02月7

憧れの真里ちゃん 3

前作


週末が明けて月曜日のできごとだった。

俺は残業で仕事をしていた。やはりまだ仕事のペースがつかめず残業は結構あった。
時間も7時を過ぎてこの部屋には俺と千恵さんの二人しかいなかった。

千恵さんも残業が多く、たいていは二人で残業することが多かった。
千恵さんは気が強く、ものすごく積極的な性格をしていて、顔は可愛い方だと思う。
残業が続くとたまにご飯に誘われて帰りに飲みに行くことも度々あった。
しかし、あくまでも仕事仲間、もしくは友達としか見ておらず、この後深い関係になるなんて想像すらしていなかった。

7時過ぎ、千恵さんは仕事が片付いたのか伸びをした後、立ち上がって俺の後ろまで歩いてきた。
真後ろで立ち止まった気配がして気にはなったが俺は仕事をし続けた。

「おつかれさま?」
そう言っていきなり俺の肩を揉んできた。
肩も凝っていたせいか、ものすごく気持ちよかった。

「どお?終わりそう?」
そう言いながら俺の肩を揉み続ける。

「ん?・・・もうちょいかな?」
軽く返事を返して気持ち良さに浸っていた。

会話をしながら肩揉みを続けるが、10分くらい会話しただろうか、
気が付けば会話が無くなり、シーンとしていた。
しかし俺は気持ちよくてそんな雰囲気はどうでもよかった。

すると肩を揉む手が急に止まり、突然後ろから抱きついてきたのだ。

「え???」
そう思ったが想定外の出来事にどうすることもできずに動くことができなかった。

千恵さんが俺の耳元に顔を近づけてきて
「ねぇ・・」

「ん?」
返事を返して少し間が開いた後

「真里と付き合ってるの?」
心臓がドキッとした。
まだ俺達が付き合ってることを知ってる人はいないはず。

「な、なんで?」
俺は焦ってとりあえずごまかすように答えた。

「私・・・見ちゃった・・。金曜日二人でホテルに入るとこ・・」

・・まじかよ!!・・・

俺は心臓の鼓動が自分でも聞こえるんじゃないかというくらい響いてくるのがわかった。

「いつから?」
そう言われてもうごまかせないなと思い、俺は正直に答えた。

「そっかぁ?・・もうちょっと早く言えば良かったな・・」
千恵さんがそんな事を言っていたが意味がよくわからなかった。

「わたしね?・・明彦さんのこと・・」
少し間が空いて
「好きだったの。」

・・ええ???・・・
俺は訳がわからなくなった。

そりゃあ、同じ部署だし一緒にいる時間は長いけどまさか俺のことが好きだなんて考えたこともなかった。
でもいつも俺に付き合って残業していることや、食事に誘ってくることはこういうことだったのかと疑問が解けたような気もした。

俺は後ろから抱きつかれたまま動くことも返事を返すこともできずにただ沈黙だった。

「わたしじゃ駄目かな・・」
せつない声が耳元でしたが、俺は真里ちゃんのことが好きだし、せっかく憧れの真里ちゃんと付き合うことができたのだから別れることなんて考えられる訳がなかった。

無言でいると抱きついた手を解いて俺の前に回りこんできた。
そしてまたまた想定外の行動を取ってきたのだ。

俺の右脚の太腿を股いて右脚の上に座り込んできた。
そして千恵さんの右膝が俺のチンポを押し付ける形となった。
しかも、両手を俺の首の後ろに回し、軽く抱きつくような体制となった。

俺はどうしていいのかわからずにただ固まるだけだった。
本当なら振り払うべきなのだろうが冷静さを失った俺は何もできなかった。

俺の顔のすぐ目の前に千恵さんの顔があった。

「ねぇ・・私じゃ駄目かな?」
面と向かって言われて断ることもできず、ただ沈黙を守ることしかできなかった。

「私、明彦さんのこと大好きなの。私だけの者にしたいの。」
更に面と向かってこんな事を言われ、ますますどうしていいのかわからなかった。

好きと言われるのは悪いことじゃない。しかしここはきっぱりと断るべきなのだ。
だが、こんな間近で断るなんてできっこない。

ただただ無言でいると、千恵さんの顔が更に近づいてきた。
そして顔を近づけながら目を瞑り、俺の唇の3cm程離れた距離で千恵さんの唇がある状態で止まった。
誰がどう見てもキスをせがまれている状態である。
千恵さんの唇がすぐ俺の唇の前にある。

・・ゴクリ・・
俺は生唾を飲み込んだが、最後の理性と必死に戦っていた。

「いいよ」
千恵さんが一言だけ言って再び口を閉じた。

いつも一緒に働いている千恵さんとキスをする。駄目なことだとはわかっているがこんなチャンスはこの先あるかなんてわからない。
つい魔が差して俺は顔を近づけ、唇と唇を軽く重ねてしまった。

その瞬間、千恵さんが強く抱き締めてきて唇をギュッと押し付けてきた。
軽くキスするつもりだったが、激しくキスをされた。
激しくキスをされていると突然千恵さんの舌が俺の口の中に入ってきた。

またもや想定外のことにどうすることもできずに簡単に進入を許してしまった。
俺の口の中で千恵さんの舌が動き回る。
そして俺の舌も千恵さんの舌と絡めるように激しくキスしてしまった。

その激しいキスの中、千恵さんの右膝が俺のチンポを刺激し続けるので俺のチンポは完全に勃起状態となっていた。

千恵さんが唇を離すと
「ギュッとして」
と言ってきた。

俺は言われるがまま千恵さんの背中に腕を回した。

「もっと強く」
そう言われて思いっきりギュッと抱き締めてしまった。

「あぁ・・明彦さん・・大好き・・・」
そう言うと再び唇を重ねて、俺をギューッと抱き締めてきた。
そして激しく右膝で俺のチンポを刺激してきた。

俺はもうムラムラしてしまってすぐに押し倒したい衝動に駆られた。
しかしそんなことをしたら最後だ。絶対駄目だ。そう言い聞かせながら何とか抱き締めている手を離した。

手を離した途端、千恵さんに手を掴まれ
「触っていいよ」
そう言われたかと思ったら俺の手を取って千恵さんの左胸に導かれた。

・・え・・・

千恵さんの胸を触るなんて絶対駄目だ。許される訳がない。
しかし胸に置かれた俺の手はそこから離すことができなかった。
普段一緒に働いている千恵さんの胸・・・
そう考えると更に俺を興奮させてきた。
俺の手は次第にゆっくりと千恵さんの胸を揉み始めてしまった。

「あんっ!」
千恵さんの声が聞こえて更に興奮し、胸を揉む手に力が入っていった。

千恵さんは右膝で俺のチンポを刺激しながら俺の左太股を手で擦っている。
その手は俺のチンポを触る寸前のところまできていた。

「明彦さん・・・触っていい?」
手で太股を擦りながらそう言ってきた。

もう今にも触ってほしい状態だったが俺からそんなこと言える訳がない。

「そ、それは・・まずいでしょ・・」
俺はボソボソっとなんとか返事をした。

俺のチンポに触れるギリギリのところを擦りながら
「じゃ、ちょっとだけならいい?ちょっとだけ」

そんなことを言われたら断ることなんかできるはずがなく、首を縦に振ってしまった。

その瞬間、千恵さんの手がズボン越しに俺のチンポを掴んだ。

「ああっ!!」
突然の快感に思わず声がでてしまった。

「明彦さん・・固くなってる・・」
そう言いながらズボン越しに俺のチンポを上下に擦ってきた。

ものすごい快感だった。
しかもさっきまで膝で刺激を受けていたので、すぐさま射精してしまいそうだった。
しかし、こんな状況で射精したらパンツもズボンも精液まみれになるので
ズボンが汚れるから待って と言おうと

「ま、待って。スボンが・・」
それで通じたのか千恵さんの手が離れた。

ほっとしたのもつかの間、千恵さんが俺のベルトをカチャカチャと外してきた。
千恵さんは俺がズボンを脱がせてと頼んだと勘違いしているに違いない。

やばい・・これはやばい・・・

そう考えている間も千恵さんの手は動き続け、ファスナーを下げるとズボンを脱がせにかかった。

「腰上げて」
そう言われて腰を上げてしまうと簡単にズボンが足元まで脱がされてしまった。
そしてすかさずパンツに手をかけてきた。

・・え??ちょっ!!まずいって!!・・

しかしその空気には逆らえず、あっけなくパンツも脱がされ、天を向いている俺のチンポが露わとなった。

再び千恵さんが俺の太股に座り込む。
千恵さんのあそこの温もりが俺の太股を通じて伝わってくる。

「明彦さんの・・・」
そう言うと俺のチンポを弄りながら見続けてきた。
彼女以外の人にチンポを見られるのはショックだったが、別の快感が押し寄せてきたのも事実だった。
俺のチンポをマジマジと見続けながら弄っていたかと思ったら、突然チンポを握って上下に扱いてきた。

「え?あああっ!!!」
快感の喘ぎ声が漏れてしまった。

「気持ちいい?」
そういうとスピードを上げて扱いてきた。
さっきから弄られていたことと、経験が浅せいか、4?5回上下に扱かれただけでイキそうになってしまった。

「あっ!ちょっ!ちょっと待って!!」
俺は慌てて手を止めてもらった。

こんなので射精してしまったら恥ずかしいし馬鹿にされそうだ。
千恵さんは手を止めると不思議そうな顔で俺を見た。

俺が射精を堪えながらハァハァ・・と呼吸を整えていると千恵さんの手が再び上下に動き始めた。

「え?ちょっと!?」
射精感が治まっていないチンポを扱かれたため、またもや4?5回扱かれただけでイキそうになった。

「お願い!待って!!」
俺は慌てて手を止めるように言った。

「もしかして・・イキそう?」
千恵さんからズバリと聞かれてしまった。

「え?その・・」
あたふたしながら何て言おうか考えたが、嘘の下手な俺は

「ごめん・・出そう・・・」
そう呟いた。

俺のチンポを握ったまま千恵さんが俺を見て

「へぇ?・・明彦さん、敏感なんだ?」
そう言ってニヤリとした表情を俺は見逃さなかった。
同時に何故か恐怖感さえ感じた。

「そっかそっか・・いい発見しちゃったな」
勝ち誇ったような顔で言ってきた。

俺はその顔の意味が理解できずにいると千恵さんの手が高速でシュコシュコと上下に動き出した。

「えっ? あっ!あっ!!」
またもや4?5回扱かれただけでイキそうになり
「ちょっ!待って!!」
そう言った瞬間千恵さんの手が止まった。

「ハァハァ・・・」
息がかなり荒くなって頭が真っ白になってきた。

するとすぐさま千恵さんの手が高速で上下に動き出した。
「あっ!!ちょっ!!!待って!」
すぐさま手を止めるように言ったが今度はそのまま扱き続けてきた。

シュコシュコシュコシュコ・・・・

「あっ!!出るっ!!!」
我慢できるはずがなく、射精の体制に入った

・・が、そこで千恵さんの手が止まり、俺のチンポをギュッと握り締めた。

射精しようにも射精できない状態にされ、俺は気が狂いそうだった。
千恵さんはニヤリとしながら俺のチンポを握り締めたままこう言ってきた。

「明彦さん・・イキたい?」
突然こんな事を言われ、何を今更?もう射精寸前じゃないか!
俺は迷うことなく
「うん!」と答えた。

「お願いしたらイカせてあげようかな」
そんなことを言われたが既に俺の理性はなく
「お願いします!イカせて!」
そう言ってしまった。

そして更に
「来週一日私に付き合ってくれる?」
そう言われ、何をこんなときに!!
「わかったから、早く!お願い!!」
もうイカせてくれるならどうなってもいいという感じだった。

「ふふふ。可愛い。」
勝ち誇ったような顔でそう言うといきなり俺の視界から消えた。
あれ?と思って下を向くと丁度千恵さんの口が俺のチンポを咥えるところだった。

「あおっ!!!!」
温かいものに包まれ、ものすごい快感が押し寄せてきた。

ジュプッジュプッという音をたてながら千恵さんの顔が4?5回上下に動いたところですぐにイキそうになり

「あっ!!駄目!!出ちゃう!!」
そう言い終ると同時に

ドクン・・ドクン・・ドクン・・と千恵さんの口の中に大量の精液を放出した。

最後の一滴が出終わるまで吸い取ってくれ、言葉では表せない快感だった。

全て出し終わるとチンポから口を話し、精液を口に含んだまま流しのとこまで歩いていった。
流しに付くと口から俺の精液を吐き出している千恵さんの顔が見えた。

うがいが終わるとこっちに戻ってきて、俺の縮こまったチンポを触りながら
「気持ちよかった?」
と聞いてきた。

俺は「うん。」と答えるしかなかった。

そして千恵さんがキスしてきてその後俺の耳元で

「私ね?・・明彦さんのこと奪い取ることにした。」
そう告げられた。

「来週の約束忘れないでね、今日は一緒にご飯食べて帰ろう!」
そう言われ、断る理由もなく食事に向かった。
俺の隣には俺の腕にしがみつきながら歩く千恵さんがいた。

俺はとんでもないことになったと思った。

その日は罪悪感であまり眠れずに火曜日になった。

火曜日も当然のように残業だった。
そして千恵さんも・・・

二人以外誰もいなくなり、7時を過ぎた頃、千恵さんはこちらに向かって歩いてきた。

コピー