に笑い出した。
「なんだよ」
「いやさ、こんなこと真剣に悩んでたあんたのカオがすごい面白くて」
圭子は堪らないとばかりに爆笑してる。
「おい、あまり・・・」
Eが、部屋の入り口の方を見ながら、注意を喚起するように言った。

「あ、そっか、しーっとね・・・」
圭子は唇に人差し指をあてた。あまり大声を出すと誰かがこないとも限らない。
「そんじゃ」
俺に対して圭子はぞんざいに顎の先を向けて、フルチンになるよう指示したので、
仕方なく俺は、皆のいる方から後ろ向きになってズボンとパンツを脱いだ。
「手ェどかしなよ」
圭子は容赦なく、俺が未練がましく手で隠してる股間を差して言ったので、
仕方なく俺は手をどけた。
「ぷっ、あはははは、やっぱりもう大きくしちゃってるし!」
圭子は俺のチンコを指差して爆笑した(が、Eの言葉を気にしたのか、
さっきよりは声のボリュームを落としてる)
俺のチンコはまだ六分勃ちくらいとはいえ、すでに上を向いていた。
むろん先ほどから、今から絵里が胸を見せてくれるという話を聞かされて、
どんどん興奮してったからだ。

「みっともないなー、あんた敏感すぎ!」
「仕方ねえじゃん」
俺は恥ずかしさをこらえながらブツブツと呟きつつ、絵里の様子をチラッと見ると、
彼女も圭子のように意地悪な感じではないが、クスクスと笑ってる。
「悪ぃな」
何が悪いのか自分でもよく分かってなかったが、とりあえず俺はEに向かって
小声で謝ると、Eは苦笑いして、「悪いって何がだよ」と言った。
「ね、絵里、こいつの超ちっさいっしょー」
圭子が俺のチンコを指して、はやし立てるように絵里に言う。
「かわいい(笑)」
絵里はそう一言だけ言った。
たった一言だけだが、絵里にもそんな事を言われたのは、Mの快楽もありつつ、
結構ショックだった。
「――そんじゃ絵里、どうぞ!」
圭子はまるで司会者のような口調で、絵里に服を脱ぐように勧めた。

さすがにいざとなると恥ずかしいのか、絵里は躊躇ってる様子がうかがえた。
だが、やがて腹をくくったのか、「ふう」と軽く深呼吸すると、絵里はブラウスの
ボタンを外し出し、一気に袖を抜いて脱ぎ捨てた。
そしてその下のスリップもためらいなく脱ぐと、上半身は白いブラジャーだけになった。
この時点で妙にエロい格好だが、ブラジャーはいわゆるスポーツブラで、
圭子と比べると色気はない。
しかし確かにサイズは大きく、そのブラでは窮屈そうだった。
絵里はここで一旦止めたりすると決意が鈍ると思ったのか、すぐさま手を後ろに回して、
ブラを外しはじめた。
俺はゴクリと唾を飲んだ。横目でEを見ると、Eも目を皿のようにしている。
そしてブラが外されて、絵里の胸がついに露わになった。
「うぁ」
「うぉ」
俺とEは馬鹿丸出しのような声を同時にあげ、それがちょうどハモったので、
圭子がプッと噴き出した。

これが絵里のおっぱい・・・俺は目を見張った。やはり絵里も超小学生級の
胸の持ち主だった。
「やっぱでっけえ・・・よなぁ?」
俺がEに問い掛けると、Eは「あ、ああ」と、うわの空のような感じで答えた。
ただ、サイズはともかく、形は微妙に想像していたものと違う。
想像(妄想)する時は、むろん俺の知ってるおっぱいが脳内モデルになる。
つまり圭子のおっぱいだが、その圭子のものとは微妙に形が違うのだ。
圭子のは丸くて大きいボールをそのまま半分に切って胸にくっつけたような、いわゆるお椀形だが、
絵里のは大きいがやや乳房が細く長く、極端に言えばピストルの弾丸のような形をしている。
さらに乳首や乳輪の大きさや色も違う。
単なる贔屓目だが、俺は圭子の方の形が好きだった・・・とはいえ、長いこと圭子の
ナマ乳も見ておらず、記憶は大分薄れてるのだが。
しかしむろん俺は興奮した。当然ながらまだ見た事の無い女の裸を見るのは嬉しい。
横のEも俺以上に食い入るように見ている。Eの視線を受けた絵里は、顔を赤らめて
視線を外した。

「どう、もうガチガチ?」
圭子が俺に近づいてきて、俺のチンコをいきなり指で軽くピーンと弾いてきた。
俺のチンコはさっきの六分勃ちの状態とあまり変わっていなかった。
感動の方が大きかったせいか、性的な興奮を打ち消しているらしい。
「あ、まだだ。でも完全に大きくなっても、こいつの小さいんだよねえ」
圭子はまた絵里に向かって俺のチンコの貧弱さをアピールしたが、さっきと違って、
おっぱいをモロにさらしている事にテンパってるせいか、絵里はこわばった笑みを
浮かべただけだった。
こんな事はいつもの事なので別にむかついたりはしなかったが、このとき俺は、
圭子に対してある反撃を思いついた。
「お前は見せないの?」
「は?」
「いや、胸を。だって絵里だけなんでずるいじゃん」
圭子が何か言う前に、俺は一気に畳み掛けた。

すると、亜希の時に俺が同じ手を使った場合と同じように、案の定、圭子は顔を曇らせた。
やはり不公平さなどの筋道に訴えかけるのは圭子には有効らしい。
そして数秒ほど圭子は無言だったが、やがてニッと笑った。何か反撃法を思いついた顔つきだ。
「・・いーよ。ただし、今度はEも脱いでね。フルチン♪」
「え」と、俺。
「えーっ!」と、E
さらに絵里も「えっ・・・圭子・・・」と言って、困惑したような視線を圭子に向けた。
「だってそうじゃん。絵里のカレでもないWが見物料としてフルチンになったんだから、
 あたしが脱ぐ時はEがフルチンになるべきじゃないのー?」
圭子は当然でしょとばかりに主張する。そして確かに筋は通っている。
「・・・いや、あー、それは、いや、あー・・・」
圭子の言葉を受けて、狼狽したEは意味不明の言葉をに繰り返している。
Eは俺みたいな露出趣味はないので、やはり抵抗があるのだろう。
むろん気持ちは分かるが、俺は当然見たい。そして圭子と絵里のおっぱいを見比べたい。
すでに先にフルチンになって開き直ってる分、余計に強くそう思う。

「嫌なら別にいいよ。もう帰ろっか?」
圭子はわざとらしく、目を部屋の入り口に向けた。
しかしEはまだ決断がつかない様子だ。
「――あー、ちょっと、あのさ・・」
業を煮やした俺は、横から割って入った。
「ちょっと・・・Eと二人で相談していい?」
俺が圭子にそう言うと、圭子は俺の考えが分かったとばかりにクスッと笑った。
「相談っていうか、説得だろ」
俺は圭子の訂正ツッコミを黙殺して、パンツをズボンを履くと、Eを強引に布団部屋の
前の廊下に連れ出した。
「――なあ、脱ぐのいやか?」
「いやちょっと・・・(圭子と絵里の)どっちか一人ならともかくさぁ、二人だと・・・」
口には出さないが、おそらくEも絵里の胸を見て勃起しているからだというのも
大きいだろう。Eのズボンの前は明らかに俺同様に膨らんでる。
俺はもう慣れたからともかく、勃起チンポを人に見せるのはさすがに抵抗があるものだ。

「でも圭子の胸も見たいじゃん。どっちが大きいか知りたいじゃん」
俺はずっと前からの悲願wだということを、必死にEにアピールする。
「まあなぁ・・・」
Eはまだ煮え切らない。俺は角度を変えて攻めることにした。
「いや、でも、うまく行けば、これをきっかけにエロい事をどんどん出来るかもよ。絵里と」
「んー・・・そうかぁ?」
「だって俺も、圭子にチンコ見せたりしてるうちにだんだん・・・圭子もいろいろ
 見せてくれるようになったし」
俺は下心全開とはいえ、ウソは言ってないつもりだった。
確かに俺が恥知らずにホイホイ露出していたからこそ、圭子もだんだんガードが
甘くなっていって、エロい事をするようになっていったという面は絶対にあったはずだ。
自分だけ必死に隠したまま、いきなりエロい事しようというのは甘い。もっともこんな
やり方は、男も女も性に関心むんむんの子供時代しか通用しないだろうが。
「あー、つまり、(エロに持ち込むには)男の俺も見せろってことか?」
さすがにEは飲み込みが早い。

「そうそう。うまくいけば、あー、セックスまでいけるかも。そのうち・・・」
俺は調子にのって話を拡大させてゆく。自分はまだそこまで行ってないのに勝手なものだ。
「・・・・・・わかった」
長い沈黙の後、Eはついに意を決したように言った。
むろん俺は内心でガッツポーズ。
そして俺たちは布団部屋に戻り、俺がEが脱ぐ事を決意した事を女たちに告げた。
「あ、そ、まじで脱ぐんだ。・・・根性あるねー」
圭子はむしろ感心したように言った。男どものスケベ心と執念もここまでくると
馬鹿にするよりも感心するしかないのかもしれない。
一方絵里は何も言わず、軽く目を見開いただけだったが、明らかに内心では
自分の彼氏がフルチンになることに動揺しつつ、興奮してるようだった。
「ほんじゃ脱ぎなよ、ほれ」
圭子がEを促すと、Eは腹をくくったのか、無言でズボンとパンツをおろし始めた。
その様子を絵里もじっと見ている。

やがてパンツを脱ぐと、ピーンと天高くそそり立ったEのチンコがさらされた。
やはり以前と同じく、俺よりかなり大きめだった。
しかもサオの根本に、ほんのうっすらだが、毛らしきものがチラホラ生えていた。
コイツいつの間に・・・と、俺は羨望を覚えた。
「立派立派、Wの赤ちゃんチンチンより全然(笑)」
圭子は珍しく誉めた。しかし余裕ある口調なのは、Eよりもさらにデカい花谷のチンコを
見慣れていたからだろう。
余談だが、実はさっき風呂に入った時に花谷のチンコを見ていたが、やはり立派なもので、
毛もサオの上部にはかなり生え揃っていて、皮も先っぽはむけていた。
もちろんそれは普通の状態だったが、前に圭子に言われたとおり、俺が限界まで勃起しても、
敵わないのは明白だった。
そしてやはりそんなものを見ると、奴と圭子とのセックスを思い起こしてしまう。






―――以下妄想開始
ラブラブ時代の花谷と圭子は、圭子の部屋に来たとたん、我慢できないとばかりに
激しく抱き合って舌と舌を絡ませて濃厚なキス。
着衣のままベッドの上でペッティングを続けていた圭子だが、一枚一枚と花谷に服を
脱がされていった圭子は、上にのしかかられ、嫌というほど自慢の巨乳を揉まれ、
乳首に吸い付かれ、甘噛みされ、甘い声を漏らす。
やがて最後に残ったパンティを脱がされ、既に手馴れた花谷の指技に秘所をかきまわされ、
声をじょじょに高くしてゆく。
やがて花谷も裸になるり、二人でベッドの上で汗まみれになりながらさんざん絡みあう。
そしてあの大人顔負けのたくましいモノが圭子の鼻先にきた時、圭子は自分で
口でしてあげると言い出して、いつもは俺に意地悪な事ばかり言うあの口で、
花谷のペニスをかいがいしくフェラチオ。
やがてシックスナインの体勢になった二人。圭子はおっぱいで花谷のペニスを挟み、
巨乳からもはみ出す巨根を見て、「ホントにおっきいね」と、半ば呆れながらパイズリ。

花谷もすでに濡れ濡れの圭子のあそこを・・俺がまだ(小6になってからは)見てもない
あそこを、好きなだけ舌や指でいじり、そのたびに圭子は可愛い声をあげる。
すでにたっぷり時間をかけた前戯で圭子の全身は火照っていて、我慢できなくなった圭子は
「もうだめ、入れて」と、挿入を求める。
花谷は場を盛り上げるために「もうだめって何が?」などと言ったりしてわざと意地悪をして、
なかなか挿入はせず、圭子自身にもっとはっきり言わせようとする。
全身の高鳴りと、すでに洪水のように蜜が溢れている股間の熱さを我慢できない圭子は、
「もうだめ、オチンチンがほしいの」「お願い、花谷のオチンチン入れて!」と、
ついにおねだり。
待ってましたとばかりに花谷は圭子のあそこに自慢の巨根をぶち込み、
そのまま怒涛の勢いでガンガン突く。
運動神経抜群で体格もいい花谷の激しいピストンに、圭子はなすがままにされ、
姉ちゃん曰く『圭子の声は結構大きかった』ということらしく、おそらく巨根で
膣内を突かれるたびに、大きなあえぎ声を漏らす。

「あんっ!大きい!花谷の大きいよっ!もうだめ!イクっ!イッちゃう!!」
これまで俺ごときに何を触られようが、気持ちのいい顔ひとつ見せなかった圭子が、
花谷とのセックスでは溢れる女の快楽を我慢できずに、どんどんあえぎ声を高くしてゆき、
正直に自分の快感と、男のシンボルによって屈服させられてる事を素直に表現している。
やがて、座位、バック、立ちバックなど、様々な体位を経て、挿入されてから
たっぷり時間をかけて圭子が二度もイカされた後、ようやく花谷が射精する。
そして事が終わった後、いつも俺を支配している女王様然とした圭子の面影は微塵もなく、
彼氏の激しくかつ巧みなセックスに、身も心もイカされ満足した女として、
陶然と男の胸に抱かれてる・・・
妄想終了―――
(あれから姉ちゃんから聞いた話を加味してさらにデティールが鮮明に。
 ただし当時観てたAVやエロ漫画の影響が大)









・・もちろんこの時にこんな長い妄想をしたわけではなくw(そんなことをしたら
風呂場でクラスの連中全員の前で勃起してしまう)、当時、普段漠然と妄想してたことを
再構成しただけだが、とにかく花谷の巨チンを見て、これが圭子とのセックスを
何度も何度もこなしたモノか・・・と、俺は強烈なコンプレックスと羨望を抱いた。
その大人チンポを同級生からからかわれていたが、花谷は平然としていた。
やはり一足先に大人の階段を昇った奴は余裕がある。

それはさておき現実に戻るが、絵里はやや恥じらいの表情を浮かべながらも、
Eのチンコをしっかりと見ている。
Eもその視線が気になるらしく、八分勃ちくらいだったのが、さらにもうちょっと大きくなり、
先っぽから皮を破って中身が少し覗いた。
「どう、Eの大事なトコは」
圭子は絵里に感想を求めた。
「・・・大きくなると、意外と大きいんだね」
絵里はやや呆然とした顔つきをしながら、妙な日本語表現で答えた。

俺のを見て開口一番「かわいい」と言ったのとはえらく違う反応だ。
「おい、おまえの番だぞ」
俺は圭子に向かって言った。一旦交わした約束事は守るやつだったので不安はなかった。
圭子は『はいはい』と言った感じで、ふっと鼻で笑い、シャツをスリップごと、豪快に上に
たくしあげた。
そしてシャツを脱ぎ捨てると、先ほどの絵里と同じように、上半身ブラジャーのみになった。
群青色のブラで、いつものように大人のものと変わらなく見える。
俺はすでに何度か見ていたのでさほど驚かなかったが、Eはその大人びた下着に、
目を見開いていた。
そして圭子は後ろに手をまわしてブラを外し出したが、その間、Eが小声で俺に、
「エロ本に出てくる女のブラジャーみてぇ・・・」と、耳打ちしてきた。
すでに圭子は後ろのフックを外したらしいが、まだ胸からブラを取らず、そのまま
俺とEに目を向けてきた。
もったいぶって俺たちをからかってるんだろうが、むしろこの時の俺は、
早く見たくてもどかしいというよりも、大きさで絵里に負けてないだろうかという不安に
ドキドキしていた。

やっぱり圭子が他の女に負けたりするのは嫌だということを、俺はこの時初めて自覚した。
「ほら、見なよ」
圭子はそう言ってニヤニヤ笑いながら、ブラを下に落とした。
その仕草も、その口調も、大人の女そのものだった。
そして、まるで”ぶるん”という擬音が本当に聞こえたかのように、圭子のナマ乳が
俺たちの前に飛び出した。
「うあ」
「でけ?」
ここ最近、ブラ越しや水着越しに何度か見ていた俺も驚くくらい、迫力あるバストだった。
絵里と同じように、あきらかに圭子も以前より成長していて、なにかオーラのような
ものすら感じられた。
俺はすかさず圭子の横の絵里の胸にも目を走らせたが、やはり少し見劣りする・・・
サイズそのもの差はそれほど無いのかもしれないが、形の良さも手伝って、圭子のおっぱいは、
絵里のを大きく圧倒している感じだった。

圭子自身はまるでこの場を支配する女王のように、『あたしが負けるわけないじゃない』
とばかりに、色よし形よしの巨乳を誇示して見せた。
俺はそれを見て、少しでも圭子が負けるかもなどと考えていたのが馬鹿らしかったと思った。
Eも俺同様に二人の胸を見比べていたが、やはり圭子の勝ちを認めざるえないようだった。
ともかく、うちの学校の東西の横綱であるバストの持ち主が、こうやって並んでるのは壮観で、
オーバーに言えば一生忘れられない光景になりそうだった。

・・・この後、さすがに絵里の方はこれ以上は脱いだりはしてくれず(当たり前だが)、
先に服を着ると、潮時かとばかりにEもチンポをしまい、圭子もブラをつけた。
既に場はお開き的なムードになっていたのだが、その時圭子が、Eと絵里に、
「――悪いけど先帰ってて。あたし、まだちょっとWと話あるから」
と、告げた。
この言葉に絵里はピンときたらしく、絵里は意味ありげに俺と圭子を見て微笑した。
本質的に絵里は頭がよく、空気を読むのも長けている子だった。

「うん、わかった」
絵里はそう言うと、Eに目で自分と一緒にくるように促した。
Eは部屋を出て行く間際、俺の顔をチラッと見たが、明らかにその目つきは
(お前これから圭子とエロいことすんだろ。あー羨ましい)
と言っていた。
しかし、Eと絵里も文字通りお互いをさらけ出したんだし、これからきっと
エロい展開あるぞと確信していたので、罪悪感はなかった。
女は最初の一歩のガードは堅いが、それさえ突破すれば、後はわりと開き直って、
積極的になるもんだと、俺はガキながらもこれまでの経験から直感していた。

Eと絵里が部屋から出て行くと、圭子は俺のそばに近寄ってきた。
その顔つきは最近、二人きりになるとわりとよく見る、『可愛がりモード』だったので、
俺は少しホッとした。
Mとはいえ、いつも『イジメモード』だと、さすがに精神的に持たない。
「いやぁ、良かったね。絵里の見れて」
圭子はニヤニヤ笑いながら、俺の頭をぽんぽんと叩いた。

「・・・・・まあ」
「あたしのおかげだよね」
「・・・・・まあね・・・つーかさ、どうやったんだよ」
「え?」
「(絵里を)説得したんだろ。お前が。旅行前に」
俺はずっと気になっていた疑問を圭子にぶつけた。
「あ?・・・教えてもいいけど、あたしが言ったって絵里に言わないでよ」
圭子はそう言って前置きしたが、実は明らかに言いたくてウズウズしてる感じで、
俺が返事をする前にもう喋り出していた。
「――ぶっちゃけさぁ、絵里もそろそろキスから先かなー、なんて考えていたわけ」
俺は驚いた。Eだけでなく絵里の方もそう思っていたとは。やはり女どもは想像以上に
進んでいる上、積極的だ。
さらに絵里の場合、圭子という、ずっと先に進んでるお手本が傍にいる影響も大きいだろう。
「でも、なかなかきっかけが分からなかったらしくて・・・あたしも覚えあるけど」
花谷との事を言ってるんだろうが、圭子の性格からして本当かよと疑った。

しかし絵里の性格からして、こういう風にでもしなければ、たとえキスから先のことに
思春期らしい興味はあっても、自分から積極的に出れないだろうということはわかった。
「でさ、とりあえず、こうやってきっかけを・・・」
やはり圭子も俺と同じように、今回の事がきっかけで、二人は先に行くだろうということを
見越しているらしい。
「でも、俺やお前がいるのに、絵里もよく脱いだな」
これも疑問の一つだった。
「ていうか、あたしたちがいないと(脱ぐのが)やだって言ってたし」
「え?」
「もし二人きりでそんな事して、万が一、Eが興奮して襲ってきたりしたら怖いって、
 心配しててさー、あたしたちに一緒にいてほしいって」
「・・あ、そーいうこと・・」

俺は口では納得したように言ったが、さすがにEにそこまでする度胸や悪どさは
無いだろうと思った。あいつはスケベには違いないが、人としてある一線を越えないような
モラルもきちんと持っている。
そういえば圭子も、こうして俺と二人きりになった事は今まで何度もあるが、
力づくで襲われる危険を感じたことは、圭子の場合まったく無さそうだ。
俺をなめているのは確かだろうが、そもそも絵里とは胆の据わり方が違うんだろうなと思った。
「・・ねえ、胸さぁ、あたしの方が大きかったっしょ?」
話題を変えてきた圭子が、誇らしげに言った。
「・・まあ、ちょっとだけな」
俺は素直に答えなかったが、正直、形の良さも含めて、圭子の完勝だと思っていた。
「でもあんた、絵里の胸も思い出して、これからオナニーするんだろ。どうせ(笑)」
今現在そこまで先の事を考えてはなかったが、おそらく図星になるだろう。
ズリネタは種類があればあるほどよく、多くて困るはずがない。
「あんた、絵里が脱ぐってだけでチンコ膨らんでたもんね」
圭子の口調は少し皮肉めいてる感じがする。

この時一瞬、まさか絵里に対して嫉妬してんのかと思ったが、すぐにそれはないかと
思い直した。
「・・・もう、とっくに萎んだっての」
どう返事をしていいか分からなかったので、とりあえず俺は事実を答えた。
「ほんと?あんたさ、そう言ってこれまで何回もボッキしてたじゃん」
圭子は疑い深そうに言ってくる。
「ホントだよ、ほら」
俺は笑いながら、いきなりその場で、ズボンをパンツを下ろしてみせた。
二人きりならもはや露出に躊躇いはない。圭子ももはや慣れてしまったせいか、
いちいちからかってもこない。
「あ、ホントだ。珍しい」
圭子はそう言うと、萎んでいる俺のチンコを見て意外そうに言ったが、急に何かを
思いついたような顔になった。
「・・そう言えばさ、久しぶりに大きくなる過程をちょっと見たいんだけどー(笑)」

圭子は悪戯っぽく笑っている。
そういえば俺の場合、まだ脱ぐ前から(圭子の挑発で)、勃起してしまってる事が多くて、
大きくなる過程はあまり見られてない気がする。
「いきなりンな事言われたって・・・」
俺がそう言うと、圭子はニヤッと笑い、背中に腕を廻し、さっき着けなおした
ブラジャーをまたはずし出した。
そして、さっきのようにまた形のいい巨乳を俺の目の前に放り出した。
このいきなりのサービスに、思わず俺は反射的に目を剥き、口元をすぼめた。
「ほらほら」
圭子はそう言うと、乳房を挑発的に俺の前で揺らせて見せた。同時に柔らかそうな乳首が
上下に振動する。
今さらながらこんな事をしても襲われずに済むと思われてるのだから、つくづく
男としてなめられたものだが、実際に心の奥底から圭子に『調教』されてる俺は、
襲うどころか、彼女の許可無しに触る事もできない。

しかし圭子に目の前でこんな事をされては、身体は即座に反応し、
おっぱいを見せられてから、俺はほとんど一瞬でガチガチに勃起してしまった。
それも絵里の時と違って、いきなりMAX状態になってしまい、小さいながらも、
圭子に向かって激しくいきり立ち、『貴女の身体に興奮してます』と主張していた。
「もうビンビンになっちゃった(笑)」
自分の肉体が相変わらず俺を一瞬にして虜にできる事を再確認して、圭子は満足気だった。
「そんなにあたしのおっぱい好き?そんなに興奮しちゃうかな??」
圭子は優しげな口調で聞いてきたが、むろん俺が圭子に精神的に屈服してるのを
確認して楽しむためだ。
「そりゃ、まあ・・好きだけどさ・・」
「だよね、あんた、小1の時からあたしのおっぱい見てボッキしてたんだしー、
 もう反射的にチンチンが立っちゃうのかな?なんとかの犬みたいに(笑)」
おそらくそれはその通りで、これまでの人生において圭子で勃起するのが何十回目なのか
もはや数えきれないが、耐性がつくどころか、年々ひどくなってる気がする。

さらに小1どころか、最近は未央姉ちゃんに貰った圭子の幼稚園時代のヌード写真を見て
シコっていたという事実までは、さすがの圭子も知らない。
それはそうと、さすがにこの至近距離でおっぱいを突きつけられてると、ただ見ているだけでは
たまらなくなってくる。
「あー・・・触ってもいい?」
俺は恐る恐る聞いたが、圭子は意外にも意地悪せずに、ニッと笑って、「いいよ」と言った。
許可をとった、いや、許可を頂いた俺は、すかさず圭子の乳房に両方の手のひらを
ぐっ押し付けた。
手のひらの中央で乳首が潰れ、本体も想像以上に柔らかい。
しかし圭子のナマ乳を触るのは今回が初めてではなく、体育や水泳の着替えの時間に
ふざけていた時など、低学年の頃には何回かあった。
だがその時の平べったい洗濯胸と違い、今は立派に乳「房」に成長してからは初めてだ。
「・・・なんか触り方が昔とおんなじ・・・成長してないなぁ」
圭子が呆れたような口調で笑った。
とは言っても、胸の触り方なんかわからないから昔のやり方でやるしかない。

あまりに弱くさわさわ触ったりすると、未央姉ちゃんの時みたくくすぐったがって、
ぶち壊しになる恐れがあるし、ならばいっそ、ぐっと揉んでみたい気もしたが、
いまいち力の加減が分からない。
「あ、そういえばさ、低学年の時も今みたくコーフンしてたの?」
「前も言ったじゃん。あんまり覚えてねえって」
「男ってさ、まだ精子が出ないうちから、エッチな気持ちになるってなんか変だよね」
言われてみればそうだとは思った。今思うと精通が無かった時は、湧き上がった性欲を
発散しようが無かったので、逆に辛かった気がする。
男が女の裸に興奮し出すのは個人差があると思うが、大抵は精通前だと思うし、
俺は圭子のおかげでかなり早かったと思う。
「本能じゃねーの、男の」
「だろうねー」
圭子はそう言ってニヤッと笑うと、俺のはちきれんばかりのチンコを撫でてきた。
ソフトタッチだが、それゆえに思わず息を漏らしてしまう。

「あんた小1の時から、あたしの裸にメロメロだったもん。こうやってさー、
 あたしのおっぱい触りながら、ガッチガチにちんちんボッキさせてんのも、
 あの時とおんなじ。かわい(笑)」
圭子は妖しげな目つきと口調で、俺に顔を寄せてきた。
身体の成長もさることながら、圭子という女のすごい所は、低学年の時から
すでにこういう目つきや口調をしていた事だと思う。
当時は俺同様、半分は本能的なものだったろうが、やはりSマインドとエロスは
天性のものらしい。
俺や他の男子が悪戯をしてきた際に、時には暴力で反撃をしたり、口ではこちらを罵倒しても、
常に口元には余裕ある笑みがあった。
前に家に行った時に、わざとチラッと見せたりして、俺たち男子をからかっていたと
カミングアウトしていたが、そういえば思い当たる事はたくさんあるし、
俺も半ば気づいてたフシもあった。

振り返ってみるとこれまで4年生以前のことはほんの断片的にしか書かなかったが、
俺が圭子に精神的に支配されていったルーツ話という意味で、やや脱線するが、
昔の印象あった圭子との出来事をまとめて書いてみようと思う。
圭子は小学校入学時から、今の性格の基本は出来上がっていた。
男勝りで、ぶった蹴ったのケンカも強く、口が達者で、意地悪な所もあったが、
同性には優しく頼もしい姐御肌だったために人気も信望もあった。
それでも入学からしばらくは何事もなかったが、やがて夏がやってきて、水泳の授業が
行われるようになった。
小学生になると親にしつけられるのか、すでに女子の半分くらいはタオルで隠しながら
着替えていて、圭子もそうだった。
ある時、俺がわざと女子たちの前でフルチンになってふざけていたら、
圭子に「ちーせーチンチン見せびらかせてんじゃねーよ」と、男言葉で思い切り
罵倒された事はずっと前に書いたが、夏休みに入ってプール開放日に児童たちが
自由参加で学校とプール通うようになると、教室で水着に着替える時も少人数で、
圭子も他の女の子も、かなりガードがゆるくなった。

本来、圭子は必死に隠そう隠そうとするタイプではなく、これまでガチガチに
隠そうとするのは面倒だったんだろう。
そして俺やその他何人かの、既に女の裸に興味があった連中は、夏休みになると、
これまで女子たちの着替えを横目でチラチラ見てたのを、もっと堂々と見るようになった。
時にはふざけて騒ぎながら女子に近づき、そのどさくさに紛れて見ようとたくらむ。
スカートめくりは既にこの時代ブームではなかった分、男子たちの幼いエロ心の発散は
こういう形になったのかもしれない。
ほとんどの女子たちは、そんな男子を罵りつつ裸を隠すだけだったが、当時から圭子は
他の女の子とは違うところがあった。
とはいえ7割くらいは普通に罵ったり、蹴っ飛ばしたりしてくるのだが、時に明らかに
わざとパンティなどをチラッと見せてくるような事があったのだ。
そして、俺らが目線を集中させるのを見て、ニヤッと笑うのだ。
もちろん当時は性的に誘惑してるなんて意図はあるわけないが、男子たちの単純で
ワンパターンな反応が面白かったからだろう。

三つ子の魂のごとく、当時からはっきりとS女としての片鱗をのぞかせていたのだ。
特に男子の中でも俺は、罵倒されようが、蹴飛ばされようが、悪ふざけをやめなかったので、
圭子も目をつけたらしく、特に俺の事を集中的にからかうようになった。
人が少ない時など、明らかに俺が見ているのを知りつつ、着替え用の腰に装着するタオル
(ゴムが入ってるやつ)のスキマから、パンティをチラッと見せたり、水着から乳首を
ポロッと見せたりしていた。
他の男子はパンティには強く反応していたが、俺は当時からおっぱい星人の素質に
開眼してたのか、乳首にも反応していたw
この歳だと自分とほとんど変わらない乳首なのに、圭子だというだけで妙に興奮するのだ。
さらに極めつけは、プールからあがった後に、ワンピースの水着を脱ぐ時に、
ワレメをチラッと見せたりもしてきた。
後年のサマー合宿の時と違って、ほんのわずかの時間だったが、あれが初めて女の股間を
見た瞬間で、女の股って割れてるんだと思った記憶がある。

こんなことを夏休みの間に繰り返していたので、今の(6年の)圭子が言うとおり、
すでに俺は圭子の裸体にメロメロ状態で、悪ふざけにかこつけて、もっと見たいと
思うようになっていった。
思えばこれが圭子の俺への精神的支配の始まりだった。
しかし当時は、ただ圭子にいじめられるだけでなく、こちらから何か仕掛けることに貪欲で、
やがて着替えの時に、たまたま圭子が胸をさらした時など、「タッチィ!」なんて言って、
おっぱいを手のひらで触った事もある。
この時はさすがに圭子もブチ切れて、俺はボッコボコに殴られ、蹴飛ばされたが、
二回目の時は、逆に俺のチンコを触りかえして反撃してきたので、やはり尋常じゃない。
そんな事をしているうちに、だんだんと圭子の裸を見たり触ったりするとチンコが
硬くなる事に気がつき始めたが、勃起という男の生理の知識を得るのは数年後で、
この時は(女相手にふざけるとチンコが硬くなってうっとおしい)、などと思ってた。
当人の言うとおり、俺が小1から圭子の裸に興奮して勃起していたというのは
おそらく本当なんだが、それを知ったのは、後年、性知識を得てからだ。

だが圭子の方は、上に姉がいるせいかどうかは分からないが、男の生理を知るのは
俺よりも早かったらしく(さすがに低学年の頃は知らなかったと思うが)、途中から
明らかに男子を興奮させて勃起させるというのを確信犯的にやってたと思う。
それでも他のクラスの連中の目も気になってきたのか、さすがの圭子も徐々に
そういう悪戯をしなくなってきてはいたが、いつかの夏休みに、たまたま人が
少なかったせいか、大胆にもかなり長いことワレメを俺の前で見せながら、
着替えた事があった。
俺が気になってチラチラ見るたびに、クスクスと笑ってる。
しかし俺もさるものw、わざとらしく、「あ、水中メガネ落とした」などと言って、
圭子の足元に近づき、至近距離で股間を覗き込もうとたくらんだ。
(確かに”いい絵”をゲットできたが、そのまま圭子に踏んづけられた)
むろん俺は前をパンパンにしていたが、やがて着替え終わった圭子が近づいてきて、
俺の耳元でボソッと「変態」と言われた時はゾクリと来た。

その時の表情がすごく意地悪エロくて、すでに立派なMになりつつあった俺は、
その場で股間が反応してしまった。
ついに俺は圭子の顔を見ただけで勃起してしまった・・・その事実は結構ショックで、
それからますます意識するようになってしまい、意地悪な言葉を意地悪な表情で
言われたりすると、それだけで立ってしまう。
まあ、それでも徐々にコントロール出来るようになってゆき、やがてそれほど無差別に
勃起することはなくなっていったが、あまりにクリティカルヒットなセリフや
表情があると、結局反応してしまっていた。
余談だが、夏休みのプールの時に人数が少ない時など、下の学年の女の子と一緒に
着替える機会がよくあったが、そういう時は俺や他の男子はチャンスとばかりに、
裸を覗き見しようとする。
むろん低学年の子の方がガードがゆるいからだ。
4、5年になると、そんな事をして勃起していた馬鹿野郎は俺の他にもいたが、
俺はむしろ、そういう事をして圭子に罵倒される方が・・・つまり結果よりも
過程の方が好きになっていっていた。

・・その後、圭子に初めて勃起したチンコをナマで見られたのは(Eと一緒に)、
最初の方に書いた4年生の時のサマー合宿だが、そこにいたるまで、すでに俺は
どっぷりと圭子のSの魅力の虜にされてたわけだ。
さて、ミッシングリンクwを長々と書いたところで、現在に話を戻すが、こういう事を
書いたのは、この時、圭子が当時の話を持ち出してきたからだ。
「あんたそのうち、あたしの水着姿でもボッキするようになっちゃってねー」
やっぱりバレていたらしい。
「でも、あれ、おまえ、わざと見せつけたりしてたんだろ」
「だって面白いもん」
圭子はまったく悪びれずに肯定する。
「でもさぁ・・裸ならともかく、水着で反応したのはあんただけだったよ。
 あたしがぺったんこの胸をぐって突き出すと、前を抑えちゃったりしてさ(笑)」
圭子は当時の俺を思い出してか、クスクスと笑う。
「あの頃はまだ胸なんか全然なかったのに、どうして反応するかなー?」
そう言いながら圭子は、今や立派に育ったバストを突き出して見せた。

でもさぁ、あんたがマゾだってわかってからさぁ、他に思い出した事も
 あるんだけど・・・」
圭子はさらに俺に身体を寄せてきて、顔と顔が至近距離で向き合った。
俺はドキンと心臓が高鳴った。圭子の髪からは風呂上りのシャンプーの匂いがまだする。
あまりに互いの体と体が近いので、圭子の乳房が俺の上半身に触れていて、
その時まで俺はまだその乳房を触っていたが、接近してきた圭子の瞳に見つめられ、
そこから醸し出す妖しい魔力のようなもので手が止まってしまい、ぶらりと下に落ちた。
「顔真っ赤。かわいい」
圭子はふふんと言った感じで笑った。かわいいと言いつつ、顔つきはややイジメモードに
入りつつある感じだ。
「思い出した事・・って?」
俺は息が詰まりそうな思いをしながら、かろうじて言葉を返した。
「あんたさぁ、別にあたしが裸や水着にならない時も、チンコ立たせてたりしてたじゃん」
これもやっぱりバレている。毎度すべて見抜かれてたわけではないかもしれないが、
立った回数は一度や二度ではないのだから当たり前かもしれない。

「そん時は、エロい事想像してんのかって思ってたんだけど・・・今考えてみるとさぁ、
 あんた、あたしに悪口言われたりすると・・・ボッキしてたっしょ?」
圭子はついに決定的な指摘をしてきた。
今年の夏、俺がいじめられると興奮するMという事がバレたので、圭子にも当時の
俺の反応が、いろいろと腑に落ちてきて、真相に辿り付いたんだろう。
「あ、いや・・・」
俺は目をそらしてとぼけようとしたが、圭子の魔の瞳は俺を逃がさない。
「ごまかすなって」
圭子は片方の手で、勃起度150%状態の俺のチンコの先端をさわさわと触っている。
「あー、もうコレ、出したくてたまらないっしょ?ピクピクしてるし(笑)」
意地悪な口調で、圭子は俺に囁きかける。
「・・あのさ、素直に白状したら、手でしたげるよ」
圭子は俺の耳元でそう囁きかけてきた。
「ほら、これまで何回もしてあげたじゃん。いつもすぐにピュッピューッって
 あたしにイカされちゃってるけどー(笑)」

またしても意地悪な口調で圭子は笑い、その嗜虐的なエロチックさにゾクリとなった俺は、
ついまた下半身が反応してしまった。
「あ、今、ちんちんピクッってなった(笑)。マジで馬鹿にされんの好きなんだね。
 ほらもう濡れてきてるよ、男のくせに(笑)」
圭子の観察力抜群の執拗な言葉責めコンボに、俺のチンコの先からどんどん先汁が漏れてくる。
それは完全に計算しつくされた技で、理性ではまだ完全に認める事に抵抗があったが、
俺はもうこの生殺し状態に耐える事が限界にきていた。
「・・・める」
「え?なに?」
「認める、から」
「・・・・・」
圭子はまだ何か不満顔だ。
「認めるって何を?」
「・・お前に馬鹿にされんのが好きだってこと!」
俺はついにヤケになって叫ぶと、圭子は満足げに笑った。

「よく言えました(笑)」
その言葉とともに、圭子はこれまで軽く撫でていただけの俺のチンコを、勢いよく上下に
しごき立ててきた。
それは待ちに待った『ご褒美』だった。
だがこの時、圭子も俺を追い詰める行為にS女として高揚してたのか、この時の手コキは
やや荒っぽく強引な感じで、前よりもテクニカルな手つきではなかった。
しかしこの時俺は、前に未央姉ちゃんに言われた、
『圭子だからコーフンしてすぐに出ちゃうのかな』
という言葉が脳裏をかけめぐり、過剰に意識してしまっていた。
圭子に勃起させられて
圭子にちんちん握られて
圭子にしごかれてる・・・
別に初めての事ではないのに、あらためてその事実を頭の中で反芻すればするほど、
興奮は高まっていった。

俺の小さなチンコに絡みついた圭子のしなやかな指は、勢いをどんどん増していゆき、
シュッシュッとこすりあげてゆく。
圭子の指が俺のチンコを・・俺を射精させようとしている・・・などと、ますます俺は
自分を興奮させるために、目の前で起きている事を脳裏で反芻させてゆく。
さっき昔話をした影響もあって、6年間、ずっと圭子に欲情させられ続けた末に、
その彼女自身にチンコをしごかれてると思うと、この最高の帰結に射精を我慢しようとする
努力をする気も起こらず、ただこのまま圭子の手によって発射させられたかった。
圭子の方もこの時は焦らそうなどという考えはないらしく、俺が射精する前にチンコに
テッシュをあてがうとか、そんな先の始末も考えてないようで、前に屋上で俺を
押し倒した時のように、圭子も後先を考えてないくらいエキサイトしているようだ。
やがて圭子は俺の目を見て一言だけ、「出しなよ・・・」と言った。
そして俺はその『命令』を伝えられた瞬間、射精感が全身を駆け抜けたと思うと、
まだ圭子の手で勢いよく上下にしごかれたまま、派手にドピュドピュッと
発射してしまった。

この時、俺も圭子も後の事を何も考えておらず、今日はまだ一発目ゆえか、
量も多く色も濃い精液がこの部屋の畳の上に飛び散った。
「うわ、もう!?」
俺の早漏ぶりを知ってる圭子でさえ、突然の射精に驚いたようだった。
『命令』したとはいえ、まさかそのまま出してしまうとは思ってなかったらしく、
圭子の計算では、あともう少しは持つと思っていたんだろう。
が、俺は自分の脳内での”努力”もあったせいか、圭子の予想すら上回るスピードで
イッってしまった。
「あーあ、すげー(畳に)ついちゃってる・・・拭いてよ、やばいよ」
すでに圭子は冷静な態度に戻って後始末を俺に命じたが、俺はまだ射精直後の虚脱感で、
ボーッとしていた。
なによりも今回の射精はいつもと違う・・・普段よりランクが一段上なんじゃないかとも
思える快感があった。
圭子が部屋の隅にあったテッシュの箱を掴むと、俺に投げて寄越した。
俺もぼんやりとしながらも、それを受け取り、3枚ほど使って畳の上の精液を拭き始める。

「早っや?今、10秒もたなかったんじゃないの?どんどん早くなってんじゃん。
 普通さぁ、慣れてくるとだんだん長く我慢できるようになるのに、あんたってば
 成長しないなー。ず?っと超ソーローのまんま」
畳についた精液を拭いてる俺を見ながら、圭子が呆れたように言う。
「おまえに・・・されたから」
俺は言ってしまってから、自分自身のセリフにギョッとなった。
それは、普段はとても言えないような、恐ろしく正直な本音だったからだ。
射精直後の虚脱した精神状態だったために、ついポロッと内心思ってた事が出てしまった。
あわてて圭子を見ると、圭子も驚いたように目を丸くしていた。
が、すぐにニヤニヤと笑い出して、俺の方に歩み寄ってきた。
「・・そうなんだ。あたしにされたから、こんなに早く出しちゃうんだ・・・」
そう言うと圭子は中腰になって、座ってる俺の肩をポンポンと叩いた。
顔を見るとすごく嬉しそうな表情をしている。
俺は顔がどんんどん熱っぽくなってゆくのを自覚した。

「まーそんなの分かってたけどさ(笑)、でも、馬鹿にされんのが好きとも白状したし、
 今日は素直だね」
そうだ、それも誘惑に負けて言ってしまったんだと思い、俺はますます顔が熱くなった。
「・・・おっぱいしまえよ」
まだ圭子は生の乳房を出したままだったので、俺は話題を逸らすつもりで言った。
すると珍しく圭子は言われたとおりブラをつけ始めたが、まだこれだけで
済ますつもりはないらしく、射精してしぼんだチンコの先を拭いてる俺に近寄ってきた。
「――ねえ、男子もあたしたちも、さっきお風呂に入ったじゃん?」
「え?ああ」
圭子は突然話題を変えてきた。
「で、さ、クラスの男子の連中のチンコ、見たでしょ?」
「えー、あ、まあな」
俺は返事しつつも、さっぱり圭子の言いたい事がわからない。
「あんたのが一番小さかったっしょ?」
圭子は決め付けるように言った。

「知らねーよ、全員のじっくり見たわけじゃねえし」
それはウソではない。しかし確かに俺より明らかに小さかった奴というのは、
いなかったかもしれない。だが毛まで生えていたのはごく数人だったと思う。
「とぼけんなよ、幼稚園チンポのくせに」
少し圭子の口調がきつくなってきた。しかし、それに比例して俺の中でMの血が
ぞくりと騒ぐのを感じる・・・。
「花谷のも見た?」
俺はドキリとなった。圭子は元カレの名を何の抵抗もなく口にする。そして彼女の意図が
少し見えてきた。
「・・・ちょっとな」
「ふーん、でっかかったでしょ?」
「・・・・・」
「あんたのより全然大きかったでしょって言ってんの」
圭子の顔が完全にイジメモードに戻り、しかも声はどんどんきつくなる。

「まあ、大きかったけど」
「ただ大きいだけじゃないわよねぇ。・・・あんたがボッキしても、花谷の普通の時の方が
 大きかったでしょ?」
意地悪い口調で、座った俺を見下ろしながら圭子は言う。
「・・・まあ」
前にも一度言われてたし、両方のモノを知ってる圭子相手にとぼけようが無い。
「同じ歳なのに情けないよね・・・っていうか、やっぱ1年の時の花谷よりも
 小さいんだろうね(笑)。しかも今・・・・あ」
やはり圭子は俺の股間の変化を見逃さなかった。
「ねえ、なんか大きくなってきてるよ、また」
もちろん俺自身も自覚していて、なんとか静まるように頑張っていたのだが、
圭子の怒涛の言葉責めに、どんどん収まりがつかなくなってゆく。
「あたしにチンチンのこと馬鹿にされて、興奮しちゃうんだろ?」
圭子がニヤッと笑い、ついに核心部分を突いてきた。やはり実験をしていたらしい。

「たった今も10秒ももたなかったしさぁ・・・絵里にも亜希にも可愛いって
 言われてたよね・・・この赤ちゃんチンチン!」
最後の一言は思い切り挑発的に言ってきた。しかも幼稚園から赤ちゃんに格下げされた。
「あはは、あはははっ!やっぱり、やっぱり勃起しちゃった!」
ついに圭子の言葉のみで、まっすぐにそそり立ってしまった俺のチンコを見て、
圭子は大笑いし、その表情には達成感があった。
「あたし今、指一本も使ってないんだけどー(笑)。ああもう、やっぱあんたって
 真性マゾだね」
今度ばかりは何も言い訳のしようがなかった。悪口だけで俺が勃起してしまった過程を、
リアルタイムで目の前で見られてしまったのだから。
しかも一発出した直後にも関わらずだから、よほど興奮させられたという事もバレている。
「・・・お前は真性サドじゃん」
自分の事は誤魔化す事はもう諦め、このくらいしか言い返せない。

まあそうかもね・・・じゃ、サディストらしく、うーりうりうり・・・」
圭子はあっさり認めると、自分で言った通りにサドらしく嗜虐的な表情で、
俺のチンコを足の裏でぐりぐりとやってきた。
俺はまたゾクッとなった。チンコを踏まれるというのは、SM小説を読んだ時に
知識としてあったが、実際にやられると、やはり強烈ないたぶられてる感があって、
ゾクゾクしてしまう。
が、圭子は今度は最後まではしてくれず、途中でやめてしまった。
「・・やーめた。あんまり2人だけで姿消してると怪しまれるし、もう帰ろ」
そう言うと、脱いでいたスリップとシャツを着始めた。
この突然の中断で俺が呆然としてると、圭子が笑いながら俺の頭を撫でてきた。
「なに固まってんのー(笑)。おあずけは辛い?」
辛いに決まってる。せっかく新しい種類の快楽を得たと思ったその瞬間だったからだ。
「じゃ、今度してほしくなったら、”僕はマゾですから足でチンコ踏んでください”って
 あたしにお願いし・・・」 
「マゾですから足でチンコ踏んでください」

圭子が全部言い終わる前に俺は即答した。
もちろんこのまま続きをしてほしいからだが、せめてもの抵抗に圭子の予想を超える事を
言って驚かせてやろうという反抗心で言った部分もあった。
それはまだ100%マゾにはなりきれてないって事なんだろうか。
実際に圭子は一瞬、唖然とした表情になったが、すぐに口元をニヤけさせた。
「あー、そお・・プライド無いなぁ・・・でもそんなにしてほしいんだ、足で(笑)」
足で、の部分をわざと強調して言うと、圭子は俺に一歩近づいてきて、唐突に足の裏を
俺の顔の前に突きつけてきた。
「――ねえ、足でしてほしけりゃさぁ・・・あたしの足の裏、舐めなよ」
「・・・・・・」
さすがに俺も、この命令には顔も心も引きつった。そしてSM小説にこんなシーンあったなと
思った。
「・・・マジでしなきゃだめなのか?」
「すればやってあげるよ。どうする?やる?」
「・・・・・・やる」
俺は少し逡巡した後に、ついにやると答えてしまった。
圭子のとはいえ、足を舐める事はあまり嬉しいとは思えなかった・・・(そういうタイプの
Mではなかったらしい)、が、もはやここでやらないとは言えなかった。
「あはは、あーそー、マジでやれるんだ・・・」
そう言うと圭子はなぜか足を引っ込めた。
「いいよ、したげるよ。あたしもホントはそんな事どうでもいいし」
どうやら圭子は俺を試しただけらしい。直接的に性的快感に繋がらない奉仕プレイに、
それほど興味が無いのはSとMが違うだけで、圭子も俺と同じようだ。
そして圭子は言ったとおり、俺のチンコの裏側に足の裏をあてがうと、そのまま上下に
こすりつけ出した。
手コキとは違う快感に、俺は思わず甘い息を漏らしてしまう。
「なに可愛い声出してんだよ。ホントに足で踏まれて感じてやんの。マゾ、変態」
圭子は毒を吐きつつも、足の動きを自分なりにいろいろ試してるようだ。

さすがの彼女もこれは初体験の事だったろうが、やる以上は相手に本気で快楽を
与えてやろうと考えるのが根は誠実な彼女らしい。
圭子は前に俺を律儀なMだと言ったが、圭子も律儀なSなのだ。
しかし、確かに足でしごかれるのは屈辱的な快楽があったが、やはり手と比べると、
直接的な刺激はややもどかしく、やはりフィニッシュには手を使わないと
だめかもと思った。
すると圭子が俺の一歩前に進み出てきた。表情に高揚感が戻ってきていて、エロい。
「あんたにばかりサービスすんのも不公平だしさぁ・・・足は嫌でも、こっちは
 やりたいっしょ?」
圭子は足で俺のチンコを踏みつつ、自分のスカートをペロッとめくった。
ブラと同じ群青色のパンティが俺の眼前であらわになる。
「・・・・・・・」
要するに、前に屋上でした時みたいに、またパンツに顔を埋めろということらしい。
俺としては一度した事をもう一回やる事に何も抵抗はなかった・・が、ふと、
旅行前にEとした会話を思い出した。

「・・・なあ、お前、ここの毛、結構生えてきてる?風呂でみんなと比べてどうだった?」
俺のストレートな質問に、圭子はククッと笑いを漏らした。
「そんなの気になるんだ・・・さぁねえ、あんたと同じでまだ生えてないかもよ(笑)」
そんなわけねえだろと思った。以前にも全部ではないが一部を見たことはあるし、
何よりもその胸の発育具合で、下だけ未発達なんてありえない。
「やっぱり見たいんだ、あたしのアソコ・・・でも、まだダメ」
当然のごとく許可は下りなかったが、『まだ』と言う部分に俺は一縷の希望を見た気がした。
ということは、いずれは見せてくれる気はあるのだろうか・・・?
「でも花谷にはすぐ見せたげたけどね(笑)」
圭子は希望を持たせてくれたと思った途端、奈落に落とすような事を言ってきた。
俺はそれに対して無言でそのまま圭子の股間に顔を吸い付けた。
この薄布一枚向こうに圭子のあそこが・・・花谷には何度も見せているのに、
俺には見せてくれないあそこが・・・などと、前と同じ事を進歩無く思った。
そしてそのまま、半ばやけになって、俺はパンティ越しに圭子の股間を舌で舐めた。

足に奉仕しろと言われた時は大して意欲が湧かなかったが、この陰部にするのは・・・
はっきりと快感だった。
それは6年間、なんとか見よう見ようと執念を燃やした部分だからで、そこに顔を埋めるのは
まさに終着点だと思うからだ・・・いや、まだ終着点に辿り着くには布地が一枚ある・・・。
「・・ねえ、こうやってんの、そんなに好き?」
俺があまりに熱心に奉仕してるので、圭子はむしろ不思議そうに聞いてきた。
「・・・好き」
今日はもう底の底まで暴露してしまったので、もはや恐れるものは何もなく、
俺はあっさり素直に認めた。
「あ、そお・・・」
圭子はそう言っただけで後は何も言わず、なぜか沈黙してしまったので、
俺は意外に思った。
しかし、この沈黙の間に圭子がなにやら考えてた事が、旅行から帰った後に
俺に幸福をもたらすのだ。
股間に俺が顔を埋めてる間、圭子の足の動きは止まっていたが、やがて、そのままの体勢で
圭子は器用にも俺のチンコを再び足でこすり出した。

さすがにカンがいいのか、もうかなり手慣れて、いや足慣れてきた感じだ。
「ん、ん、んんっ・・・」
圭子の足技がこなれてくるにつれて、俺は声を漏らし始めてしまい、途端に力が抜け、
身体が後方に弓なりになり、圭子の股間に奉仕するのが困難になってしまう。
「チンチンいじられてると気持ちよくて何にも出来なくなっちゃうんだ。かわい♪」
それはまったくの事実で、何も言い返せなかった。
確かにこの敏感さでは、セックスはおろか、まともに女の子と前戯すら出来ないだろう。
しかし俺は、やがて座ってる事さえも困難になるほどどんどん脱力してゆき、
そのまま仰向けに倒れこんでしまう。
「あーあ、もうグニャグニャ・・・ねえ、まさかこのまま足だけで出ちゃわないよね?」
「・・・・・」
圭子のその発言に俺はギクリとした。確かに最初のうちは圭子の足の動きがそれほど
スムーズではなかったので、足だけでイクことはないと思っていたのだが、
この短時間に圭子の足技がどんどんスムーズになってゆくので、このままでは・・・

「なーに、まさか足で出ちゃいそうなの(笑)」
俺が答えなかったため、最初は普通の質問調だった圭子の口調が、S的なものに変わった。
こうなると俺は逆に強く意識してしまう。
「んっ・・いや、んんっ!」
俺は喘ぎ声を漏らしながら、なんとか否定しようとしたが、すでに俺のチンコから先汁も
漏れ始めてるようで、圭子はそれを利用して、足の動きがますます潤滑になってくる。
「足だけで出ちゃったら、ますますどうしようもないマゾだよね・・・」
圭子はクスクス笑い、ますます俺を追い詰めてくる。言ってる事とは逆に、
既にもう俺を足でイカせる自信があるのだ。
このいつものパターンにこのまま引きずり込まれ、ただ射精させられて終りかと思ったその時、
快楽に溺れかけてる俺の脳裏に、突如、天啓のごとくある考えが閃いた。
それは前に未央姉ちゃんに言われた、セックスというのは男女が場を盛り上げるために
お互いにオーバーな事を言ったりするものだという”教え”だった。

これはセックスではないが、その前段階ではあるわけだし、実際に圭子はSマインドを
故意に拡大して表現してるということも、姉ちゃんに教えられていた。
・・・となると、俺の方ももっとマゾ心を拡大して表現するべきじゃないのか。
そうすれば、いずれ本番への道が開けるんじゃないのか・・・と、その時なんとなく
思ったのだが、それを実行するとしたら、いろいろな本音を暴露した(させられた)、
今、この時しかないんじゃないか・・・?
この僅かの間にここまで頭野仲で理路整然と考えたわけではないが、次の瞬間、
半ば本能的に俺はそれを実行に移した。
「・・・出ちゃう」
「え?」
「足で出ちゃいそう」
圭子は自分の足元から発した俺の言葉に、一瞬、足の動きを止めた。
「お願いだからこのまま足で出して」
これは俺の初めての『お願い』だった。オーバーに言ってるどころか、本心そのものだったが、
初めて積極的にMとして『お願い』した。
そして、そのスイッチを押した瞬間、俺たちの間にあった最後の制御弁は取り払われた――
「・・・ふ?ん、あたしの足でピュッピュッって出したいってお願いまでしちゃうんだ。
 あははは、しょうがないなー(笑)」
圭子は笑った。いつものSの笑いだったが、それだけでなく、なにか吹っ切れたような
口調だった。
「・・・でも、やっぱあたしもそういうの好きかもね」
背筋がゾクッときた。
ついに圭子も自分の嗜好をハッキリ認めやがった。
これまで圭子にいじめられてゾクッとしたことは何度もあるが、今回のはついに圭子が
S女として吹っ切れさせてしまったという、何かもう引き返す事が出来ない道に
踏み込んでしまったようなおっかなさと、俺がMとしてようやく本音を言えて
スッキリした気持ちが混じってるという複雑なものだった。
「そんじゃお望みどおり足に出しなよ、マゾのWくん♪」
圭子はそのまま無造作に、足でこする速度を上げた。

だが圭子が吹っ切れたのと時を同じくして、俺も吹っ
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