04月29

理学博士で恋愛カウンセラーとしても活躍中のぐっどうぃる博士と

して欲しいことを3回に1回は伝えて、ほめる

博士:気持ちよくないのに、気持ちいいと伝えていると女性もだんだん辛くなっていきますよね。関係性の最初のうちは餃子の例と一緒で全部食べないといけない。だけど、だんだん「こうして欲しい」って言うのはアリだと思います。

あと、こうしたら気持ちいいって女性側が気づいているといいですよね?。例えば「ここをこうして欲しい」っていうのを、その場で男性にしてもらう。で、してもらったら、その場で、メチャほめるっていうね。

荻原:難しいですね?。

博士:難しいですよね?。勇気いりますよね?。

荻原:どこがどう気持ちいいか自分の身体でもわからない女性って多いですよ。だから難しいですよね。

博士:そっか?。女性は自分で触ったりしないんですね。
女性で結構ダメ出しして終わる人も多いですよ。

荻原:え?どんな?

博士:「全然気持ちよくない」とか「もっと色んなことしてよ」とか。ダメ出しだけして、男性を教育している気分になっている女性もいますよ。

荻原:セックスでダメ出しだけしていたら、男性はもうその女性とセックスしなくなりますよね。

博士:でもダメ出しできないと、辛いセックスになっちゃうじゃないですか。僕が思っているのは、ダメ出ししたとしてもダメ出しで終わらないことなんですよ。

例えば濡れなかったら「痛い、痛い」だけで終わると、男性は引くんですよね。で、「こうしてくれると濡れる」と伝えてもらって、いろいろと要望通りにして、女性が濡れてきて、感じて声を出してくれたりするといいんですよね。

荻原:これってハードル高いですね。伝えることも出来ない女性も多いし……。

博士:難しいですね?。毎回要望を伝えてこられると“俺ってダメなんだ”って思ってしまうんですよね。高度ですね。女性の場合は自分の価値を認めてもらいたいんですけど、男性の場合、俺の能力、俺のテクニックを認めてもらいたいんですよね。

それで、“俺のテクニックで女性に感じてもらった”って証明したいという欲求につながるわけです。

荻原:“あなたのせいで私、セックスを好きになっちゃった”っていうのがいいんですよね。

博士:それ、すごくいいですよね。「あなたが狂わせた」っていうね。

●セックスの最中に男性の目を見る

博士:例えば最近あった恋愛相談なんですけど、フェラチオしているときに「俺の目を見ろ」と言われると。すべてのアダルト動画がそうしているから、そういうもんだと思ってる男性は多いと思います。

荻原:目を見つめるっていうのは、アダルト動画っていうのもあるでしょうけど、女性の目を通して、自分を見ているというか、肯定されているっていう感じもあるんじゃないですか?

博士:そうかもしれない。一方で、男性は安らぎも欲しいと思っているんですよ。例えば中折れしても、面白くない話をしたりして、男性が自信をなくすようなことをしても、彼女に受け入れられているって感覚が“安らぎ”です。

荻原:絶対的に自分を肯定してくれる相手ってことですね。

博士:なんて言うかな、彼女に“あなたすごい”って思われなくてもいい関係。

例えばセックスレスってあるでしょ。あれって彼女に萎縮している状態だったりします。怖いっていうか、パートナーとしての存在というより、自分のボスみたいな、上司のように感じるとセックスレスになる。
だから安らぎも関係の継続に重要だと思います。

荻原:付き合い初めの段階ではなく、付き合いが続いてから欲しくなるのが安らぎなんですね。

博士:そう。普通にセックスもできるようになってから欲しくなるのが安らぎ。それってアダルト動画にはない要素ですよ。長く関係性を継続させるには、それが必要になってくると思います。
コピー