06月14

THE・薄布

「ねえねえ、コスプレプリクラだって。撮ろうよっ。」
クミは目をキラキラさせながら健一に言った。

「ええぇ。俺は恥ずかしいから、クミだけ撮れば?」
二人はゲームセンターの角のプリクラコーナーで立ち止まった。
クミと健一は大学のサークルで出会い、やがて付き合うようになった。
平日の真っ昼間だが、今日はお互い講議がなかったのでデートをしていた。
付き合いはじめてまだ一ヶ月。
なんとなく初々しい、カップルだった。

「婦人警官だって。あっ、花嫁さんなんかもある。」
最近のプリクラは何かと進化していて、コスプレ用の衣装を貸し出している機械もあった。
もちろん更衣室ある。
クミは何かを選び、更衣室で着替えているようだ。
平日の昼間なので、人はほとんどいない。

カウンターの中であくびをしているスタッフが一人と、
みるからにフリーター風情で小太りの中年男が格闘ゲームをしていた。

「じゃ?ん、どう?」
セーラー服を来たクミが更衣室から出て来た。

「超可愛いじゃん」
クミはつぶらな目の童顔なので普通に似合っていた。

「えへっ、じゃあ撮ろうよ」
二人はプリクラ機の中に入った。
入るやいなや、健一は後ろからクミに抱きついた。

「まじ可愛い……よ」
クミの耳もとで息を吹きかけるように、健一は言った。
クミも突然の事に、動揺しているようだ。

「もっ……もう、お金入れるよ。」
百円玉を入れて枚数などえらんでいるが、健一はクミの首筋を舌の先ですーっと舐めた。
二人はキスまでで、セックスはまだした事がなかった。

「あっ……」
震えながらクミは反応してしまった。

「ん、何?」
とぼけながら健一の手は服の中に侵入して、ブラジャーからクミの乳首を摘みだした。

「はやくプリクラの大きさ、決めろよ」
「ぅ……うん……」
何ごともないように健一は話しているが、
その指がコリコリと乳首を刺激する度にクミは小刻みに震えた。

(人は少ないけどこんなところで声だしちゃ、気付かれちゃう)
「や……健ちゃん……」
健一の片方の手はスカートの中、いやクミのパンティーの中にも侵入していた。
公共の場所である事と、健一が初めてこのような大胆な事をするのですでにクミは感じていしまい、
パンティーの中の割れ目はトロトロになっていた。
指先で穴のまわりの花びらを、なぞるように触った。

「くぅ……っふ……んあはっぁ。」
必死でクミが声が出そうになるのを我慢した。

「ほら撮るぞ。」
カシャ。

プリクラは、そんなクミのいやらしい顔を捕らえた。
健一の指先は割れ目のてっぺんのぷっくりとした蕾に達していた。

「きゃんっ、け……健ちゃ……ん、ダメだよぉ。」
健一は何も言わずそのとろとろの穴に指を突っ込んだ。

「あぁぁんっ」
健一の指はクミのマ○コをかき回し、Gスポットを刺激しており、
クミはヒザがガクガクなってとても立てる状態ではなかったが、
健一が後ろから抱きかかえているのでもたれるかたちになっていた。

そのとき隣のプリクラ機に、女子高生が数人やってきた。
おそらく授業をさぼって遊び歩いているのだろう。

「ねえねえ、何のモードにする」
一台、一台、中は見えないように機械に布でかぶさっているが、
すぐ隣のプリクラの機械に女子高生がいると思うとクミの鼓動は速くなり、
健一の腕から逃げようとした。

しかし、それを健一は許さなかった。
すばやい速さで自分のズボンのファスナーを開け、そそり立った自分のペニスを取り出した。
そしてつぎの瞬間、もうぐしょぐしょになっているクミの蜜壷へ、一気に突っ込んだ。

「あああぁん!」
カシャ。

クミは思わず声を出してしまったが、プリクラの撮影をする音と、
となりのプリクラ機から流れる音楽と重なった。

「クミ……はぁっ、クミ、むちゃくちゃ気持ちイイ。」
隣の女子高生のはしゃぐ声がさらに健一を興奮させた。

「はぁっん、け……健ちゃん、はぁっ。」
健一はクミの片足を持ち上げさらに動きを速めた。
プリクラの撮影画面にはクミのいやらしいマ○コも、更には出し入れしてるペニスも写し出されていた。
さらに激しく腰を振る健一。そして──。

「イク!」
カシャ。
ドクドクと勢い良く液体が流れ出るのを、クミは子宮で感じていた。
1分後、いやらしい二人のプリクラは無事でてきた。


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